優しさは流体のよう。
とらえどころがない。
言わない優しさ、言う優しさ。
同じ言葉でも発信者と受け手の関係によって、優しくなったり迷惑になったり。
優しさの皮をかぶった欲望だったり。
よかれと思ってしたことが実は優しさではなく、ひとりよがりだったと知ったときの恥ずかしさ。
心の奥にある良く思われたい願望を指摘されたかのよう。
きっと優しい人は、相手が本当に必要としていることを感じ取れるのだろう。
根が冷たいのか、そのへんまったく自信がない。
だから最近は求められたら応えるが、こちらから手を差し伸べるのはためらう。
『優しさ』
1/28/2024, 1:55:50 AM