何気ないふり』の作文集

Open App

何気ないふり』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

3/30/2024, 2:28:30 PM

何気ないふりで
近づいた
何気ないふりで
遠ざかった
何も思わないはずがないのに
何気ないふりで
離れて行く
私たちの関係が
ガラガラと壊れていく音がする
お互いが、お互いの事を好きなのに
何気ないふりの日常に耐えかねて
もう離れていってしまった
もっと関係を持てばよかったのかな
何気ないふりは
必要じゃない時もある

3/30/2024, 2:25:54 PM

ふくらはぎに毛先が触れる幸せは猫のかたちをしているらしい


[何気ないふり]

3/30/2024, 2:23:35 PM


みなさーーーーーーーーーーーん!!!🧚‍♂️🧚‍♂️🧚‍♂️
今日、今年初めて春の匂いがしたんです、!!!

私季節がすごく好きで、その年初めて季節の匂いがした時はもう本当に嬉しくて嬉しくて……!!
もう春かあ。早いですね。ついこの前新しいクラスになったばっかだと思ったのに。
ずっと今のままのクラスがよかったなあ。

「年取るごとに早くなってくよ1年過ぎるのが。この調子じゃジジイになった頃にはF1カー並みのスピードで1年が過ぎるんじゃね?実際俺なんかベンジョンソンが走り去る位の速さまできてるからね。もうきてるからね、そこにベンが」

これから更に早く感じるようになってくのか…やだなあーーー


あそういえば。私のクラスの担任の先生が離任することになっちゃったんですよ。1年生、2年生って一緒に過ごしてきて3年生も一緒にいるつもりだったんです。先生も私達も。

でももう少しでこの学年が終わるって時に他の学校に行くことが決まっちゃったんです!!!

みんなその先生のことホントに好きでwww
一日の振り返りを書かされてたんです。私、最初は小学生かよって感じで「がんばった」的なことしか書いてなかったんですけど、
クラスに慣れていくうちに色々先生と話すようになって。
今では先生が太ってる理由(失礼)とか色々知ってます

コンビニスイーツが大好きで目玉焼きはソース派
シャウエッセンは茹でるより焼きたい(譲れない)
バナナミルクよりいちごミルク とか。

今思い出してみると食べ物の話しかしてないですねwwwwww

最後に帰ってきた返事は、「先生は昨日、何日かで分けて食べるつもりだったシュークリームとエクレアを一気にどっちも食べてしまいました。」的な感じだったと思いますwwwwww


1番最後に、今までありがとうって言っとけばよかったなあ。
これいつも思ってます。分かってんならありがとうって言えよ。とも、いつも思ってます。

あの時、お礼言っておけばよかったなあーって、結構引きずりません??
私は小学2年生のころのやつまだ引きずってますw
なんかふと思い出すんですよね

英語の教室に通ってたんです。で、中学生くらいのお姉さんが
みんなの分の消しカスを綺麗にしてってくれてて。毎日。
明日ありがとうって言おうとか毎日思ってたらいつの間にかいなくなってました。

まとめ:ありがとうって言って損することなんてないんだから言えるうちに言えるだけ言っとけ

テーマ思い出すのめんどくさいですね。長くなっちゃったしもういいや。おやすみなさいーーー!!!

3/30/2024, 2:22:37 PM

君たちが仲良くテレビを観てる時
お姉ちゃんが絵本を読んであげてる時
一緒に笑ってる時

何気ないふりして実はじっと見つめてるよ

2人の可愛い宝物が同じ喜びを共有している瞬間
涙が出るほど尊い

3/30/2024, 2:21:08 PM

そんな普通に腹をつんつんって、
そんな普通に笑いかけちゃって、
そんな普通に僕の隣で「またね」なんて、
そんな普通に僕の手を握って、
そんな普通に僕の身体に肩ぶつけて、
そんな普通に連絡先交換して、
そんな普通に抱きしめさせてくれて、
なんで、そんな当たり前みたいに、僕に特別をくれるの?
君の何気ない日々の中で、何気なく僕は登場しちゃってんだね。
そうやってまた、過去の思い出へと溶けていく今日を歩きながら、僕も君に「またね」って手を振るんだよ。
またね。

