『何気ないふり』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
友達と遊ぶ約束をしていた。しかし僕は頭が痛くて行くのが辛かった。ただそれでも僕は友達との待ち合わせ場所に向かう明るいふりして挨拶をかけるこれがぼくの(何気ないふり)
ほぼ毎日お腹が痛い。
でも、きっと病気では無いから
痛いのに慣れて無視をする。
ばあちゃんが大変にならないように
ばあちゃんが目を離した隙に
全て終わらせてやる。
僕の得意技
【何気ない振り】
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
なんとなーく暇つぶしで友達と遊んだ
行きに電車遅延しちゃって
その子と手遊びしてた。
周りには迷惑をかけないように気をつけてた。ら、
「チッ。 気まず」
そう言ったんだ。座ってゲームしてる男性が。
同性カップルとでも思ったのだろうか
その後こちらに頭を近づけてきたので
危うく殴るとこでした。
帰りの電車は男性に挟まれ
恐怖症は治ったと思ってた。でも違った
両耳から聞こえる声が怖くて
友達の手を握りしめた。
手をトントンと叩き落ち着かせてくれた
安心して手が離せなかった
【暇つぶしの充実】
何気ないふりは難しい
わたしの黒い心は、
すぐ自慢する
何気ないふりは見抜けない
サラッとこなすあの娘も、
とても努力してる
何気ないふりはできない
とてもずるい気がするから
あの子は天才だ
生成優秀、スポーツ万能、おまけに顔もよい
性格も良く誰に対しても平等
でもそんな彼女に対して悪口を言ってくる輩は残念ながら一定数いる
「あいつうざくない?」
「分かるー」
「きっとなんの努力もしてないんだろうね」
「私達のこと絶対裏で馬鹿にしてるよね」
彼女たちは分からない
あの子が裏でどれだけ努力してどれだけ苦労してどれだけつらい思いをしたか
でも誰も分からない
その何気なさがどんなに大変だったかを
#何気ないふり
テーマ「何気ないふり」
何気ないふりって、演技だ。
アニメやドラマで見る声優や俳優、文化祭で見た演劇部などの演技と同じようにすごいものだと感じる。
僕は演技が苦手だ。
だからこの演技であふれた世界には追いつけない。
好きな人になんの感情も持ってないように話しかけたり、嫌いな人と笑顔で接したり。
あーあ、どうしてこんな……いや、この世界に合わせられない僕が無能なだけ。
今日も鏡の前で笑顔の練習。
いつになったらみんなに追いつけるんだろう。
彼は、いつも私の先を歩む人だった。
彼の家に私の家は、代々仕えてきて実感する。
彼らは、天才だということに。
その所以は、明確だ。
いつの時代も彼らは、正気を保ち続け、飄々としていた。
いつの時代も彼らは、俯瞰的で合理的で、冷静な判断を瞬時に下した。
だから、私の代まで家は続いてきた。
正直、悔しくて羨ましかった。
その一種の人間離れした、天賦の才が欲しかった。
私も、いつの時代も正気を保ち続けたかった。
しかし、それは叶わない。
何故なら、彼と私は、他人なのだから。
至極、当然のことだと思うだろう。
だが、私は気が付かなかったのだ。
何せ、彼と私は、対極的な人間なのだから。
対極な人間……だからこそ、互いの欠点を補うことが出来た。
だからこそ、彼の家と私の家は、現在まで続いたのだ。
何気ないふり
何気ないふりとは、何事もない様子の事を言うらしい。
私は学校の先生に心無い言葉で何度も傷つけられてきた。
私は、些細なことをいつまでも気にしてしまう性格で傷つきやすいタイプだ。そのため少し嫌なことを言われても特に気にせず何ともないようなふりができる人を凄くカッコいいと思う。些細な事を気にしてしまう私とは正反対だ。嫌な事を言われても特に気にしない人を見ると凄いなと思う。同時に私もそういう広い心を持ちたいと思う。嫌な事を言われてもいつまでも気にせずにさらっと忘れられるような広い心の持ち主になりたいと思う。
「何気ないふり」
誰かに気を使うのも、
誰かに手を差し伸べるのも。
何気なくすることで、まるで
「私は貴方に手を貸すことで苦しまないから、存分に手を取っていいよ」
と言っているように見えた。
私の憧れの人もそうだった。
どこかで、自分も傷ついているはずなのに。
私にはその部分を見せず。
いつも手を差し伸べてくれる。
そんな憧れの人に私はなりたいと強く思った。
でも、それはとても難しいことを知った。
どこかで、守りきれない部分が出てくるのだ。
憧れの人みたいに、完璧に救えない。
私は、皆を助けるヒーロー的な存在にはなれないのだろうか?
憧れの人はいつも慰めてくれる。
「完璧じゃなくていいんだよ」
そう言ってくれる。
いつも私のことを励ましてくれて、手を貸してくれる。
私も、誰かにとって、そんな人になりたい。
憧れの人が私にしてくれたように。
そう強く思った。
【何気ないふり】
何気ないふりをして
軽くあなたの服の裾を引っ張る
あなたが喜ぶのを知っているから
「なんだよ」と笑うその顔が
嬉しさを物語ってる
何気ないふりをして
あなたの耳に顔を寄せて囁く
「好きだよ」
こうすればドキドキするって知っているから
何気ないふりをして
どれも計算だらけ
こんな私でも
あなたは変わらず愛してくれる?
