何気ないふり』の作文集

Open App

何気ないふり』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

3/30/2024, 10:08:58 AM

実際のところ、恋人のことは閉じ込めてしまいたいと思ってる。
 誰にも見せない。聞かせない。触れさせない。
 そう出来たらいいのにな。
「なあ、もし、俺が…………」
「うん?」
 焦げ茶色のタレ目が、俺を見つめる。
「……手料理作ってほしいって言ったら、どうする?」
 言葉は、別方向に舵を切った。
「レモンシャーベットじゃダメ?」
「いいぜ、それでも」
 すっと手を伸ばすと、掴んでくれる手は冷たい。その温度に安心した。

3/30/2024, 10:06:34 AM

何気ないふり

よく少女漫画とかである

彼の好きな人の話
興味無いフリして
実は心の中で
気になってしょうがない

そんな経験してみたいな〜

3/30/2024, 10:04:58 AM

人の目を気にしているからこそ
ある程度やらかしたとしても焦らず
目の前の事を静かに淡々と片付けていくのです
自分が焦っていては
周りの人の視線も絶えません。
「なにか問題でも?」
という目線をしておきましょう。
本当に役に立ちます。

3/30/2024, 10:04:16 AM

何気ないふり


いい歳してこんなこと言うのも恥ずかしいのですが。「何気ないふり」って表現や動作がすっごく好きなのです。

後に続く言葉としては、
「助ける」
「触れる」
「見つめる」
「気にする」
これらが、ぴったりです(私調べ)。もっと他にもあるんでしょうが。

いいですよねぇ、キュンキュンしますねぇ。

なんかこう、距離を縮めたいのに勇気を出せない2人の想いが伝わってきませんか?

こんなの推し彼なんぞにしてもらえたらキュン死(死語)です、最高です。

「病院行け」と言う声が聞こえないわけでもない。

と言うことで、失礼します。


               疲労ぎみend

3/30/2024, 10:04:05 AM

何気ないふり

あなたをさりげなく
見つめるのは
好きなしるしだよ
その真剣な横顔も
大好きな笑顔も
何気ないふり
あなたが好きだから

なな🐶

2024年3月30日864

3/30/2024, 10:04:04 AM

何気ないフリ

学のない主人公はその意味が分からなかった

物語はそこで終わり

そこから先の事は知らない

3/30/2024, 10:04:04 AM

悲しいと そんな素振りは 見せません
気づかなければ 傷つかないの

─何気ないふり

3/30/2024, 10:03:38 AM

三枝さん海に投げないでください
佐藤日々と友達になってください

3/30/2024, 10:02:41 AM

何気ないふり

君の何気ない一言で
僕の心は傷つくんだ
きっと考えてすらないだろう
そうなっているってことを
それでも僕は
何気なく笑うふりをする
つらい気持ちを隠して

3/30/2024, 10:01:30 AM

何気ないふりで手に握る。
まるで初めてじゃないみたいに。
その時のあなたの温もりはずっと忘れない。

3/31/2023, 12:36:34 PM

小雨が降り出したこともあり、近くの公園のパーゴラで雨宿りをしていた。雨宿りをするまでの間、冷たい雨に風邪をひきそうになると感じた私に、カイロを差し出してくれたのは優翔だった。

「ねえ、さっきはお話聞いてくれてありがとう。優翔のおかげですこし気持ちが軽くなったよ」
「どういたしまして」

私よりも遥かに背の高い彼が年相応の爽やかな微笑みを見せてくれた。私よりも5つ下に離れている彼の頼もしい笑顔には何度救われたことだろう。
中性的な顔立ちで長い黒髪を靡かせる優翔が「俺、ときどき後ろ姿で判断されて女性に間違えられるんだよね」と困り顔で言っていたのはつい最近のことだっけ。

ついこの間まで中学生だった彼が大学生になるだけでも驚いたのにも関わらず、もうあれから2年経ってることを髪の長さが教えてくれた。優翔は昔から趣味でギターを弾いている。
よくテレビなんかで指が長くないとギタリストにはなれないって言うけど、彼の指を見たら、それは本当かもしれないと思った。

「……失恋した私のことを気にかけてくれたんでしょ?」
「へえ、どうしてそう思ったの?」

「さっき弾いてくれた曲、私が子どもの頃から好きな曲だった。この曲難しいねって話してくれたの覚えてるよ?あと一生懸命に練習してる時ほど弦が切れるって言ってたじゃん。指、怪我してるからさ、かなり頑張ったのかなあって」

