世界の終わりに君と』の作文集

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世界の終わりに君と』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

6/7/2024, 11:54:27 AM

世界の終わりに君と

沢山一緒に笑った君と、世界の終わりを過ごせたら。
来世でもまた、そんな風になれたら。
やっぱりそんなことを考えるけど。
世界の終わりを過ごした後に来世があるとするならば、
同じ世界を生きられるかも分からない。
それでも、意味も、可能性も無いに等しい希望でも。
また会いたいと思えるの。

6/7/2024, 11:54:12 AM

「明日学校に隕石が落ちたらさ」
 なんて、荒唐無稽な会話を始めた友達の顔を見た。明日は期末テストだ。
 学校なんてめちゃくちゃになってさ、テストなくなればいいのにね、なんて言うのかと思ったら、一旦そこで、手元にあった抹茶ラテのカップをつっつきながら言葉を切って、真剣な顔でこう言った。
 「そんな都合がいい隕石なんて落ちないか。それか、街丸ごとなくなっちゃうか……下手すると地球ごと粉々とか?」
 危うく飲んでたもの吹き出すとこだったから、慌ててストローから口を離して、恨みがましい顔をしてみせた。多分、口がにやけてるのバレてる。あたしとコイツの仲だから。
 「なんでいきなりそんな真面目になるかな」
 「地学の範囲が被ってたから」
 「そうだった。丁度その辺だったね」
 あー、数学と地学ヤバいかも、と、あたしの意識がそっちに向きかけた時、友達はもう一回同じことを、正確には、ほとんど同じようなことを、言った。
 「明日隕石が落ちたらさ。地球なんて木っ端微塵にしちゃうようなやつが」
 あたしはもう一回ストローを咥えようとしていたのをやめて、変にきらきらしたその目を見た。窓の向こうから差し込むほんの微かな太陽の光を反射してきらきらしたその二つの瞳はまるで星みたいだった。
 「そんときはさあ、ウチ、あんたとキャラメルマキアート飲みたいなあ」
 そんなことを言うから、あたし、やっぱり笑っちゃった。のこり少ないカップの中からキャラメルマキアートを啜って、飲み切って、頬杖ついて、笑う。
 「コーヒーもキャラメルも苦手なくせに?」
 からかうように言ってやったのに、そいつときたら頷いた。大真面目な顔で。
 「だってあんたが好きなやつだから」
 なんて言うから、ちょっと照れた。
 次の日、隕石は落ちなかったけど、あたしは抹茶ラテを飲んだ。

「世界の終わりに君と」

6/7/2024, 11:54:05 AM

#17「世界の終わりに君と」

私が世界の終わりに直面して、誰と最後を過ごしたいかと言われたら、間違いなく家族と最後のその瞬間までずっと一緒に居て、最後は家族に「大好き~~~」って言いたい。

いつもだったら、私はそんな風に素直に言葉には絶対に恥ずかしくて、家族でも友達でも愛情表現はしないけど、最後のその瞬間は素直に言いたい。きっとそんな最後の時だから、感情がたかまりすぎて「私は家族が大好きです。ほんとうに今まで有難う。今まで、助けてくれて支えてくれて、本当に感謝しかない。そしてまた絶対に、次に生まれ変われるなら、また絶対に会えるから…」って伝える。

じゃないと、後悔するって思うから。
多分その時が来たら、今まで抑え込めてた感情が、きっと外れてて、わけがわかんないぐらい自分の気持ちが飛び出してくると思うし、きっとその時には「自分にとって大事なものが、はっきりと見えてるんじゃないかと…」

だってね、世界の終わりなんだからね。
そんな時まで我慢する必要はないと思ったから。
最後ぐらい、家族の前なら素直になって終わりたい。
私はきっとそんな風に思う。あとは、最後に抱きしめる。

6/7/2024, 11:52:44 AM

人生を変えたマンガを回し読み君と人生の終わりを見よう

題-世界の終わりに君と

6/7/2024, 11:52:34 AM

世界の終わりに、君と共にいることが何よりも尊い。燃え尽きる星々の輝き、崩れゆく大地の下で、手を取り合い、微笑み合う。過ぎ去る時間の中で、君と共に生きることが永遠を感じさせる。悲しみも、喜びも、すべてを共有し、共に歩む。終わりが来るとしても、君と共にいる限り、僕は満たされる。世界が終わるその瞬間まで、君と共にいたい。

