『些細なことでも』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「些細なことでも」
どんな些細なことでも
塵も積もれば山となる
溜め込みすぎると爆発する
だからその前に僕のところに来て欲しい
君の全てを抱きしめてあげる
肯定して愛してあげられるから
だからいなくならないでね
あいつのことなら / 些細なことでも
!探しています!
どんな些細なことでも構いません、この男性についての情報をお持ちの方がいれば、ご連絡ください。
身長は189cm、痩せ型で、野菜が好き。
服はパーカーにスウェットとか、ラフな物をよく着てた。
「おやすみ」って言う時の声が低い、「おいしー」って言う時の声は可愛い。
髪は薄茶色、私が先週染めた。
あいつは「俺には似合わないでしょ」って笑ってたけどめちゃくちゃ似合っ―――
おい、あいつのこと、誰も見てないはずねえだろ。
些細なことでもいいって言ってんだ、
あいつの後ろ姿でも声でも影でも気配でもいい、なんでもいいんだって!
なんでもいい、なんでもいいから、くそ、なんで、
だって、だってあいつは、昨日まで私と、
【些細なことでも】
◀◀【香水】からの続きです◀◀
「乾杯の言葉、あなたからぜひ。お願いできますか、アラン」
「名誉なことだね。喜んで」
謹んで受けるとアランはワイングラスをもう一段高く掲げた。乾杯は互いの目を見つめ合って行うべし。目の前のひよこ頭の水色の瞳をしっかり見捉え、祈るように告げた。
「気の毒なマルテッロの、一日も早い回復を願って」
するとエルンストの目元がかすかな朱を帯びた。今まで明るく接してくれてはいたが、倒れた彼のために体を張ってまで助けを求めたほどなのだ、実のところはかなり心配だったのだろう……エルンストの言外での反応に心中で同情しながら、さあ次は君だよとアランが水を向けた。
「 ―― はい……ありがとうございますアラン、彼に代わって感謝します。では僕は……僕もチーフの、威勢の良いがなり声が早く現場に復帰することを願って。それと……」言葉をいったん途切らせ、エルンストも向かいのアランの目を見つめる。眼鏡とそれに掛かる鳥の巣な前髪が邪魔をしてよく見えないけれど、美しいアルドワーズの色をした魅力的な双眸が垣間見える。それを捕らえながらあとの言葉を控えめに続けた。「 ―― 僕たちの再会も祝して」
「―― そうだね、不思議な再会に乾杯」
アランがすかさず同意し、ふわりと笑って付け加える。そして乾杯、二人はグラスに口をつけ一口だけ嗜んだあと、お互いのことを話題に語り合って前菜をつまんでいった。
「 ―― そんなに立て込んでいたんだ。だから熟練工でチーフのマルテッロがあんなことに……大変だったんだね」
「ええ……客先の無茶な短納期要請で地獄のような製造工程スケジュールでしたが、今日という期日に全品納品達成することができたんです。チーフを筆頭に、その他何人もが休日返上で本当に頑張ってくれました。ようやく休ませてあげられる……そんな記念すべき日に、あなたも大いに貢献してくださったんですよ」
フォルマッジオの盛り合わせにトマトとアボカド、海老のマヨネーズビネガー和えはマスタードが隠し味だ。そしてジェノベーゼソースの上に小さな角切りベイクドポテトを乗せたブルスケッタ。エルンストが予言したとおりに、すべてが心奪われる味であった。幸せのため息をこぼしながら二人の語らいは続く。
「はは、そうとは知らず、微力ながらお手伝いができて良かったよ。この名に恥じない極上のスペシャルランチは、今日、特に尽力した君自身へのご褒美でもあったのかな?幸運にもそのご相伴にあずかった僕は今、最高の気分に浸っているよ」
