『モンシロチョウ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
ヒラヒラと私の目の前を通るチョウ。
たんぽぽに止まって蜜を吸うチョウ。
モンシロチョウは白くて
春を教えてくれるような気がして
好きなんだ。
それと同時にモンシロチョウは
暖かい気持ちも運んでくる気がして
好きなんだ。
─────『モンシロチョウ』
モンシロチョウが飛んだ。君の指先に止まっていたチョウ。
そして
君も一緒に飛んだ。
あみで捕まえたモンシロチョウは、自由を求めて飛び回ったあと、自由がないことを知り、おとなしく飛ばなくなった。
「モンシロチョウ」
-あの日は確か、春だったか、夏だったか。
暖かくて明るい太陽の下、綺麗な緑色をした地面に座り込み、僕は意味もなく空を見上げていた。
僕の顔をなぞるようにすっと流れる柔らかい風を感じながら、ただただぼーっと一点を見つめる。
ふと、地面の方に目をやると、そこには僕よりも小さく、白くて美しい命があった。
何も考えずに、明るい日に照らされた綺麗な一羽の蝶に優しく触れた。
小さな命は僕の指に留まり、ほんの数秒でひらひらとどこかに舞ってしまう。
僕はそれに悲しいなんて感じずに、微笑みながら、野原を飛んでいくモンシロチョウを眺めていた。
思い返せば一瞬で、ショートストーリーにもなりきれないような幼少期のうっすらとした記憶。
でも、こんなに小さな記憶が
僕の中では、美しく儚げで、でもどこか優しい気持ちになれるような
綺麗で純粋な記憶なのかもしれない。
いらっしゃい。
あなたね、スナックキャバクラライターってのは。
他の所で断られた?
そうね、あまり語らないかも。
夜の蝶だからね。
ああ、それを知りたいのね。
基本はアゲハ
新人の娘はキチョウ
色白で、色っぽいホクロがある娘はモンシロチョウなんて言うのよ。
あははははは
チョウとガっていうのもあって、違いはとまった時にハネを開いたか閉じてるかでしょう。
すぐに足開いちゃうかどうか、皆、ガになっちゃダメよ。なんて言うものよ。
うん? そうなの、ガのほうが人気がある場合もあるから困るのよ。
そう、ガみたいなチョウが一番ね。
その塩梅が難しいのよ。
友はモンシロチョウを怖いと言った……
僕にはモンシロチョウのどこが怖いのか分からない……
そういえば……
僕は何かに対して怖い……
と感じるものは、ない気がするなぁ………ん?
いや!?待てよ……あるわ一つだけ怖いと感じるもの……
いや!!怖いというより恐怖だ!!
あぁ怖い……近づいてくるだけで怖い……
もうゾクゾクかんが止まらんな………
いっそこんなものなくなってしまえばいいのに!!
て何回思ったことか………
僕はその日が怖いんじゃなくて……
その日の後が怖いんだよ!!!
もう……誰か助けてくれよ……うぅうぅ……
はぁ~嫌だな………何なんだよ!!
テスト!!
「ダラダラ部屋」
はい今回はダラダラ話していこうと思います♪
ダラダラ部屋です
お題はね、少し前にあった「初恋の日」について
え〜っと僕の初恋は実は早くて幼稚園のときでした
同い年の子ではなく、そのときの先生にラブでした(笑)
いやもぉねぇ笑った顔がね本当にチャーミングな人で
一番記憶に残ってるのが卒園のとき先生と撮った記念写真なんですけど
ほらよくあるでしょ、子供の両肩に大人が腕ダランてして
後ろからハグしてるみたいなやつ
あのポーズやれまして、もぉ〜!やばかった
ちょっ!先生!なにしてんの!!あっ!なんか頭にやらかいのが!!
