『二人ぼっち』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
二人だけの世界があってもいいじゃない。
誰にも邪魔されない、二人だけの世界が。
それがたとえ、孤独を感じるものであった
としても。
そばにいてほしいんだよ。
「二人ぼっち」
放課後の教室で二人きり
窓辺から差し込む夕日のオレンジ色が
お互いの姿を眩しく照らす
帰らないの? と私が問えば
帰りたくない と貴方は返す
そっか 私と同じだね と笑って言えば
このまま時間が止まればいいのに なんて
素敵な台詞を 言ってくれる
ああ そうだね
私と貴方 この二人だけの世界
ずっと続けばいいのにね なんて
叶わない願望を口にするつもりはないけれど
時々訪れる
二人ぼっちだけのこの空間が
私は好き
【二人ぼっち】
孤独な夜に 抱き合った夜を今でも覚えてる
ふたりは傷ついていたね とても
若すぎたふたりだから ゙今゙しか見えてなくて
何もできずに 泣いていた
それでも精一杯 生きていたね
心が壊れてしまわぬように 二人強く抱き合った
泣いて泣いて眠りについた
あの日二人は優しい夢を見た
何度も同じ 毎日の中で 生きる意味探してた
ふたりは孤独だったね まるで 迷子の子猫のように
夜になればふたり 震えながら 泣いていた
それでも精一杯 生きていたね
心が壊れてしまわぬように 二人強く抱き合った
泣いて泣いて眠りについた
ほんの一時(ひととき)の幸せを見つけた
もっと 側に 居たくて
私には 貴方が 必要で
貴方にも 私が 必要だった
いつか 私たちにも きっと
幸せは来るのかな…
ふたりぼっち
貴方と私
貴方 みんなに注目される
私 1人にされる
貴方 恋愛できない
私 恋愛できる
貴方 皆に愛される
私 愛されない
貴方 行きたい場所に行けない
私 行きたい時に行きたい場所に行ける
貴方と私は似てないようで似ている
貴方は、皆が好き
私は貴方が好き
''二人ぼっち''
Mii🌙💜🖤💜🌙___。
先程地球に向かって落ちてきた、巨大な惑星。私た
ち側からすると隕石、かな。それにより、この星の
ほとんどがえぐり取られ、生命体は死に、自然は崩
れた。家は何も無かったかのように消し飛んだし、
両親も死んだ。でも、私は生き残った。最初は絶望
もしたし、ひとりぼっちに泣きそうになったけど、
どこか楽観的で、何とかなるだろうって。これから
怒られることも無いんだ、勉強もしなくていいんだ
って、思ってた。私以外に生き残った人を探すため
に、知ってる場所をとりあえず訪れてみることにし
た。 学校、ほぼ全壊。 ショッピングモール、半壊、
友人宅、消し飛んだらしく、なかった。建物はほ
とんど壊れていてそして、悲しいくらい静かで、人
は、いなかった。もう、心も体もくたくたで、何も
分かりたくなかった。そして、最後に県を一つ跨い
だ遊園地に着いた。こんなに歩いてたんだ、って少
し自分に関心した。遊園地もほとんど壊れててもう
使い物にならなそう。本当に誰もいなかったな、な
んて思ってたら、声がした。瓦礫の下から、微かに
「助けてください」って。あぁひとりぼっちじゃな
かった。私以外の生き残り。なんて、心底安心して
しまった。
【二人ぼっち】
決して一人にしては行けない
二人で人生を支え合おう
これからもよろしく友よ
悲しいと思わないで欲しい。
保育園でバスで帰るとあまりの田舎で
迎えに降りる人も来る人も少なかった。
唯一迎えに来てくれてたのはおばあちゃんで
それ以外は全くなくて。。
2人で赤とんぼや夕焼け小焼け歌いながら、
盆踊りの歌歌いながら、たくさん歌って
帰ったよね。
2人だけだからとっても絆が深まった。
でもおばあちゃんいない日もあって……
連絡不足という誰かからの嫌がらせで。
20時お風呂を幼稚園の自分が沸かせて
1人で入り大節間で寝ていた。
ご飯もなく、そういう日は
他の兄弟は親族の家でいつも
美味しくご飯を食べて帰っていた。
悔しくなるから何食べたか聞けなかった。
ほぼおばあちゃんが旅行に行ったり夜集まって
ご飯の日だった。
おばあちゃんは伝えていたのに。。
知っててあの人は嫌がらせをした。
辛かったけどおばあちゃんとの時間は本当に安心で
大好きで匂いも覚えている。
自分もおばあちゃんみたいな人になれますように。
天国でも見守っていてね。
2人だけの時間永遠に感謝と教えとして
心に残しておくね。
また出会えたら夕焼け小焼け、歌おうね。
ひとりでいると、すべてがおなじようにみえる。それはあなたが一色しかもっていないから。たくさんのひとといるといろとろどりな世界も一色しかなかったらなんだか味気ない。もしあなたが赤を持っていたとき、わたしが青を持っていたらむらさきができる。白だったら桃色ができるし黄色だったら橙色ができる。ほら、味気ない世界もたった一色増えるだけでかがやいてみえるでしょう。ひとりぼっちのせかいもがふたりぼっちになるだけで色鮮やかなせかいに変わってしまう。