3/30/2024, 2:19:48 PM

『何気ないふり』

君と目が合った。

ほんの一瞬だけだったはずなのに

とても長いように感じた。

照れてしまいそうな心を隠して

何気ないふりをした。

3/30/2024, 2:14:11 PM

#何気ないふり

気にしてないよ
傷ついてないよ
寂しくないよ
怒ってないよ

何気ないふりで自分のこと騙してやり過ごす
その場しのぎの不毛な受け流し

後からくるんだよね
何気ない誰かの言葉でも
ずしんと乗って心が痛むの

3/30/2024, 2:13:53 PM

人からの好意に気づいても、
        僕は何気ないふりする。
        人と深く関わることに向いていないから。
      

        特別な感情がわからない。 
        誰にも言えない。
        それでも平気と、
        何気ないふりをする自信がないから。


お題「何気ないふり」

3/30/2024, 2:09:19 PM

『何気ないふり』


どうやったらあそこまで自分を貫いて行けるんだろう。

私のとある友達はメンタルがとても強い。
基本的に傷つくことは無いし、病んだこともない。基本スルーしていくし、コミュニケーションもある程度上手く取って生きている。

コミュニケーション下手ですぐ凹んじゃう私はそんな友達を尊敬しているし、ああなりたいと思ってる。
まぁどうやったって根は変わらないな、と感じているけれど。
傷つくことがあったって何気ないふりはできた。
けど所詮何気ない『ふり』であって、ほんとは傷ついているし、耐えれなくて親友に愚痴を聞いて貰っていたりする。
まぁいっか!で済ませるには自分に自信が無さすぎたのかもしれない。

学校での交友関係というよりバイトや家での交流が上手くいっていないので、親戚付き合いがほぼなかったこともあり、大人への苦手意識や交流の仕方が分からないことが原因なのだろうな、と思う。
敬語もたまに変な感じになってしまうし、バイトの店長には嫌われているんだろうな、とひしひし感じる。

自己肯定感上げてこ!って思う度に、嫌われているってことは自分に悪いところがあるってことだよね…と常にマイナス思考にいく。
そんなことないよね!!!前の店長とは上手くいってたし合う合わないが人間あるもんね。

交通費の事情で移転して1ヶ月ほどだけど、前の店舗に戻ろうか考え直してる。
人間、行きたくない、死にたい、やだって思ったらそこで終わりなので。
不登校の子もこういう気持ちになるから行けないんだろうな、と最近気づいた。なら私も環境を変えるしかない!ということで

何気ないふりは無理にしなくとも、何気ないふりをしないようにすればいいと思った。

前置きが長くなっちゃったけど
みなさんポジティブに行きましょ〜!

3/30/2024, 2:08:29 PM

創作 「何気ないふり」

生クリームのように滑らかで、苺とか蜜柑とか梨とか、果物の香りのする小説が読みやすいな。

それに、微かにサイダーみたいな味のする文章も結構好き。

あとは、駄菓子っぽい匂いのとか、おつまみ系みたいにしょっぱい小説見つけたら、かなり嬉しくなるね。

って何気なく言ってたけど、あの日からあまり口にださないようにしてる。なぜって、その日、隣で何気ないふりしてた友人が「何それ、どういう意味なの」って言ってきて気まずかったから。
(終)

3/30/2024, 2:06:18 PM

Episode.42 何気ないふり


はあ。

"なあに、どうしたの?"
"嫌な事でもあったのか?"

