お題《世界の終わりに君と》災厄の稀代の魔法使いは永遠の炎でその身を焼かれる。何にも持たない、ただひとりの少女と出逢い恋をした。はじめての、春だった。でも何もかも間違いだった。彼女は落とされた、災厄の魔女として。最後に目にした光景は、木漏れ陽の煌めきを咲かせた笑顔。世界の終わりに君と瞳で約束を交わした。
6/7/2024, 9:55:21 PM