「……なんで、そんなに覚えてんだよ」
理由聞いた彼が目を逸らして顔だけでなく耳まで赤くしたのは、冬の寒さのせいではないことを確信していた。

今になって思えば優翔はどんな時でもそばに居てくれた。
嬉しい時にも悲しい時にも「大丈夫だよ」と慰めて、ライブで披露する曲をいくつか先駆けで弾いてくれたよね。ずっと傍で見守ってくれたのに、どうして気付かなかったんだろう。

「あのさ……今度出掛けるか、2人きりで」
沈黙を破ったのは優翔の方からだった。

「あと、もうやめるよ。 隠し通すのは。
ずっと……我慢してたんだからな」



(お題:何気ないふり)

3/31/2023, 11:20:14 AM

光がある。深淵を照らしだす唯一のもの、
我らの複眼には明るすぎるがゆえに走性たらしめるもの。翅を揺らす、羽ばたきは一つの流動を生み出して、早る心を顕にしているようだった。もっと近く、もっと近くで。

…バチンッ!
変な音がして思わず上を見つめる。丸い蛍光電灯が唯一の光としてそこにある。
その周りを、忙しなく飛ぶものたち、近所はショッピングモールがあるくらいには発展している。だが、裏山も近いので、ここにはよく虫が集まってくる。特に今は深夜帯、大抵の人が寝静まり、残っているものは、残業に追われる社員の灯すものくらいだ。
まあ、私もその一人であったが。

ピンポーン、10階です
安っぽい音に機械的な聞き慣れた声、身体はもうくたくたなのですぐに出る。
ふと、床に落ちた小さな虫に気づいた。
きっと、光に釣られて感電死したのだろう。
まあよくあることだ。
ところで人は一日に何人死んでいるのだろうか。

「変わらないな」
独り言は空を切り、誰もいない廊下に虚しく響いた。

『何気ないふり』

3/31/2023, 10:36:38 AM

知人に不器用な人がおりまして、
なんでも嘘が付けないタチな人で、
どうしようもなく正直なのです。
どうしようもなく優しくて
どうしようもなく愛おしい


何気ないふり

3/31/2023, 9:53:47 AM

「ありがとう」
「ん?何が?」
「これ、差し入れてくれて」
もらったペットボトルの紅茶を開け一口飲むと、乾いていた喉が潤う。
「ああ、別に」
ベランダの手すりに寄り掛かり、彼は吸ったタバコの煙を空へと吐き出す。
「ムリすんなよ」
二人しかいない静かな屋上。彼はそう言うと、私の頭に手を乗せる。
「え?」
驚いて彼の方を振り向くと
「何気ないふりして笑ってるけど、俺にはわかるよ」
よしよし。と、労うように頭を撫でられる。
「ここには俺たちしかいない。我慢すんな」
優しい声で呟かれたら、もうダメだった。泣かないようにと頑張って作っていた笑顔が崩れる。
「ほら、俺の胸貸してやるから」
彼は私を抱き寄せると、私が泣き止むまで優しく背中を擦ってくれたのだった。

3/31/2023, 9:49:25 AM

何気ないふり(忘れてたので未完。後ほど完成させます)



少年が目を覚ますとまだ夜だった。
なんだか喉が乾いていたから、もう一度眠る前に飲み物でも取りに行こうとベッドから降りる。
部屋のドアを音が立たないようにゆっくり開ける。皆寝静まって真っ暗だろうと思っていた廊下には、少し開いたままになっている台所に続く扉からオレンジの光がほのかに漏れていた。どうやら先客がいるらしい。

アールグレイと境界の魔女は手元のカップにぼんやり視線を落としていた。
湯気も見えないことから、飲み物を用意してから短くない時間が経っていることが伺える。それでもなみなみと注がれたブラウンの液体はまだ一滴たりともあの魔女の口内に招き入れて貰えないのだろう。

酷く整った容姿をしている境界の魔女は、表情をなくすと、現実味がいつも以上に希薄になり、レジンキャストで出来た精巧な球体関節人形を思わせる。
それが何だか気に食わなかった少年は、こっそりと覗くことをやめて、わざと音を立てて部屋へと入った。
一拍遅れて境界の魔女はゆるりと視線を少年へと向けて
「…ああ、僕のお砂糖ちゃん。どうしたんだいこんな夜遅くに。眠れなくなっちゃったのかな?今ホットミルクをいれてあげようね、こちらにお座り」


「…」

3/31/2023, 9:44:59 AM

“コトッ”

