『不条理』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
人生の筋道のもとはたくさんの出来事に埋もれている。
そんな筋道のもとを見つけられるのが人間という生き物なのに。
だからみんな筋道を無理矢理立てようとする。
そんな筋道になんの意味があるだろう。
それでも私よりはいいのか。
私は,誰かに導かれないと何もできない。
だから誰かに言われた課題は早急に達成する。
それでは私の存在意義がわからない。
誰かのために。
課題をもらうために。
生きる意味を見つけるために。
そんなことで課題を達成する。
私は,生きていても意味がないのだろうか。
誰かのために何かをしているときは
何も考えずに済むのに。
時々こんな考えが頭をよぎる。
こんなに嫌なら自分で課題を見つければいいのに。
これではまるで人工知能ではないか。
やっていることは何も変わらないのではないだろうか。
だったらいっそ人工知能になりたかったな。
こんな考えが頭をよぎることがないのだから。
3月25日
高校に必要な物を色々買いに行った
制服と鞄、小物、あと
電子辞書を買った
暇でいじってたら色々な機能があった
辞典とか図鑑とか翻訳とか体操まで
その中の英会話を倍速にして
ただただ帰ってきた疲れとともに眺めて
途中から聞きながら寝てた
で、起きてからまだついていたので
聞きながら作業していたのだが
話は全く覚えてないぐらいつまらなかった
そこら辺で頭が冴えてきたので
改めて新しく買った物達を見つめる
高校楽しみだなぁ
惹かれ合うふたり
ふたりだけの時間
不条理な世界
暗闇のループ
それでも断ち切れず
今宵もまた光を探す
空にあるのは
ふたりの想い
知ってか知らずか
朧に光る可惜夜の月
不条理ってなんだろう。漫画や小説では聞くことが
あるけど、意味は知らない。(調べてみたら道筋の通
らないことを指すようで)じゃあこの世は不条理とか
聞くけど、この世は道筋の通らないねって言ってる
ってこと?じゃあ道筋の通らないってなに?だいぶ
哲学的だね。
【不条理】
指切りげんまんの
今はもう思い出せない約束
スニーカーで走り回っていた日々が懐かしい
今はその結んだ小指の代わりに
契約書をつくる
不条理な世界と曖昧な感情
約束は
信じているからするものではなく
信じるためにするものに変わった
#不条理
この世は不条理
不条理とは、不合理で常識に反していること。という。
私達の願いは、常に叶うはずではないし、時には理不尽な目に遭うこともある。
そんな不条理な世界なのに、人々や世間はつねに常識を求め、時には弾圧する。
とても歪で、危うさを孕んでいる。私はこの世界が、恐ろしい。
/不条理
どうしてこいつといるのか不明。
どうして離れられないのか不明。
落とした財布が戻ってくる。
アパートのベランダから飛んだTシャツはぼろくてそろそろ捨てようかなと思っていたのに、共同ポストのとこにハンガーでかけてある。
どうしてこいつが隣にいるのか不明。
どうしてラーメン一緒に食ってるのか不明。
いらないものは即ポイしてきた。
じゃあねといって背を向ければ追っかけて来るやつはいない。
あたりはいつもクリーンだ。
丸まって寝ている。
ぶつぶつ寝言を言う。
頼りない背中に毛布をかける。
部屋はきたない。
こいつが来てから。
ものが増える。
きたなくなる。
これがいいことなはずはない。
と思うのに、鞄から落ちたポケットティッシュさえ落としましたよと声をかけられるから拾わないわけにいかない。
ああ汚い、汚い、
ごみの隙間が、あたたかい。
Deltarune,『不条理』
ガシャン、
カルタス城で、最も暗く、不気味な牢屋にその音は響き渡った。
