『ミッドナイト』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
皆が寝静まった頃
自分の心が
私に
語りかける
「それでよかったの?」
ううん、
違う
このままでは
何も変わらない
以前の私だ
変化を恐れるな
周りの反応を気にするな
ありのままに生きることに
躊躇するな
今はまだ見えない
その着地点に
恐れることなく
一歩を踏み出そう
子供の頃は、真夜中って特別な世界のような気がしていたけど、いつしか当たり前のものになってしまった
時間の流れの一部分
大人になった今は、もうオバケも怖くない
でも、夜中に一人ぼっちでいるのが当たり前になってしまったことは、少し怖いかな
一生このままなのかと思うと、かなり怖いかも
二人っきりのミッドナイトだね
うーーわ
なんだよ
厨二病じゃん
おい
はいはい
でも好きだよ
こういうの
……おう
お題『ミッドナイト』
都会にミッドナイトと言うスポットライトは、眩しくも眩くもあり、魅惑的で人を惑わせる。
僕もそのミッドナイトを浴びて酔い痴れた。
時が経って、僕は満天の星空を浴びる田舎に住んでいる。
ここにミッドナイトは無い。
静かで哀しいくらい闇が続いている。
ここにミッドナイトは無い。
今の僕には丁度いい夜が拡がっている。
ミッドナイト
真夜中をオシャレに英語で言う機会がありません。
ミッドナイトにトイレに行きたくて目が覚める、そんな日々です。
【ミッドナイト】
嫌なことがあった日はミッドナイトを満喫する。
普段の私のミッドナイトは大概夢の中だ。
自慢ではないが私の夜は短い。
爺さん婆さんに勝つことはできないが、そこら辺の若者には確実に勝てる。
嫌なことがあったとき。
私は誰とも会いたくないし語りたくもない。
励ましの言葉など要らぬ。
お前に私の気持ちはわからない。
このときの私は殺人事件の犯人そのものである。
ひとりで物思いに耽り、絶望の縁までに自分を追い込む。
そのときだけ私は心を鬼にする。イメージはハートマン軍曹である。
このままの気持ちで明日を迎えたくない。
嫌なことを嫌なままで終わらせたくない。
わざとポジティブにすると、私の気持ちは空回りして意味がないのだ。
ここまで気持ちを沈めると、不思議なことにいつの間にかまぁよいという心地になる。
パアッと気が軽くなるのは、自分次第であるのだなと嫌なことに真摯に向かい合った私を讃える。
眠気に耐えきれず布団に沈み込むと、私は布団の寛容さに感動する。
何時の時も暖かく私を包み込む布団は、何物にも代えがたい親友そのものだ。
私の目標は今日から布団である。
そう思ったのも束の間、目覚める頃には夜更かしをした昨日を悔やむのである。
こうしたルーティーンはいつからだったか思い出せない。
私はこうして下らないミッドナイトを過ごしている。
嫌なことがあったときはさっさと寝るほうが良いのだが、いつ悔やんでもこの習慣を辞めることなどできない。
私の気持ちはこの時間によって救われているのかもしれない。
そう思うと辞めることはできない。
タバコ常習者と同じである。
と思うと途端につまらぬことをしているなという気にもなる。
『ミッドナイト』
前がみえない。
自分の価値が良くわからない。
まるで深い闇。
自己肯定をしてあげろ?
出来てるならこんな風になってないだろ
生きている意味すらわからなくなる
こういう時はいったいなにをすればいいんだろう
深い深い闇。
誰かと話したいのに話せない。
誰か話をして。
俺を受入れて。
夜明けはいつ来るのだろう
ミッドナイト。
ミッドナイトの
カードが
本当に大好き。
ミッドナイトに
隠れながら
2人で
戯れたい。
300字小説
ミッドナイト通信
「……今夜もお送りします。ミッドナイト通信……」
土曜日の深夜、机の上のラジオが混線するような音を出すと始まるラジオ番組がある。
『ミッドナイト通信』。内容は、どこぞの猫が子猫を産んだ、どの家の柿が甘く熟れた、軒下に燕が巣を作った等、誰に需要があるのか解らない、町内のささやかなニュースばかりだ。
とはいえ、最近の現実のニュースには疲れ気味の私には調度良い。プチ贅沢な夜食を用意して、飼い猫のミケと毎週聞くのを楽しみにしていた。
「今夜のミッドナイト通信。最初のニュースは中村さんのお家のミケさんが猫又になりました! おめでとうございます!」
「えっ!?」
顔を上げる。
「にゃあ」
ミケが二股に分かれた尻尾を振った。
お題「ミッドナイト」
子供の頃、
真夜中は特別だった。
夜は出歩いちゃいけない、
暗くなる前に帰るのが当たり前だったから
夜の世界なんてあまり知らなかった。
大人になって
仕事して、
夜の世界が当たり前になった。
朝早くから仕事して、
夜遅くに帰る。
場合によっては
日付が変わっても帰れない。
昼の世界をあまり見なくなった。
さよならイエスタディ
悩んでいる私はキライ
あなたの瞳にバイバイ
ガラスの靴は必要ナイ
いつも生まれ変わるの
午前0時のシンデレラ
誰かが鐘を鳴らしてる
孤独が夜を照らしてる
