『世界の終わりに君と』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
独りじゃないってことが、こんなにも嬉しいんだ。
/「世界の終わりに君と」
世界の終わりに君と
美味しいものをいっぱい食べたい
君の笑顔をながめていたい
世界の終わりに君とディナーがしたいとカッコつけたこと言ったら、じゃあ行こう! となり、近くにこんな素敵なお店があることを知った。
言ってみて良かった。そんな余裕ないなんて言われたらどうしようかと思った。
テラス席で美味しい料理を頬張る。幸せな気分だ。
テーブルの真ん中に置かれた淡いランプの光に照らされた君は、一段と美しく見えた。
「良いお店ですね」
次の料理を運んできた店主らしき男にそう告げると、彼は嬉しそうに笑った。
「このお店は私の夢が詰まっていますから。最後まで見ていたい私の夢なんです」
なるほど。彼にとって何よりも大事なものがこのお店なんだ。
だから、こんな状況で一人でもお店を続けている。
そう、本当に世界が終わりそうなこの状況でも。
ある日突然、地球を征服しに宇宙人が攻めてきた。
徐々に侵略され滅んでいく地球。もうすぐここも終わりだろう。
空がぱっと明るく輝いて、思わず顔を上げる。
空からは無数の光の帯が降り注いでいる。その光景のあまりの美しさに息を呑んだ。
「綺麗だね」
君は言った。
「そうだね」
僕は静かに頷いた。
『世界の終わりに君と』
「最悪」
何もかもが値上がりして 購入することを躊躇い
このまま値上がり続ければ買い物すら怖くなる
「世界の終わりに君と」
世界の終わりが見えている君に何をすれば云いか聞いたら
君はただ「アナタが死ねば世界が救われる」てさ。
まぁ確かに。世界を怨んでる奴らが死ねば良いのか。
世界の終わりに君と。
何をしようか。いっそのこと全部壊そっか。誰も理解してくれなかった痛みも、綺麗事を並べた口も、全部。
それで二人でこの世界にさよならするの。
今日は同窓会 あの時と今の気持ちがどうなってるか分からない
終わりではなく始まり
新しい創造の世界へと
美しい地球へ移行する
心の準備は出来たかい
大切な人に会えたかい
いいかい?始まりだよ
荷物は軽くするんだよ
愛で心の中を照らして
あとは決めるそれだけ
物質から精神へ流れる
心が見えるようになる
覚えていて忘れないで
愛は与えること、だよ
『世界の終わりに君と』
あれもこれもと執着している自分とまた直面する。
素敵、と心躍らせて手に入れたもの達。
心身ともに限界を超えながら頑張り続けて入った学校。
何度も異常妊娠を繰り返し
出産にまで至れない中で
産まれてきてくれた子供たち。
胸をときめかせ、切望したもの達は
私を幸せにしてくれた。
なのに私は
ひとつも大切にできていない。
それどころか当たり前だと言わんばかりに
あぐらを掻く。
必ず来る終わり。
それが私と相手にとっての世界の終わりだ。
そしてまた
目の前のもの達にとっても同じこと。
今現在がまさに、君との世界の終わりで
常に私に張り付いているもの。
だから今
この世界の終わりにしみじみしたい。
私と携わってくれてありがとう。
って…
まずは目の前の埃被ったノートに思う。
埃を拭って
ありがとうを伝えるところから
始めよう。
明日世界が終わるとしたら、その時一緒にいたい人は夫?親?兄弟?友達?
とても不安なときに支えてくれるのは推し。世界の終わりにも推しの笑顔を求めるだろうか。
結局は一人でひっそりとその時を迎えたいのかもしれない。お気に入りの場所で。お気に入りの服を着て。大好きなスイーツ食べて。心残り無いようにして。美々ちゃんのこと思い浮かべながら。推しのことも考えるかも。
家族のことは心配はしても一緒にいたくないかも。友達なんてなおさら。友達いないし。
うん、一人でいい。きれいな気持ちできれいに終わらせてください。
【世界の終わりに君と】
毎日、毎朝、毎晩
どこかで誰かの世界が
終わりを告げている
毎時、毎分、毎秒
どこかで誰かの世界が
始まりの幕開けをする
全ての終わりと始まりを
君と祝福したいと思う
お題《世界の終わりに君と》
災厄の稀代の魔法使いは永遠の炎でその身を焼かれる。
何にも持たない、ただひとりの少女と出逢い恋をした。
はじめての、春だった。
でも何もかも間違いだった。
彼女は落とされた、災厄の魔女として。
最後に目にした光景は、木漏れ陽の煌めきを咲かせた笑顔。
世界の終わりに君と瞳で約束を交わした。
後数分で、世界は巨大隕石によって消滅する。
そんな中、ボクは必死に走った。
例え世界が終わるのだとしても、この気持ちを君に伝える前に消えたくない。
ボクは肩で息をしながら、丘の上から、世界を滅ぼす炎の塊を見ている少女に向かって言った。
「ごめん! ずっと君のそばに居たのに、君に伝えたい事が今まで言えなかった!」
ボクの声に反応して、少女はこちらを見た。
「どうしたの? どうせ世界が終わるのに……」
「……そうだとしても、最後の瞬間まで、君と一緒に居たい、何故なら……君が……君の事がずっと好きだったからだ!!」
やっと言えた。どうして、もっと早く言えなかったのだろうか?
