『ルール』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
ルールを守って生活すれば、みんなハッピーなのに。
どうして抜け道を探したり個性を出したりするんだと思う?
無駄だと思わない?
世の中を憂いため息をつく私。
にっこり笑ってあなたは言った。
「君もごみの分別、なかなかいい加減だけどね」
私の心の中のルールから大幅にズレる、捻じ曲げようとする存在とは仲良くしない。
切り捨てる。
ルールは、守っても守らなくてもどちらでもいいと思っている人が増えている。
ルールを守ってこそ事故や喧嘩などが起きないことは確かなのに。
最近、自転車の違反が多いと私は思っている。
反対車線や歩行者の通り道なのに、ベルを鳴らしながら文句を言う輩。
でも、反対側に、コンビニがあったりすると反対車線を通ってしまう。
それがルール違反になるのかもしれないと分かっていても…。
これが事故等の原因をまねく1歩になるかも知れないのに。
ルールその1、鬼を決めます。
「って、なかなか残酷じゃない?」
息を切らしながら、副担任が笑った。
うちのクラスに来て数日だというのに、教師を巻き込んで鬼ごっこが開催される点にはツッコむのを諦めているあたり、馴染むのが早いと苦笑する。そして、先程の副担任の問いかけに数秒頭を使った。
「確かに。仲間はずれを決めるわけですからね」
「そう。お前は人外だって遊ぶ時に言われるの、普通に考えたら怖いよね」
「ええ……それに、昔の人はなんで鬼ごっこって名前にしたんでしょうね」
「というと?」
肩で息を始めた僕に、副担任の視線が降り注ぐ。
建物の陰に隠れた僕らは、息を整えて会話を続けた。
「だって、ごっこって真似みたいな意味だから、鬼の真似ってことですよね。わざわざ仲間はずれを決めたのに、どうして遊びの名前はその異形の名前にしたんでしょう?」
「なるほど、興味深い視点だね。鬼が交代するのも不思議だし……何かしら理由はあるんだろうけど」
「じゃあ、生きて戻れたら調べますか」
「そうだね」
唸り声が頭上から聞こえ、僕らは二手に別れた。
鬼ごっこ。うちのクラスにおける鬼ごっこは、一般的に流通しているそれとは少し違う。鬼となってしまった生徒の、鬼の衝動を抑えるための遊び。追いつかれたら終わりの、命懸けの遊び。
「死なないように頑張ろ」
副担任が別れ際にサムズアップしたので、僕もサムズアップを返して走った。
ルール。
問答無用なんて言葉がある。そこに適用されて、優先されるべきはルールだから。だから、みんな守ってるって、狡猾な理由付けにはピッタリだ。
私はルールに忠実に生きてきた。ただ、それは決して、完璧に遵守した訳でも、君の手にガイドを載せ、引っ張った訳でもない。ルールの適用される時間に、波風を立てず、心と身体を繋いだ関節を、外していただけ。
生活の一部に文句を付けたって、僕の代わり映えのしないこの1時間が、突然、七色を持った孔雀みたいに輝く訳では無い。動画を見ていれば勝手に過ぎ去る1秒、10秒、1分。特段、守るべきテーマや、ルールや、マナーなんて無い。
こんなもんだって理解してしまえば、窮屈に感じていたルールもただの形式にしか見えなくなる。その内、手の届きそうな痒みや、痛み、軋みを感じ、変革するあなたが現れる。
ただ、待っているだけで良い。からかいも接待も必要ない。
その時にまた、適応すれば安全だから。
なぁ、隷従はラクか?
