莉禰

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『光と闇の狭間で』


報われる瞬間を待っている

生きたいも死にたいも知らぬまま
当たり前の明日がなくなって
形骸化した恋しさの塊を積み上げる

迎えなんて来ないことは
きっと始めから知っていた

それでも、いつか、いつかは

掬い上げられる川の水のように
その腕に抱かれたいのだ

12/3/2022, 7:04:23 AM