『何もいらない』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『何もいらない』
私は部屋に物をあまり置かない。いわゆるミニマリストだ。
生まれつきそうだったわけではなく、大学を出て働くようになってから少しずつ部屋からものがなくなっていった─ひとりでにものがきえたわけではなくて、もちろん私が自分で捨てたのだけど─。
この部屋に越して来た頃は、服も本も雑貨もいっぱい持っていて、部屋に物と色が溢れていた。
だけど、働くのは辛くて、いろいろと考えることが多い。
毎日ひっきりなしに頭を使い続けて、日に日に生活の余白を楽しめなくなってしまった。
そういう私の心持ちが、部屋を空っぽにしていった。
そんな私だけど、昨日、手のひらに収まるくらいのクマのぬいぐるみを買ってきた。仕事の帰り道で見かけた骨董屋で目が合って、その5分後には私は店主の老人に500円を手渡していた。
あの衝動がどこから来たのかは分からないけれど、今なら前よりも、世界を楽しめる気がする。
何もいらない
ふぅ~お腹いっぱい もう食べられないや
何だかお腹いっぱいになったら眠く
なって来た。
欠伸が一つ無意識に出る。
しばらくはもう何もいらない
とりあえず一眠りして
胃の中が消化されて
リセットされるまでは....。
きみが いればと
おもうから
いたなら
ほんとに
なんにも いらない
恋人なんて要らない
友達なんて要らない
お金なんて要らない
地位も名誉も要らない
僕、私は、何も欲さない
そう言うひとに限って欲深い
ないものはねだればいいのに
もったいない。
何もいらない
貴方の笑顔は私の心を癒やしてくれます。
貴方の優しさは私を勇気付けてくれます。
貴方の厳しさは私を強くしてくれます。
貴方の健気さは私の庇護欲を掻き立てます。
貴方さえいれば、私はありのままでいられる。
貴方さえいれば、自分の事を認められる。
貴方と居る時の自分が大好きだ
貴方が側にいてくれるのなら、もう…
『何もいらない』
何もいらない
中身は空っぽ
何もいらない
楽にいきたい
ただそれだけ
人は裸で生まれ、この世界で生きる中で必要な物を与えられ、育つ。必要な物とは食べ物や衣服であり、おもちゃ、あるいは大切な人達。
それらが周りに在る事は実に自然な事であり、若い時分はそれらを失う事など想像すらしない。
私は今、四十台の半ばで人生の折り返し地点にいる。
きっと人生の最期の瞬間は、やり残した事を後悔したり、家族や大切な人を想ったりするのだろう。
そして人生は「思い出」で出来ている事に気がつく。
地位や名誉、高価な物など何も要らない。
ただ大切な人との「思い出」だけが、ずっと遺ればいい。
あなたに逢えたら…
それだけでいい
何もいらない!
【何もいらない】#64
お題 何もいらない
何もいらない
【伊藤美穂子さん
明後日、親戚の開くパーティがあります。ぜひいらしてね。
追伸 美穂子、あいかわらず地味なドレスなの?】
美穂子はペンを動かしていた右手を止めて届いた手紙を見た。白い便箋に品のある筆跡で書かれた文字をみると、この手紙の送り主・山田小鈴を恨めしく思う。
【山田小鈴さん
ぜひ行かせていただきます。
追伸 お楽しみのようでなにより。】
皮肉を付け足すと封筒に入れて住所を入れ、そばの箱にポンと入れた。
「ペン、インク少なくなってきちゃった。」
ふと思い出し、立ち上がって箱を持つ。めんどくさそうにスマホを手に取り、スニーカーを履いて外に出た美穂子は家の前のポストに箱の中身をざらざらと入れてまた気だるそうに家に入っていく。
(あいつに…….、小鈴に恥かかせられるならもう何もいらないわ。)
別の部屋に行ってクローゼットを開けると、中には美しい模様のドレスや化粧道具が詰まっている。
「小鈴の旦那さんは清弘さん。好みは蝶だったわね。 てことはこれだわ。義昭くんの好みは……..。」
ドレスを選びぬき、会場に来そうな人の好みをミックスした小物やアクセサリーに散りばめ、それとなく統一感が出るようにもととなる色はすべて白で通す。
物欲は無い。高級な腕時計をあげると言われても、ベンツをあげると言われても何も思わない。100万円あげると言われればうれしいけれど。
わたしの横に寝そべる茶色のふわふわが元気でいればそれ以外何もいらない。
何もいらないと、決めていれば。
何もないと、諦めていれば。
君に、恋をしている気持ちがなにもなければ。
期待しなければ。
こんな、たらればを思考している間は。
君の何もかもがいらないと、諦めることができないでしょう。
「無限の可能性世界中の障害者へのエール」
障害を抱える人々へのエール
力強く生きるあなたに感謝を捧げます
困難に立ち向かう勇気に敬意を示します
障害はあなたの人生の一部であり
それを乗り越えるための力を持っています
障害があっても輝くあなたの笑顔
周りの人々に勇気を考えることでしょう
違いを受け入れ、共に歩むことができる
そんな社会を作るために努力しましょう
一人ひとりが大切な存在であることを
忘れずに思いやりを持ちましょう
障害を持つ人たち寄り添い支える
そんな優しさが世界を変えていくのです
あなたの存在は尊いものです
障害を乗り越える力強さに感銘受けます
困難な道を歩むあなたにエールを送り
一緒に未来を切り拓いていきましょう
あなたは強く、美しい存在です
障害があっても夢を追いかけることができます
心から応援しています
あなたの未来に幸せが訪れますように
作者エンジェルハート
絵を書いた うまくないけど 味がある
川柳 孫に送って 興味なし
【何もいらない】
「君さえいれば何もいらない」
大丈夫
そんな見え透いた嘘を言わなくても
貴方を愛してあげる
何もいらない、と。
さて、強欲な私には難しいお題だ。
そもそも「何も」とは?
