『今日の心模様』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
今日の心模様
大好きなあなたに会えたから
雨が降っても、季節外れの寒さの中でも
心地よい陽だまりにそっと包まれているよう
淡く霞んだ鯉の背に
映すは輝く紅色の
薄い泡ぶくふっと揺らいで
消え往く様は、まるで花
散る花在れば咲く花も在り
されど咲けぬ花も在り
黒く燻り陽も見えぬなら
せめて地に差す根が欲しい
一花咲けず、無残に散れず
蠢くことすら成せぬまま
ただ蜩の声に消されて
明日はきっとと翌檜
日暮れの蜉蝣、夕暮れの赤
湖面に浮かぶは夜の花
ー今日の心模様ー
【今日の心模様】
今日の心模様をお伝えします。
予報士の○○さ〜ん♪
って、朝や昼のニュース番組でお伝えするような世の中になったら…いや、予報士の存在がちょっと怖いかな。
ちなみに、本日の私の空模様は
晴れのち雨、ときどきくもり です。
何だか、曲のタイトルみたいですね。
(実際ありますけど)
『 今日の心模様』
私の今日の心模様は雨。貴方に会えない日はいつも曇りか大雨
「今日の心模様」
空は心模様だと
誰がはじめに
言ったのだろうなと
今日の空を眺めて思う
今日の空は
限りなくグレーで
境界がないみたいに
世界を覆っている
一色だ
一色の混じりけのない色
哀しいのかといえば
そうでもなくて
何だろう
強いていえば
少し嬉しいかもしれない
混じりけのない色に
私は溶けている
世界に溶けて
擬態できているかのように
今日の心模様
「ごじょ、さっ、アンタも俺を、置いて……て」
夢を見た
それは
五条さんが死んでしまう夢
リアルな感覚で
血の鉄の匂いもリアルで
ドロドロとした
世界観だった
最近は五条さんが死ぬ夢しか見ない
おかしいんだ…
「お、千兎聖おはよー!」
「…はよ」
「最近隈すごいぞ?なんか悪いとこでもあるん?」
「や、別に大丈夫」
「そっかー、無理しないでね」
「ん、ありがと」
疲れたな
食欲も湧かなければ
睡眠もできない
昼休み中
おひさまで寝るか…?
日向ごっこ…
「おっはよー!グッドルッキングガイ五条悟先生だよー!!」
「おはよっす!」
「遅刻がすぎんのよ!バカ教師!」
「おはようございます」
「…………」
「ろ〜んか、ね、!だいじょぶそ?」
「………ん」
「眠い?」
「…………眠くないです」
「反応悪いよ?」
「……………悪くないです」
「……はい!今日は自習ねー!」
「よっ、しゃっ!」
「ろんか、医務室行こ…硝子に診てもらっ…て」
「スーー……スーー」
「あらら、部屋連れて行くからね」
そうして
部屋に入り
ベッドに横にならせる
「疲れたよね…僕より任務続きで」
頬を撫で
目元の隈に触れる
あ、や、だ
五条さん、
五条、さっ
死なないでっ
置いて行かないでっ
やだ
「ろんか…?」
「ごじょ、さっ、アンタも俺を……置いて…」
「……大丈夫だよ…ここに居る」
「っ…はあっ……はあっ……」
「ろんか…大丈夫、」
「五条さんは、…俺を置いて…行きますか?」
「…置いていくわけ無いじゃん……悪い夢見ないように、こうやって寝ようね」
「で、も…五条さん忙しい…んじゃ」
「大丈夫大丈夫…ほら、目瞑って」
「………」
心地いい
暖かくて
優しい
心臓の音
落ち着く
「…スーー、スーー」
「おやすみ…ろんか」
とても嬉しいような喜び
こんな心模様は暖色のある
ピンク、あるいは黄色だった
〜今日の心模様 恋〜
廊下ですれ違いあの人のふざける声が聞こえる。
すれ違ったあと私はこそっと思わず笑う。
クラスが離れもう席が隣になることはない。
でも、あなたの隣にまた座れたたら幸せなんだろうな。
今度は友達としてじゃなくて、恋人として。
また、沢山ふざけて笑わかせてね。
人の事を笑顔にできる君。
そんな君のことが大好きです。
でも、あなたの幸せはじゃましたくないな。
悲しみを分け合い半分に、幸せを2倍に、
そんな関係に私はなりたいです。
そして君はいつも愛想笑いばっかり。
いつか、お腹が痛くなるほど笑わせるんだから。
まってろよ、···
【今日の心模様】
久々に出来た自由時間
描きかけの絵は放置のまま
鈍い手を空にかざすも
今日の天気と同様
心も曇天
なお、明日はどうやら雨らしい
ここは思いっきり休んで
好きな作品へ没入する機会としよう
今日はなんだかヤル気に満ちている。
でも、なにをしていいのかわからないのだ。
なんでもいい、なにかしたい。真面目に、誠実に、謙虚に、地味なことをしたい。
うーん、思い付かないな。
とりあえず掃除とか?