子供の僕には刺激ぁ!刺激ぁ!…
あっ!やば! 先生いい匂いする
ええもぉ意識飛びそうになりましたよ(笑)
あぁーめっちゃ好きだったなぁー先生
お題の初恋の日は幼すぎたので
真面目な言葉で綴るの難しくてスルーしましたけど
そんな初恋でしたねぇー
卒園で先生とお別れするの寂しくて
先生の脚にしがみついてた記憶がある(笑)
はい
こんな感じで今回のダラダラ部屋は終わろうと思います♪
あなたはわたしを守らなくてはいけない
窮屈でないようにやわらかなベッドに寝かせて
たっぷりの栄養とキレイな水を浴びせて
この美しい体を保たせなければならない
そうして緑の騎士に守られた姫は
硬く閉ざされた部屋の扉を開けて
空高く羽ばたいていくの
真っ白なドレスをはためかせながら
/『モンシロチョウ』
モンシロチョウ
それはエレメンタルの1つ火を表す
私たちのハートに光を取り込み
生命力と情熱へと変容する
そして宇宙に広がり、
目的地へと導いてくれるだろう。
紋白蝶たちの集合意識は、
あなたに高速で語りかける
耳を傾け、受け取ってほしい。
朝の通学路、三階建ての退屈へと向かって、緩慢とした歩みを歩いていると、ひらひらと飛ぶ白い姿が見えた。
――蝶だ!
蝶はわたしの視線に気付くと、ゆっくりとこちらへ向かってくる。そして、驚くべきことに、わたしに声を掛けてきた。
「なっちゃった、蝶に」聞き馴染みのある声だった。「目が覚めたら、蝶」
モンシロチョウと思しき蝶から発せられたのは確かに長年の幼馴染であり、今も同級生である彼女の声だった。
「むっ、胡蝶の夢というわけか」わたしはほとんど独り言に近い言葉を口に出した。「洋の東西を問わず、人類は蝶を魂と見なしてきたからな。古代ギリシャで魂を意味するプシュケーはそのまま蝶を意味するそうだ」
「へぇ~、為になるなぁ」わたしの周囲を飛びながら、彼女は言った。「いやいや、そんなことより、これどうしたらいいんだよ。助けてよ~」
「まぁまぁ落ち着きたまえ。今言ったように、蝶になったということは、魂が抜け出した状態と考えられるわけだ」
「早く元の身体の帰りたいよぉ」
「悪いが、あまり顔の近くを飛ばないでくれ。くしゃみが……」中断を挟みつつ、わたしは話を続ける。「一説では、シロチョウは似通ったもの同士で変装し合うことで、個性を無くし、個体が襲われる確率を減らすという」
「それが何か関係あるの」
「それから、魂のタマというのは、死者が個性を、つまり名前を失って一つの水溜まりみたいなところへ還った状態を指すらしい」
「つまり、どういうこと」
「このままだとお前は死んでしまうというわけだ」
「そんな~……」うわっ、顔に纏わりつくな。「助けてよ~……」
ここで、わたしは飛び起きた。たぶん顔に頭を撫で付けていたであろう飼い猫が、不思議そうにこちらを見ている。
胡蝶の夢か――わたしはベッドを抜けるとカーテンを開け、窓の外を眺めた。まだ青黒い空にはコウモリが一匹、翩々と飛んでいる。
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モンシロチョウ
本日のお題『モンシロチョウ』
おじいちゃんの畑で
甘藍の裏に黄色い粒を見つけました だから
黄色い粒のついた葉を
僕はそうっと虫籠に入れて
おうちに持って帰りました
僕の虫籠の中に
ある日緑色の芋虫を見つけました だから
その緑色の芋虫のために
僕はたくさん葉を入れて
毎日毎日話しかけました
僕の虫籠の中に
ある日緑色の蛹を見つけました だから
蛹のついた木の枝を
僕は虫籠から取り出して
庭の植木鉢に刺しました
僕の庭の植木鉢に
ある日白い蝶を見つけました だから
その白い蝶が飛び立つのを
僕は黙ってじっとして
ただただ見つめ続けていました
残ったものは空っぽの
蛹がついた木の枝と
空っぽの僕の虫籠 それから
沢山の僕とあいつの思い出
だから 今年も
僕は空っぽの虫籠を抱えて
おじいちゃんの畑に行くのです
そして 今年も
僕は甘藍の葉を捲って
黄色い粒を見つけるのです
『モンシロチョウ』
(男性同士の恋愛を匂わせていますので、苦手な方はお逃げくださいませ)
「えっ、蝶?」
次の体育の授業前の休み時間。
何気に見たアイツの肩に、モンシロチョウが見えた。
思わず声に出していたらしい。
アイツが振り返る。
「俺?」
蝶はアイツの肩から動かない。
肩というより、肩甲骨の真ん中辺り。
左の。
水泳部のアイツの身体は、まだ水に入るのには寒いこの時期にも、既に焦げたトーストみたいにいい色で。
そこにふうわりと止まっていた。
「違う、違う。コイツのこれ、アザ?
