何気ないふり』の作文集

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何気ないふり』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

3/30/2023, 3:28:26 PM

飲み会の帰り道、皆んなと歩いている中こっそり手を繋ぐあの緊張感と多幸感が好き。
さり気なく車道側を歩いてくれるところが好き。
単純なカードゲームで延々と遊んで笑っていられる、お泊まりが好き。
美味しいものを一緒に食べる時間が好き。
しあわせだね、と笑うあなたのくしゃっとした笑顔が大好き。




本当に言いたいことに蓋をして、強がるふりをして。
私の目の前からいなくなる、今のあなたは大嫌い。

『何気ないふり』

3/30/2023, 3:23:02 PM

『何気ないふり』
何気ないふり、
それは、強がること。
何気ないふり、
それは、逃げること。

3/30/2023, 3:19:52 PM

テーマ“何気ないふり”

学校の廊下。
何気ないふりをして
偶然を装って君の事を待ってみた。

君が教室から出てくるのを見つけて
何気ないふりをして
近付こうとした。
けれど、無理だった。

君の横には、私が知らない子が
ピッタリと寄り添っていたから。

それを見た瞬間、慌てて
君に背を向けた。

何気ないふり失敗。
そんな事するくらいなら
君を呼び出して一緒に帰ろうって
誘えば良かったな。

断られるとしても。


…何気ないふりをして
気付かないふりをして
その関係ブッ壊しても良いかな?
駄目かな?

3/30/2023, 3:16:42 PM

天然だよね。
そう言う君は鈍感だよね。私が転ぶ度に支えてくれて、心配してくる。普段からあんなに転ぶ訳ないのに。私が言うのもなんだが、週3くらいで転んでるんだから、少しは怪しんだほうが良い。
忘れっぽいのも、靴下を間違えちゃうのも、空気を読むのがヘタクソなのも。全部全部、君のせいなんだよ。

「ちょっとドジで天然な子が好きだなぁ。守ってあげたくなるような子」

だってドジで天然なくせに。先週も思い切り机に頭をぶつけたのを見てた。心配したのと同じくらい、むしろ私が守った方がいいんじゃないの?って思った。ドジなフリしてるけど、君より断然守れるよ。
でも、そんな事を行ったら離れてしまいそうで。いつまでも君の好きなタイプを演じてしまう。何気なく君の好きな香りを纏って、何気なく君と好きな食べ物が同じフリをする。全部君の為の、何気ないフリ。
本当の私はこんなのじゃないけど。君に見つめられるのなら、何にだってなってやる。

3/30/2023, 3:12:02 PM

見て 聞いて

何もない 変わりない様に

絶対に気づかせない

これが案外 容易ではない


*何気ないふり

3/30/2023, 3:05:36 PM

ほんとのことってなんだっけ。
いつも、何者かのフリしてる。

3/30/2023, 3:03:35 PM

昨日、貴方のスマホを覗いてしまった

「おはよう」
貴方より少し早く起きたので、朝ごはんなんか作ってみる

「今日何時に帰る?」
ちょっとだけテンション高く聞いてみる 

「久しぶりにグラタンでも作ろうかと思って‥」
好きだったよね?変わってないよね?

「‥そっか、じゃあ先に食べちゃうね」
なんで?仕事だものね、仕方ない
どうして?仕事だものね、頑張って
仕事?仕事だものね??

