優しさ』の作文集

Open App

優しさ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

1/28/2024, 3:13:03 AM

『優しさ』


優しい人がこの世に溢れていたら、さぞ平和だろう。
だけど、優しい人と醜い自分がいる。
どんどん比べてしまい、どんどん差が広がっていってしまう。
そして、「優しい人」という仮面を被る。

嬉しいよね。優しくされたら。
だけど、私には優しさなんていらない。
ただ、私のそばにいて欲しい。
励まして私の惨めな背中をさすらないで。

本当の優しさってなんだろう。

列を並んでいる時、困っている子供がいたから、私の前に入れてあげた。
喜んでいる子供がとても愛おしかった。
だけど、色々な人から「こんなんじゃいつまでたっても順番が来ない‪!」「並んでいる人に失礼じゃないか」と言われる。
だんだん、どうやって優しくするのが正解なのかが分からなくなっていまう。

誰か助けて。
優しい人がいるなら、
優しさで迷っている私を救い出して。
わかんないよ……。

1/28/2024, 3:05:06 AM

優しさ

「生徒会長 これ部費の計算合わないんです どう計算しても もう一回計算し直しさなきゃ駄目ですかね?」

「そうねえ...」私は、渡された計算書に目を通す。

(これは、もう一度やり直した方が良いかもしれない...) 私は、聞いて来た
会計の人にやり直しを頼もうと顔を上げる

「これ もう一度....」私がそう言い掛けた
時 「終わった 早く帰ろう!」別の子が
会計の子に話し掛けた。

「えっと...」会計の子が困った顔で
その子を見る。

私は、それを見て 咄嗟に...
「私がやって置くから帰って良いわよ!」
会計の子が私を見て 戸惑った表情を見せる。

立ち止まる様に動きを止めるが
私は、もう一度同じ言葉を繰り返し
会計の子を促す。

「友達を待たせたら悪いわよ 大丈夫!」

会計の子は申し訳なさそうに私に頭を下げると 友達の子と連れだって 生徒会室を
後にした。

私は心の中で またやってしまったと
胸の中でため息を吐く

そうして部費の計算書をもう一度
資料の方と照らし合わせて 電卓を叩く



放課後 夕日が差し込み 空が紫と赤の
コントラストを作り出した時

私は、校門を潜ろうと足を踏み出すと...

校門の壁に寄りかかる様にしゃがむ
人影が映った。

私はその姿を見て苦笑して...

「また先生に呼び出されたの?」

「うるさい!お人好しに言われたく無い」

そこには、制服を着崩して ボタンを緩め
制服の上着を肩に掛けて
不機嫌そうに私を見上げる
幼馴染みの姿があった。

また喧嘩でもしたのだろう...
私の幼馴染みは、所謂 不良と言われる
部類の人間だ。

でもこうして 呼び出されて遅くなったからって ついでみたいに私を待っててくれる。

その優しさを知る人は、あまり居ない
同じ様に....

「また 仕事引き受けたのかよ!
お人好し!」

私が必要以上の仕事を引き受けてしまうと
言う性格を分かってくれる人もあまり
居ない....

私は、幼馴染みを見上げて苦笑し....
「じゃあ帰ろうか...!」と幼馴染みを
促し先を歩く

幼馴染みは 不機嫌そうな顔をしながら
私に付いて歩く

こうやって自分の事を分かってくれる
人が一人でも居る事が たまらずに嬉しい
事だった。....。

1/28/2024, 3:03:26 AM

【優しさ】


触れていたい君の優しさに。
君は、誰にでも優しかった。
動物にも、負け組にも。
そんなある日、君はベンチに座っている私に声をかけてくれたよね。
あの時、本当に嬉しかった。
私は、人間とは恋愛できない猫だけど。
初めて人間と恋愛したいと思った。
君が優しいから。

1/28/2024, 2:35:43 AM

優しさ
どうしようもなく、苦しくて。
どうしようもなく、悔しくて。
どうしようもなく、悲しくて。
どうしようもなく、つらくて。
そんなになっているのに、言葉で言い表せなくて。
薄暗い部屋の隅っこで、うずくまって泣いている私に。
何にも言わずに寄り添ってくれた、あなたの優しさが。
どうしようもなく、嬉しかった。