シミ?」
同じ水泳部のヤツが笑いながら俺に教えてくれる。
アザ?
シミ?
確かに。
なんでモンシロチョウと思ったのか。
焼けた肌の上に有るのは、他の肌よりもいっそうくっきりした色だったのに。
「コイツのこれ、モンシロチョウみたいだよな。アゲハチョウみたいなシャープな感じじゃなくて
丸くて可愛い感じ?」
「知らねーよ。自分で見える位置じゃないし」
いつもと同じぶっきらぼうな口調。
でもちょっと照れてるのがわかる。
「うん、可愛い」
「うっせーよ。見んなって」
答える俺に、反応して赤面のアイツ。
ビックリするほど整った顔で、入学式の日から目が離せなかった。
同じクラスになって、まだ1ヶ月余り。
まだまだ知らないことのほうが多いけど、少しずつ距離が縮めたい。
出来れば、お互いに。
≪追記≫
タイの某俳優さんが、肩甲骨にタトゥーを彫っていたり、香港の某俳優さんの肩甲骨にシミのような痣が有ったりと、この部位はなかなかにエッチィ気がします。
普段は見えないし、更にいうと自分では見えないし、脱いだ時だけ現れるというのもなんか良いなぁと思っております。
あの蝶
なぜかまた行ったり来たりしてる、
あの蝶
すぐ迷う僕と同じか
モンシロチョウ…。和やかな思い出と、苦い思い出が…。
和やかな思い出は、子供の頃自然の中で追いかけたような優しい記憶。シロツメクサとセットで思い出すような。ちょうど近頃見かけるなあ、シロツメクサ。
苦い記憶は、教室でモンシロチョウの青虫を育てていて。みんなで、すごく可愛がっていたのだが。愛着があって不思議と気持ち悪くなかった。
やがて蛹になって…。一生出てこなかったんだよね。
何が原因だったのか未だわからず…。
そして関連で思い出してしまう、飼っていたバッタを死なせてしまった過去。
うーん、まるで子供の純粋さと残酷さを表したような…。子供は良くも悪くも自然から学ぶよね。
当時の虫たち、許されないけど本当にごめんなさい。
お題「モンシロチョウ」
マンションが建ち並ぶこんなところにも
不意に目の前を飛んでいたりする
申し訳ない程度の植木や花壇にも
誘惑されるものがあるのだろうか
ひらひらと軽やかに
その可愛らしい姿の裏に
生きる必死さがあるのだろう
【モンシロチョウ】
その名を聞いても、“白い蝶”であることしか思い出せない。そんなあやふやな存在でも、見かければ「蝶だ!」なんて少し声をあげてしまう。知らないのに、いや、知らなくても外見だけでなんとなく分かるもの、人間の一生でどれほどの数それは存在するのだろう。
『モンシロチョウ』
イモムシの話を数行しちゃうので、無理な方は急いでスクロールを。
昔、結構イモムシって見る機会ありましたよね、嬉しくないけど。
うちの祖父の家には、立派な無花果と蜜柑の木があって、蜜柑の木には揚羽蝶のイモムシが必ずといっていいほどいました。
なのでサナギになって、羽化して、綺麗な揚羽蝶になるまでの変化って近くで見てたんですよね。
うちの蜜柑の木に付く子だから、何となく愛着があって可愛いと思えたし。
勿論、だからといって、触れたりは出来なかったですけど。
で、モンシロチョウも。
無農薬のキャベツには、結構いました。
葉っぱがかじられてるから、居てるってわかるし。
これは流石にねぇ、イモムシが付いてた物は食べられない私でした。
虫が付くほど美味しいし、安全なんだっていわれても、ひょっとしたら中の方にも居るかも、なんてビビっておりました。
あ、そうそう。
イモムシとは違うけど、頂いた栗の実を蒸して食べる時も、中に虫が居て祖父母がそんなこと言ってたなぁ。
なんて書いてたら、色々思い出してきたので、虫の話はこの辺で…
ていうか、昨日の『さらばわが愛/覇王別姫』のレスリー・チャンの役が蝶衣だったので、今日にその話をしても良かったのかも、なんて思っています。
ちょっとだけ、関連のお話を。
実は『さらばわが愛/覇王別姫』には原作があって、そのラストは映画とは違います。
女性だから、男性だからと一括りにするのはなんですけど、原作者は女性なのでより現実的なラスト。
そしてチェン・カイコー監督が選んだラストは、男性が夢描く女性を投影したかのように、とてもロマンティックだと感じました。
しかもそれを託されたのは、レスリー・チャン演じる蝶衣。
男性の身体を持ちながら、心は女性の存在。
自分自身が大人になったり、世の中の流れが今LGBTQに寛容になってきたりで、その時その時で観る感情が色々と動きます。
家には、『さらばわが愛/覇王別姫』&『花の影』のレスリー・チャン主演の、チェン・カイコー二大作品の特別豪華箱入りDVDセットが有るのですが(自慢してます^ ^)、やっぱり4Kは楽しみです。
大きなスクリーンで、美しいレスリー・チャンが観れるなんて幸せ。
あと、モンシロチョウといえば花ですね。
菜の花のイメージが大きいですけど、薔薇でも有りかな?
