『一筋の光』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
一筋の光
先日、オーケストラの全国大会があった。
自分達より何倍もの部員がいて、楽器もキレイで、制服もピシッとしていて、演奏経験も豊富な学校が沢山出でいる中、14校中13番目に演奏で、次が前回の優勝校というプレッシャーを背負いながらステージに立った、、、
演奏を終え、帰る途中のバスで先生からの1言が全員を歓喜させた。
『今までで1番良い演奏ができたと思います』
顔は見えておらず表情は分からなかったものの確かにそう言ったのだ。
青春漫画の様に上手くはいかなかったがこれは、私達の、学校の歴史に刻まれるだろう。
これからも挑戦は続く、、、
好きになれない先輩
自分中心の上司
話の合わない同僚
「お疲れさまでした」
会社のドアを閉め
いつもどおりスマホの通知を確認する。
「FC先行!イベントのお知らせ」
#一筋の光
眩しくて、暖かくて、いつでも私を照らしてくれる、一筋の光。
なのにその光は、決して掴むことはできない。触れることはできない。
こんなにも自我を主張してくるくせに、こっちからは干渉させてくれない。
でもいいよ。そっちがその気なら、私だってあなたの光になってやる。
後悔したってもう遅い。
触れさせてなんかやるもんか。
『一筋の光』
部屋から一筋の光が差し込んでくる。
影をつくる洗濯物、
陰影をつくる太陽の戯れ
この部屋に初めてやってきた時、
僕はどんな気持ちでいたか
どんな自分や未来を描いたか
いま現在の自分を信じられなくてもいいから、
そこに光があったときの自分は信じてみよう
そこに光があって、
わたしの願ったこと、何も叶っていないわけじゃないし、
ひかりに身を委ねてみるのもいいかもね
「一筋の光」
何がきっかけになるかはわからなくて、何が光になるかはわからない。
だから、光をつかめたらいいね
わたしは闇に溶けている。
手も足も感覚がない。
それどころか身体を感じない。
登っているのか降りているのか。
泳いでいるのか沈んでいるのか。
もうこのまま
自分との境界線もなくなって
自分を忘れてしまうだろう。
静かに溶けて。
いつかまた目覚める事ができたなら。
また会う事ができたなら。
その時はきっと。
-一筋の光-
たったひと枝に咲く花が
見る者に光を与えるような
そういうものに憧れるのです
触れるか触れないかの距離で
人の目に留まらぬほどに微かでも
あなたにとってわたしとは
光たり得る存在でしょうか
#一筋の光
一筋の光
一筋だけではなく
二筋、三筋くらい欲しい。
一筋だけだと迷います。
「一筋の光」を、必要としている人々が、今、世界にはどれくらいいるだろうか。
そんな事を考えては、自分の無力さに落ち込んで、立ち止まって、途方に暮れる。
そんな中、中村哲さんの、「一隅を照らす」の言葉に救われた。
手の届く範囲でいい。足を止めてはダメだ。
この言葉こそ、私にとっての一筋の光となった。
自分の生き様が、友の道を照らす光になるように。
#一筋の光
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光差し込む僕の心
雲の隙間から一筋の光が差す
荒んだ僕の心に
温かい光が差し込む
目に映る景色はキラキラとしていて
闇にとじこもるのは
もったいないと思うほど…
さぁ行こう
今日も夢のレールの上を一歩ずつ
引き返せないこの道を
あの光に向かって進むんだ…
きみが見る
夢と希望の
未来へと
続いてゆくよ
一筋の光
「一筋の光」
あの瞬間
とても暖かい光に照らされた
誰かの笑顔を見て
こんなにときめいたのは初めてだった
あの時確かに
あなたは私の心を奪った
鍋に鰹出汁を温めます。
ニンニクは2片を薄切りに。
キャベツはお好みの大きさでザク切り。
キノコ類は、エノキ、シメジなど、手に入りやすいものを用意。石付きを切り落とし、小房に分ける。エリンギやシイタケは薄切りに。舞茸は手で割きます。
「せ、先生、あれは…」
「今日はお魚ですね。すぐたらいを用意して。一番明るく照らされている辺りに置いてください」
「たらい…たらい…バケツじゃダメですか」
「バケツは却下です。では、あなたが受け止めて来てください」
「あ、あ、あの光の下に入れ、と…」
「ええ、急いで下さい」
さて、本日のメインは鱈です。下アゴにヒゲがありますね。
