ただ僕の夢を見つめてくれるだけで良かったんだ。
誰も他人を理解できない。当然のことだ。だから他人に口出しなんてするべきじゃない。所詮君は君でしかない。
だから別に、僕の夢を壊す必要なんてなかっただろう。
砕け散る宝石のように、段々と大切なものから価値が失われていく。それを眺める屈辱が、後悔が、侘しさが、君にだって分かるだろう。
拾い集めてくれよ。地を這いつくばって一欠片も残さず集めて、繕って、元に戻して返してくれ。
出来ないなら君の夢を砕かせて。
1/27/2023, 4:40:22 PM