一年後』の作文集

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一年後』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

5/8/2023, 6:13:30 PM

※BLです。苦手な方は飛ばしてください。









 ピンク色の花びらが風に乗ってふわりと空を舞う。柔らかな日差しを浴びながら、新たな門出を祝福するように、ひらひらと楽しそうに空を泳ぐ。
 もう、春がきちまったんだよなぁ。
 周りを見渡せば、泣いたり笑ったり、みんなそれぞれの想いを胸に別れを惜しんでいる。俺もお世話になった先輩たちに挨拶をして、もみくちゃにされたばかりだ。
 だけど、一番にお礼を伝えたい人がこの場にいなくて。式には出ていたから、どこかにはいるはずなのに、周りを見ても先輩方に聞いてもどこにも見当たらなかった。
 ジャリ、と地面を蹴ってみんなとは別の方へと足を踏み出す。
 たぶん、きっとあの場所にいる。確信はないけれど、そこ以外考えられない。
 いますぐ行かなくちゃ。じゃないと、あの人はなにも言わずにいなくなってしまうから。
 周りの景色をぐんぐん追い越して、もっと早くと全速力で走る。
 心臓がばくばくと悲鳴を上げて、息だってうまく吸えない。革靴が地面を蹴り上げるたびに、ぎゅうと肺が握られてるみたいに苦しくなる。
 だけど、止まることなんて出来なくて。はくはくと酸素を取り込みながら、がむしゃらに足を動かした。

 見慣れた土手の上。グラウンドを見渡せる場所に、その人はいた。深呼吸をして息を整える。
 まだ心臓はばくばくと音を立てるけれど、すぐそこに先輩がいるんだ。落ち着くのなんか待ってちゃいられない。
 一段一段確かめるように階段を登って、先輩と同じ高さに立つ。一歩足を踏み出すごとに、先輩との距離が縮まって、ドキドキと鼓動がはやる。
 俺にはまだ気づかない。真っ直ぐにグラウンドだけを見つめている。何度も通った場所。毎日、早朝から日が暮れるまで。暮れてからも一緒に汗を流した場所。
 明日からはもう、ここで先輩と過ごすことはない。先輩はとっくに引退しているけれど、本当の意味で今日が最後の日になる。
 俺よりも一年長く過ごしたグラウンドをじっと見つめる横顔は、ほんの少し寂しそうで、ここにはない別の場所を見ているようだった。
「先輩!」
 驚いたように振り向いてすぐ、少し困ったように眉を下げて俺を見る。
「なんだ、来ちゃったの?」
 来てほしくなかったような言い方に、チクリと心臓が痛む。だけど、そんなことで引き下がる俺じゃない。
「そうですよ! 誰かさんが勝手にどっか行くから、迷子になったかと思って探しにきてあげました!」
 腕を組んで、ふんっと鼻から息を吐く。アンタがいくら嫌がろうが、ひとりになんてさせてやらない。
 最後の日くらいちゃんとお別れして、ちゃんと寂しがってもらわないと。
「探しにきてくれんだ」
 そっかぁ、と眼鏡の奥の瞳を柔らかく緩めて、先輩が小さく笑う。
「ええ、そうですよ! アンタがどこに行こうと俺がちゃんと先輩のとこにいきますから、安心して迷子になっていいっすよ!」
 ドンと胸を叩いて、ニカッと笑ってみせる。
 先輩がいく先は、俺が目指す場所。いまの俺にはまだ遠くて、憧れでしかないけれど。それでも、絶対に行ってみせる。
「頼もしいな、俺の相棒は」
 ふ、と口元を緩め、目尻を下げて。少しだけ泣きそうにみえる先輩の代わりに、俺はいつも通り笑ってみせる。
「そうでしょう! そうでしょう! この先も先輩の相棒は俺だけっすからね!」
 どんなに距離が離れても、それだけは変わらない。変えてなんかやるもんか。
 先輩の革靴がジャリと音を立てて近づいた。ぎゅうっと先輩の匂いに包まれる。肩にじんわりと熱が染み込んできた。
 そろりと背中に腕を回せば、もっとぎゅうぎゅうに抱きしめてくる。お返しとばかりに俺も力いっぱい抱きついて、隙間なんかないくらいぴったりとくっついた。
「一年後……」
 肩に先輩の言葉が落とされる。
「うん」
 ぽんぽんと促すように背中を摩れば、またぎゅうと力が込められる。
「……待ってるから、早くきて」
 情けないほど小さくて、ともすれば聞き取りにくい声だったけれど、俺の耳にはしっかり届いた。
 先輩の言葉がじんわりと俺の胸に染み込んで、ぽかぽかと体温をあげてくる。
「お任せください!」
 先輩の元まで、全速力で走って行きます!
 ふは、と息をはく音がして、またぎゅうっと腕の力が強まった。