1/28/2024, 2:35:13 AM

「バ▽ァリンしか浮かばん。以上」
相変わらず自分に対してベリーハードなお題が多い。某所在住物書きは某防災アプリで強震モニタをぼーっと見つめながら、しかしいい加減「優しい」のネタを探さなければならないので、ひとまず、テレビの情報に耳を傾けている。
「苦しい思いをした人は、その分優しくなれる」と聞いたことがある。ぶっちゃけ事実かどうかは知らぬ。

「だって優しさ、『優しさ』……?」
災害ボランティアは、優しさというより、使命感とか人を助ける正義感とかの方が多くないか?
物書きは防災アプリを閉じて、今回のお題をネット検索にかける。上位に出てきたのは同名の歌であった。

――――――

長いこと一緒に仕事をしてた先輩が、昨日、バチクソ疲れた様子で出勤してきた。
理由は悲惨で、先輩らしいっちゃ先輩らしい。
今まで楽な仕事だけやって、残りの面倒な仕事を全部部下に丸投げしてたゴマスリ係長が、
「次に不当な丸投げが見つかったらヒラに落とすからな」って職場のトップに言われて、
面倒な仕事も自分でやるようになったところ、
あんまりブランクがあり過ぎて、成果が成果で全部クソで、それを係長の仕事丸投げ先だった先輩が全部チェック&修正をかけたのだ。

おひとよし、といえばおひとよし。優しさといえば優しさ。先輩は「仕事を予定内の期間で終わらせるためには仕方無い」って言ってた。 まぁ優しい。

「よく考えてみろ」
翌日の東京は朝からなんか揺れた。
「ゴマスリしか特技の無い係長に、今からあの量の仕事をやらせてみろ。大惨事だぞ」
東京湾震源、最大震度4、マグニチュード4.8。
揺れで目が覚めて、先輩の「無事か」メッセで起きて、朝ごはん作る気力無かったから、先輩のアパートにご厄介になった。
いわゆる私と先輩の、生活費節約術だ。私と先輩で5:5想定で現金だの食材だの持ち寄って、先輩の部屋で2人分、一気に一緒に作ってもらうのだ。
先輩今日もよろしくお願いします。
「金曜日1日分の仕事だって、チェックと修正に数時間かかったんだ。それがずっと続いたら、終わるものも終わらないし、期限だって守れない」

「仕事できないのは、今までやってこなかったゴマスリの自業自得じゃん。放っといて、ヒラに落ちてもらえばいいじゃん」
「同じことを昨日、隣部署の宇曽野にも言われた」
「放っといた方が、最終的に絶対ウチの部署、安泰だよ。先輩の仕事量も減るよ」
「それも言われた。同感だが、同感だがなぁ……」

どうせ人事と往生際の悪いゴマスリとで、数週間モメるのがオチだ。そこに巻き込まれるのイヤだぞ私。
ウンザリしてそうな顔の先輩が、ぽつり。本音を呟いて、鍋の中身を私によそってくれた。

今日のメニューは、珍しく低糖質でも低塩分でもなく、先輩の実家のおばあちゃんの味だという、汁なし卵そうめん。あんかけみたいなトロトロ卵が、麺つゆとか和風出汁とかを、そうめんと一緒に混ぜ込んで、あったかいし優しい。
……なんかデジャブな味(なお何の味がどこでどのお店に引っかかってるかは不明な模様)

「おつゆ無いんだね」
「飲まずに捨てるスープの分の水道代も、それを沸騰させるための光熱費も浮く」
「節約に優しい」
「微々たる金額だがな。優しいといえば優しい」

昔々、物資の絶対量が少なかった頃の知恵さ。
先輩はそう言って、自分の分のそうめんをちゅるちゅる。懐かしそうに食べてる。
きっと、優しさあふれる、でもちゃんと節約志向で経済的なおばあちゃんだったんだろうな。
最初から核家族だった私は、ちょっとだけ、ホントにちょっとだけ、先輩をうらやましく感じた。

「作り方 is どうやって?」
「最小限の水と少しのマーガリンでそうめんを茹でて、麺つゆチョロリに顆粒カツオだしパッパ。水がほぼほぼ飛んだ頃、最後の予熱で卵ジャカジャカ。固まり過ぎない程度に」
「なんて?」
「ばあちゃんがそう言っていた」
「意外と、なんか、意外と……」
「残ったトロトロ卵に白米ドンで、ザカザカ混ぜたのも好きだった」
「はくまいください……」