思い出さなければ痛くもない
心の奥 隅の方 昨日生まれた傷
何気ないふり
「ねぇ、私たち別れない?」
「うん。いいよ。俺も別れたいって思ってたし」
「そっか、、今までありがと笑」
「うん。こっちこそありがと」
私めっちゃダサいじゃん、、、笑
こいつにバレないように何気ないふりして、
今日も私は目を逸らす。
随所に転がるほかの女の痕跡を。
私が知らない香水も、私の知らないキスマークも。
全部全部見ないふり。
そうすれば、きっと幸せに暮らしていられる。
今日も私は、自分のために、あの人のために、見て見ぬふり。
‐何気ない振り‐
♯23
表情にも出さない、声にも出さない。
...貴方に、悟られたくないから。
頑張って、頑張って隠してる
溢れだしそうな程の、貴方への好意を。
---二作目---
「いってらっしゃい」
って、笑顔で送り出す。
「いってきます」
って、そんな声と共に扉が閉まる。
その瞬間に、涙がボロボロと零れてきた。
...本当は、離れたくない。
ずっとずっと、そばにいて欲しい。
でも、そうした迷惑をかけるって、分かってるから。
今日も笑顔で、送り出す。
#何気ないふり
256作目
「ことなしぶ」
薄暗い闇の雲の中、吾は呟く。
眼下には、吾には眩しすぎる光が広がっている。
ヒトの夜も、吾がよく陸空へ降りていた頃に比べると、かなり明るくなった。ヒトが、吾の姿を捉えられる陸空へ降りなくとも、街の様子がよく見える。
「ことなしぶ」
吾は呟く。
あるヒトが、疲れた顔をして、手に持つ電子機器に目を落としながら、歩いている。ヒトの通る道の端、母猫に捨てられた子猫がうずくまっている。
「ことなしぶ」
吾は呟く。
あるヒトが、ヨレヨレの服を整えることもできず、寝たふりをしている。目の前に立つヒトもまた、何もいうこともできずにぼぅっと、席に座るヒトの後ろの窓を眺めている。
「ことなしぶ」
吾は呟く。
吠え声を上げ、荒事を楽しむヒトの群れ。
そのヒトの群れから、目を逸らして通り過ぎるヒトの群れ。
「ことなしぶ。ヒトの世は昔も今も変わらぬもの」
吾の両眼が見えたのだろうか、一匹のヒトの子が、吾の方を指差し、叫ぶ。
「ママ!あそこ光ったよ!UFOかな?飛行機かな?」
「…バカなこと言ってないで、さっさと帰るわよ。もう夜遅いんだから」
「でも、ほんとに光ったよ!ぼく見たもん!ママも見た?」
「はいはい、もういいから。ほら、もうお化けの出る時間よ」
「うしみつどき?」
「はいはい、さっさと帰るわよ…いい子はもうねんねの時間よ」
疲れ切った顔をしたヒトが、寂しそうな顔をしたヒトの子の手を引き、帰路に着く。
「ことなしぶ。何気ないふりのなんと愚かなことよ」
ヒトが素知らぬふりなどやめれば、吾の亡魂も少しは浮かばれようものよ。
「だが、しかし、ヒトの世とは、何気ないふりをせねば、生きていけぬものよ」
吾は呟く。
「ヒトは皆、くたびれておる。何気なく素知らぬふりでもせねば、全てに心を尽くしておれば、ヒトの心は疲れ切り、荒びてしまう。吾が浮かばれぬのも仕様のない宿命なのかも知れぬ。ことなしぶ、誠にことなしぶ世の常よ」
もうすぐ夜が明ける。
朝になれば、吾はまた、鵺塚に戻る。
吾の身体はバラバラに振り分けられ、いくつもある全ての鵺塚に戻るのだ。
だが、吾はもはや、吾が浮かばれることを望んではおらぬ。
「ヒトよ。ことなしび、闇の中で生きよ」
吾はゆっくり帰路に着き始めた。
毎日、同じスピードで時間は流れている。
一週間は7日間だし、東から日が昇って西に沈む。
今日も朝がくる。でも世界は変わらない。
君がいないこと以外は何ひとつ変わらない。
君がいない朝。
君がいない教室。
君がいない帰り道。
君がいない。
ただ、それだけ。
それ以外は何ひとつ変わらない。
学校にいる人たちは笑っているし
授業だっていつもと変わらずに進む。
いつもと同じ、なんともない日常。
泣いていた君がいないだけ。
いつも隣にいた君がいないだけ。
君がいないだけの、何気ない日常。
そんな 何気ない 日常が また 訪れる
「ふり」って凄く大変でそれでいて凄く必要なことだ。自分の気持を全てさらけ出していたら人はだれも寄り付かない。生きる上で立場上有利になるように使う騙し細工だ。自分を殺し感情を押し込め黙って笑って人に好かれるような言動を繰り返す。これができなければ人と関わることなどとても不可能だ。嫌われ、罵倒され、人間の輪から外される。浮いて二度と溶け込めない。
