『不条理』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
戦争に巻き込まれて、望みを絶たれるほど、不条理なことは無いと思う。
ささいな不条理は、自分にはわからないなんらかの経緯をイメージしながら、不条理でない方へ引き寄せるはたらきかけをしたい。
8 「不条理」
この世界は「不条理」だ。
生まれてから何度思ったことか。
嫌というほど体験してきた。
この世の不平等を。
偉い方たちは、男女平等とか、何とか言っているが、
実際には、すべての国でそれができているわけではない。
あの人たちは、言っていることとやっていることが違う。
この世に完全な“平等”というものは存在しないのだ。
いや、存在できないのだ。
誰かが、善で、誰かが、悪なのだから。
これは、仕方のないことなのだから。
でも、私にできることが一つもないというわけではないと思う。
だから、私はこれからもずっと
この世の「不条理」に立ち向かって生きていきたいと思う。
2026.3.18.Wed.
不条理
この時代に
この場所に
この身体に
この私に
なぜ生まれたのか
なぜ所有するのか
なぜ失うのか
なぜ死ぬのか
いろいろ考え込んでしまうね
不条理なのさ いつだって
今息を吸い込み 芽生える
今最後の息を漏らし 土に還る
ただ息があって
生きてる感じがする
視線が動き
世界と私が生まれる
暖炉の前で身体を乾かしたら
また不条理の中を歩いて行こう
文章力上げるために、このアプリ入れた。
アプリを開くと“不条理”。
語彙力皆無な私は、不条理という言葉の意味を知らなかった。
急いで調べると、努力が報われないなど…。
不条理という言葉を聞いて書くことが何も思いつかない私は、改めて皆無だなと実感した。
【不条理】
「世には不条理なことが多すぎる!」
みんな言うけれど、実際どうなのだろう?
・・・
うん、やっぱり、不条理だ
(思いつかん)
こんなの不条理だ。
毎日勉強した。夏休み、冬休みずっと塾にこもった。
やらない日は勉強しなきゃ勉強しなきゃと思いやれる時に精一杯やった。結果志望校には受かった。しかし第一志望の学科ではなかった。第一志望に受かった友達に点数を聞いた。内申を合わせたら自分の方とさほど変わらない人もいた。でもいいさ、
与えられた状況下でどれだけいいパフォーマンスを出すことができるか。
これが本当に大事なことだから。
「この世界は不条理だ」
ぼそりとつぶやいた男の目は、どんよりと暗く沈んでいる。放っておけば今に呪詛でも唱えだしそうだったから、俺は仕方なく話を聞いてやることにした。ソファの隅っこでコンパクトに体育座りしている同居人の隣に腰を下ろし、「なにがあった?」と尋ねる。
「裏切られた」
「だれに?」
「今朝、電車でおばあちゃんに席を譲ったんだ」
「へえ。えらいじゃん」
「ありがとねえって言われた」
今のところただのイイ話だ。ここからどう転べば、闇堕ちした主人公みたいなセリフを吐くまでに至るのだろう。
「今日は仕事が早く終わったから、俺は駅前のパン屋に寄ろうと思った。無性にあそこのメロンパンが食べたい気分で」
「あー。ふわふわでうまいよな」
「うん。俺は鼻歌まじりにパン屋に入店した」
ご機嫌な奴だと思いながら「うん」と相槌を打つ。
「メロンパンはラスト一個だった。よっしゃラッキーと思って取ろうとしたら、同じタイミングで横からトングが伸びてきて」
「おお」
「咄嗟に見たら、それは今朝俺が席を譲ったおばあちゃんその人だった」
おばあちゃん再登場。なかなかにアツい展開だ。
「目が合って、向こうも俺だってわかったみたいで」
「おー」
「今朝はありがとねえなんて言われて、俺はいえいえとか返して」
「素敵じゃん」
「挨拶もそこそこに、おばあちゃんは『じゃあまたね〜』ってレジに向かっていった」
「うん」
「俺はメロンパンに視線を戻した。すると」
「……」
「メロンパンは、跡形もなく消えていた……」
怪談の大オチみたいなトーンで、同居人は言った。それきり、沈黙が落ちる。話はここで終わりらしい。
「怖いな」
俺は率直な感想を口にした。同居人は膝を抱えて「マジで怖い」と言った。
「俺さ、思わずそのおばあちゃんの方を見たんだよ。そしたらおばあちゃん、真顔で俺を見つめてた」
「それはどういう感情なんだ」
「わからん。俺にはもう何もわからん」
「おまえはなんにも言わなかったの?」
「言えないだろ、さすがに」
俺はおまえに席譲ったんだから、おまえは俺にメロンパン譲れよ。などと言ったら、そのおばあちゃんはどんな顔をするのか気になった。