旦那といちゃいちゃしながら
いろいろな人を批判して
いろいろなことに文句をつけていたら
仲良くしてくれる人が居なくなった
当然の結果ですね
寂しく感じる反面いいきっかけにもなり
自分が心から仲良くできる人たちと関係を作る礎になりました
心の解放感を味わってしまうと
息苦しさに気づきやすくなりますね
休息時間は心を許せる人と過ごしたいものです
私には、ユウカちゃんだけいればそれでいい。
暗い夜道、街灯もぽつぽつしかない暗闇を、手を繋いで歩く。
あたりには誰もいない。田舎とまではいかないが、都会でもない中途半端な町だ。
「辛くなったら連絡いれてよ~」
ユウカちゃんは困ったように声をかける。
「付き合ってすぐの人にそんなことしたらめいわ……」
「迷惑なんかじゃない!」
私の言葉を遮り、手を強く握る。
「私達、付き合ってるんだから、楽しいことだけじゃなくて、辛い時も一緒に乗り越えなきゃ! 恋人同士でしょ?」
ユウカちゃんの熱弁に私は面食らった。
「それとも……やっぱり、恋人、じゃ、やだ……?」
恐る恐る伺う私の大切な恋人。
私は首を横に降った。
親が親としてあり得ない扱いをしてきても、友達にいじめられていても、この人がいれば無敵な気がする。
私とユウカちゃんの二人ぼっちの世界でいいのに。他の人なんて、誰もいらない。
手を繋ぎながら、私は月を見上げた。
【二人ぼっち】
※【泣かないよ】の続き
いかないで、置いていかないで
会いたかった、声が聞きたいよ、また抱きしめて欲しかった
また話を聞いて笑って、そうしてまたあの坂を一緒に下ろう
何回でも、あなたを救いたかった。
僕の記憶の中、ずっとふたりぼっち。
ふたりぼっちだと感じたときに
その力は試される
きみが発するものを僕は理解し
僕が発するものをきみは理解する
何年も一緒いたら
いつかそんな日が来て
何もかも通じ合えたら
きっとつまらない
きみと一緒にいる意味が
分からなくなるかもしれない
だからこのままでいいよ
今夜も僕は寝る前に
きみにおやつあげるから
真夜中に叩き起こさないで猫
明日の朝は早いんだ
いいじゃありませんか
ふたりぼっち
いずれひとりぼっちになるし
そんなに遠くない未来
それ迄ふたりぼっちを満喫するべし
其れも大切な時間だから
勿体なーい
もし
砂漠
宇宙
深海の中で
二人だけになったら
必要な酸素、水分
すべて私から
奪っていってね
おねがいね。
「二人ぼっち」
二人ぼっちのこの世界で、
永遠に踊りましょう?
大学落ちた。春から浪人生です。
努力してきたつもりだったけど結果が伴わないのなら努力したとは言えないね。だけどせっかくもらえた猶予期間。学力は当たり前だけどスキルも人間力も底上げして魅力しかない人間になって第一志望受かる。絶対負けない。
受験は団体戦だとか色々言うけど結局は自分と、もう1人の自分との鬩ぎ合いでしかないんだよね。
今年も周りの熱い応援を躱しながら二人ぼっちで頑張ろうね~
二人ぼっち
朝起きる。
その部屋はとても簡素。
リノリウムの白い床に、小さなベッドに、それから日記帳。
日記帳には、僕の生まれてからの日々が書き記されている。
「ねぇ、知ってる?」
__なんだい?
「今日は僕の誕生日なんだ」
__あぁ、知ってるとも。今日は僕の誕生日さ。
「ハッピーバースデー、「僕」」
__ハッピーバースデー、僕。
「私は「僕」。」
__僕は「私」。
いつか出られるその日まで、二人(?)ぼっち。
独りは寂しい。
寄り添ってくれる人がいないから。
三人以上はたまに仲間はずれにされるから、
あまり好きじゃない。
僕たちは、親友なのか、友達なのかあまりはっきりしてはいないが、
一緒にいると安心する。
そんな関係だった。
僕たちは周りに嫌われているのか、
もしくは周りに溶け込めてないのか、
いつのまにか、友達も親友もいなかったし、
いない存在、みたいにされていた。
初めて会ったとき、
一目見て思った。
(僕たちは、似たもの同士なんだ)
このとき、初めて寂しさが埋まった気がした。
僕たちはいつのまにかそばにいて、
いつのまにか寄り添いあっていた。
誰もいない場所で、とても静かなところで、
声さえ出さず、静かに寄り添った。
寒さも暖かさも、たった二人で分け合った。
そして、静かに笑い合った。
『二人ぼっち』
果ての見えぬ砂漠に二人ぼっちだったら、どうだろうか。
星の王子さまの話ができるね。
星の王子さまの話がきけるね。
陸地の見えぬ海原に二人ぼっちだったら、どうだろうか。
あの爺さんの話ができるね。
あの爺さんの話がきけるね。
何にも見えぬ吹雪の最中の穴蔵で二人ぼっちだったら、
どうだろうか。
歩く地蔵様の話ができるね。
歩く地蔵様の話がきけるね。
もし、君とふたりぼっちになったら、
僕は君に依存してしまう。
ただ、それがこわいんだ。