法律、校則、友達間の暗黙の了解、自分で決めた謎ルール。
私たちはいろいろなルールに縛られている。
その狭い囲いの中で、思いっきり走り回ってやろうじゃないか。
ルール
どうして..平等じゃないんだろう…何か…悔しい…私だって、あの人の側に居たい…あの人の隣で、手を繋いだり、楽しくお喋りしたい…
なのに、私は、不器用で、ブサイクで、何も出来なくて…1つ位、他の人みたいに、自信があるものがあればいいのに…神様は、何で、意地悪なんだろう…皆んな、1つ位、得意なもの、分けてくれてもいいのに…僻んでも、仕方ないのは、判ってる…けど…せめて、同じ様に、愛されるチャンスがあればいいのに…
根拠なき規則不要なり。
伝統の規則は規則ならず。
規則とは自在を手に入る料のものなり。
規則ばかりにとらはるるは無用なり。
お題 : ルール #51
ほしいとき「かして」というんだ、おぼえたの。これでなんでももらえちゃうのよ。
ルール
ルールは集団の中の秩序を保つためにある程度は不可欠である
しかし、ルールで人を縛りすぎると人それぞれの個性が消える
「ルール」
何のためにあるのか。
分からずに従っているのは
寂しいのでは?
根拠のないルールはゴミ箱に捨てよう。
ルールだと乗じて区別と差別を分別していない人がいた。
ルールだと盤面整理から外れたあの子は自分の診断を捕まえなければ許容されることはなかった。
誰かが苦しみ、狂い踊るほど影も踊った。これも世界の普遍的なルールである。
「さて、それじゃあ今から始めるゲームのルール説明をしようか」
まだらに入り乱れる木目の特徴的なテーブルの上には、一つのボードゲームが鎮座している。向かって右隣にある燭台の上には、長めの蝋燭が火の熱で溶け始めており、薄暗い部屋の中をぼんやりと照らした。
対面にある古ぼけた椅子に腰を浅く掛けて、フォーマルなスーツに身を包んだ、三十代前半のように見える褐色の男はニコリと笑みを浮かべると、目の前に広げられたボードゲームを指差して飄々と語り出す。
「これは言わば“人生リセットボタン”の卓上版ってやつさ。簡単だろう? このボードゲームの出目に準えてキミの転生した先の人生が決まる。必要なのはキミの同意と、キミが“今まで”に培った大切なモノ。それだけだ」
――どうする、やるかい?
テーブルの上に両肘を付き、両手を組んだ上に顎を乗せて意地汚く笑うその表情に、どこか普通の人とは違う雰囲気を感じ取る。細められた目から覗く瞳孔は、仄暗い混沌の海の冷ややかさを彷彿とさせ、理由も分からずに背筋に悪寒が走った。
「僕は別にどっちでも……。でも、あなたがこのゲームをやるメリットってあるの……?」
「――んー、良い着眼点だね。面白い」
組んでいた両手から顎を上げ、腰掛けた椅子の背もたれに行儀悪く倒れた男は、組んだ両手を解いて右手の人差し指を立てる。
その表情は、目にかかる前髪の影によって読めない。
「一つ、僕はキミの人生に干渉する結果として、キミの魂をいつでもどこでも覗き見る事が出来る。つまり、丁度いい暇潰しになるってワケ」
男が右の中指を立てる。
「二つ、キミの魂を勝手に覗かせてもらったんだけど、どっちにしろキミは地獄行き。だから“他の奴ら”の手垢が付く前にキミの所有権を獲得する事が出来る。色々便利だからね」
男は続けて右の薬指を上げると、俯かせた顔を上げて視線とかち合う。
「三つ、キミの“大切なモノ”の価値によって、僕の“力”も増幅する。これは完全に僕だけのメリット。だから別に、キミはこの話を降りても良いんだよ」
風もないのに揺らめく火柱が男の顔を照らす。
口角をぐいっと上げ、歯を剥き出して愉しげに笑うその姿は――悪魔その物のようだ。
