優しさ』の作文集

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優しさ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

1/27/2023, 2:33:31 PM

優しさ


優しい人になりなさい、と言われて、その通りに生きてきた人たちが、優しさという名の暴力でゆっくりと傷つけられていくのをたくさん見てきたんだ。
最初は少しだけ押されたようなもので、何ともなかった、ってみんな言うんだ。でもそれは何度も、何度も繰り返されて、自分でも知らない間に消えない痣になっていたんだ。
ようやく感じ取れた痛みは鈍くて、それでいてしっかりと痛くて。
水滴がやがて岩を削るように、心がじわじわと蝕まれていって、いつしかその優しさというものがどういうものかわからなくなったんだ。
優しさって何だっけ、って泣きながらに笑った君がもうこれ以上傷つかないでいいように。
ねえ、優しい人になんかならなくたっていいんだよ。
優しさをどうかそんな風には使わないで。

1/27/2023, 2:23:29 PM

優しさ

 学校の帰り道に暴れイノシシに衝突したおれは、気がつくと異世界に転生していた。ふしぎな世界『ボア・ボタン』で冒険者として生きることを決めたおれは、いろいろあって魔王を倒す勇者に認定されてしまった。気の合う頼もしい仲間たちと一緒に、厳しい旅の最中にある。
 おれは『ボア・ボタン』に転生する際、女神マータギから特殊な能力を与えられた。それは〈時間操作〉だ。過ぎてしまった時間を戻してやり直すことができたり、長くはないがある瞬間に時間を止めてしまうことだってできる。この能力を駆使して、おれは冒険者として名を挙げてきたのだ。
 そして、いま、魔王の配下たちを激闘の末に打ち破ったおれの前に、とてつもない難関が立ちはだかった――


 レオンはおれのパーティの中では最古参にあたる、頼れる戦士だ。おれよりずっと年上で恰幅もよく、冒険者として生きる上で大事なことをたくさん教えてもらった、恩人だ。
 そのレオンの尻が丸見えになっていた。
 より正しく言えば、魔王の配下の攻撃のせいで、スボンの尻部分だけが器用に破れていて、そのせいでレオンの鍛え抜かれた尻が丸見えになっている。
 ウワッどぉーーしよぅ――情けなくうろたえたおれは、思わず他のみんなの顔を見渡した。レオンの尻に気づいている者もいれば、まだ知らない者もいる。何人かチラチラとレオンの尻と顔へ視線を送っては、レオン自身が気づいてくれないものかと祈っていた。
 しかし当のレオンは最近いい感じになったマリア相手にデレデレしていて、自分の尻の無惨さに気づいていない。くっきりしたムチムチの谷間が風通し良く露わになっているのだが、レオンは目の前のマリアに夢中だった。
 時間を戻してレオンの尻を守るべきだろうか――それとも――立ち尽くすおれの代わりに、動く者がいた。
「おい! レオン! しつこいぞ! 姉さんが困ってるじゃないか!」
 マリアの弟、弓使いのヘンリーだった。ずかずかとレオンに歩み寄り、具足に守られた足を蹴る。
 いつものシスコン発作かな……と見ていると、ヘンリーはごく自然にマリアの視界からレオンの尻が見えない立ち位置をキープしながら怒鳴っていた。
「おいおいヘンリー、勘弁してくれよ。ベヒーモスの爪から守ってやっただろ? マリアと話すくらいいいだろ」
「それとこれとは話が別だ。さっさと汚れた体をきれいにしてこい!」
「わかったよ」
 しぶしぶマリアの下を去るレオン――尻がマリアに向けられる――ヘンリーが体を盾にマリアを尻から守る。
「もう、ヘンリーったら。話してただけなのよ」
「あいつは姉さんに相応しくないよ!」
 レオンへの不満を姉へ並べたてるヘンリーから離れ……レオンへマントを差し出す者がいた。
「これを忘れてるぞ」
「……おまえさんからプレゼントを貰うのは怖いな」
 マントを手にしているのは、オーガ族のエンリケだ。種族や連綿と続く争いのせいで、人とオーガの関係は悪い。レオンとエンリケもまた、性格の違いもあって対立することが多かった。
 それでもエンリケはレオンを傷つけまいと、尻が隠れるマントを送っている。
「きさまの働きは見事だった。称賛に値する。それだけだ」
「剣に迷いがあると怒ってたくせにか? よく言うぜ。ま、貰えるものは貰っておく。ありがとよ」
 マントを受け取ったレオンは真紅の外套を身につけ――歴戦の戦士として、誇り高き姿を輝かせた。
 尻も隠れた。
 おれは思わず拳を握る。解決に気づいた魔法使いのルビーや、薬師のアルゴルも小さく歓声をあげた。
 よかった、と思うと同時に、おれは気づいた。
 レオンの尻を守るために、みんなが力を尽くしてくれた。
 嫌ってるように見えても、いがみあっていても、仲間の尻を守るために、優しさを惜しみなく注いでくれたのだ。
 おれの能力は時間を操作できる。けれど、時間の保存はできない。この、みんなが尻へ与えた優しさを保存しておくことは、できないのだ。
 みんなの優しさ――慈しみ――が流れ行く時間に埋もれてしまうことがひどくさびしく感じられ、おれはちょっとだけ泣いた。

