『ベルの音』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
ほっと安心するようなワクワクするような気持ちになる。
ベルの音
リンリンリーン。
この音はクリスマスが始まる合図。
なんだか、ワクワクするような気持ちと
君とあと少ししか過ごせないという
寂しさなどの感情がいっきに込み上げてきた。
あぁ
時間って早いな。
ここはグランドサーカス
パパは僕の為と言って
ママは皆の為と言って
僕を見世物にするんだ
でも僕は挫けない
ポルクがいるもの
ポルクは僕と一緒に育ったおおぐまなんだ!
ねる時も
練習中も
遊ぶ時も
ずっと一緒にいた
でもある日パパに言われた
ポルクが出荷されるって
嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ
でもパパは許してくれなかった
悲しいけどしょうがない
僕もそう思わなくてはいけない
次の日ポルクは出荷された
また練習が始まる
ポルクはもう居ない
その事実から目を背けたくて
必死に練習した
必死に
必死に
必死に
ポルクにあいたい
あいたい
あいたい
あいたい
その時、ポルクの声がした
匂いがした
しっかり見えた
またポルクにあえた
リンリンと小さなベルの音がした
お迎えの音だ
ポルクが迎えに来てくれた
僕は音のなる方へ走った
凄く
凄く
凄く
凄く走った
最後の力を振り絞って
チリリリリン
自転車のベルの音にハッと後ろを見ると幼馴染の彼の姿
自転車にまたがって私に笑いかけてた
「今帰り?」
「・・・うん」
二人でなんとなく並ぶ
でも中学に入ってからはほとんど話すことがなくなった私達
きまづい沈黙が続く
二人の住むマンションが近づいてくる
「・・・寒いよな」
ポツンと話す彼に、私は同意して頷いた
「今年一番の寒さってニュースでやってたよ」
「マジで?どうりで」
少しの沈黙の後、私はひやっと頬に冷たさを感じる
「・・・雪だよ!」
空から降り注ぐ白い塊に手をかざしてはしゃぐ私
彼と良く冬の寒い日にマンションの外を走り回った事を思い出していた
「子供みてー」
彼の苦笑に
「どーせっ」
フンッとすねてみせる私
そして二人で笑い合う
まるで昔に戻ったようだった
マンションのエントランスに着いた時、彼が照れくさそうに話した
「今度どっか遊びにいかない?映画でも」
「えっ?」
ドキッとする私
「あ、いや、あまり学校でも話さなくなったじゃん?久しぶりに話せたし、また游んだりしたいなって」
頭を掻きながら話す彼の言葉を聞いて、なぜが顔が赤くなるのを感じた
「い、いいけど?」
私の言葉に彼は嬉しそうに笑顔になった
「マジで?じゃあ、また映画の内容はラインするわ」
「あ、わかった・・・」
私は彼に返事をした後、二人でエレベーターに乗る
どうしてだろう
幼馴染の彼の隣がむずがゆく感じる
彼の笑顔を思い出すと、何だか胸騒ぎがする
私は自分の胸のざわつきに?マークを抱きながら彼とエレベーターを降りてバイバイした
「ベルの音」
リンリンリン♪
ベルの音...
今年のプレゼントは
何にしようかな??
君が小さかった頃
Xmasは大イベントだった
サンタさんへの手紙を預かって
プレゼントを買いに行って
バレないように隠して...
チキンを焼いて
君の好きな料理を作って...
25日の朝、プレゼントを見た時のあの笑顔が
私のXmasプレゼントだった!!
今はもう手も離れて...
自由に楽しくやってる君
今年はどんなXmasを過ごすのかな??
母さんと父さんは...
猫にちょっと豪華なおやつのプレゼントと
コンビニのチキン&小さいケーキで
静かに過ごします...
サイレント・ナイト
12月25日、夜。渋谷にはなかなか珍しい小雪が舞い、一年に一度のこの日を彩っている。さらに今年のクリスマスは一味違う。サンタクロースがやってくるのだ、この東京のど真ん中に。
去年はパリ、一昨年はロサンゼルスだったが、今年は日本の首都、東京にサンタクロースがトナカイに引かれてやってくる。
彼はイエス・キリストの誕生を祝うこのパーティの司会であり、その姿を一目見ようと、渋谷中の液晶が東京の空を写す中継映像になっている。
彼は19時を回ろうとする頃にやってきた。
シャンシャンシャン...
