『優越感、劣等感』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
酷い人よ。私なんて。
だって、アンタに好きな人が出来たら面白くないの。
アンタの惚気なんて、聞きたくないわ。アンタ、随分お幸せそうなんだもの。やんなっちゃう。
まあアンタは、私がいないとダメなのよ。だって、好きな人の自慢は、私にしか出来ないのだから。知っているわ。アンタのお友達は、私だけなんだから。
残念ね、彼女。彼女は、アンタの一番のお友達になんかなれないんだから。アンタはいいわね、誇らしいわね。好きな人の話を、アアウンソウ、なんて聞いてやるのなんて、私しかいないんだから。
ところで、ねぇ、アンタ。
私、酷い人だから、アンタの彼女に、言っちゃった。
アンタの彼氏、結婚するそうよ。アンタと。ハイって頷いてやりなさい。って。
ね、私,酷い人でしょ?アンタのとっておき、奪ってやったわ。だってもう、私やんなっちゃったんだもの。いつまでも、いい返事ばかり返してやれないわ。私、アンタの一番になれなかったんだから。
くだらないプライド
大きな自尊心
抱えて走るにはあまりに重い
ラジオ体操のあと
サンダルでするかけっこ
ただひたすら夢中で
ゴールだけを求めていた
くだらないプライドも自尊心も
気にならないくらい
夢中でありたい。
「優越感、劣等感」
私の気持ちの大半を占めている劣等感。
まずは、見た目。うーーん、残念。
これは、母に似てしまったゆえであり、私にはどうしようもない。そして、その残念な顔をどうこうしようとも思ってない。そして、能力。これまた残念。
好きな事には、とことんなのに、苦手分野を開拓する気はまるでない。
そんな私であるからして、優越感なぞ、持った事はない。ただしかし、一時期仕事にしていたテンキー入力。あれは、素人で入ったわりには、努力して何度か仕事として成り立ったので、優越感ではなく、頑張れるんだなと。
優秀なのに、顔身体ともに恵まれていて自覚の無い少数の人達。素晴らしい!!わけてくれぇ。笑
優越感、劣等感
何か得意なものってあったかな…家事は出来ないし、特別なスキルも無いし、なんなら、ノートの罫線を定規をあててもきれいになぞれないし、コンパス使っても円がいびつになる…
こうして見ると、劣等感しか無い…でも、この、同仕様も無いこの不器用が、誰にも負けない、優越感かも知れない…
今日のお題。優越感、劣等感。
あの時の劣等感を覚えている
机の上のぐちゃぐちゃトランプと、手の中に残ったジョーカー。沸騰するような怒りと、熱くなる目頭。
嬉しくもなんともなさそうに、「つまらない」と言ったあの人。行き場のない想いを掻き消すように、
私はトランプを片づけた。
だからこの空間を守りたい。
ニヤニヤと笑っている私と、喜んでいるあなた。机の上のぐちゃぐちゃトランプと、手の中に残ったジョーカー。
やっぱり心の中は、劣等感と優越感、きっとその2つそれぞれなのだろう。でも私は笑っている。
あなたが笑っているから。面白かったと思っているから。その感覚を噛み締めるように、私はトランプを片づけた。
あの優越感を知っている
手の中に残った狼と、勝利を告げたゲームマスター。怒りそうなあの人達と、呆気にとられる外野。
ゾクゾクするような快感と、少し歪んだ私の表情。これが優越感だろうかと考えながら、私は皆に片付けを呼びかけた。
だけどこの感覚は違うだろうか。
悔しそうなあなた達と、それでも聞こえる賞賛の言葉。手の中に残った狼と、勝利を告げたゲームマスター。
やっぱり心の中は劣等感と優越感、きっと2つそれぞれしかなり得ないのだろう。だから私は笑っている。
温かい感覚が残っている。跳ねるような喜びがある。これも優越感かと実感しながら、私は皆に片付けを呼びかけた。
優越感を感じたことはあまりない。
劣等感だらけで自分を責めて周りと比べてしまう。
自分は凄い人間ではない。
平凡な人間だ。
根性あるねと言われるが別にそこに優越感を抱いたことはないし劣等感をバネにして頑張ろうなんて大層な考えじゃない。
ただ必死にしがみついて精一杯生きてるだけ。
それだけなんだ。
私はリレーをした。私はは1位だ、だけれども親友は4位の最下位だった。私は親友に勝ったと思った!
