『優しさ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
ただ僕の夢を見つめてくれるだけで良かったんだ。
誰も他人を理解できない。当然のことだ。だから他人に口出しなんてするべきじゃない。所詮君は君でしかない。
だから別に、僕の夢を壊す必要なんてなかっただろう。
砕け散る宝石のように、段々と大切なものから価値が失われていく。それを眺める屈辱が、後悔が、侘しさが、君にだって分かるだろう。
拾い集めてくれよ。地を這いつくばって一欠片も残さず集めて、繕って、元に戻して返してくれ。
出来ないなら君の夢を砕かせて。
しとしと雨が降る午後3時。家を建てる時にこだわったお気に入りのカウンタースペースに腰掛け、南側のいちばん大きな窓から外を眺めていた。「雨の日に聴く曲」としてアレクサが選んだジャズ曲が、部屋を包み込むように流れる。 本棚から読みかけの本を取り出し、ドライフラワーの栞を頼りにページを開くと物語が目前に広がる。
ページを捲る指が加速する横に、君がコーヒーを置いていく音がした。
【優しさ】
「ほら、横になってみて」
繋がれたままの手を振りほどこうとしてみたが、やはり無駄に終わった。諦めて仰向けに寝転ぶ。
「……あ」
「気づいた? ここだけ木で覆われてなくて、空が見えるの」
光の届きにくかった道中が嘘のように、青空が二人を見下ろしている。
そういえば、空を意味もなく見上げるなんて、子どもの頃でもやっていなかった。
「ね、目を閉じてみて」
「ここで仮眠しろとでも?」
「違う違う。絶対後悔しないから」
ここまで来たら半ば意地になって、ぎゅっと目を閉じた。しょせん意味がないとわかれば諦めてくれるだろう。
呼吸が落ち着いてくると、周りの様子が少しずつみえてくる。
木の葉同士が気まぐれに擦れ合い、かすかながら鳥の鳴き声も時々混じる。身体を撫でているのは風? 歩いているときは全く気づかなかった。それに直接光が当たっていなくても、地面はほんのり暖かい。
眉間の力はいつの間にか抜けていた。眉間だけじゃない、全身を蝕んでいた余分な力さえも少しずつ浄化されているかのよう。
「気持ち、いいわねぇ」
心の中を見抜かれた。
「自然って怖くもあるけど、優しくもあるのよね。いつだってありのままで、人間を迎え入れてくれる」
「優しい人間」とはまた違う。むしろ明確な意思を持たないからこそ、素直に全身を預けられるのかもしれない。
――だって、誰が悪かったのかなんてわからないから。むしろ犯人がいないからこそ、負の感情をどこにぶつければいいのかわからなくて、胸中でめちゃくちゃに暴れて……。
やがて啜り泣く声がノイズとして混じり出しても、優しさはひとつも変わらなかった。
お題:優しさ
あれもこれも優しさと呼んで正当化
優しさと言う名の暴力で
全てを掌握したつもりでいるのか
感謝の見返りを前提としているあいつに
優しさには優しさでやり返せ
『優しさ』
優しさ
余ってるありあまってる
そう思ってた
だからひたすら
毎日有り余る優しさを胸に
振り撒くように
生きていた
でもその時自分への優しさは
一切なかった
そしてどうなったか、
枯渇した
優しさについて
考えを巡らせ
悩み苦しんだ
そこで行き着いた。
人への前に自分を満たさずして
本当の優しさを人に伝えることができるのかと
だから私は学んだ。
優しくありたいと思うならなおさら
自分を大切にすることが
周りへの1番の優しさになるのだと
優しさ
何が優しさなのだろうか。僕はいつも考えてしまう。クラスメイトのペンが落ちたとき、拾ったほうがいいかな。一人の子に優しくしたら、変なふうに思われないかな。
僕はただ単に、周りを気にし過ぎているかもしれない。でも、周りは私を写す鏡でもあると言われる。そう考えると、自分が困ってると思ったら、絶対やったほうがいいと思う。
ところで、僕のお母さんは、よく心配性だと言われる。例えば、お母さんはご飯を出すときに、味薄いかもとか、美味しくないかもとか言ってしまう。すると、お父さんは、すごく怒る。
また、僕が実家に新幹線で帰って来る時、駅から家に歩いて帰る連絡をすると、車で迎えに来てくれる。心配しなくていいよと言っても、言う事を聞いてくれない。
お母さんを見ていると、毎日誰かのために動いていると思う。それは、お母さんがお母さんである所以なのかもしれない。でも、それはいつか壊れそうで、怖いと思ってしまうときがある。
