『一年後』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
一年後
一年後は一年後だね
一年後に過ぎない
まだ来てないから未来
いまから向かうはずの未来
過去現在未来
過去のままなら現在になる
不確定要素があるから現在はいいすぎ
だけどおおよそはそんなもんだね
上手くいかない人達が
未来はとか言うけど
現在であり過去である
上手くいかなくても挑戦してる人達なら
過去からくる現在
未来を何処に置いてるかによるし
目標までの距離に依存する
思考的行動か感情的行動だと思われる
未だ来ないとかいて未来
未来は観測出来ない
観測は出来ないけど
過去から現在にいたる道が
多少でも学習出来てるなら
ある程度は予測出来る
未来は過去から現在への道だから
現在は過去によるなら
未来は現在見えてる過去からくる予測
未来は現在には存在しない
現在から作り上げていける創造物
もちろん未来はいまから作れるから
現在からそれなりに用意したい未来なら
それなりの準備が必要です
ちょっとした未来なら
明日の為に今日何かをやってるでしょ?
それが明日には役立つ
それはどの様な未来の為にでしょう
それなりにみんな知ってると思う
スケールや距離は大切だけど
目標が大きければ大きいほどに
でも
現在からの積み重ねと
不確定要素をいかに予測してから
目標に向かっていけてるかだろうね
単純な未来が知りたい場合は
身近にいる同類の年長者でもみてみたら
大体は似たような未来になるはずだよ
どう思えるかは別にして
似たような道の様々な未来を
彼は現在体現してくれてるからね
ちゃんと過去から学ばせてはくれるよ
小鳥が歌い 春を呼ぶ
谷への道 色鮮やかに
雪解けて 新芽が眩しそうに顔を出す
この山の向こう キミの家
仲間と共に 目を覚ます
心が弾む 道のりに
重い足が 邪魔をする
この橋の先で約束の
キミへ贈る 音を奏でよう
指先から零れた ハーモニカ
叶わぬ夢を 描きながら
暗闇に沈む
お題【一年後】
タイトル【来春は来ない谷】
1年前の私は自分から逃げることに必死だった
何かと理由をつけては目の前のことから逃げて、その度に自分と周りを比較しては悩む毎日。
好きな事だけをして生きていくことは難しいけど、全力でやりたいこと見つけて駆け抜けていく日々は楽しかった。
1年後の私は何に夢中になっているのかな
#一年後
来年のことを言うと鬼が笑う、から、一年後のことは考えない。
なんとなくビジョンはあるけど、口に出しては言わないし、ビジョンがズレることも往々にしてあるだろう。
一年後の正確なことは、誰にも分からない。
『一年後』
何をしていますか
何を夢見ていますか
何を思い出せますか
何を感じていますか
きっと私達 何も変わらないままで
何も変えられない心のままで
時折思う
自分を変えたい気持ち
あなたはどうですか
何も出来ないままだなんて
それが一番嫌いなはずなのにさ
1年後何して、居ますか
1年後生きているのか
1年後この世に終わりなのか
1年後ギャルに走る
1年後変わり果てる
1年後空を見上げる
1年後やりたい事し放題
1年後命の大切さを知る
1年後あの世へ飛び立つ
1年後ここで生きてきた想い出を振り返る
1年後は、天国か地獄の境い目を渡っていた
気づいたらあなたがいた
息を吸って 2秒後の未来
息を吐いて 4秒後の未来
息を吸って 6秒後の未来
息を吐いて 8秒後の未来
呼吸をするたび 私は未来をつくる
呼吸をするたび 私は未来をいきる
今日聴いたメロディーが
どれほど心を慰めてくれたことか
花弁に残る朝露の虹が
どれほど私を虜にしたか
塀の上の痩せた野良猫の姿が
どれほど哀しかったことか
今夜の月がどれほど私に
雄弁に物語を聞かせたか
私だけにしか見えぬ
ビロードの宝石箱の中にある
小さな丸い真珠のような