1/28/2024, 2:25:35 AM

本当の優しさは
作るものではないと
君が僕に教えてくれたんだ

誰にでも優しさを振りまいて
無理に笑っていた僕に

本当の優しさは作るものじゃなく
相手を心から想うことができた時に
自然に生まれるものだよって…

君のその何気ない言葉が
僕の心に響き渡って…
本当の優しさを君から貰った

初めてだったんだ
人を心から愛しいと想えたのは

君を好きになっても…いいかなぁ

1/28/2024, 2:15:27 AM

優しさは、やっぱり人に必要なもんだよね。
でも、みんながみんな持ってるわけじゃなかろうし
それだけじゃあ生きていけない。
強さは優しさってゆーけど、
わたしは、優しさは厳しさかなって。
その人を思っているから、厳しく指導したり、
物事を教えるんだよね?
それが、きっと本物の優しさかな。
もちろん、強さも優しさだと思うけれども……。

1/28/2024, 2:13:52 AM

「いやー!この前道路のど真ん中ですっ転んでさ!高校生にもなって何もないところで転ぶことある!?恥ずかしすぎて死ぬかおもたわ!!」
 といったときに「え〜!大丈夫?怪我とかしてない??」と返されたときの適切な反応を募集しています。

 こちとら、ちょっとはウケるかなと思って、なんなら笑ってもらうことでこの恥ずかしさも少しは昇華されるかもなんて浅ましい期待をもって言っているというのに、そんなただ優しい言葉をかけられてしまうと笑いも取れなかったという事実が追加されて余裕で二度死ねる。
「あ、あは、うん…だいじょぶ」と返す以外に自分を守る方法はあるのだろうか。いや、ほんとうにおもしろい人はここでめげずに貪欲に笑いをとりにいくのでしょうか。ぜひぜひともご教授願いたいものであります。


: 優しさ

1/28/2024, 2:02:16 AM

優しさ

人は優しさって簡単には出せない。
優しく出来るよっていう人もいるというけど
本当に簡単には出来ないんだ。
あぁ、優しく出来ない自分が嫌いだ。

1/28/2024, 1:55:50 AM

優しさは流体のよう。
 とらえどころがない。

 言わない優しさ、言う優しさ。

 同じ言葉でも発信者と受け手の関係によって、優しくなったり迷惑になったり。

 優しさの皮をかぶった欲望だったり。

 よかれと思ってしたことが実は優しさではなく、ひとりよがりだったと知ったときの恥ずかしさ。
 心の奥にある良く思われたい願望を指摘されたかのよう。

 きっと優しい人は、相手が本当に必要としていることを感じ取れるのだろう。
 根が冷たいのか、そのへんまったく自信がない。
 だから最近は求められたら応えるが、こちらから手を差し伸べるのはためらう。


『優しさ』

1/28/2024, 1:41:26 AM

風やわらか
見落とさないぞ
優しさは
あなたとつくる
日常に潜む


「優しさ」

1/28/2024, 1:34:33 AM

_優しさ_

私は、小学4年生の娘が学校に行っている間に

娘の部屋の掃除をしていた。

すると日記がベッドにおいてあった。

その日記の表紙には優しい言葉と書いてあった。

中を少しだけ見てみると、その日の日付と、

「ありがとう」「ごめんね」

と色々な優しい言葉が書いてあった。

***

1/28/2024, 1:32:32 AM

[優しさ]
 優しさとは何だろう。優しいねとよく言われるがどうして何だろう?
 
 だって、私は優しくないから。人を傷付けてばっかだし、迷惑もかけてる。こんな私が優しくなんかない。自分ばかり考えてる私なんか…。周りからは、どんな私に見えるんだろう。気になるよね…。

1/28/2024, 1:30:22 AM

私の師匠は不器用だ、と思う。

 師匠はいつも私が欲しい言葉をくれない。「大丈夫か?」「つらそうだな」とか言ってくれてもいいのにね。
 でも、私が熱を出した時に、そっとおでこや頭を撫でてくれる手が好きだ。骨が少しごつくて、ひんやりしてて気持ち良くて。
 だからいいんだ。言葉にしなくても私には伝わっている。
 心配だって、早くよくなれって、そう言ってる。

「ふふ」
「まだ起きているのか、早く寝ろ」

 呆れたような、ちょっと怒ったような声。
 仕方ないじゃん。今日も師匠は優しいんだから。
 
「よいしょ」

 頭の位置をずらした。具体的に言うと、師匠の膝の上に移動した。
 師匠は「おい」と迷惑そうに言うけど、きっと迷惑じゃない。甘えられて嬉しいくせに。私は知ってる。

「風邪、うつったらごめんね?師匠」
「俺は馬鹿じゃないが、風邪は引かん。風邪を引いた馬鹿は早く寝ろ」

 ほらね。
 こんなひどいことを言うけど、絶対私を離さない……撫でる手は優しいんだ。




【優しさ】

1/28/2024, 1:26:07 AM

10 ✿.*・優しさ✿.*・


優しさってなんだろう。

上辺だけの優しさ?
ほんとの優しさ?

