『一筋の光』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
一筋の光
今の生活で一筋の光はなんだろうと考えてみた。お義父さんが半年前に会社が倒産して2.3ヶ月経った頃から「おかしいどうすればいいかわからん」と言うようになり診療を受けると急にする事がなくなって適応障害のような診断を受ける。実家では、一年前から「どうすればいいかわからんなった」とおばあちゃんが認知症状が出てきた。親は、働いている為おばあちゃんはひとりで留守番している。私も働いているが、変則勤務で平日の日中に家にいることも多々ある。どこに行っても一緒なような事を何回も聞かれ疲弊する。今の状態を打破できるような妄想をしているが中々思う通りにすすまない。病院について行って話を聞いて、誰も部屋の片付けをしないから俺がしないとって思っていると聞けた。じゃあ一緒にすればいいと一筋の光が見えたように感じた。
でも、お義父さんの受診をお義母さんに、一緒に行って欲しいと話すも「いやだ」「イライラするから」と拒否される。まだまだ前途多難。
強い光は苦手だ。太陽光のみならず、車のライトにまで目が眩んで、頭が痛くなる。夏場は陽の光を反射するアスファルトにさえ気を付けなければならないほどに。
見てしまえば瞬く間に瞼の裏へ焼き付いてしまう。
まっすぐ自分へと向けられた一筋のそれはあまりにも目映く、すぐにでも逸らしたい意思とは反対に瞳孔は釘付けになってしまった。
思い出す度に頭がクラクラする。痛い。
貴方にも言っておけば良かった。
強い光は苦手なんだ。そんな顔しないでくれ。
一筋の光
映画「ショーシャンクの空に」を思い出す。
冤罪で逮捕された主人公が数十年もの間、壁を掘り続け、糞尿だらけ配管をくぐり抜け、ようやく外に出られた時に雨に打たれながら両手を広げる場面が印象的
このシーンに至るまでの道中やラストも素晴らしくて、自分の語彙力では伝えられないけど良い映画です
登場人物の一人、年老いた受刑者の話も印象に残っている。彼は穏やかな性格で、主人公や他の受刑者に対しても親しみやすい存在だった。長い刑期を終えて、ついに釈放される日が訪れるが、彼は出たくないと拒む。刑務所は彼にとって、居場所であり、家のような存在だったのだ。
けれども、老人は外の世界へ無理やり追い出される。
シャバでの暮らしは彼にとって厳しいものだった。
家族もなく、世界の目は冷たく、孤独に苛まれた彼は、ついには自ら命を絶ってしまう。
話は変わって、最近読んだ「精神病棟の青春」という本も面白かった。舞台は精神病棟で、そこに入院した摂食障害の女の子の話。
女の子は入院当初、将来への不安や焦りに押し潰されそうになって泣いてばかりいたが、病院での生活や他の患者さん達との関わりを通じて、少しずつ変化が生まれていく。
彼女が摂食障害になるきっかけは、学校で友だちから体型についてからかわれたり、陰口を囁かれたり、厳格な父親の存在だった。お父さんは「病は気から」という考えの人で、次第に痩せていく女の子に対して甘えだなどと責め続けた。
精神病棟での暮らしは、女の子にとって学校や家よりも自由で、呼吸がしやすい場所だったのだ。
刑務所をや精神病棟といった、傍から見れば過酷に思える環境の中でも、安らぎや希望を見出す人もいる。
むしろ外の世界のほうが、彼らにとっては悪意や偏見に満ちた場所。
生き物はどんな環境下でも、一筋の光を探し求めることが出来るのかもしれない。
一筋縄の光。絶望の中に神様が導いて下さる有難いもの。
