『何気ないふり』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
何気ないふりをして君と手を繋ぐ
緊張が君に伝わってるような気がして
なんだか焦っちゃうな
何気なく彼は私の手を取って歩く
彼はきっと緊張してる
あなたは貴方らしく居ていいのに
そういう所も君らしくて良いね
少し寒そうな君に何気ないふりをして
ブランケットをかけた
ありがとうの言葉に
当たり前でしょって感じで
どういたしましてと言った
君は笑っていた
彼は私にブランケットをかけてくれた
ありがとう、そう言うと
当たり前のことをしただけという感じで
どういたしましてと言っていた
何に影響されたのか分からないけど
あまり見ない彼の姿に笑ってしまった
どんな君も好きだから
何気ないふりなんてしなくていいよ
─────『何気ないふり』
俺には年上の彼女がいる。
俺は高校二年生、彼女は大学三年生だ。
現在就活であう頻度がとても減った。
「おいウエダ、気ぃ抜けてんぞ!」
三学期始まってすぐの頃、もう俺は彼女のことで頭がいっぱいだった。
まわりには迷惑かけないように、バイトも部活も勉強も頑張って、何気ないふりをしていたが、限界がある。
そんなある日、部活中に一人の女の子が明らかに教室の窓から俺を見ていることに気付く。
気のせいではなく、文字通り食い入ってかじりついてみているのだ。
別の日、バイト先のレストランでは、ディナータイムでウエイティング用紙に名前を書いて、お客様を待たせていた。
「お待たせ致しました、二名でお待ちのミナ様」
そうご案内をすると、あの窓から見ていた女の子が元気よく返事をした。連れは短髪のボーイッシュな女の子のようだ。制服姿が別なので他校の友達の様子。
こちらへ、とご案内をし、水まで出してから、気になりすぎて俺から声をかける。
「あの……ミナ様は」
「様じゃなくていいです! ちゃん、で大丈夫です!」
「えっと……ミナちゃんは、俺に何か御用ですか?」
ミナちゃんは顔を真っ赤にさせる。文字通りの、真っ赤だ。
「いえ!? 別に!」
「いいの?」
「いいの!」
友人の言葉も切り捨てるようにする。
「ええっと……じゃあ、何年生?」
「1年◯組です!」
一つ下で◯組といったら、部活の後輩に一人いることを思い出す。
その場はそこで席を後にし、何気ないふりをしながら勤務していたが、俺は後日、後輩を呼び出した。
「お前のクラスのミナちゃん? だっけ? あの子、最近、俺のバイト先に来たりよく俺の事見てる気がするんだけどさ……俺には年上の大学生の彼女がいるから、ごめんねって言ってくれないかな?」
まだ告白された訳でもない思い上がりかもしれないけれども、間違いなく、あれはそういう態度だ。
それを後輩に向かって伝えてというのも変な話ではあるけれども。
これ以上付きまとわれていては、何気ないふりは難しい。
【何気ないふり】
※【伝えたい】の前の話にあたります
何気ないふり
カミングアウトするのもいいけどさ
前科のカミングアウトは聞きたくなかったよ
それも1番ヤバいやつ
冷や汗出たし
どんな顔していいかわかんなかった
何気ないふりするのも限度あるよ
本当は好きなのに、何気ないふりをして誤魔化すのに慣れてしまった。
素直に好きって言えればいいのにな。
私はこの会社が本当に大嫌いだ
ほんとうは足を運ぶことだってしたくない
でも、それじゃ私が生きていけない
だから何気ないふりをして
最後に刃物を突き立ててやるんだ
「 一身上の都合で退職いたします 」
何気ない「ふり」ってことは、
心の中は穏やかじゃないってことね
何気ないふり
私は普段何かあったときも何気ないふりをしている。
心の中では、喜んだり、怒ったり、悲しんだり。
表に出さないことがかっこ良いと思い込んでいるのかもしれない。
けれど、そのせいで内面にストレスが溜まり体調が悪くなる。
ふと考えた、人間の体は心の出力装置なのだから心に溜め込むと壊れてしまうのではないか?