【テーマ:不条理】
はるばると美味しい料理を作りに
来てくれた人々を排除するとは
#不条理
画面の向こうで笑う君の無垢な万能感は、
私が踏み外した奈落の深さなど一ミリも知らない。
正しい努力が報われる世界なら、
どうして私はここにいて、君はそこにいるの。
はるか先を歩く君の、無邪気な成功。
彼が手にした、当然のような未来。
それらが全て、
私の能力の無さを、私の存在の肯定を嗤っている。
君に選ばれたいと願うたびに、
私の真実は砂のように指の間から溢れ落ちた。
本当は、この絶望を君にぶつけてやりたい。
「私の人生を壊したのは君なんだ」と、
その余裕に拭えないシミをつけてやりたい。
けれどそう叫んだ瞬間に、
君の中の"綺麗な私"が死んでしまうことも知っている。
だからこそ私は嘘という名の檻に入り、
君のペースに飼いならされた従順な幻影になる。
このやり場のない怒りも、
この底なしの絶望も、
この惨めな自尊心も、
私が"私"であるからこそ抱え込まなければならない呪い。
ねぇ、これが私たちが選び取った、
最高に美しくて、最低に不条理な"幸せ"の形なんだね。
___不条理
世の中の不条理を絶対に許せない人がいる。
不満に思ったことをすぐ口に出し、SNSにもぶちまける。
だけど世の中を変えるための具体的な活動はしていないし現状打破もしない。
だけど世の中に大変不満を持っている。
そんな人、世の中にどれだけいるだろう?
その負のエネルギーをちょっとでもみんなが気持ちよく過ごせる社会実現のために使ってくれないかな……
とは思うが、そんな人とは関わり合いになりたくないし縁も結びたくはない。
というより、その人は何を楽しみにして日々を生きているのだろう?
というのがふと頭によぎったが、特に知りたくもない。
たぶん私たちと同じようなものを楽しみにしているのだろうから。
「不条理」
不条理とは、道理や筋道が通らないこと、論理的に矛盾している状態を指す。
世の中は矛盾だらけだ。
例えば、恋人のことが好きなのに別れてしまったり、嫌いな友達と一緒にいたりすることもある。
周りの人からしたらなんで?と思ってしまうかもしれないけど、それが世の中のしくみである。
だから人間はそれに適応して生きていくしかないんだよね。
どんなにつらくても必ずその人にとっての幸せがおとずれるはずだから
それを信じて生きていくしかない。
どうしようもなくないんだけど、
どうしようもなくて。
頭では理解しているのに、
心では突っぱねたくなって。
あはは。
乾いた笑い声が漏れる。
しょうがないよな、こんな世の中じゃ。
*不条理*
受け入れる強さが必要なのに、そんな覚悟なんてなくて。
『不条理』
あなたは明日、血を吐いて病院に運ばれる。
あなたは明後日、胃カメラを飲まされて、無限に吐いている苦痛に耐えながら検査をする。
あなたは三日後、胃がんの可能性を医師に指摘される。
あなたは一週間後、その腫瘍が悪性である事が、生理検査により確定する。
あなたは二週間後、ステージ3の胃癌を摘出する手術を受ける事になる。
あなたは二週間後、麻酔で眠ったまま、目を覚まさずに生涯を終える。
そんなこと、自分には起こらないと思うだろうか?
でも確実に、誰かの人生で、訪れうる出来事だ。
私たちはそんな不運が自分や家族、友人、恋人に降りかからないことを祈りながら、日々を生きている。
だけど不条理の趣味は、祈りを踏み潰す事。
今日もどこかで、救急車のサイレンが、遠く響いている。
書く習慣:本日のお題「不条理」
理不尽が好きな人はあまり多くないと思う。理不尽な顧客や上司に対する愚痴がSNSの海に無数に漂っている。もちろん私も上司の理不尽な振る舞いにカチンと来ることがある。
でも、不条理ホラーは好きだ。
人からもたらされる理不尽はムカつくし受け入れがたいが、不条理な怪奇現象を扱ったホラー映画は面白い。怖い場面では目をつぶるビビりだが、それでも怖い話が好きだ。自分の周りにも実は怪異が潜んでいるかもしれないと思うとわくわくする。でも事故物件に住むバイトとかは怖くてできない。自分の身に何も起きない安全圏から、恐怖のエッセンスを楽しみたいのだ。
小さい頃は、夏にやる心霊特番の「あれは一体なんだったのでしょうか……」と終わる再現ドラマが許せなかった。「すっきりさせてくれよ!」と母と二人でモヤモヤしていた。今にして思えば、当時の私にはネガティブ・ケイパビリティ(わからないものをわからないまま受け入れる力)が足りなかった。
