『些細なことでも』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
些細なことでも
人は傷つけく。なぜだと思う?言葉や行動だよ。人は傷つきやすく、善、悪を持っている人もいる。世界には色々な人がいる。たまには、人の気持ち考えて見よう。
些細なことでもときめく。
恋をしたから。
私は貴方に恋をした。自分でも嫌になるほど。けれど、貴方は気づいていない。
私もアピールしていないし、する方じゃなくて、いつも私は受け身だから。
だから、この恋はいつか終わる。自分の中で完結する。
傷付くけど、自分で終わりにする。
こんなことで、いいのか?
良くないけど、今も、ずっと、変われない。
駄目な私。
「はあー、重い……、」
ダンボール一杯に入った資料とかの紙類。
持てなくはないけど、ずっと持っていくのは辛い重さ……。
「でも、あともう少しだから、」
そうもう一度持ち上げようとした時
「持つよ。会議室で良いんでしょ?」
後ろから声をかけて、軽々重いダンボールを持ったのは、私の片思いの相手だった。
ほんと、かっこいい。
「ありがとう、持ってくれて」
「ふっ、良いよ。力持ちは、男に生まれた奴の特権だからさ、」
「ははは、女の子だって力持ちな子は居るし、男の子だって、力が弱い子はいるよ?」
「ま、そうだけど。俺はその特権を持って生まれたから、使わないと。自分だけじゃなくて、誰かにも」
……優しい、素敵な人。私、見る目あるなー
と、自画自賛。
「あのさー、」
「何?」
あともう少しで会議室だ。
「もし良かったら、今日、予定なかったら、」
「あはは、何なの回りくどいっ」
私は何となく、彼の言うことが予想できたような気がした。
だから、私から、勇気を持って、
「今晩、一緒にご飯食べに行かない?」
「、………?…、……えっ!、?」
彼の図星、という顔を見ながら、やっぱり好き、という気持ちと私、偉い!という気持ちが心いっぱいになった。
「返事は?」
「え、あ、あの、も、もちろん…、」
始まりの音がした。
【些細なことでも】
ガタンゴトン。はァー。カタカタ。ガサガサ。
電車の音。誰かのため息。スマホから鳴るキーボード。身じろきして擦れた衣服の音。その全てが私の神経を逆撫でする。
世の中、無音な空間は自然には存在しない。ただみんな、生まれた頃からの境遇に慣れきって、気にしなくなるだけ。
私には、そんな普通の、みんなからすれば些細な音が気になって仕方がないのだ。耳が良すぎて音を拾いすぎるのか、それとも神経質すぎるからなのか。他の人の聞こえた方など分からないので、生まれて17年、悩みは解決することなく、私の神経は常にすり減るばかりであった。
日頃はお金をかけたイヤホンを着用しているのだが、私の苦しみをお年頃ならではの「五感が鋭い俺かっこいい」の症状だとでも思っているであろう姉が取っていってしまった。何に使うのかは知らないが、朝準備している時に「ごめんー!今日イヤホン借りるわ!」と言って、返事をする間もなく家から出ていってしまった。
...もうどうしようもないことを嘆いたって仕方がないし、そんなことに疲れを感じる余裕は今の私にはない。
あと二駅。頭の中はズキズキと言えばいいのか、ぐるぐると言えばいいのか、強いて言うならばその両方の痛みが蔓延している。
...誰かにとっての些細な物事は、誰かにとって、大きな影響を与えるものである可能性があるってことを、姉を筆頭にたくさんの人に理解して欲しいものだ。
【些細なことでも】
ほんのちょっとした日常の些細なことでも、君となら空前絶後の素晴らしいロマンチックなイベントになる。
だから軽くは誘えないんだよ。
新しいラーメン屋とか、人気のサウナとか、普通のところには。
全然誘ってくれないと、隣で膨れっ面の恋人に言い訳する。
理由にならない、とクッションを抱えて不満そうな恋人は言う。
些細なことだからいいんじゃん。
いまさらロマンチックはいらない。
オマエにそんなこと似合わないし?
普通のなんてことない所に一緒にいたい。
──ひょっとして、プロポーズされたんだろうか。
お母さんは声がおおきい
ひとに不満があるときも
こころの声を漏らさずにはいられない
今のなくない??