なんも、大きく息ついただけだよ。

"ほんとうに?"
"…"

うん、ほんとだよ。

"…やっぱり代わるわよ"
"ああ、俺も代われるぞ"

いや、いいんだ、1人でやらなきゃ意味無いよ。

"だけど…辛い時に代わるのは私の仕事よ"
"無理して倒れられても困るんだ"

そんなんじゃ普通の人になれないから、大丈夫。

"でも…"
"…わかった、ただ何かあれば無理にでも代わる"

…うん、ありがとう。

"…気持ちが変わったら呼んでもいいからね"
"そうだ、中心はお前だといえ同じ体だ"

わかった、じゃあまた後で。

"気をつけて"
"行ってらっしゃい"


「燈ー?どうした、俺もう行けるけど」

「あー、大丈夫、今行くよ」

「…別に代わっても俺は平気だけど」

「いいんだ、今日は俺が頑張りたい」

「うっし!なら行こうぜー」


何気ないふりなんて無理なのかも。

"私達にもバレてるものね"
"そんだけ大切に思ってる証拠だろ、自信持てよ"

うん、いつもありがとう。

3/30/2024, 2:04:02 PM

何気ないふりをして隣に座った

偶然を装ってケーキを買ってきた

鈍感なふりをして馬鹿な話をたくさんした

あっけらかんを装って悩みを笑い飛ばしてやった

何気ないふりをして後ろにもたれた

偶然を装ってイヤホンをした

鈍感なふりをして背中越しの振動には気づかない

あっけらかんを装って白々しく言ってやるのさ

「どうしたの?」

こうでもしなきゃ、優しい君は吐き出せない



『何気ないふり』

3/30/2024, 2:00:35 PM

いつも、何気ないふりをしてくれてありがとう。
 いつも、さりげなくやさしくしてくれてありがとう。
 いつも、隣にいてくれてありがとう。
 いつも、迷惑かけてばかりでごめんなさい。
 いつも、いつも、ごめんなさい。
 約束、守れなくてごめんなさい。

 滲んだボールペンの文字をなぞる。
 彼女は、これを書いていたとき、泣いたのだろうか。
 泣くぐらいなら、あの、繊細な涙を流すくらいなら、踏みとどまってくれてもよかったんじゃないか。
 薄い便箋に雫が落ちて、彼女の丁寧な字が読めなくなる。
 わたしこそ、ごめんなさい。
 胸にたまりつづけるこの思いは、だれに伝えればいいのだろうか。

3/30/2024, 1:59:53 PM

『何気ないふり』

「大丈夫?」
「大丈夫だよ笑」

こうした一言をまた口ずさむ。

大丈夫じゃないでしょ。

大丈夫ならそんなに作り笑顔なんてしないでしょ。

そんな"何気ないふり"なんてしないでよ...



「大丈夫?」
「大丈夫だよ笑」

こうしてまた嘘を軽く口走る。

大丈夫な訳ないでしょ。

そんな事聞くなら選択肢なんて与えないでよ。

こんな"何気ないふり"なんてさせないでよ...





見たいならどうぞ。
解説的なのですね、
これ視点2つあるんですよね。
上が大丈夫と聞き心配する子ですね。
下が大丈夫じゃないのに大丈夫と嘘をついた子ですね。
私の感想なのですが、"大丈夫"って聞かれるの結構
辛くないですか?下の子が言ってるように
大丈夫と聞かれると聞かれてる子に選択肢が
与えられるんですよね。
でも作り笑顔してる時点で溜め込んじゃう性格なのは
なんとなく分かると思うのですが、そんな子に
選択肢なんて与えてしまうと、"大丈夫"と心配させないように言いますよね。
そのせいで、また嘘を付くのですが、
上の子はそれに気づいているので
お題のように"何気ないふり"をしないで。と
思うのですが、心の奥にしまってますね。
下の子は逆に"何気ないふり"をさせないで。と
心の奥で思うのですね。ここだけではありませんが
上の子と下の子で思ってる子を対にしてるのが好きです
こうして二人はすれ違ってしまうって言うのを
短くしただけなんですよね。
ここまで読んでくれた人いないと思いますが
呼んでくれた人がいるのなら有難う御座います。

3/30/2024, 1:58:48 PM

何気ないふり
何時もそう…あなたは、さり気なく現れて、何となく話を聞いてくれて、気が付くと心が晴れてきて…それでいて、何時でも、はぐらかされてしまう…あなたの、その、何事も無かった様なフリをしてくれるのが、嬉しくて、優しさに、胸がギュッとなる…