ふたたびワインを口にしたアランの能弁にエルンストは最後のブルスケッタを頬張りつつ目を見開いて瞬く。
「 ――自分へのご褒美……それは思いつきませんでした、ただあなたになにかお礼をしたかっただけで……」なんとか口実をもうけて、少しでもお近づきになりたかったから……との本心は伏せておく。
「でもそうですね、僕もチーフに次ぐ連日のオーバーワークでしたから。これぐらいの羽目外しは、チーフも許してくれますよね」
肩をすくめて無邪気に笑ってみせるエルンストをアランは微笑み返しながらも、オーバーワークという言葉に引っ掛かり、密かに彼の様子を覗った。―― あの時もしやと思ったけれど、やっぱり彼も若干過労状態にあるようだ。若い分、年配のマルテッロよりはまだ深刻な状態にはないのだろうけど……
「どうかしましたか、アラン?」
静かに自分を見据えるアランにきょとんとしてエルンストが訊いてきた。ああ、いや……と彼らしくない下手な言葉濁しで言い繕い、どこか虚ろなアランの態度にエルンストが首を傾げていたところへ、強烈に食欲をそそる香ばしい匂いと音が二人のテーブルへと近づいてきた。
「お待たせ、メインディッシュのお届けよ。ああ、きれいに食べてくれたのね」
見ればエルンストの伯母さんがジュージュー唸る鉄板大皿を掲げ持って来た。エルンストが不要になった皿を片付けてテーブルの中央を空け、そこへ厳かにメインディッシュが降臨する。目の前に現れたのは、切り分けられた妖しくもなまめかしい肉色をさらけ出す堂々たるビステッカ。アランもエルンストも言葉なく目を見張った。
「お腹を空かせた男どもには、こういった料理がどストライクでしょ?」
伯母さんが二人を交互に見て楽しげに訊く。意表を突かれた豪勢なメインディッシュ、思わず前髪を掻き上げてアランは伯母さんを見上げ、最上級の敬意を表した。
「 ―― ブラヴィッシマ……!この言葉しかありません。最高のおもてなしに最大限の感謝を。もしよろしければあなたのお手にキスしたいのですが」
「まああああああ、もちろん、喜んで!」
髪に隠されていたアランのイケメン素顔を間近で見、さらにはキスも乞われるという胸ときめくハプニング。彼女は一も二もなく承諾した。立ち上がったアランが彼女の手を取り恭しく甲へ口付けするさまを端で眺めていて、エルンストはなぜだか無性に面白くなかった。あからさまな態度には出さぬよう努めていたつもりだったが、伯母はそんなむくれ気味の甥に気付いたらしく、耳もとへ近寄って「ごめんね、エル。でもあんたからアランを奪ったりしないから安心して」と小声でおどけがちに言われたとき、エルンストは真っ赤になってしまった。だから、彼は、想い人じゃあないんだって……心の中でまた彼女に否定してはみたけれど ――
―― 想い人じゃない。そのはずだけど……じゃあなぜ、よくある社交儀礼のあんな些細なことでも、アランが伯母さんにしたのを目にしただけで、こんなにも不愉快な気分になってしまったんだろう ―― ?
これまで味わったことのない奇妙な感情に困惑し、いつの間にか伯母さんが姿を消したのにも気付かずにエルンストは茫然としていた。
▶▶またどこかのお題へ続く予定です▶▶
君が好き
その一言を言わずに
今日もまた君の隣を歩く
《些細なことでも》
小さなホツレ
やがて大きくなり
隠しきれない
そして…
閉じることができなくなる
いつか
この代償を
払う時が来るのだろうか?
わかば
━━━
《些細なことでも》
ほんの少し
何かが変わった
それは次第に大きくなり
止めることができなくなる
あなたは今
どうしているのでしょう?