マジありえないんだけど。
みたいなことを
平気で周りの人に聞こえる声で言う
そんなお母さんの
人としての幼稚さや品の無さが嫌い
─
わたしは、この人から生まれてきたんだね
私のことは放っておいて。
私を護ってばかりだと、貴方は傷付いてばかりじゃない。
そう言って泣きじゃくるお前に、俺みたいな頭の悪い奴は気の利いた言葉なんて吐けない。
だから、まあ、適当に台詞を並べ立ててみる。
些細なことだ、お前を助けることなんて。俺が生きるための暇潰し程度のことなんだから、気にしてんじゃねぇよ、と。
──お前が死んだら、どうせ俺は生きていけねぇんだから。
けれど、何故か最後に思い浮かんだ言葉だけは口にすることができなかった。
【些細なことでも】
お前にとっては些細でも、
私にとっては一大事。
こっちの気も知らずに、
決めつけるお前を軽蔑する。
その上適当ほざいて、
知ろうともしない。
なのに近くで粘着はする。
それほどのゴミが、
この世界には尋常じゃないほどいる。
一度己をみてから、出直して来い。
いや、もう一生来るな。
自分にそう語りかけた
白いTシャツのわずかな赤い汚れ
いつもはそんなの気付きもしないで洗濯してしまうのに、なぜだか手に取ってスッと匂いを嗅いだ
甘い匂い
きっかけはあれだったな
あれが引っかかって、ナビの足跡なんか見たけど消されてたし
ご飯のレシートは2人分だし
ついでにテーマパークのレシートもあったよね
私も子どもたちも行った事ないのにね
隠してるつもりなのか
隠すつもりもないのか
腹が立って
悔しくって
哀しくって
惨めで
無理やり笑って
やり直そうとして
笑顔が固まって
バカらしくなって
呆れて
呆れて
呆れて
諦めた
それからは、日々隠そうと色々取り繕う愉快なあなたを、なんか些細なことでもありましたか?と、毎日同じ顔で見過ごしてる
『些細なことでも』
神経質というほどでもないですが、日常生活での変化に気づいてしまいます。
変化とは良いことばかりではない、そう悪い変化もあるのです。
私は大学生の頃からすた丼の店が好きでよく通っていた、パンチのきいた肉が実にご飯にあう。メシ増しは当たり前でその上肉増しメシ増しなんてすることも多々あったしコッテリ自分好みに食べられる油そばをつけることも多かった。
すた丼の店は確かにすた丼がメインではあるが、他のメニューもオススメだ。肉とピーマンを特製のタレで炒めたニクピーも美味かった。すた丼にはない食感が好みでよく注文した。この他に外せないのがチャーハンだシンプルなチャーハンにすた丼の肉はもちろん餃子や新名物からあげもあう、メインであり名脇役。
しかしそれも今は昔すた丼のトッピングや季節のメニューの充実したすた丼屋にはニクピー丼もチャーハンも油そばも餃子すらない。
多角的なチェーン店展開によるものか、熱気を感じられた厨房のガラス窓は木の壁に。調理のLIVE感の喪失は味にも直撃、熱気の感じられない侘びしさと寂しさでデカ盛りにも関わらず心が震えない。
メニューを1つ無くすというのは些細な事でも、それがいくつも重なると熱狂的に通っていたあの頃には戻れないそう感じる。味つけだって卓上の調味料で好みの味つけにするそうそう変化していないはずだ。変わったのは私の心なのだろうきっと老いへの入口なのだ。
些細な事でも
※反省点 いい変化に関して書こうかなぁと開いた時には思ったのですが、早々に悪い変化の話に。具体的な名前を出したのはそれだけ私の喪失感の現れかなと思います。ここまで語って最後の締めの文章はもっとパンチだしたかったかなぁ、そこは今のすた丼と同じですね(苦笑)。
ある日の休日
夕食なに食べたい?
…[なんでも良いよ]
そうか。。じゃ和食か洋食どちらが良い?