牢屋に入った 道化師は、可笑しそうに不可解な笑いを"かつて"の相方にむけた。
『ウェーンヒッヒ,ウェンヒッヒ,悲しいネ,悲しいヨ,』
『もっと皆とアソビたかったヨ、』
「……あんたはそこまでして何を伝えたかったんだい?」
道化師にむけて,彼女は問う。
『この世界はゲーム。たった今から,自由の身なのは、このワタシだけ。』
『不条理なこのセカイで、たった一つの、』
"決定的な事実"
『ソレは変わりません、今も、これからも。』
彼女はその意味の分からぬ応えに大きなため息をついた。
「聴くだけ無駄かね、ま、しばらくは此処に居ることになる、その間にアタマを冷やしたらいいさね。」
『…いずれ訪れる。更なる"CHAOS"が。』
"この不条理なセカイに"
その声は、何処にも届くことなく、無情にも暗い牢屋の中へと消えていった。
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初投稿。
Deltarune、ジェビルが投獄されたときのお話しを
今日のお題『不条理』から書いてみました。
カリスマとは古代ギリシア語で「神の恵みの賜物」の意味する言葉で、非人間的な資質や能力をもった人をさしてつかわれます。 カリスマの語源は旧約聖書にあり、英語ではそのままCharismaと記述されます。 社会学者マックス・ウェーバーが提唱した支配体系の一つとして「カリスマ的支配」と用いられたことで一般化していきました。
カリスマは、ギリシャ語で「恵み」「恩愛」を意味する「カリス」に由来する語。 「カリス」から派生した「カリスマ」は、新約聖書で「神からの贈り物」「神の賜物」を意味する宗教用語であった。 この語が一般に広まったのは、ドイツの社会学者マックス・ヴェーバーが社会学用語としてを用いた20世紀以降のことである。
『カリスマ』の語源は、ギリシャ語の『カリス』で、『恵み』や『恩愛』といった意味があります。 元々“神様からの贈り物”を意味する宗教用語でしたが、ドイツの社会学者マックス・ウェーバーさんによって、一般にも広まって行きました。
カリス(古希: Χαρις, Charis, Kharis)は、ギリシア神話に登場する優雅、優美さの女神。主に美貌、魅力、創造力を司る。美と優雅である三女神・カリスと通り名が一致している。
〝カリスマ〟... と、〝カリスマイ〟... 借り住まいね ... よく似てるなぁ ... ぁぁ、語音がね ... ただそれだけなんだけど、でもこの〝Charisma〟と〝借り住まい〟の関係性を解き明かしたくてね ... マァそりゃ自分なりに自分勝手にだけどね ... 納得したくてね ... 得心したくてねどうしても ... 。
俺は嘗てという程ではないが今、人間行52年目なんだが人間29年目の時にこのカリスマと借り住まいの語音が近い旨に纏わる神仏の示唆を念いはじめたのよ。
常に流れ続けて、過ぎ行く時の流れに、味いや刺激、色や香りよりも ... というか自分にとってはソレコレが美味美臭美色なのか ... な ...
なんとない支配欲みたいなものら更々心底にも無いつもりですが ... 第三者目線から見えるさりげない不平等に熱鉄を振りかざしたくなる憎しみが起発する事はこの世を漂い乍ら屡々ありますが ... 小生は其れを節介とは捉えられない乍らも我稚拙なりとは認識しておりますが ... とて気取って役得の甘味に浸り人を蔑み諌め裁き皇籍で左膝に右脚を載せ笑う暴君如きに陥る阿保よりはマシと安堵している次第であります。
カリスマ ... カリスマイ ...
本当は ...
あ ...
犯罪は、人が侵すのではなく ... 世情の渦の中で生まれる罪業が適任を擁立するというのが厳正なる見解と謂えよう。
大義なる借り住まいに住す利権を得た者こそを ...