水溜まりがどんどん広がって
世界が濡れて
私が沈んで何も見えなくなって
息どんどん苦しくなって
溺れて時が経って1人骨になる妄想
今日の心模様
★今日の心模様
今日の空模様は曇
眩しくもないし
歩いていても濡れない
風がなければもう少し過ごしやすいかな
少し外に出てみてもいいかもしれないね
#今日の心模様
時間は有限だ。
やらないと回らない事、
やらなければならない事、
やりたい事。
いつもこの順番で物事を回してしまうため、
やりたい事まで時間が回ってこない····
あちらを立てればこちらが立たず、
こちらを立てればあちらが立たず。
自分で立ってくれ。
やりたい事をするために朝活を始めてみた!!
今度はやりたい事が多すぎて、
仕事までの時間を計算すると三時起きになる。
パン屋かな?
やりたい事にも順序を付けねばならないと気づいた。
今日またひとつ賢くなれた。
やるか。そんな心模様。
「これは何に見えますか?」
白衣を纏うひとが、わたしにタブレットの画面を向ける。
「…ロールシャッハ・テストか何かですか」
即座に返ってきた「いいえ」は、部屋なのかすら曖昧なこの空間と同じくらい、無機質だった。
「これは、あなたの心の模様です」
冷静な頭の片隅が荒唐無稽と判断したのをよそに、わたしの本能が、その表現をそのまま呑み込んだ。
「つまり、わたしは今、わたし自身の心を見ているということですか」
「厳密には、そのうちの一つです。あなたの心が持つ一つの姿を、ご覧いただいています」
タブレット画面は腕によって物理的にスクロールされ、元より捉えられない顔が、とうとう隠れる位置まで到達する。
「“これ”を見て、あなたはどう感じますか」
再質問の一筆が、ブラックインクのような闇を空間からはみ出させ、白衣へと広げた。
どうやらあなたの存在すら、私の心の模様であるらしい。
わたしの心模様はあなた次第で
晴れわたったり
どしゃぶりだったり
天気図みたいに予測ができればいいのに
だけど
あなたがくれるそのひと言で
すべての雲が消えてしまうのだ
#今日の心模様
薔薇の花弁の裏に潜んだ蜥蜴が、目に付いた生白い物体を敵視し喰らいつく。痛みに指を跳ね上げた少年は、柔らかい肌着から肩をはだけさせ、眉を顰め少し怖気付いた様子で蜥蜴を睨み付けている。
「良い絵だろう?」
その絵を矯めつ眇めつするアルフレッドに対して、フランシスは得意気に言った。
「カラヴァッジョ、だよね。レプリカかい?」
「ああ。ミラノ生まれの偉大な画家の、ね」
フランシスはそのキャンバスを躊躇なく3本の指先でなぞった。とうの昔に乾いた絵具は、フランシスの指になんの跡も残さない。
「どうしてこの絵を飾ろうと?」
「さあ。強いて言うなら、彼の表現する「愛」に、惚れたんだろうな」
「どういう意味かな」
アルフレッドは眼鏡の奥を僅かに光らせ、フランシスをひっそりと睨みつけた。
「アルフレッド、愛の寓意が何か知っているか」
「さあ」
「そうか、お前にはまだ早い問いだったかな」
フランシスは緩く笑みを浮かべて、再びキャンバスをなぞった。撫でられた薔薇の花は、やはり一片も表情を変えることなく、ただ冷たく佇んだままだった。
「フランシス、俺からもひとつ聞いていいかい」
「いいぜ、なんでもお兄さんに聞いてみなよ」
フランシスは両手を広げ、歓迎の意を示す。アルフレッドは両腕を組み、それじゃあ聞くけど、そう前置きして、今度はしっかりとフランシスを睨んで言った。
「どうしてこの少年を、金髪に変えてしまったんだい?」
「スー」
「ハー」
寝る前の瞑想は、私の日課だ。
普段は、呼吸に集中出来るのだが
今日は、彼女の事が頭から離れない
苦しい
でも、俺は諦めたくない
彼女の事を思うとどちらが良いか
わからない
苦しい
【今日の心模様】
悲しい気持ちを抱え続けた君の
泪が心から溢れ 雨
今日の心模様は雨
今日の心模様
年休取ってのんびり過ごしてます
ダブルワークなんですけど
早朝3時間のバイト終えて
いつも行く公園で1時間ほど
ウオーキングとジョギング
本業はお休み
今から昼寝します
今回のアルバイト採用は見送ると連絡があった。
これで4つだ。
体を痛めてるのもあり、合格できたであろうものも受からなかった。加えて、もう50を越えてしまった。
映画を作り浪費してしまったのもあり、貯金が底をつきそうだ。入選もできず、面白くないと思われてしまった。
1人でいると万策尽きたと感じてしまう…自主映画を編集しながら、これからどうするべきか考えたが今日も具体的な道筋は見つからなかった。
外が明るくなってきた。
今日の心模様は沈んでいる。どうにも最近メンタルの調子がよろしくない。
生きているだけで丸儲け、なんて言葉があるけどあんなのは恵まれている人間の戯れ言でしかない。くそみたいな言葉だ。
生きることは苦痛だ。苦しみしかない。この先に希望はなくただ同じような毎日を過ごしてただ死ぬのだろう。
死にたいと毎日思う。でも死ぬほどの覚悟はないしまだ楽しみにしていることが僅かにある。
もう心から楽しめることもなくなってきてるけど、それでもまだ生きることに執着がある。だからまだ生きている。