すると、少女はクスッと笑って、笑顔で答えた。
「遅すぎるよ」
「ごめん、待たせて」
ボクは、少女の隣に並び、空から迫り来る巨石を一緒に眺めた。
「あーあ、君がもっと早く言ってくれれば、私は最高の彼女として最高のデートしてたのに」
「はは、だからさ、もしも天国があるなら、そこで一緒にデートして、結婚して、そして幸せになろうよ」
ボクと少女は、世界が終わる瞬間まで手を握り合った。
「絶対に幸せにしてよね。しなかったら地獄に蹴り落とすから」
「あぁ、絶対だ」
こうして、世界は消滅した。その後、この若い二人が天国に行けたのか、はたまた人類が天国と言う理想郷に行けたかは、誰も知る事ができないことだろう。
世界の終わりに君と一緒に過ごせたらなどれだけ嬉しいことだろう。
世界は今、滅びを迎えている。
未知の生命体による襲撃で、人類の大半の命が奪われてしまった。
奴らの操る兵器は我々の使用している武器より数世代先の技術である。
こちらが一発の弾丸を撃つ間に奴らは数十発撃ってきて、尚且つ自動追尾が付いている。
相対する時点で死が決まっているようなものだ。
だが俺は軍人として、市民を守る義務がある。
軍人となったことに悔いはない、悔いはないが最期に君と一緒にいられないことは申し訳なく思う。
この録音を聞いているということが、おそらく俺はもう生きてはいないだろう。
これを聞いている君へ伝えたい。
愛しの恋人、ジェニーに愛している、と
「世界の終わりに君と
君と、君と、それから君と
君も、もちろん君もねっ
「て、何人おるんじゃいっっ!!」
「はいはい、じゃ
君だけね
「それは謹んで遠慮申し上げます。」
(´ε` )
世界の終わりに君と
そんなふう
馬鹿やってたい
世界の終わりに
君と一緒にいられるなら
僕は最期までカッコつけて
世界を救うことだって
できそうな気がするよ
世界の終わりに君と…
魂の 秘密な部屋を 見つけたら
世界の終わりに 君は隠れよ
このお題を見た時私は珍しく好きな人ではなく
親友を思い浮かべた。
幼稚園から一緒で高校では離れたけど月に1回は
夜に散歩しながら色々話す仲だ。
なんせお互い同性愛者で相談できるのがお互いしか
いなかったのも固い絆の訳だろう。
彼は、
世界の終わりは好きな人と過ごせたらいいなー。
って言うと思う。絶対に。
それでも私は彼と好きな人のことを話して
にやにやしながらこの人生を終わりたい。
世界の終わりに君と
世界の終わりに僕は
だいすきな君と
最初で最後のひとときを
過ごしました
ふだんは独り占めにはできやしない
きみの笑顔も
今日だけはきっときっと
ぼくだけのもの
はにかみ笑うきみ
慈しみに溢れたやさしいやさしいきみ
おこっているきみ
泣きそうなかおで涙を目に溜めたきみ
くしゃくしゃになったきみ
涙を一雫たらしたきみ
地球最後の日
僕は世界一の愛をもらいました
ふたりで向き合い
あなたの雫にそっと接吻をし
抱き合った
そうやって愛は終わった
世界の終わりに君と
明日 世界が終わるって
地球最後の日だって聞いて
迷わず君のもとに駆けつけた
本当はそんな資格なんて
無いのかもしれないけど
それでも一緒にいたいのは
君だった 君しかいないんだよ
あと1日 無くした時間を
空白の日々を照らしてくれた
君と一緒に。
この古き世界が
終わる時
私の隣にいる君は
新しき世界への
期待に
胸膨らます
折りたたまれていた
その翼を広げ
未知なる
空へ
舞いあがる
羽ばたくその翼に
光り輝く
夢や希望を載せ
心踊る新たな日々を
かたち作る