あおば
「些細なことでも見落としてはいけない」
師匠はそう言っていた。
「この世界……というより、人生が一冊の小説であるならば、どこに伏線があるかは分からない」
師匠にこれまで伏線はありましたか? と問う。
「まだ、分からない。もしかしたら、この会話が後の伏線になってるかもしれない」
そんなことを言っていた。
師匠の人生が一冊の本だったら読んでみたいです。
そう告げる。
「僕は一冊の本になんてならない。誰かの物語の脇役が関の山。僕はモブだからね」
些細なことでも
毎朝、学校に行くためにバスに乗る。家からバス停までせいぜい歩いて10分たらすだが、バスが着く少し前にバス停に着きたいので、いつも早足になる。髪の毛が乱れるのは気になるが、バス停に着いてから直せばいいので問題はない。なぜ早足か。バス停である人に会いたからだ。
バス停でバスを待ちながらあの人を待つ。
毎朝ドキドキだ。学校は同じて同じ2年だが、クラスが違うから話しなんてしたことはない。でもカッコイイのは間違いない。
朝は部活があるから早めのバスに乗る。
私も同じバスだ。
バスの中では音楽を聞いているからいつも1人だし、疲れているのかウトウトしてることもある。このバスで同じ学校なのは私だけだからあの人の寝顔を見れるのも私だけかもしれない。ただし、私はストーキングをするつもりは全くない。あくまでもバスの中だけで、そっと、チラッとみるたけだ。
「声かけてみれはいいしゃん」
友達はそう言うけれど、それもなんか違う感じがする。だって何て声をかけたらいいのか分からないし、そんな勇気はない。
相手は学年一、イヤ学校一有名なモテる人だ。話しかけるなんて無理に決まっている。私もそこまで馬鹿ではない。
ただバスの中でその人を見かけるとその日1日良いことがありそうな気になる。そんな些細なことでも、私にとってはとてつもなく幸せを感じる時間だ。
早く来ないかな。
紛争 些細とみなされ
涙顔の人々粉塵にまみれる
♯些細なことでも
普段、気にも留めない些細なことでも、
積み重なることで、
大きな何かを生み出す
それらは馬鹿にできるものではなく、
小さくとも確かに影響を与えている
大きい出来事も、中身をよく見れば、
少し目に留まるくらいの出来事で作られ、
その出来事も、さらに小さく気づきづらい、
ほんの些細な出来事の集合なのだ
無駄だと思われる小さなことでも、
きっとタイミングが合ったり、
出会いに恵まれたり、
蓄積されていけば、
何か大きなことを起こせるのだろう
些細なことでも
見るからに、接するほどに、些細なことでも気になるタイプという人がいる。
そういう人は得てして神経質とかデリケートと言われることが多いような気がする。
仕事柄、そういう人に出会った時はいつもより少し心を砕いた接し方をするよう心掛けている。
相手は心を閉ざし身構えていることが多いので、
安心してください。
こちらは何も危害は加えません。
どうぞ気になることをお話ください。
あくまでも対等ではあるが、あなたの敵ではないという姿勢を見せるようにしている。
まーこの人なら大丈夫だろう。
そう思って貰うことが出来れば、意外とそのあとのコミュニケーションはうまくいくことが多い。
一方、かくいう私も実は些細なことでも気になるタイプだ。
人の顔色や態度で気分や機嫌がすぐに分かってしまうし、分かったら分かったでとても気を使ってしまう。
しかも、そういう素振りは一切見せず、あくまでも自然に振る舞いつつフォローに入るので、相手はただただ私を居心地の良い存在だと思っていることが多い。
家族ですらそうだ。
でもこちらとしてみれぱ、とてもとても疲れる。
子供の頃は明るい人気者と思われてきたし、今でもそう思われている節もあるが現実はまったくそうではない。
人と話すより空想の世界に浸っている方が気楽で楽しかったりもする。
あー、早く一人になって自由な時間を過ごしたい。
そればかり考えて生きているような気さえしてくる。
だから、不機嫌丸出しで生きている人を見ると心から羨ましく思える。
接する人すべてを敵に回し、怖いものなど何もないと思えるような傲慢さ全開で日々を過ごしたらどんなに気楽だろうか。
そんな清々しい人生はきっと私には無縁だ。