5/8/2023, 6:01:21 PM

懐かしい人たちと再会できていますように
初恋のあいつが幸せそうに生きているのをちゃんと確かめて、もうそこに私もあいつも居ないことに気がつけて。キライになったあの子の笑顔を見ても何も思わなくなれていて、ほしい。


【1年後】

5/8/2023, 5:47:14 PM

去年は生きてこれました
胸は張れなかったけど
人より才能もなかったし
人より良い人間でもないし
でも頑張ってはきました

来年まで生きてるかな
来年まで元気かな
出来れば自分を見つけてて欲しいって思うけど
きっとそれは無理なんだろう

堕ちていく自分を掬い上げてください
それはきっと未来の僕にしか出来ないはずから

こんなことでしか自分を保てない人間では
なくなっていてほしいです

5/8/2023, 5:09:48 PM

たったの1年で何も変わらないと思ってた
けれど年齢を重ねるごとに
周りが景色が変わっていく
変わりたくないけど無理なんだ

自分が歳をとっていることにさえ
ゾッとする

この何十年生きてきた中で
大切な人を失った
そんな経験が何度かあって
大切な人が居なくならないよう
時間が止まって欲しい
不死身になりたい不死身になって欲しい

そんな馬鹿な事を考えている
ほんと1年後なんて考えるだけで
恐ろしいよ

今を生きるのが精一杯で
大切な人との思い出を胸に焼きつけるのが
精一杯で

【1年後】

5/8/2023, 4:53:53 PM

一年後

一年後どうなっているか
わからない
あなたとふたりで
想像もつかない未来を
創造していきたいの

5/8/2023, 4:43:20 PM

「一年後」

変化を感じる年じゃなくなった
きっと一年後も同じ風景なのだろう

そうあってほしい

5/8/2023, 4:32:35 PM

一年後、、、?いや…むずかしいなぁ(⁠ ⁠˘⁠ ⁠△˘⁠ ⁠:⁠ ⁠)⁠

えっ十年後とかじゃだめ?、

あっだめ?…オケオケ頑張って考えるわ(笑

ん〜どうだろうねぇ〜なんか変わってんのかなぁ

むしろ自分は今のままがいいっていうか変わらずに居たいね

まぁでも世の中で考えたら色々…あるかもね〜うん

なんか戦争とかああ言うのやめて欲しいよねぇ

えっ!そんな!そこまでするぅー!って感じだし

同じ国内の人でも望んでない人いっぱい居るのにねぇ…子供とか可愛そ




こんな感じでいい?……え?もっとなんかないかって?

もぉ〜欲しがりさんなんだからぁー(笑)

えーーなんだろう…コロナとかかなぁ

完全に無くなることはないと思うけど、多分これから先もね

まぁでも、

怖がるほどでもないってくらい小さな問題にはなってってほしいよねぇ

マスクとか当たり前の世の中だけど、当たり前じゃないからね

コロナ出る前とか殆の人がしてなかったんだから

てか話変わるけど、

あたりまえじゃねぇぞ!あたりまえじゃねぇからなって言ってた

加藤浩次を思い出したわぁ(笑)