「‥いってらっしゃい。気をつけてね」
貴方が背を向けた途端、軽く振ってた手と笑顔が動きを止めた

ゆっくりと閉まるドア
ゆっくりと閉じる瞳

早まる呼吸
噛み締めた唇

貴方のスマホを覗いてない自分には戻れない

3/30/2023, 3:03:14 PM

何でも無いような振りをして、
誤魔化すのが得意ですね。
作り笑いでいつも誤魔化して、
それとなく場面を抜ける。

笑い皺は貴方の傷だと、
気付いたのは何時からでしょうか。
笑ったあとの、一瞬の悲しい顔が
嫌に目に付きました。

何気ないふり、知らん顔して
貴方には全部分かってたんですね。

痛みとか、悲しみとか、
不条理とか、苦しみとか、
それに付随するあらゆる苦痛を。

貴方はきっと知っていたから。
そんなにも何気なく救えたのですね。

私の痛みを、悲しみを、
不条理への怒りを、足掻く苦しみを
きっと知っていたのですね。

何気ないふりできっと救ったのですね。
ふと見せた優しさに、
貴方の悲しみが見えた気がしたのです。

何気ないふりできっと救われたんですね。
私がそうだった様に。

私もそうしようと思います。
貴方のように笑い皺が癖になったら。
そうしてくれたように、そのようなふりで。

#何気ないふり

3/30/2023, 3:02:59 PM

何気ないふりをして、一番頑張っているのはあなただ。
何気ないふりをして、一番耐えているのはあなただ。

今日も、どこから湧き出てるか分からない不安に押し潰されそうになる。

呼吸しているだけで偉い、
生きているだけで偉い、

そう誰かに慰めてもらいたい。

〜何気ないふり〜

3/30/2023, 3:00:56 PM

フィクションです🙇🏻‍♀️


私のクラスにはいじめがある。
クラスの中の1人がいじめられ、クラスの中の3人が中心となりいじめている。
他の人は傍観者だ。
私は傍観者もいじめている人と同罪だと思っている。
どうして見ているだけなの
どうして助けようとしないの
どうして先生とかに言わないの
色んなことできるでしょ。
君たちが助けないで誰が助けるの
でもこんなこと言っている私も傍観者の1人だ。
ずっと頭の中で自分をヒーローに成り立て、いじめられている子を助けている。
どうして助けないのって言われたら、そんな理由ひとつしかないでしょ?
自分が標的になるかもしれない。
そんなの嫌だよ、笑
いじめられている人も十分にクズだけど
私もとことん自分のことがクズだと感じる。
それでも私は助けない。
今日も。明日も。これから先も。ずっとずっと。ね。

3/30/2023, 2:57:40 PM

朝目を覚まして、野菜ジュースを1杯。顔を洗って髪を整え、制服に袖を通す。目玉焼きを乗せたトーストに、塩胡椒を振ってかぶりつく。

手早く朝食を済ませて、昨夜の内に支度を済ませておいたスクールバッグを手に取り、玄関に向かう。

いつもの靴に足を入れ、小さく行ってきますと呟く。
扉を開けると春の風が髪を揺らし、朝日が僕を照らす。

「お、おはよう」

下手な作り笑顔の君は、それでもいつも通り、そこにいた。

「おはよう」

返す僕の声は上擦っていなかっただろうか。笑顔は不自然ではないだろうか。

自転車に乗った学生が僕たちを軽やかに追い抜いていく。学生たちの喧騒は遠くに聞こえる。
僕達は、ゆっくりと歩みを進める。

「良い、天気だね」
「そうだね」
「「……」」

油が足りない機械みたいに、僕たちの会話はぎこちない。昨日までと何も変わっていないようで、全く違う。

決定的な違いが、昨日、生まれてしまったのだ。それでも、それでも僕には普段通り振る舞う義務がある。昨日の出来事なんて、些細なことだったのだと、何も変わらないのだと、何気ないフリをしなければならないのだ。



僕は、昨日、君の恋心を、無下にしたのだから。

君から友人まで奪う訳にはいかないのだ。

3/30/2023, 2:57:14 PM

#なにげないふり
彼のことなんて考えたことない。
けど、彼は近寄ってくる。
なぜか、彼の近くにいると鼓動が早くなる。
そんな日々が続いたある日のことだった。
彼が消えた。
いや、この世からといった方が正しいだろう。
私は、考えた。
なぜ、彼が消えたのか。
それは、明白だ。
奴の仕業、どう考えてもな。
ロクデナシ、皆からそう呼ばれるあいつ。
彼と、よく喧嘩をしてたバカだ。
私は、あいつのもとへいった。
アイツが、彼を殺した方法で。
首締めで、彼は殺されたんだ、私もやり帰してやる。
そして、私は奴を殺した。
私も、母のように私も彼の後を追った。
雲を越え星となった私たちのあるべき場所へ。
そこで、母が父と楽しそうに歩いていた。