しかし、彼はそんな“下賎なモノ”では無いのだと、本能はひっそり訴え、しかし脳内でもう一人の自分が警鐘を鳴らしている。
“奴はそんなに、生易しいモノでは無いぞ”――と。
「……この話を降りる方法は?」
「んー、それはキミにとって至極簡単な方法だよ」
――いつものように、キミの手に握りしめられたナイフを僕の心に突き立てればいい。
「――――ッ!!」
どっと嫌な汗が額に滲む。ドクドクと畝りを上げる血潮が早鐘を刻み始めて、心臓が大きな手で鷲掴まれたように痛い。不快感と焦燥感が這いずり回る皮膚の上を、沢山の虫が舐め回すような感覚にボリボリと爪で皮膚を掻く。ぽたぽたと頬を伝って下に落ちる水滴は、どこまでも赤く、鈍く染っている。
知らぬ間に握っていたナイフを、視界にも入れたくなくて遠くに投げ捨てた。
「――はは。キミ、物好きだねぇ。……そんなに人を、“好きな人”を殺めるのが楽しかったのかい?」
「ッ、ちがッ!」
「でも、事実キミはキミの肉体を無くしても尚、求めているのは“人を殺した実績”だろう? これが物好きじゃなくて何になるって言うんだ!?」
からからと哄笑する男は眦に涙を溜めながら腹を抱え、古びたテーブルをバシバシ叩いて息を吐き出す。大量の埃が舞う中で、ぐるぐると回る視界の所為で、胃の中から何かが逆流しそうだった。
男が心底愉しげに笑うその姿が余りにも気色の悪いモノに見えて、思わず殺意を込めてしまった視線を投げると、ふっと真顔に戻った男は静かに口を開いた。
「……ごめん。本当に意地悪したくて、キミをここに連れてきたんじゃないんだ。僕は嘘つきではあるけれど、僕は決して自分と対等であると認めた相手にしか、この場所に招待しない主義でね」
「…… 」
「だから何なんだ、と言われればそこまでだけど。……キミは、キミの全てを賭けても生きたいと願う原理を――持っているだろう?」
生きたい原理。
確かにそれは、奪われ慣れすぎてしまった自分が唯一固執していた、最後の時まで手離したくないと叫んだ衝動だった。
「――よし、分かった」
「……?」
「それなら、僕もこの“人生リセットボタン卓上バージョン”に参加しようかな」
「――えッ」
「いつまでも傍観者やってるとさぁ、外部の情報を一つだけのツールで得るってなると、まぁじで暇との戦いになるんだよね。だから僕も心機一転! 僕の今までに得てきた“全ての力”を対価に、これからの人生を主観に生きてみるのもアリじゃない?」
悪戯が成功した子供のように笑う男が、背に凭れていた椅子の背柱から上体を起こし、その動きの反動のまま卓上に広がるボードゲームの中心に左の人差し指を置く。すると男が触れたボードゲームの台紙から、植物の蔓のような触手のような影の有象無象が溢れ返り、台紙に刻まれたゲームの内容が目まぐるしく変わっていく。
ずず、と重たく響く影の這いずる音を耳にしながら、男は軽々しい口調で説明を始める。
「僕が介入した事によって、難易度が爆上がりしちゃったのは先に謝る。ごめんね️♡
あと、こういった“デッドゾーン”マスで死ぬとそこで人生詰みだから、気をつけて!」
「いやいやいや勝手に決めないで……ッて言うか、この内容! まさかとは思うけど、あなたと同じ人生を歩むみたいな内容がチラホラ見えるんですけど!?」
「そりゃそうよ。だって同じ台紙だし。ほら、日本の言葉であるだろう? “旅は道連れ、世は情け。地獄の沙汰も神次第”って!」
「それを言うなら“地獄の沙汰も金次第”だ! 馬鹿!!」
書き換えられていく台紙の内容を目にする度に、頭痛が酷くなるような心地すら覚え始める。どうやらこの剽軽な目の前の男と、そう短くは無い付き合いを強いられてしまいそうな予感に、早くも匙を投げたくなった。