ほんとの優しいって何?

よく分からない

それが分からないのに、みんな優しいだなんて言う。

都合のいい優しさなんじゃないの?

私はよく分からない

誰か優しさを教えて。

1/28/2024, 1:25:53 AM

『優しさ』

小学校の同級生に嘘つきの子がいた。わたしは芸能界からスカウトされたことがあるとか、有名人に話しかけられたことがあるとか。その子と幼稚園の頃から付き合いがある子によれば、周りがすごいねって言ってたら機嫌がいいからそうしているとのことだった。その子の周りの人たちはみんな優しいなと思っていた。
中学校に上がっても嘘つきは相変わらず、高校は別々になったのでそれからのことはよく知らなかったが、再会はその子のお葬式になってしまった。いじめを受けた末の行動だったそうだ。今となっては、周りがすごいねと言ってあげ続けたことは優しさだったのだろうかと思ってしまう。

1/28/2024, 1:24:56 AM

優しさ、慈愛に溢れる神は全てを赦し、我々は赦しを得て苦しみから解放される。
この辛くて不安な世の中をそうしてその存在に縋り、これからも生きていくのだろう。

1/28/2024, 1:24:29 AM

「君の優しさのおかげで」

落ち込んでいて何も出来なかった。でも、君はそっと私の隣に来て声をかけてくれた。「大丈夫?」と。その一言だけでも私の心は落ち着いた。涙が止まらなかった。誰にも相談できず悩んでいた。「自分のいい所は何?私が生きている理由は何?」私は、人に流されやすい。他の子のように、勉強が出来たり、運動が出来たりしない。何でも中途半端な人間だとずっと思っていた。
でも、君と会ってから私の気持ちは変わった。自分の短所ばかり考えるのでは無く、いい所を見つけると決めた。そのために、一生懸命頑張った。やると決めたことは最後までやり、出来なくても諦めず粘った。そうすることで、出来なかったことができるようになった。自分に自信が持てるようになった。これも全て君のおかげ。あの時、泣きじゃくみながら話す私の悩みを最後まで否定せず聞いてくれた。だから、私は、私自身を変えることが出来た。

君「ありがとう」

1/28/2024, 1:16:13 AM

■ミッドナイト■

ひもじい夜だった。
 毛皮の奥まで冷気が忍込み、僕は必死に丸まりながら風雪に耐えていた。
 今年は暖冬らしい。しかし、真夜中は容赦なく、氷のような風が軒下まで届いている。
家族はどこに行ったのだろう。
 遠くを見ると、同じように耐えている一団がいる。しかし、みんなで固まり合い、さほど寒さは感じていないらしい。
羨ましい。
仕方ない。僕とは違う。
 諦めて目を閉じるが、寒さの上に腹も減ってくる。真冬は畑の作物は少ない。
 そんなときだった。軒下に小さく積まれた物が見えた。 甘い。
神様からの贈り物だろうか。
 必死に食べた。その時、カチカチという音がした。目を向けるが、音の正体は小さな箱らしい。カチカチ。
良く分からないが、神様が観ている合図かもしれない。

翌日も続いた。

ガチャッ

あれ?

「猫に餌やってたの?分かる?」
僕はバタつく。
「やっぱり獰猛だな」
「猫と違って野生だしね」
猫は数匹で固まっている。
友奈は監視カメラの電源を切る。Amazonで買ったやつ。電源を落とす時、友奈を映したのか、音が鳴った。

カチカチ

1/28/2024, 1:11:56 AM

やさしさはおそらく、考える事が出来る生物が持ちうるものだろう。



止まる事なく痛ましい事件のニュースは流れてくる




何処で奪い取られたのだろうか。

何処かで、捨ててしまったのだろうか。

何時、受け取らなくなったのだろうか。

何時でも何処でも受け取れるはずのものなのに、

こんなに難しい贈り物ではなかったはずなのに。

溢れかえれば良いものなのに。

Next