6/7/2024, 11:51:36 AM

そうだね
明日世界が終わるなら
一人はやだな

君と海外にでも行ってみようか
国内でもいい
屋久島とかもいいね

神秘的な地球の自然の中で
世界の終わりに君と
おにぎりを食べながら
今までのことを語り合おうかな

6/7/2024, 11:51:32 AM

〖世界の終わりに君と〗


いつものように君が家まで迎えに来てくれて、

「おはよお、愛してるよ」

ぎゅってしてキスしてくれる朝。


「次の授業なんなんー?」

ふらーっと私の教室に現れて、他愛ない話して、
チャイムが鳴ると

「ばいばい」

あいしてるよ、って小声で伝え合う休み時間。


「ご飯ご飯!!!食べよ!」

私のところまで迎えに来てくれて、彼の席で向かい合って食べるお弁当。


「帰るよー!」

またまた私のところまで迎えに来てくれて、2人でふざけながら、自転車を走らせて帰る。


「また明日ね、愛してるよ」

そうやって、最後まで私の大好きな日々が続くんじゃないかって勘違い出来たらいいな。

6/7/2024, 11:50:19 AM

世界の終わりに君と
世界の終わりって、何?
あぁ、こんな世界無くなってしまえばいいのに。
こんな生きづらすぎる世界。
何もかもが怖いんだ。
もう、ちょっとのことで怯えてしまう。
少し強い口調で言われただけでも。
ちょっとした怒声でも。
自分に向けてではないものでも。
口論が怖い。
泣いてしまう。
どうしていいか分からなくなる。
苦しい。疲れた。
もう、どうしようもないんだ。

6/7/2024, 11:49:49 AM

世界の終わりに君と

世界が終わるというのはどういう状況なのだろう。
自然災害、疫病、複数の国家間の戦争が同時多発的に発生した時だろうか。
それとも巨大な隕石の衝突か。

もしも、世界が終わりを迎えるのならば僕は最愛の家族と平穏な日々を過ごしたい。
友人にも最後に感謝と別れを告げたい。

世界の終わりを頭の中でシミュレーションしていると会いたい人が沢山浮かんできた。

6/7/2024, 11:49:34 AM

『世界の終わりに君と』


眼下に広がる地獄絵図を見ながら、大きなため息を吐く。
呆気なく終わって行く世界は、これ程までにつまらないものだったのか。

「何してるの?」

ふわりと隣に寄って来たきみに、思わず笑みがこぼれる。

「思っていたよりも、つまらなかったよ」
「あら、こんなに素敵な景色なのに?」

くすくすと楽しそうに笑うきみが、とても愛おしい。

「僕と、一曲踊っていただけますか?」

手を差し伸べれば、きみは嬉しそうに僕の手を取ってくれた。

「もちろん。曲が終わるまで、踊りましょう」

人々の断末魔の叫びを聞きながら、僕たちは、世界の真ん中で踊り続けた。

6/7/2024, 11:47:35 AM

世界の終わりに君と
もし僕がいる時に世界が終わるとしたら
僕の最後の人生を君と一緒にいたい。
もし君がそばにいないなら探すよ。
人生の半分は君を探すことに使うよ。
そしてもう半分は君と一緒にいたい。
最後まで君といること誓うよ
だから最後の日は僕の幸せを叶えてよ。
僕の幸せはあの山の頂上で君と手を繋いで
空に手を掲げて「神様、この人生をありがとう」
って言いながらあの合言葉を言うことなんだ。
合言葉を言った最後心から愛する君を抱きしめるよ。
消えゆくその時も君が悲しくないように
そばに居るから安心して一緒に眠ろうね。
世界が終わったら来世はどうなるか分からないけど
もし叶うなら君とまた出会えますように。
「神様 神様に感謝します。
僕と彼女を合わせ下さってありがとうございます。
神様がくださったこの奇跡、絶対に手放しません。」
ありがとう……。

6/7/2024, 11:46:54 AM

あんなに熱中してたのに
きみの次の駅はこの子の世界の外だから
シールの跡を撫でて 戦友を抱きしめる
譲る箱の奥底で 車輪を動かした プラレール

(世界の終わりに君と)

6/7/2024, 11:45:34 AM

出来れば

終わりは

痛かったり
苦しかったり
辛かったり

したくない。










誰にでも

終わりは

必ず

来る。





だからこそ







穏やかに
静かに
眠りにつけたら





人生
勝ちだと思うの。





その時を
あなたと
一緒に迎えられたら



尚更。


#世界の終わりに君と

6/7/2024, 11:44:29 AM

300字小説

送り人

 仮想空間の高校のクラスメイトから招待メールが届く。
「この学校のある空間が今度のアップデートで消去されるんだ」
 久しぶりに女子高生アバターで訪れた私を男子高校生アバターの彼が迎える。空間はところどころが抜け落ち、黒一色に変わっている。
「この世界の終わりに君とまた会えて嬉しかったよ」

『この前は招待ありがとう。私は今はこの大学のキャンパス空間にいるから今度遊びに来て』
 私の招待メールに彼の両親から返事がくる。難病を患っていた彼は卒業してすぐに亡くなっていた、
『ネットのIDデータは全て削除したのですが、あの空間のアバターは消せなくて。あの子はいつも貴女の話ばかりで……見送ってくれてありがとうございました』

お題「世界の終わりに君と」

6/7/2024, 11:44:13 AM

初めから君の隣は空いていた
君の未練になりたくないから


/お題「世界の終わりに君と」より

6/7/2024, 11:43:39 AM

世界の終わりに君と 




夢見た将来  

叶わない未来  
    
 
ソファに座っていたテレビを付けた 


ポン……とされたら、こちらもポンと返すと、 

またポンと反応した  
  
  
テレビの画面が変わり、ニュースキャスターが静かに予定時刻を告げる 

 
今夜は、世界の終わりらしい    

……本当に?  