 私の横に湯呑みが置かれた

 ちょうど喉が渇いてお茶を取りに行こうとしたところ

 『あら、ありがとう』

 背中を向けて何か作業をしている夫に声をかけた

 “ん”

 声なのかうめき声なのか分からない返事が

 返ってきた

 次の日も

 眼鏡やくだもの、えんぴつや新聞など

 そっと側に置かれた

 相変わらず背を向けていそいそと作業をしている夫に

 “ありがとう”と声をかける

 夫もこちらを見ることなく

 なんともいえない声で返事をする

 ある日私が新聞を読んでいると

 “コトッ”

 と何か置かれた音がした

 何だろうと思いそちらに目をやると

 そこには可愛らしい木彫りのうさぎが置かれていた

 『あら。可愛い』

 『お父さん、このうさぎどうしたの?』
 
 『懐かしいわねぇ』

 そう声をかける

 昔戦後で何もない時代

 夫が私のために作ってくれたうさぎ

 懐かしくてついつい眺めていると

 “結婚してもう70年になる。わしももう年だ”

 “わしが初めてお前にプレゼントした木彫りのうさぎ”

 “あれをお前は大層気に入ってくれたなぁ”

 “日に日にわしの手の力も衰えてきよる”

 “お前にもう一度だけ”
 
 “このうさぎを作りたかった”

 “お前には苦労ばかりかけてしもうた”

 “お前が居なくなってもう5年は経つ”

 “わしももうすぐじゃ”

 “それまで、寂しくないよう”

 “それを持って待っといて欲しい”

 そう言いながら夫は泣いた

 『あらあら、私の前では泣いたことはなかったのに』

 『ふふふ、大丈夫ですよ』

 昔っからぶっきらぼうで天邪鬼なあなた

 私はいつもあなたの隣で見守っていますよ

 柔らかい風が夫の背中を励ますように撫でる

 仏壇に背を向け涙する夫とそんな夫が心配で

 ついつい留まってしまっている妻の不思議な物語

               『何気ないふり』より

3/31/2023, 9:35:14 AM

ーーああ、嫌だなぁ。
  本当はツラいよ。
  限界なんだ。
  もうやめて。
  全て投げ出してしまいたい。
  けど、出来ない。
  誰か助けて。
  助けて助けて助けて助けて助けて!
  ……死んでしまいたい。

「うん、大丈夫だよ。あとは私がやっておくね」


#何気ないふり

3/31/2023, 9:33:55 AM

/何気ないふり

人は演じないと愛されないんだ。
だが、その代償に自分のことが愛せなくなってしまう。
なんて残酷な世界なんだろうね。
そして気づいたらもう無意識にやっている。
だってそうしなきゃ生きていけないんだもの。
つまり、君も僕も"何気ないふり"をしてるってこと。

_意外と、気づいてないだけで身近にいるんだよね。そういう人って。
本当はもっと自分らしく生きたい。
愛されたい。
お願いだから気づいて。

でも、"ソレ"をしないと愛してもらえない。
そう思ってるから。
気づいたから。
…そうするしかないんだ。
だから、少しでもいい。そういう人達を気にかけてほしいんだ。
そういう人が身近にいるということを知っていてほしい。
ここまで読んでる君だって、そうなんでしょ。
たった一声でも、それがその人にとっての救いになるんだよ。

ねぇ、お願いだから気づいてあげて。

3/31/2023, 9:32:17 AM

視線が合えばスッと逸らす

けれど口元は微笑みを隠しきれず

頬はほんのり赤く紅葉する

挨拶をすれば

声が少し高くなる

薄々君の気持ちには気付いていた

だけど僕は何気ないふりをする

君が隠そうとするから

僕も君への想いを隠す

どちらが先にフリをやめるか

根比べ中

3/31/2023, 9:28:36 AM

テーマ『何気ないふり』


 何気ないふりをして、歩道でスマホを見る仕草をする
 信号のない道路で、車が曲がって来ようとしたから
 誰も来ないことを確認して、私はホッとした気持ちで歩き始めた

 そこに何かがあるような仕草で、脇道へそっと入る
 細い歩道に、ベビーカーが二人連れで向かってきたから
 道端を見ると、黄色いスイセンが咲いていた

 人を避けてしまうのは癖だけど、道を譲るのは自分のためでもある
 誰とも衝突したくない
 誰かに道を譲ってもらってまで、我を通すのが怖い

 酷く臆病な私だけど
 そんな自分を、私はそこまで嫌いじゃないんだよね

Next