ちょっww!めちゃイケまたやんないかなぁ


あーーもぉ!止まんないからおしまい

またね(^_^)ノシ

5/8/2023, 4:23:13 PM

新しい年の始まりを迎えると、いろいろ妄想を並べる。
 あれをしよう、これに挑戦しよう、中途半端に手をつけていたあれもいっそ片付けてしまおう。
 妄想のなかの自分自身はそれはもう、羅列した事柄をすべて華麗に平らげていく。なんならおかわりまでしている。しかも何度も。

 しかし、一年が経とうとする頃に、我に返るのだ。

 ――また、なにも達成できなかった。
 ――小さな山や谷がそれなりにあるだけの日々を過ごしていただけだった。

 昔は有言実行とばかりに動くことが苦ではなかったのに、いつからこんなに腰が重くなってしまったんだろう。
 無駄に気持ちが空回りするようになってしまったんだろう。

 このループから早く抜け出したい。
 そう願う「だけ」の日を、今日も過ごしている。


お題:一年後

5/8/2023, 4:21:30 PM

一年後

 母が、煎餅が入っていた大きな空缶をくれた。中身は机の上に茶請けとして鎮座していて、私はそのうちの一つを手に取った。
「なんで急に?」
 個包装の煎餅は、袋を破って齧り付くとばりんと小気味いい音を立てて崩れた。溢れてしまった破片を指に押し付けるように回収して袋の中に戻しながら、煎餅を咀嚼した。甘塩っぱい醤油の味がたまらない。
「なんか、懐かしくなっちゃって」
「何が?」
「幼稚園の頃、タイムカプセルを埋めたでしょう。あなたが覚えてるかは知らないけど、手紙やいろんなものを詰めて。あれ、開けるのは来年の予定なのよ。覚えてる?」
 母は私と同じように煎餅を齧り、あつあつのお茶を啜った。
「ああ、あれねぇ」
 ぼんやりとしか覚えていないが、子供の頃、ことあるごとにタイムカプセルを埋めたという思い出は残っている。校舎の側にあった小さな畑に銀色の缶を埋めたのは小学校だったか、幼稚園だったかは定かではないけれど。
「私はあなたが何を入れたかちゃんと覚えてるのよ」
「ええ、すごくない?私全然覚えてない」
「あっという間だったなぁ、こんなに大きくなって」
 にこにこと笑う母に心がくすぐったく感じて、熱いお茶に口をつけて舌を火傷した。

「この缶、タイムカプセルにする?」
 火傷した舌の先に押し付けるように氷を頬張りながら、私は何の気なしに呟いた。
「え?」
「お母さんと私の大切なものを入れておくの。10年後ぐらいに開けてみたらいいんじゃない?」
 頬杖をついて母の方を向けば、一瞬眉根を寄せてからふっと微笑んで、「……面白いかもね」と呟いた。
「中身、お互いにわからないようにしとく?」
「いいじゃん。お母さん絶対にこっち見ないでよ」
「っていうか、10年って少し長くない?」
「あっという間だよ。私が35歳になったら開けよう。きっとすぐだよ」

 結局、母も私も中身が見えないように小さな紙袋にそれぞれ思い思いの物を詰めて、一緒に缶の中にしまった。私は母への感謝の手紙と、母が行きたがっていた北海道旅行へ行けるようにと、貯金からお金を封筒に入れて、封筒にでかでかと「Go To SAPPORO」と書いた。
 缶を埋めてしまって探せなくても困るので、実家の屋根裏に開ける日付を書いた紙を巻いてしまい込んだ。缶を屋根裏に押し込んだ母の顔は楽しそうで、どこかとても寂しそうだった。