脆くて壊れやすい、
ふぃとなくなってしまいそうな
この危うい想いを
そっと手にとって掌に包む
一年後、もしくは五年後
十年後、それとも百年後
私の身体が灰になり塵となって
この世界を形作るための
何物でもなくなったとき、
今日のこの日の 私の見た景色を
あなたがみてくれたなら
一年後だろうが、明日だろうが
それは同じ価値がある。
息を吸って 2秒後の未来
息を吐くと ほら もう4秒後の未来
あなたにも みてほしい
いま作られてゆく この未来
お題「一年後」
一年後
今日のこの想いを、明日も多分貴女に伝えられない…解ってる心算だけど…言葉にしなければ伝わらないコト…せめて、せめて一年後、貴女の隣で…
お前との友情は終わりだ。
突然だった。
僕の親友は関係を切り、去って行った。
"一年後"
元親友はとても美しい女性となって戻って来た。
僕の好み、ドストライク。
「もう二度と手放さないから」
あっという間に相思相愛の関係に結ばれる。
たった一年、されど一年。
身も心も関係も、移ろうには十分な時の経過だった。
「一年後、ここでまたみんなと遊ぼう」
「ええよ、生きてたらね」
一年後どこかでなにかしよう、というたびに君はそう答える。そんな悲しいこと言わないでよ。
「一年後も私と遊んでくれる?」
「生きてる限りずっと友達な気がする。だから、一年後も遊んでるだろうね」
「生きてたら?」
「生きてたら」
「一年後また私と遊ぶために生きててくれる?」
君はいたずらっぽく笑って言う。
「事故か、病気か、他殺か、自殺で死ぬかもしんないよ?」
「自殺は私が阻止するよ」
「あらやだ奥さん!僕の事救ってくださるの?!」
楽しそうに笑ってる君を見ていると、なんだか不安になる。急に楽しかった気分が、悲しい気分に変わるのか、きちんと見ていないと君はすぐにおかしくなるから。
「今は楽しい?」
なんだか怖くなって、変な質問をしてしまう。
「楽しいよ!」
今の君が楽しいならまぁ、良いか。
独りに慣れたはずなのに
気を許すと 目を奪われてしまいそうになる
さよなら、やさしさ。
一年もたったら、何か変わってるのかな。
今から一年前のことのことを思い返しても、変わったなって思うことは多少はあるから、多分一年後も何かしらは変わっているとは思う。
まあでも実感はできないよね。
人の考えなんざころりと変わるものだ。
数分前は、「夕飯はカレーがいいね」と言ってたのに、「やっぱお寿司にしようか」なんて言うんだもの。
だから、その何倍もの時間をかけたらもっと簡単に変わってしまう。
誰だってそうなんだ。たとえ、君であっても。
「だからね。そんな先の約束なんて守れっこないよ」
“来年の今日にまた此処で会えたら結婚してよ”
そんな馬鹿みたいな冗談を言う君に僕は嫌味ったらしくそう吐き捨てた。だけど、君はいつものようにニヤリと笑ったんだ。
「分かった。じゃあ、逢えたら絶対約束守ってね」
得意げに笑った君を僕は心の底で見下してたんだ。
絶対に僕のことなんか忘れるくせにと。
────そして、今日は。
「ほらね。私、約束は守るんだから」
少しだけ大人びた君が、あの日と変わらない笑顔を向けて僕の前に立っていた。
《一年後》
一年後
僕は何をしてるのか
わからない
貴方の側にいるのかな
幸せを望むことはないよ
憧れの制服に身を包んで
笑顔で玄関をくぐっているのだろうか。
そのために今、
それに見合う努力ができているだろうか。
多分できていない。
憧れの制服に
憧れの部活に
憧れの生活に
楽しみな生活に
足を踏み入れるため、
今はちょっと、楽しみを犠牲にしよう…。
………ちょっと嫌だけど。
「1年後」
流星群を見てた…
願い事をすると叶うと言われてた…
弟の病気が治ることを、手術が成功することを願った。
そんな迷信を信じて絶望し、
泣きわめいた頃が懐かしく感じた。
弟の分まで長生きしてやる!