3/30/2024, 1:57:28 PM

あなた、何気ないふりして過ごしているようだけど
先ほどからこちらをチラチラ見ているのはわかってますよ

「私に何か言いたいことでも?」

「……あ、あの……服に値札ついてますよ」

3/30/2024, 1:57:25 PM

俺は高3、排球に熱中している普通の学生だ。
俺と同じポジションの1年セッターにレギュラーを奪い合うも空しく、先生には「部活を引退し学業に専念なさい」と言われ続けてきた。
でも俺は嫌だった。
今でもボールに触っていたいし、エースにトスをあげたい。たとえコートに居座るのが天才だとしても、俺はレギュラーを奪いにいった。
いいことがあるから、排球をやっているわけではない。
ただ、彼らと排球をするのが楽しかった。
後輩である1年セッターも言っていた。

「このチームでもっと上へ行きたかった」。

凡人な俺と
天才な彼は
想いは一緒だった。

コートに立つのが俺じゃなかったから、このチームで上を目指して走れた。
それは確かに、もちろん悔しい。俺がコートに立って、勝って「次」が作れたら、嬉しいと思った。というか後輩がそう言って安心した。

悔しい。けど楽しい。
俺のトスでみんなの「次」を作ることはできなかったけど、それよりも、このチームでいられた事が何よりも嬉しかった。


「あの人、すごく後輩想いです。
俺その人にたくさんのこと学んだんです。」

#2024.3.30.「何気ないふり」
排球sgさん。「ここ」にきた意味。

3/30/2024, 1:56:40 PM

『何気ないふり』

二人でいるだけで嬉しくて

笑ってくれるだけで心が踊る

他の人と話してるの見るだけで泣きたくなって

それでも貴方はみんなの人気者だから

僕はただ貴方の1番になりたい

わがままだって分かってるけど。

3/30/2024, 1:56:40 PM

何気ないフリをして、うちの兄はいつも色々な物を盗る。
先月はプリン。今月はゲームのカセット。昨日はゲーム機一台ごと自分の部屋に持ち込んでいた。
しかも、どれだけ指摘しても
「ああ、ごめんごめん」
とだけ言って、また何事も無かったかのように物を部屋に持ち込み始めるから、父も呆れて何も言ってくれない。
いつも盗まれないように気をつけてはいるのだが、本当に気づかない隙に取られているから、これが難しい。
幸い、食べ物以外は割と綺麗に扱われていて、部屋にしっかり置いてあるからいいものの、食べ物は半分も残さず食べられてしまうものだから、僕は必ずネームペンでデカデカとした[たべるな]という字を書いておいたりして対策していた。
 そんなこんなで数年間。この食べ物とゲームの取り合いは続いていたのだが、兄が中学に入学し、僕が小学五年生になった頃には、兄は部活で殆どの時間家にいなくなり、そんな戦いも無くなっていた。

「なあなあ、お前ん家ってさ」
学校の帰り道、突然僕は大柄な上級生に絡まれた。
「母ちゃんいないんだろ?」
「は?」
突然だった。見ず知らずの上級生が、どうしてそんなことを知っているのだろうか。
「おいおい!可哀想だろ」
もう1人の上級生も、茶化すようにからかってくる。
「なんで知ってるんだよ」
上級生の集団は、僕が何かいうたびに、笑いを堪えるような真似をして繰り返した。
「なんで知ってるんだよっだってさ!」
「分かってねーのかよ、こいつ!!!」
 怖い。怖かった。
確かに僕の家は片親だし、母親は離婚か何かで僕が幼稚園に入る頃には居なくなっていた。
でも、僕はそれを特に嫌だとも思っていない。
それなのに、こいつらはまるで僕を可哀想な目で見ているのだ。
不気味と、気持ち悪さが混じったような恐怖感が襲う。
 そいつらの怒鳴るような笑い声はみぞおちを刺すような痛みがあって、僕は咄嗟に逃げ出してしまった。