物理的なもの?
心理的なもの?
社会的なもの?
目に見えるもの?
目に見えないもの?
生活するには、「何もいらない」などということは絶対にない。まず生活費が要る。家族にかかる各費用も賄う必要もある。
生きものだから、食べ物や水が要る。空気も要る。雨風しのげるすみか、服だって無いと困る。あ、太陽の光もないと、病気になりそうだから必要だ。
人間だから、生きてゆくモチベーションも必要だ。
要るものいっぱいあるな…
でも、死ぬときには生涯をともにしてきた身体さえ置いてゆく。清々と身軽に旅立ちたいものだが、これは「何もいらない」という感覚かと言うと、少し違う気もする。子ども達や愛する人の幸いを(そうあって「ほしい」と)願うことは手放さないだろうし、自分の往く歩みが豊かであることへの希望も手放さずに、死の敷居を越えるだろう。
命を削ぎ落とすことは不可能だ。
大切な人達が幸せであることが「ほしい」
許されるなら、魂に抱いて往ける愛が「ほしい」
…やっぱり「何もいらない」が思い浮かばない。私のような強欲者に、こんなお題はまったくダメだ。
10のうち2にしときなさい
亡き祖母よ 私はやはり欲張り
欲さ に 今日なりほっしてます
カラカラになりそうです
誰か 十分な
うつろいゆく人の様が
私の場所が 消えゆきさ
確かな甘えていい行き場が
ない疲弊 を
何かで 紛らすしか
術はなく
戯れ恋をしてます
期待も宛にもならない
どうしようない 相手に
だが 偽り恋なり
偽りじゃないよ 好きは好き
バカな私だから
気丈な祖母とはいかない
人を振り回しなさんなよ
無理だわ 難しいよ
だから 期待も宛にもならない
なんて はじまりは勘違い
で 早く冷めたい
好き気持ち だが
私には 今は 戯れ恋相手
が 甘えさも 出来るから
なにもいらない は
いつだって 無理
祖母 ごめん
だが私さ脆さを 許して
亡くなり 楽に
いてたらだ だが
戯れ恋相手に愛想尽きたわ
別れよう とき
気丈な祖母をえがかして
永遠に祖母愛を 求めてます
よく大人は金があればなんでも手に入るとか
言うけれど、
ほんとに欲しいものって金じゃ手に入らないんだ
だから"何もいらない"_。
期待するだけ損な人生はもう嫌だ。
何もいらない
私以外の何も私の中にいらない
私は私でしかなく
私の中には私しかなく
私の外には私ではないものしかない
私は私
私であるものと私ではないもの
それで世界はできている
それ以外に何もいらない
私には何もいらないよ。
他の子にしてあげてよ。
なんて私は平気なフリをしてみんなの輪から離れた。
何もいらない
そう私は何もいらなかった。
ここは大好きだけど学校に行くとここを嫌いになる。
所詮子供のからかいだけど
私はそんなのやめて欲しいと思ってる。
まぁでも施設の子ってだけでバカにしてくるのは
脳みそ足りてないんじゃないなんて
心の中で思ってしまってる私。
綺麗な心なんてないし
きっと冷めている人なんだと思う。
だから何もいらない。
でも本当はみんなに愛されたい。
他の子みたいに甘やかして欲しいな。
─────『何もいらない』
新しく人間関係を構築するのに、こんなに気を使うのかと人生で一番頭を悩ませている。
他に考えることがないくらい、何かに集中できるならいいのに。それすら与えられない環境下で。
ただ苦悶に耐え続ける8時間。
なんて時間の無駄遣いしてるんだろう。
この半月。出張ヘルプ要請で来たのに、想像を絶する暇さだった。
暇は余計な考えを生む、しかも果てしなくマイナスな方向へ。暇で良かったとは考えられないほど、辛い。
人足りないからの、ヘルプでないのか。
楽しすぎて、頭がおかしくなるくらいなら
何もいらないから早くここから出して。
そう思う。あと1週間か長いな。