3/30/2023, 2:55:44 PM

何気ないフリ

『大丈夫?』
答えはNo
だけど『大丈夫。』と答えるしかない
心配されていても
プレッシャーに感じてしまう
『どうしたの』
こう聞いてくれるのは
あなただけ
『大丈夫だよ』
何気ないフリ
私の一番得意なこと
『大丈夫じゃないでしょう。』
こう言ってくれるのも
あなただけなの。
あたたかい優しさで
冷えた心があたためられ
冷たい氷が溶けだした。
溶けた水を受け止めきれず
溢れてしまう。

3/30/2023, 2:54:35 PM

朝友達と一緒に来て、教室に入って、
授業を受けて、お昼を食べて、馬鹿みたいな話をして
また授業を受けて、部活をして、疲れて、
放課後たまに愚痴りながら友達と帰る。
こんな当たり前な日々を何気ないふりして過ごしながら
わたしは1日1日を大切にしてる。

3/30/2023, 2:51:44 PM

私は琥珀。
隣にいるのは春斗くん。

今は、休み時間。

みんなどこかに遊びに行ってるのか、
クラスに残っている人はあまりいない。

あまりいないというか、私と春斗くんだけだけど。

春斗くん、何かを修理してる。

そう考えていると、

「あっ、やべっ!」

春斗くんの声。

ふと春斗くんの方を見ると、
どうやら強力接着剤で、指を接着したそう。

中指と、人差し指と、親指が、1箇所についてる。

右手の。

しかも、左手は壊れている部分を抑えていて、
手が離せないらしい。

私は春斗くんを助けるために、
ゆっくり剥がそうとした。

力振り絞って、痛くない程度に、離そうとした。

頑張って、私なりに。

でも、全然剥がせない。

もし、あの力が強い人がいたら、

もし、あの文具に詳しい人がいたら、

もし、あの何でも出来る人がいたら。

私じゃ何も出来ない。

春斗くんに「取れない」と伝えるように、
見つめていると、

春斗くんが急に右手の中指と人差し指と、親指を

…離した!

え?どうして?おかしい。私は、本気で助けようとした。

え、騙された?

頭の中をぐるぐると巡っていると、

春斗くんがぎゅっと私の手を握った。
「手、繋ぎたかったから。こうしないと、手繋いでくれなかったでしょ?」

え…!?

3/30/2023, 2:46:26 PM

いつものように

君から何気なく発せられる

計算のない言葉に

いつものように

何気ないふりして返答する。

そしていつものように

離れてからゆっくり味わうんだ。

本当は心躍ってることを。

3/30/2023, 2:45:53 PM

先生はとてもおっちょこちょいである。
いつもポンコツで、USBを電子黒板に指したまま、
なんてしょっちゅうだし。
プリントは授業終わりに回収だと
何度も言うのに、結局毎回忘れて号令した後に
「ごめん出席番号順にもってきて!」
の声かけを聞かなかった週はないくらいわすれっぽい。
イタズラなんて絶対引っかからないと高を括っておいて
毎回きっちり引っかかっていたり、
さわやかに「おはよう!」と挨拶した次の瞬間段差に
つまづいていたり。
今までに先生ほどおっちょこちょいな人を
私は見たことがない。
でも知っている。
裏ではすごくしっかり者で、優しいんだということを。
実験室の片付けに不備があって、
実験助手の先生からお怒りの文書が届いた時。
先生を引っ掛けようと
黒板消しを挟むイタズラを仕掛けているところを
隣の校舎から怖い先生に目撃されて、
1時間くどくど怒鳴られた時。
次の授業の時には
もうちょっと俺が言えばよかったね、とか
あそこまで言わんくてもねえ、とか
すごく何気なさそうに言って、
必ず私たちを庇ってくれていた。
裏で頭を下げていたのを偶然見てしまったけれど、
きっとそれまでも同じようにしてくれていたのだろう。
もともと面白くておっちょこちょいな先生が
好きだったけれど、
そんな一面を見てもっと大好きになった。