てか、単に今日、バラ園に行っただけなんですけどね。
薔薇の映画といえば、忘れられないのがフランス映画『ローズメイカー 奇跡のバラ』です。
父のバラ園を継いだ主人公は、今まで溢れる才能で数々の賞に輝いてきたが。今は巨大企業に賞も顧客も奪われて倒産寸前。
来年の新品種コンクールで優勝しなければと、職業訓練所から安く雇った3人は前科持ちだったり、コミュ障だったり…
しかもいきなりひと晩で大量の薔薇をダメにしてしまうーーー
『大統領の料理人』でも主演をつとめたカトリーヌ・フロさんが、やっぱり凛とした格好良い主人公を演じています。
彼女はいつも姿勢が良く、背筋がピンとしてて、大股で颯爽と歩く女性が似合います。
今回もそんな感じ。
でも、性格はなかなか…
フランス映画のヒロインて、プライドが高くて、一筋縄ではいかない性格の人が多い気がします。
と言っても、そんなに語れるほど観てるのかと言われれば、大したことないんですけど、好みが偏っているのか私が今まで観た主人公ってそんな人が多かったです。
そんなところも魅力的ではあるんですけど。
『オートクチュール』とか色々。
で、『ローズメイカー 奇跡のバラ』ですが、コロナ禍の生活でずっと引き籠もっていたのが、少し緩んで映画館も再開し始めた時の公開でした。
綺麗な薔薇が次から次へと映る予告に、この映画を観たらうつうつとした気持ちも晴れるかなと久しぶりに映画館へ。
そこで観た、数多くの美しい薔薇と、人間再生のストーリーに救われた気がしました。
大袈裟な言い方をすると、この映画を観に行ったのが、マスクをしながらでも少しは外出しようとしたキッカケになりました。
コロナ禍からの第一歩の原点の映画です。
AmazonPrimeで最近公開されましたので、興味を持たれたら是非一度ご覧になってみてくださいね。
【モンシロチョウ】
昔はよく祖母の家に行っていた。
祖母の家は畑があるから自然がいっぱいで
鳥や虫がよく来ていた。
その時期の鳥とか虫の話をしてくれる。
虫なら、蝶々の話が多かったかな
話といってもほぼ感想みたいなものだったけどね。
「キアゲハだ。きれいだねぇ」
とか「クロアゲハだ。羽の花粉に気をつけてね」
アゲハチョウばっかだったのは
アゲハチョウが畑に来てたからしょうがないんだよね
モンシロチョウはそこら辺にはいそうな蝶だけど
祖母の畑には来てなかった蝶。
モンシロチョウとかの他の蝶の話、聞きたかったな
――――――どんな蝶なんだろうな
モンシロチョウ?!モンシロチョウモンシロチョウ、何も知らない。どうぶつの森でよく捕まえるあの白いやつか。
ふわふわ飛ぶそれを追いかけた夕刻の下
どこに向かうんだろう、
なぜか気持ちも足取りも軽やかに
追いかけてみれば
いつしか夕日に照らされた庭にたどり着いて
茜色に染まるキミを見つけたよ