【優越感、劣等感】
誰かに創り出された箱庭に閉じ込められた
暗闇の中の孤独はきっとそんじゃそこらの人と
比べものにならない程知っているだろう
それこそ”寂しいんでしょ””欲しかったんだね”と
何一つ理解出来ていない脳みそから発せられる
稚拙な言葉を投げかけてくるような奴等なんかと比べれば特に
だから、きっときみのいる場所のことも
きみが与えられたものに対する感情なんかは
きっとそんじゃそこらの人よりも解るはず
だからその辺の人よりきみに近いと勝手に思ってるんだ
きっと僕らあの時はとても近い場所に居たから
きみの声がいち早く届いて
僕の壁も通り抜けたんだろう
だけど、今きみが抱えている感情も感覚も
きみが居るその場所だって
僕は少しも知らない
2024-07-13
優越感、劣等感。
私は、いつも何か自慢できるような事は無い。平均以下な事ばっかで平均以上は何も無い。私の思う平均値が高いのかもしれないけれど良いところが無い。
「体型がもう少しだけ良ければ」
「運動神経がもう少しだけ良ければ」
「絵をもう少しだけ上手く描けたら」
「顔がもう少しだけ可愛かったら」
「歌がもう少しだけ上手ければ」
本当に「もう少しだけ」でいいのに「もう少しだけ」が欠けていた。あと1欠片なのに。神様は味方してくれなかったのかな。
でもね、こんなネガティブな私がねいつも思う事があるの。
こんなに体型も運動神経も絵も顔も歌も下手なのはきっと神様からの試練なんだよ。今の私はマイナスな事ばっかりな「自分」だけど、きっと来世の「自分」は体型も運動神経も絵も顔も歌も、もう少しだけ良いはずだからマイナスな自分を経験している最中なんだよ。あとね、自分は気づいてないだけで、皆んなより上手いことあるはずだから。
って言い聞かせてる。あと80年ぐらいだと思うしマイナスな自分を経験中だと思って過ごしてくるね!
優越感…
車で左のレーンを走っていて
右のレーンより進みが良い時
劣等感…
シミ無し シワ無し タルミ無しの
子供の顔を見ている時
✴️87✴️優越感、劣等感
フィクション【覆水盆に返らず】
蒸し蒸しと暑い夏――日本特有の嫌〜な夏。
親やクラスメイトに付けられた傷にジリジリと汗が染み込んで、身体中が痛い。
私、もう無理なのかもしれない。
ご飯が喉を通らない。上手く笑えない。手の震えが止まらない。楽しい記憶も今の辛さで黒く塗り潰されてないし、もう、死んでもいいんじゃない?
私の唯一大好きだった兄は、私が保育園生の頃、まだ小学四年生という若さで死んだ。それは私を保育園から引渡しに行く狭い通路を歩いている時、何者かに兄は刺されたからだ。
私が生まれた頃にはもう、最悪な家庭環境で、小さな頃から保育園に迎えに行ってくれるのは兄だった。
仲良く手を繋いで、笑顔で保育園の話をしていた所を刺された。
もし――もし私がどうでもいい話をしていなかったら?
もし私が手を繋いでいなかったら?
もし私が広い道から行きたいと言っていたら?
もし私が保育園に通っていなかったら?
もし私が妹じゃなかったら?