〝 Charisma 〟 ... そう呼ぶのかも知れない。
はははは。バカなやつのバカな譫言だと笑っていただければ本望です ....... 。
『不条理の庭』
目が冴えるほどの絶景の下 溢れ出す悪口と妬みで
会話(と言っていいのだろうか)が成立している
これが彼等の愉しみだとしたら 私の喉を庇護するものがいよいよ悪魔になるだろう 感謝と感謝は睦み合い 淀みのない川に溶けていく そんな庭を想像していた 彼等の会話を紡ぐ糸のほつれが やりようのない鬱屈を増幅させる
No.34『朝』
散文/掌編小説
──午前6時58分。
目が覚め、携帯画面を見て驚いた。どうやらわたしは、あのまま寝落ちてしまったらしい。乱れたシーツと床に散らばった二人分の服が、昨夜、自分の身に何が起こったかを教えてくれた。
そっとベッドを抜け出し、自分の服を拾い集める。何故か最初に脱ぎ捨てたであろう上着が足元にあり、最後に脱ぎ捨てたはずの下着が、ドアの真下に落ちていた。
「……っっ」
自分がとった行動を思い出すと顔が熱くなる。何故、それがそこにあるのかも思い出した。勝手知ったる自分の家とはいかない他人の家。トイレと洗面所だけを借りて、彼がいるベッドへ舞い戻る。
「やっちゃったなあ」
彼とわたしは許嫁の間柄だから、誰もわたしと彼の行動を咎めない。生まれる前から許嫁である不条理さに憤っていたのに、初めて顔を合わせたその日に、なんてどうかしている。
ベッドに舞い戻り、彼の背中に顔をうずめると、何故か懐かしいにおいがした。
お題:不条理
考えることをやめるな
常に問い続けろ
これは正しいか
いま目の前にあるものは
いま目の前で起こっていることは
正しいと言えることなのか
最も恐ろしいことは
不条理が日常化してしまうことだ
誰かが傷付いている
誰かが苦しんでいる
誰かが泣いている
それがまるで風景の一部みたいに
他の誰の目にも見えなくなった時
ひび割れた亀裂が
いつか大穴となって
世界を闇へと堕とすのだ
【不条理】
不条理なことが人生には多くて
悲観せずには居られない。
きっと今の自分が明るい気分か
暗い気分かで変わっていくんだろうけど
不条理なことが減っていったら
幸せは増えるかな?
─────『不条理』
あぁ
疲れた
クロ、助けて、
あぁ、こんな世界とお別れだ
不条理
わたしはね
ボランティア
ってわけには
いかないんだよ
【不条理】
__隕石衝突まで、あと4分。
「次のニュースです。えー、2週間前に発表された、地球付近を飛行する隕石。計算上では地球を逸れるとの予想が立てられていましたが、現在、その隕石が地球へ向かってきている、との事です。地球へ隕石が衝突する時間はおよそ、明日の午前3時頃だとの事です。これについて——」
「地球に隕石衝突ゆーてんのに、このアナウンサーはよう落ち着いとるな。職業病っちゅうやつか?」
朝7時45分、僕は朝ご飯を食べ終わった後、テレビの電源を消した、明日の午前3時に隕石が衝突するらしい。吃驚だ。
「なぁ、母ちゃん、今日地球最後の日らしいわ。知っとった?」
「なにぃ?知らんがそんなもん、まぁた巫山戯た事言っとらんと、学校行き!」
僕は母に小突かれながらも家を出た。
人間は凄いものだ。今日が地球最後の日ってことを知っている人も居るはずなのに、いつもも至って何も変わらない。……否、5分に一度は狂った人を見掛ける。きっとブラック企業にでも務めているんだろう。それか愛する人が居ないか、やり残した事が多すぎる人。僕はこれも運命。と受け入れているつもりだ。
学校に到着して、クラスへと入れば友達と朝の挨拶を交わす。これもいつもと変わらない。
「せや、けーちゃん、あっきー、共朝のニュース見たか?隕石衝突のやつ。俺朝むっちゃ驚いてんけど、」
「俺も俺も!急に隕石衝突とか、言われてもなぁ、彼女まだ居らんのにー!!」
「ばーか、お前に彼女なんか一生出来る訳無ぇべ、早う諦めんか。」
「何でやって!また一日だけ希望あるやろが!」
何て馬鹿で面白い友達だろうか。僕含め三人で仲良く談笑室いると、いつの間にかホームルームの時間になろうとしていた。
ホームルーム開始のチャイムと共に各々が席に着けば、教室の前のドアから担任の実中(みのなか)先生が入ってきた…が、何かがおかしい。変な違和感を感じながらも先生が教壇の前に立つのを待った。