自分も含め、壊れてしまっている人が多くなっているような気がする。
もっとアウトプットしよう。
喜びも悲しみも、もっと出そう。
みんな、人間らしく生きよう!
何気ないふり一つで、その人の心理、人格的情報を読み取れる事もある。
何気ないふり一つで、人を喜ばすことも傷付けるきともできる。
何気ないふり一つで、国によってのタブーに触れてしまうこともある。
それだけの意味を持つのに、人間は“何気ないふり”と言っている。
顔を合わすたび
何気ないふりをして
君は微笑んだ
強がる君に気付きながらも
僕は何気ないふりをして
気付かない僕を演じる
強がる君も悪くないけど
いつでも寄り掛かってくれるようにと
何気なくを装って
僕は君の側を離れない
【何気ないふり】
――何気ないふり――
お人好し
反吐が出てしまうほどに
虫酸が走ってしまうほどに
呪いにかかったように
霊に憑かれたように
何気ないふりをして
優しさを魅せる
自分を好いてくれる人を造りだす
自分を好きになるため
価値を見出したいがため
でも、
全てを真に受け、感じた自分で
理想じゃない、本当の自分で
正々堂々と生きること
そこにはもっと価値がある
僕はそう生きたい
自分を探そう
どう感じたか
どう考えたか
簡単に崩れないように
今までの自分
ありがとう
困った時はまた
お世話になるかもしれないけど
さようなら
↓前日のお題↓
――ハッピーエンド――
ハッピー
誰にとって?
バッド
誰にとって?
例え主人公が
ヒロインが
幸せだとして
幸せでない者はどうなる?
そこで物語を絶えさせて
無視する?
きっと全員が幸せになることはできない
桃太郎も
一寸法師も
シンデレラも
物語だけじゃない
現実も
だからこそ
僕は目に触れる周囲を
幸せにしたい
君が何気ないふりで抱えて歩く
心にぽっかりあいた穴に
風がとおって鳴る音を
僕はときどき
聞いてしまうことがあるんだ
それはやわらかな土笛の音色
夜を纏う梟のうた
銀河をさまよう汽笛
生まれたばかりの雛鳥の喉のふるえが
小さな蝶のはばたきが
身体の内に巣食う暗闇の
がらんどうをふるわせて
僕の心もふるえている
あちらこちらで風がおこり
孤独な心の共鳴が
音楽のように世界をみたしている
何気ないふりで抱えて歩くものを
知らせている
『何気ないふり』
どんな時に人は何気ないふりをするか、それは様々であろう。しかし、人は、何気ないふりをした時、相手にそれが伝わっていることが多いのではないだろうか。
例えば、私が道で石につまづいて転んだとする。私は、周囲の視線から恥ずかしさから痛みを我慢し、何でもない振りをする。つまり、何気ない振りをするであろう。このような時、周囲の人は、私が無理をして何気ない振りをしているのは筒抜けであるだろう。
また、忙しく何事にも手が回らない人がいたとして、その人に対し「お助けしましょうか」と尋ねても、ほとんどの人は「大丈夫です。ありがとうございます」と何気ない振りをして答えるだろう。しかし、ほとんどひとは、相手が何気ない振りをしていることに気づき、人によっては、助けようと手を差し出すかもしれない。
人が何気ない振りをする時、周囲の人は何気ない振りしていることに気づいている。その時、相手の気持ちを思って何気ない振りをする人もいれば、手を差し出す人もいるなど、何気ない振りへの対応は様々だ。
何気ない振りする時、それは相手に伝わっていることがほとんどである。相手は、何気ない振りをする人の気持ちを慮り、その気持ちや感情を理解しているのだと思う。何気ない振りという言葉ではあるけども、何気ない振りではないことが周囲は気づいているのだ。
昨日、飲んでたのよ。
連れと、そしたら偶然に先輩と会ってさ、挨拶だけしといたのよ。女連れだったのよ、先輩。結構かわいかったし。
で、そのまま飲んでたら先輩、先に帰ったのよ。
これってさぁ、芸人あるあるじゃん。
自分の会計の時に先輩がもう払ってるっていう。
そう、何気ないふりして帰るやつ。
そしてさ、会計いったら
「19800円でございます」
払って無いの!