 まだ綺麗な封印の紙を破る。書類でとっ散らかってしまった机の上に雑に缶を置いた。開けるかどうしようか、悩んだ末に蓋に手をかける。
「……開けるよ、お母さん」
 存外簡単に開いた缶の、上側にあった紙袋は私が詰めたものだ。手紙を取り出してそっと母の前に置いた。下に入っていた紙袋を取り出す。あの日、屋根裏で見た母の表情がまだ目蓋の裏にこびりついていた。
 紙袋の中には、小さく折り畳まれたメモ用紙と、封筒。厚みのある封筒を先に手に取って中身をチラリと見る。「一緒に北海道に行こう!」とだけ書かれた付箋と共に、お札が何枚か顔を出した。
「……お母さん、なあに、これ」
 私と同じこと考えてたんだね、そう思いながら今度はメモを開いた。手紙じゃなくて、本当に普通のメモだ。うさぎの絵が描かれた、キャラクター物の文房具などを置いていそうな店にあるような、ファンシーなメモ。
『黙っててごめんね、愛してる』
 私はグシャリとメモを握りつぶした。
 柄に似つかわしくない内容の文字は、間違いなく母の文字だ。半年前、病気の悪化で他界した、母の。
 とっくに泣き尽くしたと思っていた私の目からぼろぼろと涙が溢れた。何も教えてくれなかった。通院をしていたのは知っていたけど、糖尿病の治療だと言っていた。私もそれを信じていた。悪性腫瘍があったとわかったのは、母が亡くなってからだ。こっそり治療していたようだが、完治することはなかった。あの日、あの一月後、私が実家を出た時にはもうすでに転移が進んでいたとか、なんとか。親戚たちは私がキャパオーバーにならないように、細切れに、残酷に、母の病のことを伝えてくれた。
「心配させたくなかったのよ」
 この半年で聞き飽きた言葉だ。母はまるで死期を悟った猫のようだった。弱みを私に見せず、1人でずっと戦って、私にさよならさえ言わせてくれなかった。

 ぐしゃぐしゃのメモを丁寧に伸ばして、仏壇の前に立つ。
「約束、守れなくてごめんね」
 母に宛てた感謝の手紙を、お供物の一番上に置いた。たった一年じゃ、手紙の内容を忘れることもできなかった。
 おりんを鳴らして手を合わせる。やっぱりあの日見た母の顔が過ぎって、頬を涙が伝った。

『お母さんへ』
『いつも、わたしのことを一番に考えてくれてありがとう』
『友達みたいなお母さんは、わたしの理解者で、憧れの人で、大事な人です』
『今まで与えてくれた愛を、これからは私がいっぱい返していくから』
『これからも元気でいてください』

5/8/2023, 4:20:39 PM

【一年後】

一年後、この地で会うと約束したのに君は来ない。今日がその一年後だってのに。それもそうか。君殺されたんだっけ。夜に通り魔に。許せないよな。約束を果たせないなんて許せない。復讐に来たんだ。
「みぃつけた。ダメじゃないの。そんなに分かりやすく隠れちゃ。」
一振り。バシュッ。血しぶきが飛んで返り血がつく。これで、君との約束は果たせなくても僕は満足したよ。

5/8/2023, 4:16:45 PM

“あなたは1年後、どうなっていたいですか?”
その質問を前に僕の手は止まった

大学2年生の春、4月生まれで20歳になったばかりの僕は未だに大学の交友関係もできず
サークルにも入っておらず
大学とバイト先と家をただただ往復するだけの毎日を過ごしていた
自分の興味のある分野に進んでみたものはいいものの
おじいちゃん先生が1時間半しゃべり続けるだけのつまらない授業
クラスの大半は、寝ているか、他の授業の内職をしている
今、僕の手元にあるプリントだって、提出物でも何でもないし
ただ、聞くだけでやることもない授業の暇つぶしとして行っていたワークシートだ

1年後どうなっていたいか
…正直、今の自分には全く想像ができない
なりたい職業も特にないし
やりたいことも特にない
1年後21歳になった僕は何をしているのだろうか
みんなと同じように就活の準備をして、足りない分の単位は適当に補って、何の代わり映えもない毎日を送るのだろうか
シャーペンを机の上でトントンと叩きながら、プリントとにらめっこしているうちに
キーンコーンカーンコーン
と授業の終わりを知らせるチャイムが鳴った
いつものように手際よく荷物を鞄の中にしまい
誰よりも早く講義室を後にする

