モンシロチョウ』の作文集

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モンシロチョウ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

5/11/2024, 5:38:59 AM

モンシロチョウ。それは自由に飛べる白い鳥自分もそんな風になれたらななんて思ったり思わなかったり。モンシロチョウ。白い鳥はずーっと前は緑の幼虫だった。可哀想に。自分で自由に住めないなんて。

5/11/2024, 5:13:22 AM

『モンシロチョウ』

庭先のキャベツ畑に小さな白い蝶が舞っている。まだ小さなキャベツの傍にしゃがみこんで葉の裏を覗くと卵から出てきたばかりの小さな青虫がいたるところに這って柔らかな葉に穴を空け始めていた。
「わしと出会ったのが運の尽きよ」
家庭菜園の主になって一年も経つと悪役のセリフも言えてしまうものだ。一匹また一匹と捕まえて最終的には畑の土になってもらう。
「悪く思わないでね」
固まった腰を伸ばしながら親であろう蝶たちを眺めてそんなセリフをひとつ。いつかそのうちモンシロチョウたちに命を狙われる日が来るのかもしれないけれど、こちらとしてはかわいいキャベツが手を出されているのだ。許すまじモンシロチョウ。母と母の闘いに終わりはなく、かくも厳しいものなのだ。

5/11/2024, 5:08:20 AM

モンシロチョウ



ひらひら、ひらひら。

みどりときいろの絨毯の上で

楽しそうに踊ってる

5/11/2024, 5:04:38 AM

まっすぐに歩むスーツへもふわふわとモンシロチョウはよぎる 陽だまり



時計見てまっすぐ向かう 日差しにはモンシロチョウが 横かけぬける

5/11/2024, 5:02:41 AM

モンシロチョウ
バドミントンで戦う瞬間
青春の最後の1ページを描く
ジャンプして全力で
蝶々のように翅を広げ
勝つ喜びと最後の寂しさ
未来はまだ続く
新たな人生ページを書き始める

5/11/2024, 4:59:48 AM

モンシロチョウ


20代になって、人生初の恋をした。

しかし、相手はどうやら引っ越すらしく、もうすぐ会えなくなる。

人の思いは複雑だと感じていたが、「好き」の感情がこんなにも大変なことは知らなかった。

たとえ美しく舞うことができなくとも、さなぎのまま朽ち果てようとも、しばらくは大切にしたいものである。

なんせ、私の中にこの気持ちが宿るまで、20年以上を要したのだ。

次が来るのは、何年後になるやらわからない。

精々、苦しむとしよう。

季節外れのモンシロチョウは、舞うことはできるだろうか。

乞うご期待である。

5/11/2024, 4:31:52 AM

私はモンシロチョウになった
お腹が空きキャベツ畑を探そうと羽ばたいて行った
だがキャベツ畑は見つからない 
諦めずに飛んで行こう

5/11/2024, 4:31:10 AM

遠目から見ているぶんにはまだ…まあ、うん。
少し寒気がするくらいで済む。
ところがだ。風の悪戯かはたまた奴らの意思か。
急にこちら側に牙をむけたのなら話は別だ。
古代の神々に目をつけられた人間のように俺は無力になる。自分よりもずっと小さな体の奴らから情けなく逃げ惑うほかないのだ。

「…こいつが?」
「ああ、こいつだ。」
「…ただのチョウだが。」
「そうだ。ただのチョウだ。何か問題あるか?」
「…いや。」
「だろ?だから早く追っ払ってくれ。」

天気も良いしたまには自転車で買い物に行こうと思った矢先の出来事だった。こいつがサドルにとまっていた。手で仰いでもびくともしない。これ以上刺激してこちらに向かってきたらどうする。想像しただけで鳥肌が立つ。正気でいられるわけがない。近所中に俺の叫び声が響き渡るぞ。他人事だと思うなよ。もちろんお前も巻き込んでやるからな。

「おら。追っ払ったぞ。」
「すまない。助かる。」
「礼ならいくらでももらってやる。キスでいいぞ。」
「今言っただろ。これ以上は無い。調子に乗るな。」
「…ひでえダーリンだ。」
「なんとでも言え。じゃあ行ってくる。」

赤白黄色のチューリップのまわりを飛びまわる姿。
遠目から見る分にはかわいいだけ。
しかし近付いてよくよく見るとわかる本来の姿を知り
恐怖を感じるかもしれない。幻滅するかもしれない。

「俺は嫌いじゃねえけどな。白いチョウ。」

本性を隠した俺のチョウは白いシャツを風になびかせひとり気ままに出かけて行った。おそらく帰りは夕方になるだろう。


モンシロチョウ

5/11/2024, 4:25:31 AM

お題『モンシロチョウ 』




私の理想は、蝶。

憲法だとか、当たり前なんてだいっきらい

いつも自由に生きてるように見えて

いつも重力という縛りという足枷を

無意識につけられちゃってる、

だから、私は蝶がうらやましい。








私の理想は、死。


あなたたち人間は分かりもしないでしょう。

私たちには、足がないの

空っていう開けた只の箱庭を私たちは

自由気ままに飛べる


あなたたち人間の中にも私達のように

自由に空を飛ぶのがうらやましい、って

思う人もいるかも知れないけど、


大間違い




ねえ、私達、地を歩けないのよ?