それも、普段より高く感じる。
普通の事なんだけど、損した気分になるの不思議だな。
何気ないふり。
何気ないふりが
できるかな?
前は行くと
サプライズできたけど。
何気ないふりが
できたら
今度の
遠征も楽しみ。
まずはね、
ありきたりでわかりやすい
やさしい言葉をたくさん使うより、
何気ないふりで優しくできる人に気付いて、
感謝の言葉を伝えられる人になることね。
#2「何気ないふり」
そんなつもりはなかった。
人を意味もなく踏み躙っておいて、そんな言葉で終わらせる君の、あいつらの、何気ないふりが大嫌いだった。
ぶん殴りたくなるほどに。
やられてきたのだから1発ぐらい、と思った。
でも、人の傷や痛みを知っている僕らだけは、無慈悲に生きないでいよう。
何気ないふりが1番。
理由なんて知らない。ただ甘えてみただけ。
愛されるようにとあなたに気持ちを伝えてもどうせ分かってくれないんだもの。すぐえらんで、それは私じゃなくても
受け止めるから。何気ない会話も全部フリ。
私が好きになるようにするための嘘。
そんな嘘つかなくてもいいのに。
なんだよそれ。馬鹿みたいに考えてる私ほんとバカじゃねかよ。何気ない笑い話に私は笑える?1人置いてきぼりな私
私がいなくなってもこの世もこの人達は平気なんだ。
所詮他人。人の事なんて考えてもない、
そんなのは優しさじゃないだろ。人のことを考えられる人が優しいんだよ。優しい人が損するってなに。
損してる?そんなこと言ってる人たちの方が損してるよ。
何気ない私の好きはただの不利だと思えますか?
そう質問したら。
それは不利ですね。
って言うから。
あなたにとってもは何にも気にしない事ですか?
何にも気にしてないです。
そんな冷たい声で言わないでよ。
そこはフリでも、してくれてもよかったじゃん、。
ほんと、なんにもわかってない。
お題『何気ないふり』
︎ 硬質な黒鉛の音が響く、昼下がりの教室。
︎ 昼食直後の小テストはあまりにも億劫で、退屈だ。隙間時間にあれほど確認してきた単語もすっかり頭から抜け落ちてしまったのか、過半数を超える空欄を残したまま僕は頬杖をつく。幸いにも睡魔に襲われることはなかったのだが、集中力は削がれてしまって続きを書く気力は湧かない。戯れに鉛筆をくるくると回転させてみた。しかし湧かない。もう諦めてしまおうか。そう溜息をつけば、それに返事をするかのように咳払いが聞こえてくる。
︎ 視線を上げると、教卓の前には赤ペンを回す先生の姿がある。え、と小さく声を漏らせば、先生は口の端をほんの少し上げて、回していた赤ペンを机の上へ下ろす。そして左腕に付けている腕時計をこつこつと叩き、やがて僕と同じ姿勢で頬杖をついた。
︎ 肝を冷やした僕はただちに居住まいを正す。
︎ さり気ない一挙一動ではあるけれど、おそらくアレは警告。何気ないふりをした、集中しなさい、のサイン。
ふり、ってことは本当は尋常ではないってことで、心臓が飛び出さんばかりにドラミングしてたりするってことか。
はっきり言って平静でいないといけない職種以外は、素直に驚いて素直に切れ散らかして素直に笑ってた方が人間関係は円滑。
『 何気ないふり』
好きなバイト先の先輩が他の先輩と(女子)
話してる時に私はいつも何気ないふりをする