1/27/2023, 2:15:43 PM

優しさといえば、正月におみくじを引いたときに『優しさを履き違えるな』といったことが書かれていた。
実際、だれかれ構わず優しくしても、相手のためにならない時がある。例えば、相手が間違ったことを言っていても肯定なんてしたら、相手の気分は良くなっても、後に他の人に迷惑がかかる可能性が出てくる。相手と険悪になるとしても、言うときは言わなきゃいけない。人間関係って言うものは、ほんとに難しく大変だ。

1/27/2023, 2:14:22 PM

蒸かしたさつまいもには植物由来の、
バターには動物由来の、塩には自然由来の、
食卓にはヒト由来の優しさが含まれている


/ 優しさ

1/27/2023, 2:07:48 PM

優しさ

今までで1番難しいお題かもしれない。

よく人から「優しいね」と言われるし、人に優しくする以外の選択肢のようなものが、自分にはない。

「厳しさの中の優しさ」と言われるものは、出来ないし、そうされても気が付けない。
自分にとって「厳しさ」は叱責でしかない。だから、人に厳しく接する事はできない。

人を傷付けたくない。
人から傷付けられたくない。

人間が苦手で、少し怖い。



優しさは、僕を守るためのスキルなのかもしれない。

「あなたに優しくしますから、僕にも優しくしてくださいね?」両手を挙げたポーズをすることで、弱い自分を守っている。

だから「優しいね」と言われると、否定したくなる。
「本当は優しくなんてない、ただの弱虫です。」って。

でも言えなくて、「そんなことないよ」と愛想笑いしてしまう。



ほらね?また、僕は僕を守ってる。

僕は、ただの弱虫だよ。

1/27/2023, 2:05:35 PM

優しさが身を滅ぼす、優しい人間が損をする、だから優しい人を見るたびに不安になる、いつかその優しさが呪いにならないかと不安になる

1/27/2023, 2:00:51 PM

今日、学校で二時間目に校長先生からお話がありました。その話は、平和についての話でした。去年の五月に修学旅行で知覧特攻平和会館に行き色々な事を知れました。その中で私は戦争が何回あったかが分かりませんでした。今も戦争をしてるところがあります。戦争で残る基地みたいな物は十四個ぐらいで種子島も入っていてビックリしました。
戦争になる原因は私はこう思います。悪い言葉一言だけその言葉は、広まり分かれてしまし、戦争になると思います。なのでこれからわ皆んなと仲良くして、皆んなが少しでも優しくいれたら戦争は、起こらないと考えました。

1/27/2023, 1:58:35 PM

最近気がついたのは、私の優しさは無責任の表れでしかないということだ。
相手の意思に委ねる。責任まで全て預けられたように感じるが、相手に委ねるという私の意思と折半なので、実の所まったく責任から逃れてはいない。その上、あなたにお任せしますという触りのいい言葉で自己陶酔にまで陥るから本当にたちが悪い。
これに気づいてからは私自身の意志を表明するようにしている。いつまでも相手に責任を擦り付けて、お客様気分でいるからうまくいかないのだと分かってきた。こんな当たり前のこと、周りの人間がとうに到達したレベルに今更取り組んでいるように感じられる。未熟だ。

1/27/2023, 1:57:15 PM

優しさ

私だけが知ってる
本当のあたたかさ
あなたから溢れ出る
私だけが感じる本当の…

1/27/2023, 1:56:47 PM

優しさ

     私はこの投稿を始め
   初めてながら頑張って投稿しました。 
   
    文の作りも難しく お題も難しく
     すぐ消すと思いましたが、
     今でもやり続けているのは

   色んな人が自分の投稿に
        いいねしてくれているから
     
      色んな人の優しい言葉で、
   支えてくれて、今直続けられています。

     皆さんありがとうございます🥀

1/27/2023, 1:54:58 PM

優しさ

優しさ時が辛いと感じる時がある

なんでこんな私に優しくするの?って思ってしまう

1/27/2023, 1:53:43 PM

優しさ


悲しい時や苦しい時は
ずっと側にいるよ

そうすれば
痛みを半分こに 出来るから

もちろん
嬉しい時や 楽しい時もね

どの瞬間も
僕たちの 大切な時間だけど

その中でもより多く
君を笑顔にしたいんだ

1/27/2023, 1:53:22 PM

優しさ

昨日のできごと。
夜道に自転車を走らせたところ、ライトが点いて
いないことに気付いた。街灯の下で一度立ち止ま
り自転車をいじくっていたところ、白いトラック
が通り過ぎろうとしてた。トラックはスピードを
落とし、少しバックをしながらヘッドライトを私
の自転車に当てて停まった。
おじさまが降りて来て、『どうされましたか』と
声をかけてくれたのだ。ライトが点いたのを確認
すると、颯爽と走り去って行かれた。