強がりな私だけ残して
『ミッドナイト』
〝ミッドナイト〟
ミッドナイトでブルーバード、
サディスティックなライフライン。
深夜テンションでハイな今、
思いついた言葉をただただ書き連ねる。
ミッドナイトに唯一人、暴走は止まらない。
ミッドナイトというと、『ときめきトゥナイト』を思い出した。
今やスマホアプリでマンガを読む時代だけど、昔は、「りぼん」とか「なかよし」とか「ちゃお」とか、月間少女漫画誌が、当たり前のように女子たちの間で流行っていて、どの誌派かで、好みの傾向を判断する基準にまでなってて、友達付き合いなんかにも影響したりして、懐かしい。
その中の「りぼん」で連載されていたのが『ときめきトゥナイト』なのだけど、吸血鬼の父親と狼女の母親の間に、吸血鬼みたいに人に噛み付くと、相手の血で相手の姿に狼女みたいに変身する能力を持って生まれた天真爛漫な女の子が主人公(ヒロイン)の学園系ファンタジーラブコメディ。
人間界で素性を隠しながら過ごす学生生活から、ヒーローとヒロインの間に立ちふさがる禁断の恋、人間界と魔界で起こるトラブルなど、シリアスだったり、コミカルだったり、ドキドキ、ハラハラ、ケラケラ、とても懐かしい。
娘もアニメやマンガにハマり始めた年頃で、そんな娘と、昔の私を重ねて、なんだか、愛おしい気持ちになった。
「ミッドナイト」
親がすやすや眠る頃
ベッドから飛び起きて
玄関そおっと開けて
鍵カチャリと閉めて
そこまで来てる
あなたの車に駆け寄って
シートに乗り込みぎゅっとして
ミッドナイトドライブ
密やかにスタート
愛する彼に振られた深夜2時。
夜の公園に呼び出され、放たれたのは別れ話。
彼の顔は、憑き物が落ちたように晴れやかだった。
虚しい。寂しい。悲しい。
月は私を煌々と照らす。いつもより眩しく感じた。
心がぽっかり空いたような、何かを失ったような気分。
無意識に足を進めた先は、家ではなく夜の街だった。
ふらふらと酒も飲んでいないのに千鳥足で彷徨う。
肩をぶつけ、怒鳴られ、荷物があたり、
よろけた先に居た見知らぬ男。
誰でもいい。なんでもいい。
心に空いた空洞を埋めて欲しかった。
彼じゃなくても良かった。
目配せで伝わる夜の雰囲気。
相手の顔なんてろくに見てない。
ただ、この切なさを紛らわすための相手。
それ以上でも以下でもない。
この一夜だけの関係が、心地良かった。
月明かりの届かない所まで、手を絡めて歩き出す。
深夜の闇に溶け込んで、心の傷を塞いで欲しい。
彼のことを忘れてしまえるように。
彼以外でも愛せてしまえるように。
【ミッドナイト】
「ミッドナイトテンポキラリ☆」
ってソロで歌ってる莉犬くんの後ろに
他のメンバー出てきて踊ってた
そんなファンミーティングラストの想い出。
ふぁんみだからこそできた
はっちゃけたMidnight tempo
もうあの光景みれないんだろうな〜
次の現場いつですか…?
ミッドナイト
列車はもう来ない
手遅れだな
きっと前も後ろもない
行き先なんて
皆同じだと思った?
…バッカみたい
あんたもこれで終わりだね
私も少ししたら行く
先に行っといて
「さよなら、大好きな人」
「お願い…大嫌いって言ってっ…!」
b-flowerで教えてましたですけど大丈夫ですか?😁お願いします
ふと、スマートフォンから顔を上げる。
顔にあたる空気を数時間ぶりに意識して、ああ、冷えたなぁと思う。
午前2時。
寝静まった世界は、私に現実を突きつける。
良い子は寝る時間だ。でも、私は寝られない。
ふと、勉強机の方に視線をやる。
横になっているから、机の上は見えない。
でも、そこにある膨大な参考書は見えなくたって私の心に重くのしかかる。
なぜ、こんなことになってしまうのだろう。
どうしていつもいつも逃げてしまうのだろう。
あと3時間で朝日は登る。
夜が明けたら学校に行かなければならなくて、
そしたら私は悪い子だとバレてしまう。
悪い子な自分は嫌だ。
そんな自分は受け入れたくない。
見たくない、見たくない。
スマートフォンに視線を移した。
膨大な文字が並ぶ画面を流し見る。
物語の世界には、こんな嫌な私はいない。
ああ、面白い。
楽しい。
手が止まらない。
止められない。
誰か、誰か私を止めてくれと、そう思う。
この腐りきった自分を立ち上がらせて、どんな苦痛にも耐えられるようにして欲しい。
そんなこと。
他人任せを願うとは、なんて自分は浅はかなのか。
自分で立ち向かい、乗り越えるしかないのに。
苦しい。苦しい。
この苦しさから逃れることができるのならば、
物語に溺れる方がどれだけいいか
面白い。
面白い。
手が止まらない、
止めようと思うことすら出来ない。
焦りも、自分自身に感じる失望も、午前2時の冷えた空気も全部頭の片隅に追いやって。
私は液晶画面を撫で続ける。
更けていく夜に
消えないあかりがひとつ。
逃げ続けた先に、何があるのか。
そんなことすら考えないまま。
深夜2時
良い子は寝る時間。
でも、私は寝られない。
課題提出12時間前
通話越しのあくび
2024 1/26(金) 8『ミッドナイト』