もし私が生まれてこなかったら――兄は死んでいなかった。
全部全部、私が悪くて、死ねば良くて、世界は悪くなかった。汚くなかった。私の心の方が汚かったんだよ。
グシャッ。
「……ここ、どこ?」
目が覚めると、青空の広がる空間にいた。なにもなくて、心だけがあるような。
まさか、天国? ふーん、なんだ。結構綺麗じゃないか。
「愛……?」
私の名前。
その名を呼んだのは――兄だった。
「お兄ちゃん……! お兄ちゃんなの?! 私……私! ごめんなさい! ごめんなさい! 私が悪いの! 私のせいだよ! 」
「愛! そんなこと言うな! 愛は悪くない。何も悪くないよ。俺は幸せだ、愛と会えてもっともっと幸せだよ」
「お兄ちゃん……。ねえ、ここは天国なの?」
私が兄に聞くと、兄は、質問には一切答えず、ポケットから小さな紙を取りだした。
「……っこれ。俺がサンタさんへ向けて書いた紙なんだ」
――さんたさんへ
さんたさん。おれに妹をください。たくさんあいをもらえる妹をください。たくさんかわいがるし、しあわせにします。きらいなままとぱぱよりも、ずっとずっとあいします。やくそくします。だいすきってたくさんつたえます!おれがままたちにしてもらえなかったことをたくさんしてあげます! てをつなぎます!やさしくします!おかしをわけてあげます!だっこしてあげます!ぎゅーってします!ちゅーします!ぜんぶします! ふゆより。
ポタッ。
私の涙が手紙に落ちた。
「お兄ちゃん……」
「全部俺のせいなんだよ。俺のせいで嫌な親の元で生まれて、愛して貰えない子に育って、幸せになれなくて、死んだ。全部全部おれのせいだ! ごめんね、ごめんね、俺のせいだよね。だから――」
兄は私のことを抱きしめた。温かいはずなのに、暖かくない。まるで、空気のように感じてしまう。
「こんな兄を許してください」
「……なんだ……。全部お兄ちゃんのせいだよ。お兄ちゃんがいなければ何が愛か知らないでいれた。お兄ちゃんがいなければ、これが普通なんだーって気持ちで生きれた。全部全部、お兄ちゃんのせいだよ……。お兄ちゃんのせいだ……。あぁっ! うわぁーん! お兄ちゃんのせいだ! やだよ! お兄ちゃん、一緒にいれるよね!離れないよね!愛してくれるのよね! 」
醜い。愛を貰える子供に劣等感を抱く。
「ここはね、天国さ。天の国。愛には愛の国で生きて欲しかったなあ……」
兄の姿が消えていく――溶けていく。
「なにそれ……。ふふ、お兄ちゃん……やっと幸せになれるのかな」
優越感に浸れる人間なんて、きっとここへ来たら泣いちゃうのかな。あははっ! そんなのどうでもいいか。
私も同時に溶けていった。
消えちゃうの?ここ、天国だよね。私、地獄……?
「冬に生まれたから名前は冬の兄に、夏と名前をつけようとした親を必死に止めて、愛という名前を兄に付けられた妹ねえ……。まあどうでもいいけど」
「どうでもいいって……! この子達には二人専用のお国をご用意致しますよ? 神様」
「だって事実だもの……。ふふ、まあ。かわいい子供達を最後まで苦しめる訳にも行かないね。アイツらはしっぱ作だわ。人殺しにでもして死刑にして地獄行きにでもしとくわよ」
「はあ……。初めからそういうことを言ってくださいよ」
優越感、劣等感
自分を過信して見る10年後
目標ではなく非現実な夢を観て優越感に浸り
しあわせいっぱい
自分を否定して見る現状
叩き付けられる現実を見て劣等感に溺れ
シあわせいっぱい
【書く練習】
[君と僕の散歩道:2初めてのごはん]
おすわり、おて、おかわり、まて……よしっ
君は勢いよくボウルに顔を突っ込んだ
夢中でフードを頬張る
前足がボウルに入ってることにも気づかない
やがて満腹になると、君はうとうとしてすぐに眠ってしまった
あお向けになったお腹はパンパンで、寝息に合わせ上下に動く
ああ、かわいい
叫びたいのを我慢して、そっとスマホのシャッターを押す
突然の連写音が響いてあわててスマホを隠す
君はピクリと動いたが、眠気には勝てずまた夢の中
フォルダの中は君のヘソ天や寝顔でいっぱいになった
君はまてが苦手のようだ
おやつを前にすると小刻みに体を揺らして少しずつ近寄ってくる
口からはよだれが垂れてしまう
そんな姿もかわいくてしかたがない
待たせてごめんね、沢山たべていいよ
たくさん食べて大きくなってね
目が覚めたら散歩に行こう
優越感を持ったところでそれはすぐに劣等感の裏返しだと気づく。