さて、之は自由だと思う?
答えは直ぐ其処
無視をしちゃ駄目

貴方の目の前にある死。



題名『足枷』

5/11/2024, 4:21:16 AM

モンシロチョウ

あの子と散歩をしていた。
なんでも知ってる、とはいかないけど博識なあの子にあれこれ質問しながら歩いていると。

白い蝶々がこっちにひらひら舞ってあの子の指先に。

「これ…モンシロチョウですね。」

そう言っていたあの子が大好きだった。

5/11/2024, 4:20:50 AM

元々、ただの狐だった。
他の狐と毛並みが異なるため産みの親からも見捨てられ、周りと馴染めず1人で動くことが多かった。日々やせ細っていく様はあまりにも惨めだったろう。まるで狐とは似ても似つかない俺を横目に、周りの連中は群れで狩った獲物を食い荒らす。この世は弱肉強食の世界だ。弱いヤツが死ぬ。ただそれだけのことだ。

死ぬまで残り数時間。ふと、物音がして目を開けた。ねぐらにしている場所からそう遠くない。微かな呻き声と肉の臭いがする。

あぁ、久しぶりの獲物だ。

そこからは記憶がない。意識を取り戻した時には腹の底にあった空腹感は消え、代わりに"もう一度味わいたい"という渇望するほどの欲が残された。
血の匂いを嗅ぎつけてのこのことやってきた1匹を"人型のまま"殺す。その日から俺はよくわからないナニカになった。

他の同胞は全て喰うた。人間から討伐対象にされようが、山にいる奴らから襲われようが、全て返り討ちにしてやった。食料に困ることがなかったし俺の姿を見ただけで襲ってくるヤツも居なくなった。
そして、良いこともあった。友達が出来たのだ。そやつは俺が狐の姿になっていても人の姿になっていても態度が変わらずにいた。
『僕たちはずーっと一緒だよ!』
その言葉が胸に突き刺さったまま。俺はあいつに呪いの言葉をかけられた。

あくる日、社に友達を連れてくる!と約束していたのに、どうしてか1人だった。駆け寄って顔を覗くとソワソワと落ち着かない様子で今にも涙がこぼれ落ちそうだ。
『....ごめんね。』
ふいに呟かれた言葉に嫌な予感がして咄嗟に距離をとる。左腕を撃たれている。もう使い物にならない。撃った方角に向かっていくが、2発、3発撃たれる。血が出るのもかまわず銃を持った老いぼれに致命傷を負わせる。
限界を迎え、人型に戻れなくなった。老いぼれと同時に倒れ込み、鳥居の後ろからガキが泣きながら走ってきた。介抱しているガキに老いぼれが耳打ちをし、腰につけていた鉈を渡した。ガキが受け取った直後に死んだらしい。目を閉じてピクリとも動かなくなった。静かに横たえて、ようやく決心がついたのか俺の元に寄ってくる。鉈を振り上げたことで首を切られるとわかった。苦しいのは、ごめんだ。

2度目の死。これでお別れだと思ったが、実体がないだけで意識は残っているらしい。これも呪いの1部だろうか。
体が死んだあと、呪いは祓わねばならぬと村の法師から告げられていたのを見た。二度と悪さをしないように首と胴体を分けて石像にし、山の奥深い場所に封印された。だがわたしの存在は風化されて、知る人も死んで行った。

また陽の光を浴びて、かつての友人とそっくりな顔を持つ子供に出会うなんて思いもしなかった。




と、わたしの昔話はここいらで終わりにしよう。愛し子が起きてしまう。昨夜は泣かせすぎたから少しでも休ませたいのが本心だ。
そばに寄ってきたモンシロチョウと軽く遊んでやる。真っ白で何にも染まらない、無垢な瞳。掌に止まり、羽休めしているところを握り潰す。


ふふ、かわいそうになァ。

5/11/2024, 4:19:26 AM

一面の花畑を踏みしめて進む。春らしい青空はやさしい色で、素朴な白い蝶があたりを舞い、一陣の風が吹いた。
あのひとがこちらを振り向く。色とりどりの花たちが揺れる。差し出された手は白く、こちらに微笑むその表情はやわらかい。
夢のような景色。だから夢なのだと。
ああ、せめて覚める前に――伸ばした手は掴まれることなく、私は瞼を開いた。