そう弟の机に向かって叫んだ…
「ふぅ…寂しくなるな…」
「あんた引越しの準備終わったの?」
「終わったよ母さん」
「あらそう、ご飯あるわよ」
「ありがとう」
弟よ…来世は元気でな…
1年後
引越し先の土地にも慣れて、楽しい日々を過ごしてる。
弟に話しい事ばかりだ。
久しぶりに里帰りしよう。
準備して2泊くらいはしていこう。
手土産はこれで良いか…
「お前、里帰りすんの」
「あぁ、久しぶりに顔でもみせようかと」
「そっか、お土産よろしく」
「お前に渡すものは無い」
「ケチ、てかお前弟居たよな」
「あぁ、居るよ」
「どんな子」
「元気で…いつも笑ってる…」
「うる覚えかよ」
「会ってねぇからだよ」
「弟ホントに生きてるの?」
「は?」
「いや、3Dとか妄想の存在かと」
「な訳ねえよ…」
「だよな、里帰り楽しめよ」
あっ…弟…手術成功して生きてます…
死んでません…病気は治ってないけど…
里帰り楽しみます…
百年、私の墓の傍で座って待っていてください。きっと逢いに来ますから。
「ここにね、花の種を植えたの。来年には咲くと思うから、待っててね。」
もう命の尽きようとしている君が笑顔たっぷりにそう言ったとき、僕は、夏目漱石の『夢十夜』にある1節を思い出した。
これを頼まれた男は、本当に百年の月日を待った。自分は騙されているのかもしれないと思いながら、唐紅の赤い日が昇り沈むのを数え、ただ待ち続けた。
これからもうすぐ死ぬという、知らない女だ。涙を流しながら言われたからとして、果たして百年も待てるものなのか。
「私だと思って、待っててね。何の花が咲くかはお楽しみ!」
思えば、あの病院で君と出逢ってからまだひと月も経っていなかったのだ。君はどうして、僕なんかに自分の分身を託してくれたんだろう。
君の笑顔は最期まで眩しくて、僕は何だか、ぼんやりとした心地だった。
君から受け取った白い植木鉢は、今、僕の部屋の窓辺にある。
起きて、仕事して、食べて、寝る。一年なんて、ほとんど瞬きの速度で過ぎていくものだと思っていた。
あれから、植木鉢には毎日水をやっている。ようやく柔らかな緑がでてきたが、まだまだ蕾すらつける気配もない。
いったいどんな花を咲かせるのか。君のことだ、間違えて草の種でも植えてしまったんじゃないか。そうやって、ときどき君の眩しさを思い出す。
君の蒔いた種は、まだ花を咲かせない。
一年は、時に百年のように長いのだと知る。
1年後生きてるか分からない
資格ちゃんと取れてるかな?
明日が来るの怖いな
人が怖い誰のために生きればいいんだろう
小学生の頃からの希死念慮は
未だに続く明日も明後日もずっと。
いつかなくなってくれることを願う。
多分、想像はできない。
いるか、いないか、正直解らないから。
居たいと願うほどでもないし、居たくないと思うほどでもない。
本当に中途半端で、どっち付かずの宙ぶらりん。
それを逃げと言われたら、娯楽は全て逃げなんだろうな。
真摯に向き合ったところで、報われることは数えるほどもなくて。
してこなかっただけなんて言われて、自分ならできた、なんて言われて。
頑張ること、努力することは大切だと思う。
望んだ世界に居続ける為には、膨大な努力が対価になる事もそれなりに解ってる。
それが、できなかっただけ。そうまでして叶えたい夢じゃなかっただけ。
”一年後”の世界で、平凡に生きてはいるのかもしれない。
それがどっちかは、今はまだ、解らないけど。
一年後
一年後とか百年後とか
おばけみたいなものです。希死念慮というやつは。ぼんやりと、追い詰めてくる。そして一度でも、たった一度でも、やつの正体をはっきりと見てしまえば、もうお終いです。僕ら、ぴょんって飛びます。いえ、それは飛翔ってよりは墜落って具合ですが。
兎も角、僕はしっかり見ました。やつの姿形を捉えました。だからです。今年の手帳に書くことはもうありません。来年も同じです。その先も、同じ。
さて、僕はいなくなるので、僕の世界は滅びます。僕を取り巻く自然だって、僕の観測なしには意味をなさないのですから。ええ、お終いです。未来もなにも、ありはしません。一年後とか、百年後とか、思いを馳せる必要も、ありはしません。