「せめて! せめて最初は赤の他人で良いじゃん! 何だこの“生まれた時から幼馴染な二人は、ひょんな事からオカルト探検隊を創立する”って!」
「良いじゃんオカルト探検隊。因みに言うと、このゲーム作ってるの僕じゃなくて、僕の父にして上司だから僕ら二人に拒否権は無いよ?」
「クソゲーじゃん!」
影のソレがモゾモゾと終盤の方へと進行すると、一瞬だけ意識の表面に自分が成した悪行の数々がフラッシュバックする。走馬灯のように流れていくその記憶の渦が、文字通り走馬灯なのかもしれないと辺りを付けていく。
すると、いつの間にか走馬灯から抜け出したような開放感に襲われて周りを見渡すと、影が台紙の上を行き交いつつも、その内容自体はぼやけていて読み解く事が出来ないようになっていた。ふと男が静かになっている事に気付いて一瞥を向ければ、興味深そうに影の行く末を見守る姿が目に映る。
「この影ってね、ボードゲームの“当事者(プレイヤー)”になると、行先が終盤につれて、全く見えなくなるんだよ」
「へぇー。じゃあ今はあなたも見えないの?」
「うん。僕もいつもは“見る側”だったし、このゲームの盤面を気紛れに“荒らす側”だったから」
だから今僕ね、すごく楽しみなんだ。
嬉しそうに頬を染めて目を細める男に、こんな純粋な表情も出来るのかと瞠目する。確かに、約五畳半の薄暗い部屋にずっといれば気が滅入ってしまってもおかしくないと、妙に納得してしまうのも事実だった。
「あ、完成したみたいだね」
「――影が、」
ボードゲームの台紙の上を右往左往しながら、インクの滲む箇所を書き換えていた影は、やがて役目を終えたと言わんばかりに蜷局を巻き始める。うにうにと蠢くソレが凝縮して角張ったカタチに固まると、ソレの中心から小さな紋様が浮かび上がる。
これはどうやら――。
「サイコロ……?」
「――なるほど、六面ダイスか。……うん、これで星辰の数ほどある分岐点を渡っていくんだよ。とは言え、このサイコロは振らなくていい」
「そうなの?」
そう言うと男は徐にサイコロを手に取ると、ぐちゅっと音を立ててサイコロを握り潰した。その音はまるで、いつぞやの“仕事”で聞いた事のある肉の繊維が切れる音のようで、思わず男の顔をバッと見つめる。
すると目線があった男はニヤリと器用に片側の口角を上げ、上機嫌に言葉を紡いだ。
「どうせならもっとリスキーで最高の始まりにしたいよね。……安心安全に作られたシナリオに誰が乗るかって話だよ、全く」
「えッ、……え?」
「ここは一つ、勝負に出てみるのも面白いと思うんだ。だからね――」
――ちょっと“百面ダイス(コレ)”、振ってみよっか。
ぐちょぐちょと音を立てるサイコロだったものを男が両手で潰し始めると、ソレは段々と別のカタチに形成され始める。角張った正方形から長方形、それが徐々に丸みを帯びて楕円形へと至り、最終的には真ん丸なカタチに落ち着いていた。
ニコニコ笑みを浮かべた男にひょいっと投げられたソレを反射的に掴むと、黒の球体にビッシリ刻まれた一から百までの数字。
「コレって……?」
「コレは百面ダイス。簡単に言うと、一桁に向かうほど良い兆しで、百に向かうほど悪い兆し。旅の初めの運試しって事でここは一つ!」
「え、投げるの? 投げてどうなるの?!」
「さぁ、どうなるんだろうねぇ?」
「絶対悪い事しか起こらない気しかしないッッ!!」
まぁまぁ、と笑う男の表情に身に余る殺意を抱きながらも、既に賽は投げられた後だと悟って、どうせならこの数奇な運命をとことん足掻いてみようと覚悟を決める。
手渡された少し大きめの黒の球体をぐっと握り締め、息をふっと吐き出して。
――せめて、せめて“悪い数字(ファンブル)”だけは出ませんように!