明日もおちゃらけた人気者としてがんばろーっと。
お題
些細なことでも
#些細なことでも
些細なことでもというより
些細な何かこそ大事だと思うようになりました
挨拶
気配り
違和感
気づき
色々あって書ききれませんが
細部に宿るものの価値を侮ってはいけません
些細なことでも
些細な縁も…いずれ
どんな縁に変わっていくか
楽しみ
一期一会かもしれないし、
もしかしたら…
次の縁に繋がっている
のかしら…
なんて
期待して…
でも
どちらにしても
一瞬でも…
出会えたこと
一瞬でも…
ときめいたこと
些細なしあわせ
ありがとう
【些細なことでも】
調べることが好きなので
検索エンジンとはマブダチ
今日も何回 君に
尋ねただろう
電子は便利で良いのだが
冊子も良いものだ
辞書や辞典が隣にある
暇な時 の 適度な頁
未知の言葉との邂逅
ポケット辞典に詰まっている
まだ見ぬ 言の葉を
持ち運んで
図書館へ 行きたい
“些細なことでも気にしてしまう私”
でいたい私は、きっと周りのことを何も見てない。
勝手に想像して、決めつけて。
周りにしてもらってるって意識を持たず、ありがとうも言えない。
ほんとは何も考えてないだけ、弱いふりをして自分を守りたいだけな、身勝手な私
(些細な事でも。)🦜
此の前
娘雀しゃん、と
喧嘩してから
・僕も
しばらく
哀しかった
(だからね。)
「以前、
優しい叔父さん、が
くれた。
・アンパンに、
付いてた、
《ケシの実。》を
持って仲直りを
したんだね。」🦜
✣ケシの実は、
二つ付いてたから
1つずつ、食べた。🦜
【とても、美味しかったし
すごく幸せな味だった。】
❝娘すずめ、しゃんは
やはり、可愛いな。❞
些細なことでも
目映いヘッドライトが横顔を照らす。
「久しぶりだね」あなたが言う。
「2ヶ月くらい前?前に会ったのって」
よそ見しながら、笑って返す。
すぐ気づいた。私ではない誰かが乗った感じ。
見てないふりした、見たことのないライター。
窓を開け、燻らす煙。
いつものように文句を言う私。
「匂いがつくから嫌よ。やめるって言ったのに」
「言ったっけ?」
「嘘つきね」
いつもの軽口。
いつもの会話。
「コーヒー飲みたいな、買ってきてくれる?」
車を降りるあなた。
コンソールボックスの奥底に眠る、見覚えのあるライター。付き合って一年の記念日に私があげたものだ。
(返してもらうわね)
戻ることのない助手席に強めに残す香り。
些細なことでもかまわない。
いつも私がここにいたこと、知らない誰かに気づかせたかった。
「今日は歩いて帰ろうかな」
途中で降ろしてもらい、いつものように別れた。
湿った生温い空気の中、星のない夜空を見上げ、バッグから取り出した煙草に火をつけ、深く吸い込んだ。
「嘘はだめね」
メロドラマ♪end
傷つきやすい性格って不便やな 。
僕はそう思った 。
人間に生まれた僕は傷つかないわけが無い 。
でも 、傷ついてそれを引きずると文句を言われる 。
それを溜め込んでふとした時に愚痴をこぼしたりすると病みアピと言われてしまう 。
僕自身もこんな些細なことで … となんて何回も思ったことだ 。
だから僕は人の目につかないところで静かにした 。
けれど 何かが落ちていく音は止まらなかった 。
表情や仕草、口調など些細な変化でも気になってしまう
疲れたのかな、気に触ったかなとあれこれ考えて自分が疲れてしまう
「こんな自分を変えたい」
いつかそう思うようになった
些細なことで傷ついたりして、些細な失敗を大きな失敗だと思い込んじゃって死にたくなったりすることってあるよね。そんなあなたが優しすぎるし心配な私
#些細なことでも
ご飯を作ってくれた時「ありがとう」
掃除をしてくれた時「ありがとう」
泣いた時隣に居てくれた時「ありがとう」
ものを取ってくれた時「ありがとう」
ものを持ってくれた時「ありがとう」
毛布をかけてくれた時「ありがとう」
結婚指輪をはめてくれた時「ありがとう」
子供世話をしてくれている時「ありがとう」
失敗しても許してくれた時「ありがとう」
シワが増えた手を繋いでくれた時
「ありがとう」
最後まで私と人生を歩んでくれた時
「ありがとう」
きっとこんな些細なありがとうで、あなたの人生は輝く。