「ねぇ、君!」
講義室を出た瞬間後ろの方から大きな声が聞こえた
今、講義室を出たのは僕しかいない
つまり、この声は僕に話しかけているということになるわけだ
何かしてしまったかと恐る恐る振り返ると
そこには赤色の派手髪に、耳には複数のピアスが輝くスラッとした女性が立っていた
「はっ、はい僕になにか…?」
ビビりながら震える声で問いかける
すると彼女は距離を詰め、僕の両手を握り目を輝かせながら、こう言った
「私と一緒にバンドしよう!!!」
「え?」
思わず素っ頓狂な声が零れる
……ん?今彼女はなんと言った?バンドをしよう?
とっさのことに脳の処理が追いつかず固まってしまう
そんな僕を見ながら彼女は追い打ちをかけるように早口で続ける
「私と一緒にバンドをしよう!私がギターとボーカル、君はドラム!ピアノとベースはもう揃ってるから、君が来れば完璧!」
彼女は僕の手を握りながら話を進める
僕は圧倒されながらも必死に答える
「…バンド?いや、そもそもドラムなんてやったことないですし無理ですよ」
「えっ、やったことないの?リズム感完璧だからてっきりドラム経験者かと思った。でも大丈夫!君の実力ならすぐにでも叩けるようになるよ!」
彼女の熱量が、繋いだ手と見つめる瞳から伝わってくる
「いや、でも」
「でもじゃない!やってみなきゃ分かんないじゃん!?えっと…とりあえず、この後空いてる?」
「えっ、ま、まぁ」
「よし、なら決まり!私たちのバンド見に来て!」
そう言って僕の手を引き、人のほとんどいなくなった廊下をぐいぐいと進んでいく
「ものは試し試し!ほら、ついた!」
そう言って止まった先には少し古びた講義室の扉があった
彼女は扉の前に立ち、勢いよく扉を開ける
そして、僕のほうを振り返り、これでもかという満面の笑みで僕に言った

『私たちのバンドへようこそ!!!』

その時、
ただただ同じことを繰り返すだけだったボクの毎日が、彼女の手によって何か変わろうとしているのを感じた


一年後の自分は意外と楽しいことになってるかもしれない
僕はそう思いながら扉の中の世界へ足を踏み入れた




お題:『一年後』

5/8/2023, 4:16:40 PM

ほくろを取った。
ぱっちりした二重にした。

少し変わるだけじゃ満足出来なくて
鼻を高くし、顎を削った。

ダイエットは心がけてなかったけど、
ダウンタイムがしんどすぎて。
ご飯食べられなくて痩せた。


数百万かかった私の顔面。
とてもかわいくなった私。
過去の私はもういない。


この顔でさらに稼がなくては。
メンテナンスは大変なので。

可愛くなるまでの辛抱だと思っていたけれど。
これからはいつまで頑張ればいいんだろうね。

過去の私はいないはずなのに。
気を抜くと、もういない顔が甦る。
呪いのように。


#1年後

5/8/2023, 4:14:32 PM

一年後の自分はどうなっているか
たぶん現状維持のまま
平穏に過ごせればそれでいい

5/8/2023, 4:08:34 PM

時短からフルのパートに変わった一年前。
楽しいと感じ始めていたウォーキングの時間が取れなくなって、
ならばストレッチと糖質制限だけは続けようと、動画や本を見漁っては挑戦するも、なかなか自分に合うものが見つからず…。
落とした体重と脂肪が戻らないように!
ここまでの努力が無駄にならないように!
…なんだかいつも焦ってた。

一年後の現在。
変わらずフルのパートで働き、ウォーキングなんてほとんど行けてないけど、
お気に入りの時短&糖質オフレシピを作って食べて、アレンジもしてみたり。
寝る前と朝にやる、短く簡単なストレッチを気楽に続けられたり。
気付けば、焦りはなくなり、出来る事を楽しくやろうと考えられるようになった。

こうしてみると、ダイエットに振り回された一年だったな〜。
でも、焦ってがむしゃらだった時も、マイペースで頑張ってる今も、体型はあまり変わってない。
だったら気楽に続けられる方が、体にも心にも良いに決まってる。
これからの一年もその先も、働きながら、ゆるゆる気楽にダイエット生活、続けていこう。