俺が音楽を聴くとき、基本は好みや感覚で聴いていて「あ、この曲調いいな」「このハモリがすきだな」で入る事が多いけど、歌詞に共感したりいいなって思って聴いてるときもある。うーん、もっと表現する力や語彙力もっとあれば自分の気持ちや思いを一番近い形で表現できるんだけどなあって思うけど俺の限界の表現を。話を元に戻すともちろん、誰かと一緒に過ごしてた時期に共にしていた曲もある。今日は久しぶりにこの時間に好きな音楽を聴いて作業してたんだけど、思い出した。その曲と過ごした時のこと。普段聴いてる分には全然大丈夫だし、思い出すこともそんなにないけど。時間のせい、と自分の情緒具合によるんかな。俺は結局、答え合わせをしないまんま ( ただしくは答え合わせする気にもならなかった ) で君とさよならした。なんでかっていうと、もう君には振り回されたくなかったから。あの時の俺は君のことを理解しているようで、理解出来ていなかったことを君の行動で突きつけられちゃったから逃げちゃった、のかな。わかってる「つもり」で、全然わかってなかったんだろうなあ。その時には全然気づけてない上に、悪いのは君だ、と思っていた。でも、それは違うよなあって冷静に考えて思ったよ。お互いの行動や気持ちがそもそも噛み合ってなかった、のかもしれない。君にも原因はあったけど、俺にも原因があった。どっちが悪い、じゃなくてお互い様なんかなって。俺は俺の気持ちを押し付けてた部分はあったし、君は受け止めはするけど俺の手の中から毎回言葉と一緒にすり抜けてた。噛み合わなすぎて今考えたらおもろいな (笑) 何回か一緒に過ごして離れて、を繰り返して気づいたのは君とは価値観が合わない、一生わかりあえないのかも。ってこと。
一筋の光
俺は暗闇の底にいた。
全てを失い、
抜け殻の様に斃れていた。
何も残ってはいなかった。
最愛の友も、希望も、信念も、
…生きる意味さえも。
憎しみが俺を支配する。
全てを壊したい。
心の奥底から湧き上がる衝動が、
この世界を、不条理を、運命さえも、
破壊し尽くせと、俺を誘う。
神と刺し違えてでも、
終わりにしたい。
…そう願った。
俺は闇の中で、
全ての破滅を望む。
悪意が魂を蝕み、
悪魔が囁きかける。
その時。
一筋の光が、
鋭く闇を裂いた。
最後の希望にすがるように、
俺は、手を伸ばす。
「お前は、独りじゃない」
そんな声が、
聞こえた気がした。
空を見ていると時折、天使の梯子という雲の隙間から差す光の筋が見えることがあるけれど、初めてあれを見たときは何かとんでもないものを見てしまったような気がした。
一筋の光
絨毯の上で夜明けを迎える。鳥の囀り、原付の鳴き声、喉の乾き。嗚呼、朝だ。
一筋の光
遮光カーテンで
暗室にされた体育館
そこにこぼれる
一筋の光
学校の文化祭で
映画が上映されたけど
なぜか気になる
一筋の光
私はここから
抜け出したいんだと思う
それは「助けて」
一筋の言葉
何もしたくない。なにも感じたくない。
ずっとぼーっとして。何も考えず、何も聞こえず、何も見えず過ごしていたい。
そんなの現実的に無理だけど…なれたらいいのにね。
うちに不登校なればって言っても「単位が心配やから」とか言って結局学校行って。辛い目にあってさ。
半分くらいは自業自得とも思えるけどね。
どうせまた劣等感感じて嫉妬して苦しくなるなんて分かっているはずなのに。
真面目な奴だからさ。本当に。
僕ら全員そうなんだけどね、人からの頼まれ事は全部断れない。
断ったら罪悪感すごいんだよね。いくら人間相手でも僕はそれを感じるのが嫌だから引き受ける。
あと普通に嫌われたら死ぬレベルで悲しいだけ。
こうやって利用されるような性格してるし根暗だから、余計にこんな生活から抜け出せないんだけど。
僕に光なんてないよ。希望もない。何も無い。
前は一筋の光なんてものがあったけれど。もうないよ、離れていったから。
生きる意味を探そうと思って探してもなかなか見つからない。
ゲームとかにもハマろうと思ってね。いろんなの試してみたんだけど…飽き性だから無理だったね。
時々するぐらいなら普通に楽しいけど。
意味のない人生を謳歌してるだけだな、僕。
何も分からないまま、何も見つけ出せないまま、空っぽなまま死ぬのかな。それでもいいけどね。
でもいいなぁって思うときもあるよ。人間を見てたらね。
大切な人がいて。愛されて。そこにいれば、誰かが寄ってきてくれて。
本当に羨ましいよ。羨ましくて仕方がないくらいに。
醜いなぁ、僕。
悲しみで見失った時に思い出してほしい
どんなに苦しんでも 涙で前が見えなくても
