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ルール

「世情」

世の中はいつも 変わっているから
頑固者だけが 悲しい思いをする

変わらないものを 何かにたとえて
その度壊れちゃ そいつのせいにする

シュプレヒコールの波 通り過ぎてゆく
変わらないものを 流れに求めて

時の流れを止めて 変わらない夢を
見たがるものたちと 戦うため

世の中はいつも 臆病な猫だから
他愛のない嘘を いつもついている

包帯のような嘘を 見破ることで
学者は世間を 見たような気になる…

「彼らは未熟だから間違うんです」
「間違ったら、何度でも教えてやるのが私たち教師の仕事です」

いつから、子供は未熟だからと大目に見て間違うものだと、だから教えてやると大きな腕を広げる教師は居なくなったのだろう? 子供は間違えられなくなり、大人は教師は両手を広げることもなくなり、それどころか簡単に子供に謝る大人や教師は増えた、その方が楽だものね子供を寛容出来る許せる大人でなくて良い、子供は間違わず常に正しいから、大人が教師が謝る許される為に謝るその方が楽だから。結果子供は間違えられなくなり許されることがないから許し方も覚えられないから、他罰的で私刑や批判を死物狂いでする。

包帯のような嘘を 見破ることで
世間を見たような気になる。

人間あちこちぶつけていたら、そこから膿が出て腐り出すことだってある。けれど人間性根から腐ることはなかなか難しく、かりに性根まで腐れる外道がいたならなんと生きづらい人生を生きているのかと見てやることだって出来る。

それと、罪を裁かないということは別の話だ。

罪はルールに従い裁く立場の人間が裁くだろう


裁く立場にない無関係なものが

包帯のような嘘を 見破って
世間を見た気で
ルールを語ることを

私は好まない。

それが私のルールだ。


2024年4月24日

心幸  





4/24/2024, 2:57:57 PM