…[洋食で良いよ]
洋食で良い、、、で良いか、、、
もし[洋食が良い]と言われたら
料理のやる気スイッチは
100パーセントになったはず
で と が の違いだけの言葉
些細なことだけど……大切
お互いの好きな事、嫌いな事。
好きな食べ物、嫌いな食べ物。
得意な事、苦手な事。
そして、本人すら知らないような、あいつの小さな癖。
お互い一緒に過ごしていくたびに
あいつとの思い出もあいつ自身の事も
どんどん知れて、どんどん分かっていく。
些細なことだけれど、俺にとっては大切で、大きなことなのだ。
#些細なことでも
47作目
些細なことでも
嬉しくなっちゃうの。
【些細なことでも】#36
なんで言ってくれなかったの?
そういう事をさ、なんで俺には話してくれないの?
そんな些細なことまでイチイチあなたに報告しなきゃいけないの?
「付き合ってるなら当たり前」あなたの口癖
自分の知らないこと話すと途端に不機嫌になる
すごくステキな人に思えたから付き合ったけど
ずっと独り身だったのには、それなりの理由があったんだね
別れましたけど!
塵も積もれば山となる
雨垂れ石をも穿つ
千里の道も一歩から
一文銭も小判の端
涓涓塞がざれば終に江河となる
積羽舟を沈む
―――小さなことからコツコツと
#62【些細なことでも】
『些細なことでも』
やったー!今日から復活!
…。
汚い洗面台
…。
洗われない洗濯物
…。
ゴミが散らかる部屋
私何を忘れてるんだっけ。
あなたにとっては
些細なこと
私にとっては
些細なことでない
あなたから
遠くへ行くと
さらっと言われた
「やっと来月有給が取れて
海外旅行へ行くことにしたんだ
イタリアへ!」
えっ?イタリア?私がずっと憧れてたイタリア…
しかもあなたは大型連休まで取って
10日間も行くと言う…
私があなたにイタリアの良さを
ずっと会う度話してて
いつか一緒に行こうねって約束してたのに…
明日のランチはイタリア料理にしてやる!
っていう夢を昨日見ました
僕の友達は繊細さんだった。
もっと早くに気づいてあげられれば良かった。
大体のことしか
気づいてやれなかった
気づいてたらまだ隣で
笑ってたのかもしれないのに
【繊細なことでも】
あの子が何も喋らなかった頃を知っているから
君がどんな些細なことでも、自分から話してくれるのが嬉しい
_どんな些細なことでも_
一期一会。
人生は確かにそうだと思う。
けれど、それなら。悪いところを見つけるより、
素敵なところを見つけたい。
少しでも誰かを、あなたを。
好きで過ごしたい。
いつか会えなくなるかもしれないのなら。
アルバムに残すのは、きらめく方がいい。
それがきっと、宝物になるから。
「些細なことでも」
【些細なことでも】
眉間のシワの深さ、1時間あたりのため息の回数、コーヒーに入れる砂糖の数。ひとつひとつは小さなことだけど、その全てを観察して統合し、私はキーボードの上を走る君の手を横から強引に掴んだ。
「はい、今日はここまでね」
「え。いや、でも締め切りが……」
「君のことだから、どうせ三日前に余裕を持って終わらせようとかしてるんでしょ。何度も言ってると思うけど、締め切りっていうのは当日中に間に合えば良いの」
まったく、ワーカーホリックにも程がある。どこからどう見ても脳が限界を訴えているんだから、とっとと休めば良いのに。目を離すとすぐに自分で自分を追い込んでしまう君には呆れてしまうけれど、そんな君をいつまでも見捨てられない私の性分も大概だった。
「ほら、お風呂沸かしてあるから入っておいで」
勝手に上書き保存をし、ノートパソコンをばたんと閉じる。そこまでしてやればようやく、君は小さく頷いてのろのろと立ち上がった。
締め切り付近じゃなければ頼りになる人なんだけど、この時期だけは本当にダメだ。一人にしておいたら三日で倒れてる気がする。
だから私はどんな些細なことでも、君の体の悲鳴は絶対に聞き逃さない。まずそうな時は無理矢理にでも休ませてあげるんだって決めている。いつもは君に助けられてばかりの私が、たった一つ君にしてあげられることだから。
さて、君がお風呂に入っている間に、アロマを焚いてハーブティーを入れておこう。湯船で撃沈されてても困るから、10分経ったら声だけかけに行って。
君を穏やかな眠りに導くための手順を頭の中で考えながら、私は並んだアロマオイルの中から君が一番気に入っているラベンダーの香りのものを手に取った。