そりに引っ提げた鈴のようなものを美しく鳴らしながら東京の空を舞うように滑る。彼は決して何か特別なことをするわけではない。流れ星にお願い事をするかのような、彼にまつわる迷信があるわけでもない。毎年どこかの町へやってきて、人々がクリスマスを祝う様子を見にくるだけである。
そんな彼も、私たちに一つプレゼントを与えてくれる。
クリスマスの渋谷であるから、遊びに来たカップルなどでいっぱいであり、会社員にとっても帰宅の時間であるから、渋谷の街は人だかりに溢れ、クリスマスをテーマにした曲と雑踏の足音で、なんとも心地の良いような悪いようなハーモニーが醸し出されている。
そこにやってきたサンタクロースはだんだんと地面から離れて、見える姿が小さくなっていく。そして、彼が右手に掲げた一つのベルを一振り、
「カランッ」
と鳴らすのである。
すると街に飛び交っていた様々な音楽、話し声、足音など全ての音がかき消され、ベルが響く音だけが聞こえてくるのである。ベルの響きも小さくなると訪れるのは静寂である。
雪の降る、クリスマスの渋谷に訪れる静寂、このうるさいほどの静寂は、数年ぶりのクリスマススノウに美しく彩られ、夢の中にいるかのような感覚を覚える。
そらに浮かぶ彼がもう一振り、
「カランッ」
すると、彼が与えてくれた凪はおさまり、日常の世界が帰ってきた。勇気を出して誘った女の子と、今夜を過ごしていたあの男の子はあの静けさの中に与えられた2人だけの空間に勇気をもらったのだろう。
あそこのスーツ姿の女性は無音という非日常の美しさに呆然としている様子だった。
音のない非日常、これこそ彼が、東京の街へ送るプレゼントであったようだ。
ベルの音
遠くからベルの音が聞こえる
何を告げようとしているのか
何を呼んでいるのか
ここからではわからないほど微かな音
その音は遠いけれど澄んでいて
不思議と惹きつけられる
もしかしたら
呼ばれているのは私なのかもしれない
だから私は準備もそこそこに家を出る
ベルの音に導かれて
何かを求めて
雪の降る町を歩き出す
ベルの音
リンリンリーン。街に響くベルの音。そう。今年も、この街に、クリスマスがやって来る。
去年までは、一人寂しく聞いてたベルの音。
だけど、今年は、愛する君と過ごしながら聞く幸せなベルの音。
私達が付き合い始めた冬。そう。もうそろそろ本格的に私達が付き合い始めた寒い冬が訪れる。でも、今年からは、寒くない。だって、家に帰れば、愛する君が我々の愛の巣で毎日出迎えてくれるから。
来月で、遂に付き合って1年を迎える私達。今までなら、彼と付き合って時が過ぎるまで物凄く長く感じていたけど、今の彼と付き合い始めてからは、毎日が楽しくて幸せで、今までよりあっという間に時が過ぎて行く。このまま、これからも君と永遠に二人で歳を重ねていきたい。
そして、いつかは、愛する君と鳴らしたいウェディングベル。
"ベルの音"
──キン、コーン、リン
午後、買い出しを済ませて帰路に着いていると、綺麗な音色が聞こえてきた。
気になって、音が聞こえてきた方に振り向く。
「ハンドベルか」
曲は店を歩いているとよく聞く曲だ。流行りの曲をハンドベルにアレンジしたものだろう。
ステージ横に設置されている立て看板を見る。ハンドベルのチャリティーコンサートらしい。観客は家族連れが多いが、学校帰りらしき学生やスーツ姿の大人もちらほら混じっている。
──やっぱこういう楽器の演奏は人気だな。
ハンドベルは今の季節によく聞く音だ。ハンドベルのように、その季節を思わせる音色の楽器は幾つかある。それらのように季節を感じさせる楽器の音色は、いつになっても人気らしい。
「……」
体の方向を変えて再び帰路に着く。心做しか足取りが軽く、先程よりも足を動きが早かった。
ベルの音
トーンチャイム
クリスマスには かかせない
そろそろあちこちの街で、ひぴくだろう
そして サンタさんは 今ごろ
子どもたちのために
夜 贈り物を探している頃かな
無理しないでね。
でも たのしみにしているよ
サンタさん🎄🎅🎁✨
ベルの音が鳴って全員が着席した。
起立、礼、着席。
号令を掛ける声が好きだった。
言えなかったけど。
好きは表に出さずにずっと心に秘めたままでいいと、教えてくれたあなた。
だから今でもわたしはきれいな気持ちであなたを好きでいられる。
何も変わらない。
ベルの音が聞こえる。
起立。
凛としたあなたの声があざやかに耳に残っている。
カウンセリングルームのドアに、クリスマスリースがかけられていた。
「失礼します」
来年が近付いていることが、少し怖い。そういうことを含めて、カウンセラーに話した。
「時は、進む。君たちは、必ずどこかへ辿り着く。大切な人の手を離さないでいて」
ああ。オレは、アイツの手を握っていたい。
今日のテーマは『ベルの音』
思い返してみれば、学生という身分を卒業してから楽器に触る機会はめっきり減ったように思う
直近の記憶で言えば知り合いが趣味で集めているギターを借りて演奏を試みたときくらいだろうか
それ以外では楽器を手で触れるどころか目に映った覚えもなかったりする
ベルが楽器に分類されるかは少し首を捻る必要性が出てくるものの、合唱等で用いられることから楽器として扱ってもいいのではないだろうか
そんなベルの音色を映像媒体越しに聞くことはあっても、やはり実物を見ることは少なく形状もうろ覚えになってしまっているのは残念なところ
私の記憶が正しければ鈴や鐘を同系統の楽器と言っても違和感のない形をしていただろうか
そう思えば毎年の暮れに除夜の鐘を見ることもあって、なんとなくイメージは付きやすい
話は少し変わるが
鐘は寺で、鈴は神社で、ベルは教会で、と言った場所で見かける気がしているけれど
この系統の楽器には神聖な、もしくは清廉な印象が強かったりするのだろうか?