そう信じてもいない神に祈りを捧げて、ダイスが人生と言う名のボードゲームに転がり落ちる。
このダイスの出目はきっと、女神の――否、どこぞの千の無貌のみぞ知るのだろう。
「ルール」
大嫌いだ。
人のことも考えず身勝手に。
ルールなんてものなければいいのに
堅苦しくてしょうがないからすぐに抜け出したくなってしまう
でも批判されるほどの勇気はない
だから僕は世間的なルールの中に僕なりのルールを作って破っても許されるようにしている
僕の破りたい欲求は満たされるけど世間のルールは守れているという素敵な条件
ルールは少ない方が、
良いのでしょう
ルールは守ると
守らないと
どうかなるか
考えなくても
守ってま〜す
ルールに縛られて自分が消えていく人が沢山いて
自分が消えた人は死んだみたいで
なんで誰かを殺してしまうルールが存在するんだろうって思ってしまう
「Есть ли в этом мире бог?」
ふと、思い立って聞いた言葉は思っていたよりも部屋に響いた
『………』
暫し黙ったまま見つめる紫水晶の瞳が暗闇でぼんやりと光って
『Бога нет』
妖しい笑みを浮かべ囁いたドス君は、僕を押し倒してそっと肌に触れてくる
『ふふ、何故そんな事を聞くのですか?貴方は神に興味等無いでしょうに』
細い指先でつぅっと腹をなぞり、そう問いてくる親友にドキッとし、思わず躰を捩らせながらも
「君が毎日祈りを捧げているから気になって」と答えた瞬間、唇に柔らかいものが当たった
『神の事等考えなくていいのです。此の世は平等、何もしなくても神は誰にでも微笑みます』
「で、も」
驚いて裏返った声が出る。
くすり、笑ったドス君は続けて
『但し、貴方に神は居ません。手を差し伸べる相手も居ません。貴方はずっと一人なのです。』
『あゝ、そんな顔をしないで下さい…僕が居るでしょう?』
『僕が貴方の中のルールであり生きる意味、救世主【メシア】なのです…』
一気に畳み掛けるようにそう放つと、また唇に接吻を落とす
最近の彼はずっとこんな調子で
でも、僕に甘いドス君は優しくて魅力的で
「君がルールなのだとしたら、存外悪くないかもしれないね」
そう呟いて、躰を求めてくる彼に身を委ねた
お題 : ルール
ドスゴー 🐭🕊
「いただきます」
「……」
「ねぇ美味しい?」
「……ん……」
「ご馳走様でした」
「……」
「あっそうだ、明日休みでしょ? 買い物付き合ってよ、朝から市場に行きたいのよ」
「仕事」
「えっ、明日祝日なのに仕事なの? なんで?」
「……」
「おはよう」
「……」
「さようなら」
「……え?」
『ルール』
ルール
「世情」
世の中はいつも 変わっているから
頑固者だけが 悲しい思いをする
変わらないものを 何かにたとえて
その度壊れちゃ そいつのせいにする
シュプレヒコールの波 通り過ぎてゆく
変わらないものを 流れに求めて
時の流れを止めて 変わらない夢を
見たがるものたちと 戦うため
世の中はいつも 臆病な猫だから
他愛のない嘘を いつもついている
包帯のような嘘を 見破ることで
学者は世間を 見たような気になる…
「彼らは未熟だから間違うんです」
「間違ったら、何度でも教えてやるのが私たち教師の仕事です」
いつから、子供は未熟だからと大目に見て間違うものだと、だから教えてやると大きな腕を広げる教師は居なくなったのだろう? 子供は間違えられなくなり、大人は教師は両手を広げることもなくなり、それどころか簡単に子供に謝る大人や教師は増えた、その方が楽だものね子供を寛容出来る許せる大人でなくて良い、子供は間違わず常に正しいから、大人が教師が謝る許される為に謝るその方が楽だから。結果子供は間違えられなくなり許されることがないから許し方も覚えられないから、他罰的で私刑や批判を死物狂いでする。
包帯のような嘘を 見破ることで
世間を見たような気になる。
人間あちこちぶつけていたら、そこから膿が出て腐り出すことだってある。けれど人間性根から腐ることはなかなか難しく、かりに性根まで腐れる外道がいたならなんと生きづらい人生を生きているのかと見てやることだって出来る。
それと、罪を裁かないということは別の話だ。
罪はルールに従い裁く立場の人間が裁くだろう
。
裁く立場にない無関係なものが
包帯のような嘘を 見破って
世間を見た気で
ルールを語ることを
私は好まない。
それが私のルールだ。
2024年4月24日
心幸