 ――モンシロチョウ

5/11/2024, 4:18:17 AM

モンシロチョウが、居るってことは、きっと近くに菜の花の畑があるな、あの一面を飾る黄色と黄緑色の色彩が心を踊らせる。

5/11/2024, 4:14:54 AM

モンシロチョウ
ああ モンシロチョウ
何故私の指に止まる
そこに蜜はないぞ
そしてその手のひらは
キミを握り潰してしまうかもしれないぞ
ああ 無垢なモンシロチョウよ
無邪気にはためかないでくれ

5/11/2024, 4:14:51 AM

「生物植物系少なめなこのアプリとしては、蝶のお題は珍しい気がするんよ」
去年の3月からアプリ入れてるが、今まで生物植物ネタは4月17日付近の「桜散る」とか2月2日の「勿忘草(わすれなぐさ)」、動物では去年11月の「子猫」くらいだし。
某所在住物書きはスマホの画面を指で流しながら、過去出題分の題目を確認している。

「どうハナシに組み込もうかねぇ」
物書きはネタ保管庫たるメモ帳アプリを開いた。
「第一印象としては無難に『あっ、蝶々』だろうが、他は蝶柄の小物とか、『バタフライ』エフェクト?」
去年は丁度東京で地震があって、モンシロチョウにプチ防災講座をさせた。
今年は同じ手は使えない。では何が良いだろう。

――――――

最近最近の東京、最高気温26℃予報の午前。
正午前の時点で既に20℃を超え、着実に夏日の気温へ向かっているものの、
都内某所の某稲荷神社は、深めの森の中に位置しており、かつ小川も泉もあるためか、
比較的ひっそりとしていて、わずかに涼しい。

くっくぅくぅ、くっくぅく〜くぅ。
木漏れ日落ちる敷地内の自然庭を、そこに整備された散歩道を、子狐が幸福に歌いながら歩いている。
首から「エキノコックス・狂犬病対策済」の木札を下げたモフモフは、この神社の在住。
敷地内に馴染みの優しい参拝客が居ることを、自慢の鼻でもって感知したのだ。
「あれ」は、己の腹を背中を頭を、心地よく撫でてくれる参拝者の匂いだ。体を優しく抱きかかえてくれる善良者の匂いであり、毎度10円以上501円未満の範囲でお賽銭してくれるお得意様の匂いだ。

果たしてコンコン子狐は、稲荷神社の森の中で片膝ついてしゃがみ込み、穏やかな表情で花にスマホを向ける雪国出身者を見つけると、
くわぁ!カカカッ、くぁ〜!
よりいっそう元気な声で鳴きながら、加速し、背中めがけて全力で突撃していく。

「わっ?!」
背後から飛び掛かられ、よじ登られ、右肩に前足をかけられた雪国出身者。バランスを崩しかけ倒れるところであった「お得意様」は、名前を藤森といった。
「なんだ、子狐、お前か」
尻尾ビタンビタン髪の毛カジカジの子狐の横を、藤森が被写体としていたモンシロチョウが、ヒラヒラ。飛んで離れていく。

「お前の母さんの茶葉屋の、テイクアウトの匂いでも嗅ぎつけてきたのか」
知らない。遊んで。コンコン。
「それとも、お前も撮ってやろうか、白いモンシロチョウや白いオダマキと一緒に?」
撮らない。お賽銭ちょーだい。コンコン。
「そうか。写真より、お前の母さんの茶か」
ちがう!遊んで!オカネ落として!ぎゃんっ!

「ノンカフェイン。麦茶だ。お前でも飲める」
子狐の要求と主張は「諸事情」によって理解しているくせに、藤森はホオガシワの葉を1枚摘んで、即席の水容器を折る。
「美味いぞ」
トプトプトプ。葉を琥珀色の氷抜きで満たし、子狐の口元に近づけると、ヒラヒラ、ひらひら。
先程離れたモンシロチョウが、葉製の水容器を羽休め場所と認識したらしく、葉先にとまり、羽を閉じた。

わん。 子狐が噛む真似をすると、蝶が飛んで、離れて、また戻ってきて羽を閉じる。
わんっ。子狐が再度噛み真似すると、また蝶が飛んで離れて、戻ってきて羽を閉じる。
段々面白くなってきたらしい。コンコン子狐は更に蝶に噛み真似して、前足でちょっかいを出し、
身を乗り出してバランス崩してポテリ。足場たる右肩から転げ落ちかけて、藤森の手に救出された。