ねえ先生、恋愛的に好きと思っているけれど、
それよりも第一に人生の先輩として、
先生のことを尊敬しています。

3/30/2023, 2:44:12 PM

嫌いなヤツの話ほど嫌な物はない。
 苦痛だ。
 それを何気ないふりして聞いてる。
 我慢しなければいけない。
 途中で我慢してる理由も分からなくなってくる。

 相手は何が正しいか考えた事もない癖に自分を正当化する。
 だから、あいつに反吐が出る。

3/30/2023, 2:43:31 PM

何気ないふり


3、2、1、そう心の中でカウントダウンをして、曲がり角を曲がった。前から来た君とぶつかって、ようやく君が僕のことを見てくれた。
すみません、大丈夫ですか、と心配しながら、手を差し出すけれど、心の奥底の方では嬉しさでニヤケが止まらなかった。
「運命の出会いだったよね!」
君はそのときのことを嬉しそうにそう語った。ああ、たしかに運命的だったよ。でもそれが最初の出会いでもなければ、運命でもなかったことに君は気づいていない。作られた運命に君は目を輝かせて喜ぶ。
たとえば、君の好きなものや嫌いなもの。家族構成や交遊関係、いつどこで何をして、何を食べて、何を話したのか。全部全部知っているから。
「すごーい! なんでわかったの?」
君がほしいものも、ほしい言葉も、何だって与えられる。君はそのことを運命だと言ったりもするけれど、それがすべて計算だとは気づいていないのだろう。
だから、僕は今日も何気ないふりをする。偶然を装って、あえて知らないふりをして、君が気づかないように、運命という名の歯車を自分の手で回すんだ。

3/30/2023, 2:41:44 PM

花壇にまた花が増えている。
薄青の丸っこい花弁が可愛らしい花だ。またなにかあったのだろうか、と花壇の主を探してぐるりと視線を巡らせる。春風に染められたような色合いのチューリップが群れ咲く向こう側、こちらに背を向けてしゃがみこんでいる小さな姿が見えた。おおいと声をかけると、一拍置いて振り返る。頬に泥がついている。
「おはよう。また新しい花を植えたのかい」
「おはよう。そうなの、いいことがあったから」
小走りに寄ってきた彼女に頬を指さして見せれば、瞬いたあと、はにかむように目を伏せた。軍手をはめた手の甲で拭おうとするのをそっと止める。それでは余計に汚れかねない。ハンカチでやわらかな頬に触れてから、少し不躾だったかと思い様子を伺ったが、彼女は気にしていないようだった。ありがとうと微笑みかけられ、どういたしましてと返す。そっけなさの混ざったそれが照れ隠しであると彼女にわからなければいいと思った。そらした視線の先で、名前も知らない薄青の花が揺れている。
「……いいことって、今度はなに? まさか前みたいにおみくじで大吉が当たったからとかじゃないよね」
「違うよ。いいことっていうのはね、……うーん」
ふふと彼女が笑う。日に透けて明るく光る毛先が風に踊り、気を取られたその一瞬で彼女が身を翻した。
ひみつ! 跳ねるように言って、駆け戻っていく。反射的に伸ばした手を力なく下ろして、はあとため息をついた。こうなったら意地でも教えてくれないのはよく知っている。作業に戻った彼女はもうこちらのことなど意識の外に追いやってしまったようで振り向きもしない。超えられない花壇を見下ろして、彼女の「いいこと」はなんだろうと思う。ここ最近はとみに植えられる花が増えてきた。その花々の言葉がすべて恋にまつわるものなのは、偶然ではない。きっと。

(お題:何気ないふり)

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