5/8/2023, 4:02:16 PM

一年後私はどうしてるだろう
特にこれといってイベントはあるかな
無事進級できてるといいな
今年は病気になるとか言われてるからな
元気に過ごせてたらいいな
一年後なら一年は過ぎてるんだもんな当たり前なんだけど
約束に半分近づくな
あ、そうか
まあ気長にって無理だけど急かしながら待つしかないからな
私の大好きな言葉、大丈夫
私を守って、私を助けて
一年後の私が笑顔でいられるように

5/8/2023, 3:53:32 PM

一年後、僕は幸せだろうか

一年前、僕は幸せじゃなかった

でも、今は?

きっと一年後の僕もまた言うだろう

幸せじゃなかった、って。

今が幸せだと思えないなら、
一年後だって幸せと呼べないだろう

5/8/2023, 3:50:23 PM

#12 一年後


1年。
約52週で、365日で、8760時間で、525600分。

私の一年後、
あなたの一年後。


あなたは、どうかしら。
不安に感じるなんて変よね。
未来のことなんて、見えなくて当然なのに。


私は変わらずここで
きれいな水を用意しておくから。

いつでも、この枝に止まりに来て頂戴。
すてきな囀りをまた聞きたいわ。


約束は、
叶わぬ夢への誓いにも似て。

未来が見えないからこそ願うのだ。

5/8/2023, 3:39:02 PM

「1年後」

いつでも原因は体内にあるのに、他人の懐を探る。
胃を割けば、腸を引っ張れば、肺を詰めれば。
見つかるはずも無いものを、探るこの作業を、僕は1年後変化させているのだろうか。

5/8/2023, 3:30:22 PM

一年後には
この病が少しでも寛解へと
向かっている事を祈りたい。

若かりし日々を、
肉体・精神共に老齢の者に蝕まれ、
ひたすらに謳歌するであろう一日一日を、
ただひたすらに寛解へと徹する日々に変える。

ヤツが言う。
若かりし日を滅茶苦茶までに謳歌した日々を。
散財し、娯楽に浸り、異性に浸る日々を。

ならば言おう。
真剣な眼差しさえも偽りと罵り、
質問事を時間の無駄、思考停止と蔑み、
下劣な限りの話題に相槌を打ち、
罵声や嘲笑すらも“お言葉”として捉える。

下衆の限りを尽くしてもなお、
若き者をコケにし、問い詰め、潰しに掛かる。

貴様らに何の権利があって、
毎日のように
若き者たちが死にゆき、苦しみ、
慟哭の限りを尽くさねばならないのか。

根本より、若き者たちに先は無いとでも言うのだろう

………

一年後の私へ。
どうか、苦しみが寛解へと向かい、
その憎悪が少しでも消える事を
ただ、願いたい。

5/8/2023, 3:26:28 PM

●おやすみ●

一年前の今日、
世界が滅びるとか、
世界が終わるとか、そんな噂がたった。

私は、窓際のベットの上から
夜空を見ている。

夜空の主役、お月様は
周りを優しく照らし、
星達は負けじと
キラキラと輝いていた。


一年前、テレビやラジオ、
ネット配信…色んな媒体は、
世界滅亡の話題で持ちきりだった。

変な宗教団体も現れた。

でも、飽きっぽい我ら人類は、
変な宗教団体の存在を残して、

いつの間にか、
世界滅亡の噂は静かに消えていった。

そして、噂話が出て早一年、

今日の私も、変わらずの生活をして、
いつもと変わらず寝て、

また明日を迎えようとしている。

「ノストラダムスも、
何やかんやいって、予言…外したしね」

日付が変わる前、私の隣には、
猫のはっさくが居て、
私はそう話しかけていた。

今夜は少し冷える。

はっさくを
軽く抱きしめて、

「お休み、愛してるよ」と、言いって

静かに眠りについた時、私の世界は終わった。

陽が昇り、目が覚めたら、
また、私の世界が始まるだろう。


でも、念のため。


…お休み世界。



fin.



#今回のテーマ(お題)は
【一年後】でした。

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