逆に劣等感を持つと言うことは優越感に憧れてしまっているとも言える。
どちらも持たない方が幸せなんじゃないかね。
優越感も劣等感も元を辿れば同じもの。
結局は人間本来の闘争心と言う根本的意識があるからこそ起きる。
私?そんな物持ちたくないね。
そんな物持ってしまったら自分が伸びなくなるから。
自分を伸ばしたいのならば自分のペースでやるのが一番。
たとえ他人からふっかけられようがそんなものは無視するか気にしない事が一番だ。
無視やら気にしなければ相手は勝手に自滅するからである。
結局優越感とか劣等感なんてそんな物である。
他人を気にしたところで自分はどうにもならんよ。
何もしなければ変わらない。
変わりたくないのなら別にそれでも一向に構わない。
変えたいなら優越感やら劣等感に頼らず自ら行動を起こすのみである。
そうすれば大体自発的に伸びていく。
「自分の気の持ち方攻略法」
「優越感、劣等感」が今日のテーマだ。自分の場合、日常のなかで優越感や劣等感を感じるタイミングは、たいてい仕事中だ。例えば、後輩が自分よりも仕事で有能だったり勤勉だったり勉強家だったりすると、ひどい劣等感に襲われる。自己嫌悪で死にたくなるほどだ。逆に後輩の仕事ぶりがイマイチだと、自分の立ち場が安泰になったようで安堵する。我ながらひどい性格である。しかし仕事以外の場面では、そういった優越感や劣等感を感じることは少ない。例えば、自分よりもおしゃれで美しい人や、自分よりもお金持ちや、自分よりも体を鍛えている人と接しても、「ふーん」と受け流せる。「自分はもともと、その競技にはエントリーしていないし」という気持ちだ。もとから競技に参加していないのだから、負けようがない。逆に言うと、自分は「どれだけ勤勉に勉強して知識を蓄え、有能に仕事をするか」という競技に、いつの間にかエントリーしたことになる。いったい、いつエントリーしたのだろう。塾に通って必死に中学受験の勉強をした小学生時代だろうか。なんの競技にもエントリーせず、競争と無縁に生きられたら、さぞかし心が楽だろうな。
平凡な学校生活、自分より出来の悪い人で優越感に浸って、自分より出来のいい人に劣等感に浸る、そんな毎日。でも今は、優越感しか感じない、
「あぁ、やりすぎたな」
『優越感、劣等感』
「おい、劣等生。そっちの気分はどーだー?」
溶岩や枯葉が風に流され、枯れ木や枯れ草が朽ちていく悪魔の巣窟と言われている地獄。
その地獄を見下ろし、悪魔を罵倒し嘲笑う天使達。
「……偽りの優等生、なんだよ。いきなり」
「ははっ、不名誉だなぁ、その二つ名」
あぁクソ、俺が悪魔じゃなければ、生前の行いが良ければ、アイツらを地獄にもっていけたのに。
クソ、クソ。生前の俺が憎い。
そんな劣等感に包まれるのを隠しながら、ある意味悪魔の奴らの話にのる。
「早く、仕事をしろよ。堕天使共め」
「堕天使って、まだ落ちてないんですけど〜?」
「それな〜」
「そちらはぼっちなんですか〜?」
ふつふつと沸いてくる怒りを堪えようと、俺は深呼吸をする。
深呼吸を終え、前を向き仕事を行う。
アイツらを相手してるなら早く仕事をした方が後に休憩できて楽だからな。
後ろの上から聞こえる「つまんねー」という飽きた声々に俺は勝ったと。少しの優越感を感じ、内心で「こっちの方が大人なんだよ。ガキが」とアイツらを嘲笑ってやった。
優越感と劣等感。
難しくてよくわからない。
考えてみても、意味は分かるのに、
よくわからない。
自分があいつより上だという優越感
自分よりも先に進むあいつへの劣等感
平和の象徴を終わらせてしまった俺が
人間を"救えなかった"俺が
英雄になる資格は
そんなクソ野郎の俺よ
下ばっか見てる暇
ないだろ
上を見るな
下を見るな
振り返るな
前を向け
優越感も劣等感も
英雄には要らない
#2024.7.13.「優越感、劣等感」
爆発hrak。
途中田中さん乱入してます。気づいたかな。
優越感も劣等感も、ヒーローなら、なるべく感じない方がいいよなと思った。優越感も劣等感も感じてる暇に、隙ができるよな…って。
今日最新話見ました、雷の爆発に対する信頼好き。鷹と3車の、ふざけ合う(一方的)ときも協力するときもあるこの関係好き。愛しかない。
文字が書けない
間違えばかりする
よろけた文字
周りからの批難するような目
けど
絵が描けた
上手く手を動かせる
美しい線
周りからの期待の眼差し
正解のない形は、間違いばかりの形から
僕を救ってくれたんだ。
〜優越感、劣等感〜