「あ!待てよ!!おい!!!」

僕はそのまま、後ろを振り返らずに家に一直線で走っていった。

「おう、おかえり」
家に帰ると、兄が珍しく先に帰っていた。
野球で怪我でもしたのだろうか、腕に包帯が巻かれている。
「腕どうしたの?」
「あー、これはなあ、まあ肉離れってやつだよ」
兄は、酔い潰れた父のご飯を盛り付けながら、自慢げに部活での活躍を話していた。
「てか、なんでそんな汗かいてるんだよ?」
 一瞬、言おうか迷った。6年のやつにいじめられて、必死で走ったから、だなんて。
「いや〜。さっき鬼ごっこしてたからさ」
言えない。なぜだか分からないけど、言えそうに無かった。部活で頑張ってる兄にこんな話をしたら、馬鹿にされてしまう気がしたのだ。
「懐かしいなあ、鬼ごっことか?小学生までだぞ、楽しいのなんて」
「うるせえなあ。去年まで小学生だったくせに」
普段嫌いな兄だったが、今日はやけに優しく感じた。


「あ!あいつ連斗じゃん!」
「お〜い!!今日は逃げんなよ〜?」
「アハハハハ」
昨日の地獄は続いていた。
朝来て早々、下駄箱の前で僕を待ち伏せていたあいつらに出くわした。
「おい!無視してんじゃねぇよ」
ワントーン低い声で後ろから怒鳴りつけられる。僕は怖くて、見なかったことのようにその場を通り過ぎた。

その次の日も、僕はそいつらに出くわした。
突然声をかけられたと思ったら、教室の箒で思い切り頭を叩かれた。
 僕は何もしていない。こんなことをされるまで、この上級生たちと面識もなかった。

 それから、毎日毎日。絶えず僕は殴られるようになった。くるぶし、二の腕、手の甲と、小さな痣が増えていった。

 もう、学校に行くのが怖くなった。夜、寝付けなくなった。兄は、ずっと部活での活躍を自慢していた。

「おい!」
その日の放課後、僕は近くの公園に呼び出された。
「お前最近つまんねーんだよ」
「…」
「お前の兄ちゃんもお前も、反撃すらできないのか」
「兄ちゃんが…?」
どうして僕がこんな目に遭っているのか、なんとなく分かった気がした。
「お前の兄ちゃん、俺の兄ちゃんが出るはずだった選抜奪いやがって!」
「…は?」
衝撃だった。いつも試合での活躍を自慢していた兄も、いじめられていたのだろうか。
「片親のくせに!」
そう上級生が言ったとき、その後ろで鈍い音がした。
兄が、包帯で包まれた腕で上級生にげんこつをかましていた。
「うわっ!」
反撃に驚いた上級生たちは、ごちゃごちゃになって逃げていった。

「やっぱり…ごめんな」
兄と2人だけになった公園で、兄はぽつりと呟いた。

「本当は何気なくやり過ごそうとしたんだけどさあ」
「お前までいじめられるとは思ってなかったんだよ」

兄は、野球で選抜メンバーに選ばれた。だが、それを妬んだ同級生によって嫌がらせが始まったらしい。そしてその同級生の弟、さっきの上級生達も影響を受けて僕をいじめたのだろう。

兄は、何気ないふりをして、悩み一つ僕に打ち明けなかったのか。プリンのときは憎たらしかったその性格が、なぜかすごく強く思えた。でも、もっと頼ってくれてもよかった。僕も助けになりたかった。

「父ちゃんには俺が伝えとくからさ、明日は休んでいいよ」
「俺も明日休んで、気晴らしに焼肉でも行こうぜ」

兄は、そう言って肩を組んできた。


「ねえ、僕のプリンまた勝手に食べた?」

「え?知らないなあ」

「部屋に置いてあったよ」

「勝手に部屋に入んなよ」

「まあ、あれ【食べていいよ】って書いてたんだけど」

「え?そうなの?」

でも、本当に何気ないんじゃなくて、気付いてないこともあるのかもしれない。

3/30/2024, 1:53:55 PM

『命と出会う』
春なのに秋色のボーダーシャツが縮こまっている
目が渇くほど 色々なものをみてきた 何も知らないわけじゃない まる虫になって転がってみる 坂道の戦慄は言葉に喩えようもない この想いも果てには堆肥になる そしてまた命と出会う

Next