生憎歴史に造詣が深いわけでもないため正確なことは言えないが
登山では危険な野生動物を遠ざける目的で鈴を常備したりするらしく、それが昔から用いられる方法だというなら今より遥かに自然が身近な時代では危険な生物を退ける道具に神聖さを見出しても不思議ではないなと、それっぽいことを述べることは可能だ
もしやサンタクロースがベルを鳴らしながら食物連鎖で言えば被食者側であるトナカイが引くソリでやってくるのは、今日は聖夜だから安全な日であるというメッセージが込められているのかもしれない
全て仮説でしかないが、もしそうなら昔の人間も随分とユーモアに溢れていたようだ
ベルの音色は単純なように思えるが、その背景も合わせると意外にも奥が深いということだろう
………たぶん
では今回はこんなところで
「ベルの音」
もう、あのベルの音はならない。
そう、思っていた時だった。
ちりん、とあのベルの音が聞こえて。
すぐさまベルの音に駆け寄る僕。
身体に染み付いた習慣。
だけど、心臓がうるさい。
ベルが鳴った部屋を開ける。
僕の目に映ったのは、まだ赤ん坊の女の子だ。
歳に不似合いなぐらい高級で優美なドレス。
だけど、着こなす彼女の顔は彼女の両親に似て高貴だ。
その手には、あのベルが握られている。
「お嬢様、起きていらっしゃったのですね」
僕は彼女に歩み寄り、彼女を抱き抱える。
蝶よりも、花よりも、丁重に。
抱き抱えられた彼女は、僕の目を大きな瞳で見つめた。
「お嬢様…」
僕が執事として仕えていた彼女の両親は事故で亡くなった。
彼女は、それをまだ知らない。
彼女の瞳を見つめ返す。
…知っても理解出来る年齢ではないだろう。
僕以外の召使いはみんな、事故を知って辞めていった。
僕と、彼女の、ふたりぼっち。
でも確かに、ベルを奏でるひとは僕の主人だ。
「お嬢様。僭越ながら私が、今日よりお嬢様の執事を務めます。以後、お見知り置きを。」
彼女は少し視線をさまよわせ、言った。
「よろしくね。」
鈴のような玲瓏な声が、僕の鼓膜を揺らした。
ベルの音と聞くと、その言葉からある曲が思い浮かぶ。
中学生の頃好きだった人と聴いていた曲だから懐かしい気持ちが蘇る。
電車のベルでお別れをする歌だが、どこか前向きな未来も残されているような余韻を感じる歌であった。
今聴いたらまた違う感想を持てるのかもしれない。
ベルの音
もうすぐクリスマスだね
ホントなら楽しみでワクワクしてるはずだった。
でも今は気持ちを忘れて
冷静になる
でも君のこと嫌いじゃないよ。
好きだけど、今心が傷だらけだから私には幸せのベルの音が聞こえない。
今気丈に振舞うのが精一杯。
ごめんね。
【ベルの音】
小さい頃、母さんが
「サンタさんが来たみたい、鈴の音がするよ。」
と言っていたな。
今じゃ親がサンタだって知っているから、
そんなの嘘だってわかる。
嘘だったのだろうか。
鈴の音はもちろん聞こえなかったのだが
「いい子にしか鈴の音は聞こえないよ」
と言われたので
きっと私を寝かせるための口実だろう
でもそんな綺麗な嘘がつける人になりたい。
自分を守る嘘じゃなくて、誰かを守る嘘をつきたい
なれるだろうか。
誰かが傷つかないように嘘をつく。
その嘘がバレたら傷つくだろうが
バレるまで傷つかないように…知らんぷり。
――――――――――優しい嘘つき。
「ベルの音(発車メロディー)」
―プルルルルル―
―案内を致します。この列車は××時××分の発車、
上野発、札幌行きの「北斗星」でございます。
××時分の発車、上野発、札幌行きの「北斗星」でございます。
お間違えのないようにご乗車…―
一度は、見たかった、聴きたかった
北斗星の姿とベル音とアナウンス…。
見に行くチャンスはあったのに…。
あの引退の日に意地でも最期の勇姿を
撮りに聴きに行くべきだった…。
りんりんりん
居酒屋ではベルより声ですみません!派
ベルの音
以前一緒に働いていた同僚が
新婚旅行で入った先がスイスで
お土産にいただいたカウベル
特に使い道もなかったのですが
最近は
玄関先にぶら下げて
外出の際に行ってきますの言葉と共に
触れて鳴らせています
なんとなく
クマ避けのおまじない
クマさん来るような地域ではないけどね
おうちと自分とを守る
小さな魔法
誰でも使える魔法ですね