僕はお母さんを尊敬するけど、お母さんのようにはなれそうにないかもしれない。他の人もそうだが、自分のことを自分が一番大切する自分への優しさ。それも大事なことなのかもしれないと思う。
〔色眼鏡〕
「○○って優しいね」
この一言で自分のステータスに“優しい”の文字が追加される。
まわりから“優しい人”として認識されると、
元は心からできていた親切もいつの間にか強制になる。
優しさって人に求めちゃいけないんだと思う。
けど、自分が心細い時、不安な時、
必要とするのは他人のあたたかさ。優しさ。
相手の辛さもわかっているはずなのに。
弱いな、自分。
#優しい:16
優しさ
目に見える優しさ、目に見えない優しさ
優しさには色々あるけど、何か気持ちが嬉しくなるよね
人間でしか味わえない気持ち
些細な事でも優しさを皆に与えられればいいなぁ
テーマ:優しさ #76
ミッドナイト組織。それが僕たち、時を操る能力に体制のある組織の者たち。紫の紋章組織の正体ーー
『終わったぜ、真』
シャドウが下でぺろりと口の端を舐める。
「そうか」
僕は座っていたソファーから立ち上がる。
『勝瑠の居場所に検討は?』
「全く」
『だよな…』
シャドウはガクッと肩を落とす。
「まぁ、見つけられないことはないと思う」
『なんでいいきれるんだよ』
「アイツ等だよ」
僕は指差す。もう彼らの姿はそこにはなく布切れだけが残る。
「何らかの形で情報くらいは共有しているだろう。その情報を辿ればいい」
『なるほどな…って、それ誰がやるんだよ!』
そこが問題…と言いたいところだが、宛がある。
『…ヤツか?』
「あぁ…」
シャドウはハッとなって気がつくと言った。シャドウも知っているヤツ。それは人外のハッカーとも呼ばれるヤツだ。
『アイツ苦手なんだよな。付き纏ってくるし』
「シャドウに魅力でも感じているんじゃない?」
『ケッ。よせよ。そんな柄じゃねぇ』
「それを彼に言えばいいじゃないか」
シャドウは黙る。
『お前には気遣う優しさってもんがないのかよ』
「人外にも、人間にも必要ない」
僕はそう言うと勝瑠家を立ち去る。後を追うようにしてシャドウが僕についてくる。
『悪者になって、殺される。
でもそれは、世界が平和になるために。
みんなのために明日を創る。』
そして、
『悪を討った英雄は生き残り、賞賛される。
彼の騎士となり剣となった。
彼の創った明日を守る。』
嘘つきで、優しかったからこそ、こんな事が出来た。
色々あったけど、最終的には託された。
「二人いればできないことなんてない」
そんな二人の関係が羨ましくて、尊い。
〜優しさ〜
★優しさ
あいつのことは嫌いだ。
いつも小言がうるさいしすぐ怒るしお節介だし
優しさなんて全然ないっ!!
幼馴染へ、
光の国では、あってるけど人間界では、あってないので!!元気かなって心配になります!!
元気ですか?僕は、元気です、
これからいうことは、幼馴染に言いたいことです!!
名前は、出さないけど、伝わっていたらいいな!
まずは、光の国でもお世話になってるすたスタッフさんです、いつも予定を立ててくれてありがとう!!忘れん坊の僕に気を遣って終わる度に連絡してくれてありがとう!!
そして人間界にいる僕を気を利かせて、幼馴染の顔を見せてくれてありがとう、そして
今日好きの番組を復活してくれてありがとう、いつもテレビの前で笑ったり泣いたりして見てます、
次は、幼馴染の今日好きの人に言いたいです!!
幼馴染と、純幼馴染関係なくの感謝を言います!!
一人一人いうのは、疲れるので、思ってることをまとめ言います、
一つめがこんな僕を一番好きって言ってくれてありがとう、二つめが、こんな僕だけど褒めてくれてありがとう、
三つめが、小さい頃からツッコミを入れたりっこんでくれてありかとう、
よっめが時間がないのに遊んでくれてありがとう!!
5個めは、僕以外もそうやけど大切にしてくれてありがとう、
6個めは、僕のためにって言ってくれてありかとう!
ここからは、
僕が感謝では、ないけど、伝えたいことがあるので言います!
幼馴染としては、ずっとラブやったんやけど、
人間を愛せないって気づいてから、
みんな頑張ってるね、ラブじゃなくってもいいよって慰めてくれて少しは、涙もおそまる事ができました、ありがとう、これは、今日好きだけじゃなくって他の幼馴染も言いたかったことだから、、うん、
ありがとう、
幼馴染が大好きで愛してます、
これからも遠い所から応援してるので頑張ってね!