先生が教壇の前に立ち、一つ息を据えば
「今日は朝から全部、自習となった、迷惑行為、犯罪を犯さん限りは自由にせえ、ええな?」
一瞬、教室内が静まり返った後、歓声が響いた。きっとこの担任も校長も、学校全体の人の頭のネジが外れたのだろう。きっと、今日が地球最後の日だからだろう。
僕はバカバカしくなり、家に帰ろうとしたが、友達二人に説得され、午後の6時まで遊ぶ事になった。
午後6時25分、地球まであと約8時間と35分、
「ただいまー。」
僕は家に帰宅した。
「おかえりぃ、今日は遅かったなぁ、」
いつもは9時帰りの父親が出迎えてくれた。
「親父、会社はどうしたん?クビにでもなったんか?」
「いやぁ、今日の朝、今日が地球最後ってニュースで言っとったやろ?せやから、今日はみんな早う帰れって社長がな」
はっは、と笑いながら父が説明をした後、母が「夜ご飯出来てんで〜!早う手ぇ洗って来い!家族でご飯や」と大声で僕へと呼び掛けた。僕は適当な返事を返し、手を洗って食卓へとついた。目の前には父と母、左隣には姉。
「姉貴、東京の寮に居るんとらちゃうかったん?」
「まぁね。でも今日が地球最後〜言われてたもんで、さっき帰って来てん。」
「ほぇ〜、おかえり、姉貴。」
「ん、ただいま」
家族団欒が楽しいと思ったのは今日が初めてだった。きっと最初で最後なんだろう。そう思うと少し悲しい。
晩御飯を食べ終わって、一人一人が風呂に入り、もうする事は寝るだけ。そうなった時姉貴が母ちゃんと親父と僕を呼び寄せた。何も、「今日はみんな一緒に寝ぇへん?」だと。
一度反対でもしようかと思ったけど、実は僕もしたかったから反対はしなかった、母ちゃんも親父も首を縦に振ったことによって、皆リビングで寝ることが決定した。
敷布団をリビングに引いて4人で寝るなんて、何年ぶりだろう。
そう思ってる時、また姉が口を開いた。
「……ごめん。遅いかもやけど、やっぱ私普通にしてられんわ。やっぱり、地球滅亡とかむっちゃ嫌やし、お母さんとお父さんと、けーちゃんとまだ一緒に居たかった。」
声でわかる。姉貴は泣いている。……と密かに母ちゃんの泣き声も聞こえてきた。
姉貴の言葉に続くように母ちゃんがひとつ大きく息を吸って、こう言葉を言い放った。
「アンタら、一生、永遠に、死んでも大好きやし、愛してんで。」
僕は心から何かが零れ落ちたような、そんな感じがした。それは父も母もきっと同じだろう。
みんな一緒、いつもみたいに笑っていれば怖くない。そう思い、笑いあった。で、最後の最後に悔いが残らないようにいっぱい、沢山、死ぬほど、家族4人で談笑をした。
そして、覚悟を決めた。
地球、日本は今とても熱い。そして現在__
誰も彼も 諦めこそがと 理を
「断りだ」と忌み 不条理を切り
ー不条理ー
僕がいちばん怖いもの
それはいつでも僕自身
何をするか分からない
何を言うか解からない
何を思うか判からない
無視するかもしれない
怒鳴るかもしれない
嫌うかもしれない
けどもしもの世界で
意味は無い
この世界の不条理に
この世界の理不尽に
この世界の片隅に
僕の思いが届くなら
耳を傾けてくれますか
辛くて怖くて苦しいよ
不条理、という言葉を聞いて
僕は一番に『家』を想像する
僕の家は昔、それなりの金持ちだった
父親がギャンブルにハマり、多額の借金が発覚したのは
僕が中学に上がる前の春休みの事だった
いつもの様にリビングで漫画をダラダラと読んでいると
突然母親が怒り狂って発狂し
視界に入った物を手当たり次第に投げ始めた
それが最初だったように思う
それから数年が経ち
母から当時の事を詳しく聞いた事があった
結局彼女は現在まで父とは別れていない
別れられるほどの財力が自分にはなく
どうしようもないからだと言う
涙ながらに話す彼女を見て
正直僕は吐きそうになった
それなら何故見抜かなかったの
何故末っ子の僕を産んだのと
今思えばくだらない罵詈雑言ばかりが浮かんだ
しかしこの歳まで生きてみると
様々な価値観を持つ友人ができた
「子供は親を幸せにする道具じゃない」
「親を反面教師にして生きる事が
最大の親孝行だと思う」
各々複雑な家庭環境の中で育った彼等の
そうした言葉には本当に救われた
『家』は確かに不条理な人間社会ではあるが
それが全てではない事を知った
この不条理な世界から逃げ出して
僕と君以外居ない静かなところで過ごそう。