「モンシロチョウで遊んでたつもりが、逆にモンシロチョウに遊ばれていたようだな。子狐」
救出動作の過程で完全にこぼれてしまった麦茶によって、自慢のフサフサ尻尾がビッショリの子狐を、ぎこちなくも穏やかに笑いながら、拭いてやる藤森。
「もう少しだけ、お前の神社に居させてくれ。白オダマキとガマズミと、シャクヤクを撮りたいんだ」
地面に下ろされた子狐は、ここんコンコン、ここコンコンコン!吠えて走って藤森のあとを追いかけ、
延々と、賽銭と油揚げと撫で撫でを要求しておったとさ。 おしまい、おしまい。

5/11/2024, 4:11:18 AM

あなたと会えなくなってからまもなく2年
あたしのもとには
もうすぐ春が帰ってきます
今はまだまだ寒いけど
なんなら寒すぎちゃうせいで
春はまだまだ遠く思えるけど
気付けば桜が咲いていて
あたたかい風が吹いていて
『あ、春だなぁ』って
そう思う日は近いんだろうと思うと
本当にあともうちょっとしたら
モンシロチョウの舞う季節が来るんだと実感します
それはとても嬉しくもあるし
…それは少し悲しくもあるし
…自分でもよく分からないような
曖昧な感情を胸に
今は大人しく春を待っているあたしです
…あたしはあと何年この世界で
あなたを待ち続けていれるでしょうか
…最近日に日に体が弱くなっていってしまってるような、そんな感じがします
…この世からあたしが消えちゃう前に
あたしはまたあなたの姿を
この目に捉えることができるのかなぁ(笑)
いつまでも…、とはいかなくとも
あたしはあなたが帰って来るまで
…できる限りは耐えるので
あなたもはやく帰ってきて
…お願い
…あなたに、もう一度伝えたいの
あたしのあなたに対する愛を
もう一度、伝えたい
…それまできちんと待っています
絶対に待ち続けるからさ
…いつか必ず
戻ってきてね

5/11/2024, 4:04:35 AM

お題 モンシロチョウ

私の心の中には、いつもモンシロチョウがいる。
物心ついて少しした頃から確かいたと思う。

このモンシロチョウの正体を私は知っている。

これはきっと、私の母だ。

私の本当の母は、私が小さい頃に亡くなっている。

家も、写真も、母も、全て燃えてしまったから、
私は母の顔を知らない。

でも家が燃える前の日に、私はその家でモンシロチョウ見た

母と育てていた芋虫だった。

ちょうど前日にさなぎから蝶になった。

その瞬間に、子供ながら酷く心打たれたことを
鮮明覚えている。

それが母との最後の記憶。

だから私の心の中で、母はまだモンシロチョウとして
生きている。

困った時、辛い時、誰かと話したい時、私はいつも
心のモンシロチョウに話しかける。

でも最近、このモンシロチョウと話すだけではどうしようも
ならない問題に頭を抱えている。

家での私の立場

家が燃えた日、仕事で家にいなくてまだ生きている父と
しばらく2人で暮らしていた。

でもある日、
父は再婚した。

その再婚した女性には私の一個下になる娘もいた。

そして2人とも私を毛嫌いした。

私は母にあたる人の奴隷になった。
妹に当たる人の雑用係になった。

そして父はそのことに気づかなかった。

いや、多分気づかない振りをしていた。

唯一血の繋がった父に見捨てられたのが1番辛かった。

新しい服も学校で必要な物も買って貰えなかった。

人間は、自分と違う人間を除け者にする。

だから私は、虐められた。

約3年。耐えた。

でももう無理。生きていけない。

私は心のモンシロチョウに言った。

今から会いに逝くね。

5/11/2024, 4:04:13 AM

モンシロチョウがヒラヒラと舞う梅雨前のこの季節。見かけると(あぁ、夏も間近だな)という思いに耽る。去年の夏は猛暑で大変だった、とか。今年は更に暑くなるんだろうな、とか。そんな考えばかりが頭をよぎる。年々にかけて暑さは増すばかりなので、それに対しての冷却グッズももっと販売すべきだと常々思う。

5/11/2024, 3:54:39 AM

モンシロチョウがひらひらと揺れている。
花はふわふわと咲いている。
舗装された道路の、端っこで、柔らかなその二つはひっそりと生きている。
これを愛でる人に、
私は愛でられたいと思う。

5/11/2024, 3:48:28 AM

いや興味ないし
ちょうちょでももっと綺麗なのいっぱいいるよな
身近なちょうちょの中では適度な大きさで多少綺麗ってところでフォーカスされるんかな。
まぁマニアックなちょうちょの名前言われても分からんしな。
そんな事考えてると一周回って、ちょうちょといえば「モンシロチョウ」やろ、みたいになるわけやんな。
あれだな、世間がもっと色々なちょうちょの名前教えて、ちょうちょの選択肢増やしたらええな。
でも絵本にしたとてそんな多くの子供に見られる程需要もないしな。結局モンシロチョウつよしってわけやな。
なんかなー

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