まるで、白馬(白いトラック)に乗った王子様(おじ
さま)に会った気分で、通りすがりの見知らぬ方の
優しさに、心がほっこりしたのだ。
このほっこり連鎖を、私も誰かにつなげよう。

1/27/2023, 1:50:28 PM

優しさを持つことがいけない事なのかな?
優しいだけではダメだよ、会社で上司に言われた一言から考えた。
なんでダメなんだ、優しさは僕たち人類の味方となる力なのに。
優しさに指図するなと僕はその時思った。

1/27/2023, 1:45:20 PM

今はだめ、お願いだから
それ以上は何も言わないで

ひっそりと堪えていた涙が
情けないくらいに溢れてくる

1/27/2023, 1:45:07 PM

私は優しさを知らない。

だから私はダメ人間製造機と呼ばれてしまう。

でも、頼まれたら断れないじゃん。

謝られたら許しちゃうじゃん。

抱きつかれたら抱きしめ返してあげないといけないじゃん。

それのなにが間違ってるの?

これは優しさじゃないの?

じゃあ、優しさってなに?

1/27/2023, 1:45:05 PM

優しさは、想像する事だと思う。
人には目には見えない困難や苦しみがそれぞれにあって、気付かれないものは存在しない物として扱われてしまう。自分が配慮をする必要がある事に最初から気付かなければ、その方が楽だと感じる人も多いだろう。
それでも、相手に対し色んな可能性を自分の中で想像し、その上でどうするべきなのか考えられる力を、人は優しさと呼ぶのだと思う。

1/27/2023, 1:43:36 PM

ほんとの「優しさ」は気づくことが出来ない

目に見えない、気づかない「優しさ」が

本当の優しさ

ほんの些細なことに優しさがあるのだ

1/27/2023, 1:40:58 PM

優しさは雨のようには降ってこない。
優しさは自らが与えるんだ。
待ってるだけでは来ないし
悪い事をしたら優しさに見放される。

優しさにもたくさんの種類があるんだ。
教えない優しさ
嘘をつく優しさ
助ける優しさ
支える優しさ
数々の優しさがある
人それぞれの優しさがある。

でもその優しさを与えてくれる人は
与え続けたらいつか崩壊してしまうだろう。
でも、その時は
優しさを与えてもらった人が
やさしさをあたえたあげればいい。



【優しさ】

✂︎-----------------創作⚠⚠⚠⚠-------------------✂︎


死にたいよ、つらい生きている意味がわからない
いつになれば答えが出るのだろうか

答えのない問題を自問自答して
答えのある問題から目を背ける。

真っ暗な闇の中道の無い道を歩き続けてる。
今日も昨日もきっと明日も明後日も歩き続ける。
あとどれ位歩けば
あとどれ位進めば
僕はここから抜け出せるのだろう。

"ねえ休んでもいいんじゃない?
そろそろ疲れない?"

つかれた、疲れたけどあと少し頑張ったら
"認めてもらえるんだ"

"もう充分頑張ったよ''

まだ頑張れてない。

"その頑張が終わるのはいつ?''

きっとこない。

"じゃあ休んじゃおうよ、大丈夫少し休んでも怒られやしないさ''

じゃあ少しだけ休むよ、

"うん。おやすみゆっくり(永遠)眠ってね。''




その日はとても綺麗な月が輝いていた。

【星が降る夜に】

1/27/2023, 1:37:51 PM

ほぼ全ての優しさは
この世に溢れる優しさは
ただの偽善に過ぎない

自分の為に人を愛する人
思ってもない事を並べる人
気遣っているようで
何も理解していない人

そんな人ばかり
そんな優しさばかり

その偽物の「優しさ」に
何度裏切られただろうか
何度気づいただろうか
そしてどれだけ
人を信じられなくなっただろうか

傷ついて、その傷口に塩を塗られて、
痛みに壊れそうになったけれど
貴女の本当の優しさがそれを
癒してくれた

あぁ、優しさって本当にあるんだ
そう思えた
貴女からたくさん優しさを貰えた分
誰かに返したい、と
そう思えた

皆に裏切られて孤独だった時
決して思えなかったその想い
決して人に優しさをなんて思えなかった

本当に、本当に、ありがとう





心を何処まででも癒す
心を何処まででも包み込む
そんな無償の暖かい想い
きっとそれこそが本当の優しさ

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