アーチェラー界の僕が幸せです
河井メイシャディリア爽子より、
優しさ…か。
私が一番優しさを感じるのは祖母かな。
私は昔からおばあちゃん子でさ、小さい頃は良く祖父母の家に泊まりに行って、祖母も祖父もいつも暖かく迎え入れてくれた事を覚えてる。凄い嬉しかったな。そんな優しさを今、大人になって思い出すと私は凄く大事にされてたんだって泣けてくるよ。
また、逢いたいな。話したいな。
でも、私には分かる。ずっと見守ってくれてるってことが。だからまた凄いって思って貰えるよう頑張るよ、おばあちゃんの様に優しい人間になるね。
そう言えば、良く言ってくれた言葉があるっけ。
『 ○○は 、優しくて思いやりのある子 。』
はは、少なからずそう思ってくれてたのかな。
……あれ、可笑しいな、、目から、、雫…?
#優しさ
【優しさ】 #7
ー君は最後まで優しい人でしたー
別れ話は長文だった
君の優しさが滲み出ていた
そんな君と一生一緒にいれるって
本気で思ってたんだ
ごめんね
「幸せになってね」そう言ったけど
半分は嘘なんだ
一緒に幸せになりたかった
大好きでした
愛していました
結婚したかったです
この苦しみを言わなかったのは
私の最後の優しさかな…
言えなかったこと
言わせてください
「目標に向かって頑張ってね」
…応援してるから
優しさってなんだろうね?
優しいねって言われることあるけど、ずっと優しいわけじゃないし。イライラするときも愚痴を吐きたいときもある。
優しくしたい人にだけ優しくしてるのかも。
酷い人だねって笑う?
みんなに優しくなんて出来るわけないんだから。
だからわたしが大切にしたい人には優しくする。そしてその人が笑顔になれたら、それがわたしの喜びになる。
優しさは、そういう風に使いたい。
優しさ
私には嫌いなものが一つだけあるそれは、、、「善人」だいい顔をして裏ではあざ笑うまるで悪魔だクラスにはそんな人が一人いるみんなから尊敬されてて廊下を歩けばレッドカーペットが
敷かれたかのように人がはしによる、笑顔を振る舞いて自分は高嶺の花だとでも思っているのだろうかしかもあいにく私の隣の席だ、最悪だ授業中はいつも思う。
早く終わってくれ、ここから逃げ出したい、誰か助けてくれっ、そんな私は「悪人」だな、、、授業中私は消しゴムを落としてしまった「どうぞ、」善人が拾った、
「あっ、」ありがとうが言えなくて消しゴムだけとって黒板を見た、周りの人達は「消しゴム拾ってあげるなんて優しい」「羨ましい」なんてことをつぶやいていた
私には「感謝ぐらいしろよ」「下民が」なんてことを私には吐いていたお前のせいだ善人、そんな良いところを見せつけて自分の価値を人であげるお前は気づいていないのかもしれないけど、お前の価値上げには絶対に犠牲者がいるんだよ、心の底から恨んだ、これだから優しさは
優しさ
今日は理科の補習で先生に教えて貰えた
私の所に何回も見に来てくれて「生きてる?笑」っておかしく言いながら近くで目を見て教えてくれるの
また好きになったらサヨナラが言うのが苦しくなる
優しさ。
それは僕の人生で大切にしていることだ。
僕は優しさをたくさん受けてきた。
しかしそのことに気づくのは割と最近だったかもしれない。
優しさ。
それは誰にとっての、やさしさ?
貴方にとっての?
私にとっての?
貴方に向けてと言うならば。
どんなやさしさが欲しいでしょうか。
言葉のまま、ただただ優しいだけ?
貴方のためと、突き放す様なやさしさ?
近く寄り添う、見守るだけの優しさ?
あぁ、貴方は。今。
どんなやさしさが、欲しいのでしょう。
それを、教えてくれますか?
教えてくれないのなら、察してと言うのでしょか。
貴方はあなたで。
わたしは、私でしかないというのに。
理解してほしいなら、理解できるまで。
貴方を教えてくださいね。
(優しさの押し付けって理解したら、心が痛いです。)
言いかけた言葉を飲み込んだ。
踏み出す足を躊躇った。
ただそれだけのことで、ついて回る言葉が嬉しかった。
それだけで、価値があると思えたから。
でもそれは、単なるカッターナイフでしかなくて。
知らぬ間に括られた縄のようで。
然り気無く背中を押す手でしかなかった。
例え込められた意味が真逆だろうと、解らなければ、気付かなければ、伝わらなければ、
それはただ、素晴らしい。