しかしながら、「ゲストに幽霊が憑いている」と言ってお祓いを始める霊能力者のコーナーはなんだか全然怖くなかった。妹が霊能者のモノマネをして「正〜直に出てきなさい」とテレビの前で完コピするのだけが面白かった。
お祓いコーナーで冷めるのだから、もし尺の短い心霊再現ドラマで原因究明・すっきり解決までやっていたら、それはそれで無理やりオチをつけたと感じて冷めていたかもしれない。理不尽な視聴者である。
不条理ホラーを観ていると、もし自分が理不尽な思いを抱えて死んでも、後から憂さ晴らしする手段が無限に残されているんだと希望さえ持てる。生きている間は「自分がされて嫌なことはしない」とか色々自制していたが、死んだらそんなしがらみもなくなるからやりたい放題だ。面白半分に現場に踏み込んできた奴にはもちろん取り憑くし、その他ちょっとでも縁があったらフットワーク軽く取り憑いていきたい。
不条理ホラーの怪異側になりきって想像してみたら、生きている側にとっては不条理でも、怪異には怪異なりの論理があって動いている可能性が見えてきた。
生きている人間は確実に助かりたいから、怪異の恨みを晴らしてやろうとか強制的に消し去ってしまおうとか対策しようとする。しかし怪異側としてはやっと自分のターンが回ってきたのだから、死んだ後まで他人の都合に合わせてやる義理はないというわけだ。
そう考えると、自分を不条理扱いする人間こそ、怪異にとっては理不尽なのだろう。
まぁ世の中は不条理の宝庫だ
若い時は悔しい思いもしたし、嫉妬もした
今は悟りか諦めかは分からないが
「仕方ない」で納得できるようになった
良い意味で他人に興味もなくなった
余計な詮索をしないし
話に矛盾があっても、どうでもいいので
軽く受け流す
人はこうやって
自分に必要の無いものを
どんどん手放して歳を重ねるのだな
………僕は…この不条理な世の中に…反旗を翻したかった。どれだけ努力を重ねても最後には全て塗り替えられてしまう。そんな世の中が、憎くて憎くてたまらなかった。
あの時だってそうだ。
僕は沢山練習をして、自分の苦手なことさえ、嫌な顔一つせずに全てこなした。
誰よりも努力した。誰よりも多く努力を重ねた。
それなのにいつもあいつらは僕の上をいく。僕の努力なんて無駄だったかのように、簡単に。
嘲笑われる恐怖や、責められる恐怖が僕の中に押し寄せる。
怒られたくない。強くなりたい。認められるやつでありたい。
最後の夏。
僕はあいつらに敗北を許してしまった…。
最後の最後まで…あいつらに僕は…僕達は…勝てなかった…。
あいつらの上には、いけなかった。なれなかった。
でも、そんな僕達を下のやつらは、
自分達が目指す場所として見てくれている。
この世の中は、不条理なことに満ちている。
だからこの世の中が…俺は大嫌いだ。
あいつらの前で、かっこよくいられないから。
不条理
不条理
カフカの変身を読んだ時これが不条理かー!って思ったんだよね。すごい馬鹿みたいな感想だけど!!
最後まで読んで、作者はこの物語を通して何を伝えたかったのかよく分からなかった。
グレゴールがなんで芋虫になったのか、
何か理由がないと納得できないくらい可哀想だった
けど、でも、何回読んだって変身したことに
意味なんて存在しなくて、
不条理さをひしひしと感じさせられた記憶。
なんか上手くまとめられないなぁ。
理解したいのに理解することを許して貰えないのって
苦しいね。
この間家でホラー映画を観た。
怖がる君を甘やかすはずだったのに、気がつけば俺の方が頭をヨシヨシされていた。
ちょっと悔しいので、遊園地にデートに行った時に「お化け屋敷に行こう」と提案した。
「大丈夫?結構怖いって評判だよ?」
「いやいや、大丈夫だって。サイトの写真見たけどかなりラフな作りだったし」
それで一緒に入ったけど。
やけに照明が暗いし不気味な音を出しているし。オマケにお化けのチープさが逆に不気味だし。
気がついたら俺は君の腕にしがみつきながら歩いていた。君は涼しい顔をしている。
お化け屋敷を出て近くのベンチに座る。隣に座った君が笑いながら俺の頭をヨシヨシする。
「無理しちゃダメだよ」
なんで涼しい顔をしているんだ。悔しい。こんなの不条理だ。
この世の不条理は全て私が抱えてやる。
理不尽に誰かが虐げられて、
人生を否定され、
優しい奴をいい様に使い、
クソみたいな生活を強要させる。
こんな世界に私は中指を立てる。
私が間違ってると言われようが何でもいい。
お前らに首を縦に振るような真似はしない。
ああ、予報外れの天気雨ですね。
傘はひとつしか持ってきていませんよ。
......どう、しましょうか?