おっと、助手くんはメインにはなれませんよ。
【一筋の光】
パッと夢の中で目が覚めた。
自分が誰なのかさえもわからない暗闇の中、夢の中だということだけわかった。
手はついてる、足はある。
ほっぺはつねっても痛くない。
そうやって体を端から確認していると、いきなり一筋の光が現れた。
自分のとこからは少し遠く。
光をスポットライトのように浴びた、真っ白なドアが見えた。
そのドアを見た瞬間、吸い寄せられるようにふらっと立ち上がる。
当分歩いてなかったのだろうか、やけに歩きづらい。
少し遠くに見えたはずのドアがはるか彼方にあるように感じる。
ドアに近づいた頃には、足は動きたがらず、息は過呼吸になるんじゃないかという程にあがっていた。
早く座り込んでしまいたい。
心が折れる寸前、やっとドアノブに手が届いた。
最後の力を振り絞り体重を使ってドアを開ける。
そこで意識が途切れた。
パッと目が覚めた。
こんどは夢じゃない。
自分のことも、周りの人達が家族なのもわかる。
キョロキョロと周りを見回すと、母が目に涙をためた。
見覚えの無い天井。
体に繋がっているだろうたくさんの管。
あぁ、私は助かってしまったのか。
一筋の光
一筋の光と聞いて最も多くの者が思い浮かべるのが
芥川龍之介作 蜘蛛の糸だろう。
蜘蛛の糸とは地獄での小さな善行を認められお釈迦様が極楽浄土へ続く蜘蛛の糸を垂らす。
主人公はその糸に群がる無数の罪人達に気がつく。
糸が切れてしまう事を心配した主人公は罪人達を蹴落とし1人上へ上ろうとするがその瞬間糸が切れてしまう。
私はこの話を読むたびに思うことがある。
もし主人公が他の罪人達を促し糸を上がっていたのなら物語はどうなっていたのだろう。
理論上は主人公の善行がたたえられ糸は切れないということになるが、主人公だけ極楽浄土へ上がれたのだろうか。
罪人達を促した主人公は自分だけが極楽浄土へ上がれたことを嘆くのではないだろうか。
得手して他人が他人を思い投げ打った物など
的外れなものが多い。
一筋の光が自分にとって有効な物である時、それはまぎれもなく自身の努力なのだ。
逆説を唱えると努力なしには「蜘蛛の糸」は垂らされることはないのではないか。
放課後の道端
将来への不安が募る
ふと遠くを見つめると
冷たい夜の空に
欠けていた満月が
霧を越えて全てを物語った
テーマ“一筋の光”
弱小運動部が
全国大会優勝を目指す。
そして、その中心に居るのは
今年入学してきたばかりの
新入生。
天才の彼が居れば、俺達が優勝する!
……なんてありがちの
少年向けのスポーツ漫画。
入学してきたばかりの1年に
そんな期待しても
現実はそうなる事はなく
結局は自分達の努力と実力を
付けていかないといけない。
例え、本当に天才少年が入部してきたとしても
その1人だけに任せて
自分達は普段と変わらぬ練習しかしない。
優勝なんて夢のまた夢。
一筋の光が差したとしても
その光を消す程の、闇が自分達だと
気付かないだろう。
(一筋の光ってそもそも、すぐ消えそ…)
(多分こういう意味じゃないだろうな。)
一筋の光
光が見えないなぁ
真っ暗闇じゃないんだけど、進むべき道がなかなか見えてこないモヤモヤの中にいる。
光の差す方にまっしぐらに進む勇気もないうちは、光など差すことはないのかもしれない。
光が輝く道標ではなくて、ぼんやりと弱々しくても光りが差しているのを、ただ見逃して見つけられずにいるだけのかもしれないが。
自分を導くのは自分しかないとわかっているのに。
まだまだ道標を求めてしまうのか。
雲の隙間から差した光の中を
天使が舞っている
よくみたらそれは数羽の鳥で
僕は現実の美しさに打たれているだけだった
翼があればどこへでも行ける時代に
コーヒーを淹れてちびちびと飲んでいる
冷え込んだ朝の外気に
羽をつけて解放したはずの心が
どこにも行かないと言って戻ってきた
秋だから、寒いから
今日は僕に寄り添ってくれるらしい
あまりの生きづらさに途方に暮れて。
生きている以外のすべてのことをお休みした。
そして、改めて気づいたことは。
世界には素敵なものがたくさんあるということ。
綺麗なものをゆっくり眺めること。
美味しいものをじっくり味わって食べること。
楽しいことにワクワクすること。
涙が出るほど感動すること。
お腹をかかえて笑うこと。
真っ暗だと思っていた人生に差した
一筋の光。
一筋の光