人生に細工は不可欠だ。傷つきすぎた脆い硝子の心を細工して、美しく、華々しいことしか見えないように。壊されないように。もう二度と心を失うことがないように。傷ついたら細工して、細工したら傷ついて。学ばない。学べない。人間は皆弱いくせに、自分の心を隠すから皆、傷つけ合う。本当は皆、弱くて脆い。
私はずっと人間誰でも心根は同じだと思っていた。そうならいいと思う。皆違うのだということに気づくまではどれだけ何を言われても、睨まれても平気だった。この人も根っこは私と同じで怖がりなんだ。こうやって容赦無い言葉を浴びせかけてきても、睨んできても、虚勢を張っているだけで本当は、今、とても怖いんだって。本当にそうならどれだけいいだろう。人に嫌われ、孤独になることを恐れ人生に「ふり」という細工をして、自分を誤魔化す。自分が嫌いだ。大嫌いだ。時々触れた針のような言葉に心がグサリとえぐられ細工が剥がれそうになる。また、大丈夫だよ。全然平気だよ。人の反応が怖くて相談できない。きれいな硝子細工の心を誰も疑わない。気遣わない。全てを放置して全てを投げ捨てて消えてしまうことができれば。こんな人生に細工を施すためだけに生まれてきた訳じゃないのだから。終わらせてしまいたい。この硝子を割ってしまいたい。心なんて「ふり」で、「嘘」で、凍ってしまえばいい。
お休みなさい。
何気ないふりが一番辛い、、
期待しちゃうじゃん、、、
それとも期待してもいいの、?
目の前で一生懸命何かを探す女性。
俺と同じくらい背が高く、一つにまとめた髪とパンツスタイルがよく似合っている。
「川原さん、何を探してるんですか?」
俺の声を聞いて、ハッとしたように目を見開く彼女は、少し幼くて可愛らしい。
「あ、柳さん。ちょっと債権回収の本を探してて。確かこの辺にあったはずなんですけど…」
「え、それもしかしてこの本ですか?」
棚に戻そうと思い手に持っていた本を見せる。
「あっ!それです!柳さんが持っていたんですね」
「はい。もう見ないので、このまま渡しますね」
本を彼女に渡そうとしたら、彼女と手が触れた。
少しだけびくついた彼女。俺は怖がられているのだろうか。まだ先は長いな。
「ありがとうございます!」
にっこりと彼女が笑う。
「ーーー可愛いですね」
「え?」
しまった。笑った顔がとても可愛かったものだからつい真顔で口にしてしまった。
まずい、引かれる…。
「柳さん、冗談でも、びっくりします…でも、ありがとう、ございます…」
うん?思っていた反応と違う。
顔を赤くして、本を胸に抱いて俯く彼女。
抱きしめたくなる愛らしさだったが、怖がらせないように、落ち着いた大人の男を装って、何気ないふりをせねば。
「す、すみません!さ、さて、そろそろ戻りましょうか」
「い、いえいえ!そうですね、も、戻りましょう、柳さん!」
落ち着いた大人の男は失敗したが、資料室の外に向かううちに、少し俺は落ち着いてきた。
やっぱりこんなチャンスそうそうないし、柳さんも嫌そうじゃなかったし、少しだけ。
少しだけ、気持ちのかけらを伝えてもいいかもしれない。
資料室のドアの前、急に立ち止まった俺を不思議に思ったのか、どうしたんですか、という彼女の声が後ろから聞こえてきた。
くるりと彼女の方を向き、彼女と視線を合わせてーーー
「さっき可愛いですねって言ったの、冗談じゃないですからね?」
笑顔と共にそう伝えた時の彼女の顔は、俺だけの秘密にしておこうと思った。
テーマ『何気ないふり』
何気ないふりをしていつも通り過ごしている。でも、それは他の人から見ればとても幸せなのかもしれない。貴方にとっての『幸せ』とはどんな幸せですか? 【何気ないふり】
何気ないふり
高校は退屈だ。
別に頭がいい訳では無い。
ただ単につまらないだけの日常を送っている。
ただそれだけの事。
友達なんて居ない。一匹狼が格好良いから憧れている奴と一緒にしないで?そんなんと違うから。
って僕は誰に話してるんだか......。
そう思いながら、窓の外を見ると先輩達が体育の授業を受けていた。
(外の授業だし、この季節は陸上か......。)と何となく見ていたら、1人の先輩がこっちを見ていた。
その先輩と目が会った瞬間、ニコッと笑顔を見せてこちらに手を振ってきた。
ビックリして、机の上に置いてあったペンを落としてしまった。隣の席の奴は「どうした?」と聞いてきたけど、そこまで仲良くは無いため、何気ないふりをしてしまった。
一旦落ち着いて、もう一度窓の外にいる先輩を見ると校庭をを走っていた。
その走る姿が素敵で、少し授業をサボってみていた。