この眼の前の現実世界が一瞬で消えるの 


もう、これ以上失うものは無いと思って 

蹲っていた時 

なにかの縁なのか  

まだ あの絡まった鎖に繋がれていたのか  


私のお腹には君という新しい生命が宿っていた 



 
心のなかで描いてた あの人と将来は家庭を築きたいと

そして あの人と この生涯を全うしたかった 


あの人は もう 私の道とはかけ離れてしまった
 
 
現在(いま) この時空(とき)で 


最後まで 守り 寄り添い合える  

まだ見ぬ我が子がいることは 

なんと 心強いことだろう 


叶うのなら この子を産んで この手で抱っこしたい 

叶うのなら この子の成長を見届けたい   

叶うのなら 君と生きていきたい

 


残酷にも 時は進む 

 


最期の時まで  

 
元気にお腹を蹴る君と遊んでいよう 


この胎動を噛み締めながら

6/7/2024, 11:42:52 AM

世界の終わりには君と
一緒に学校へ行って、いつもどうり授業を受けて
部活に行って、いつもどうり君は僕を待ってくれている。
そして坂道を自転車で下って
いつもどうりの駐輪場へ行こう。
そして今日だけは海へいこう、足までだと思ってても結局びしょびしょになっちゃう。
でも今日だけ。
家になんて帰らないよ。君と砂浜で寝よう。
それも今日だけ。
最後の君と最初の海で一緒に終わろう
今日だけなんだからさ。

6/7/2024, 11:40:13 AM

「明日世界が終わるんだってさ」僕は誰でも嘘だってわかるような冗談言って君と話す内容を作ろうとした。でも君はそんな僕の話を聞く耳すらもたずに眠ったままだ。最後に君と話したのはいつだろうか?もう二、三年ほど前かな。それにしても君は本当によく寝るよね。睡眠不足なのか?それとも不眠症なのか?そんなわけないかいびき一つしないで本当に静かに寝るよね。でも息くらいはしてほしかったな。話は変わっちゃうけどお前は今まで白い服なんて全く来たことなかったくせに今日に限って真っ白な服を着てるんだな。それにいつもにましてニヤニヤした笑顔なんだから。僕その顔大嫌いだって何回言ったらわかるんだよ。
あぁ、明日世界が終わりますように。そんな気持ちを乗せて僕は君のお仏壇に手を合わせた。

6/7/2024, 11:39:41 AM

「世界の終わりに君と」

何を書こうかな……世界の終りなんて考えたこともないからな〜

まぁ、最後に言うんならば『ありがとう』の一言に尽きるだろうな。知ってる人にも知らない人にも、『ありがとう』を伝えたいと思うかな。

感謝されて嬉しくない人はいないだろうし、最後くらいはいい一日だったなって思ってもらいたい。

6/7/2024, 11:36:21 AM

世界の終わりに君と


その日、僕たち家族は祖母の家に来ていた。
翌日に僕たちの両親が親戚の法事に参加するためである。

翌日、両親は法事に参加するため出かけた。
僕と弟は祖母と留守番だ。
静かな部屋の中、テレビの音だけが流れてる。

すると、少し揺れを感じた
『え?地震?』
その揺れは、あっという間に大きくなり
感じたことのない恐怖に襲われた

何分揺れたかも忘れたが
揺れが収まったころ
外で、どこかのおじさんが
「津波が来るぞ高台に逃げろ」と
繰り返し叫んでいる

弟に『逃げろ!高台に行くんだ!』そう伝えて
急いで外へ避難させた
祖母には『ばあちゃん、高台に行くよ。津波が来る。逃げよう』
そう言っても祖母は聞く耳を持たない
「この家にいるよ、ここがいいんだ」
そんな話をしている場合じゃない
次にまた、あんな揺れが来たら
ひとたまりもない
家も僕らも

無理やり祖母の手を引いて
高台を目指した
街の沢山の人が同じく高台を目指している
高台を登り始めたとき祖母は言った
「じいさんの遺影や通帳は持ってきたかい?」 
僕は『そんなことしてられないよ。さ、行こう』 
こう言うと祖母は
「何やってんだ、お前、取ってこい!」

ここで僕は思い出した
祖母は意地悪な人だった 
母にも辛く当たった
僕たち兄弟にも同じだった
酷い人だった
その怒りや憎しみに似た感情が
一気に沸き上がってきた 

『だったら、自分で取りに行けよ!』
僕は祖母の手を離した

そこからは一目散に高台をかけ上がった
頂上に着いて振り向くと
辺り一面、海に呑まれていた
世界の終わりのような風景が広がっている
呆然と眺めていると
引き潮が始まる

祖母の手を離した辺りには人など
いるはずもない


世界の終わりに君と


あのとき手を離したことに
悔いはない

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