心の中は誰にも邪魔されない自由がある
歩いてきた足跡が道になり あなたの力になる
【一筋の光】
それはきっと蜘蛛の糸
一筋の
一条の
一縷の
暗闇から
雲の隙間から
差し込むその光は
そこに暗闇が雲があるから
暗さに慣れた目には鮮明に映るその光も
突然
暗闇が雲が晴れたなら
きっと容易く見失ってしまう
暗中模索の最中
不意に現れた蜘蛛の糸
掴むべきかまだ見送るべきか
掴んだら途切れるのか耐えうるのか
光の中へと続く道なのか
心無き者の垂らした釣り糸なのか
選択はいつも難しい
俺の人生に差し込んだ、一筋の光。
それが貴女でした。
貴女は人の希望そのものになり得る方なのですよ。
一筋の光
光が差した
それが一矢報いるための矢で
弓だけ手元にあったから
私の近くに降ってきたから
手を伸ばしただけ
もうすぐ12月だ。
意気込んで買った自己実現系書き込み型の手帳は
8月から書けた日の方がめっきりと少なくなっている。
とてつもないあの日は訪れた。
一生に一回しか感じえないだろう感情を引き連れて。
…それからというもの、手帳に日々のことを書き込むこともままならず、ココにも辿り着けなかった。
この世に生きているのに
息をしていないような
時が止まったままで
彼は時折、写真の中から笑いかけてくる。
ありがとうなのか
悲しいなのか
ごめんねなのか
心の中にある感情を探って
正解を見つけようとしても
時間だけが過ぎていく。
忙しさだけが目の前にある。
心がふらふらしているのが分かった。
あの日以来、心を落ち着かせて文字を書ける日が
全くと言っていいほど無い。
自分の中の好きな静寂が訪れないのだ。
冷蔵庫の稼働音だけがかすかに鳴っていて
唐突に誰にも話しかけられることもなく
カフェインのない何らかのお茶が淹れてあって
ああでもないこうでもないと
字を探索している
私の好きな静寂。
ああ、私、静寂ってものが
好きだったな。
たった今、
私の好きだったものを一個感じることができたから
またここから歩いていけるような気がした。
一筋の光は
見えなくても近づいていくもの。
黒よりかはグレー、そして薄い灰色を見つけるように。
一筋の光
しばし休業中です、なんか今日めっちゃ涙出た
会いたい人がいる
いつもやわらかに笑う、春の朝みたいな空気を纏った人
名前を呼んで、手を引いて一緒に倒れ込んでカラカラと笑う
僕の光
その人は僕を月の光のようと云うから
お返しで太陽のような人と云う
いつも隣でしっかりと輝いてる人を見て、這いずってでも近くで支えたいと動ける僕がいる
会いたい、僕の太陽
貴方がいるから僕は歩き続ける、踏ん張っていられるんだ
暗闇を照らしてくれたのは
いつだってあなただった
_一筋の光
終わるのが怖いから
始めない、と決めたときがあった。
始まるのが怖いから
終わりにしよう、と決めたときがあった。
孤独が怖いから
誰かに縋った夜があった。
その夜を思い出しながら
その誰かになった夜があった。
全ては表裏一体で。太陽と月みたいで。
でも二つとも、紛れもなく光だった。
少しのなにかで、隠れて見えなくなる光だった。
それでも僕は、誰かと一つになりたかった。
叶うことはないとわかっていながら。
私は夢の中で、暗い謎の空間で男に追いかけれていた。
いつも捕まりそうになって夢から覚める。
「いつから悪夢を見出したんだっけ…」
……そうだ、思い出した。
悪夢を見始めたのは、学校で虐められ始めた時からだ。
私は入学初日、皆の前での挨拶でうまく話せず、
クラス皆に笑われてしまった。
最初は少しイジられるだけだったが、いつしか
暴力や暴言が当たり前になった。
ある日、転校生が来た。
その子は私にも優しくしてくれた。
私がいじめられると、彼女は助けてくれた。
私はもう久しぶりに人の優しさに触れた気がした。
その日の晩、私はまた悪夢を見た。
でもいつもとは違って、先には一筋の光が見えた。
その光に向かって走ると、私は心地よく朝を迎えた。
「…学校行こう!」
その日は陰鬱な気分ではなく、明るく登校した。
現実でも、あの一筋の光があると思えたから。