ブランコ』の作文集

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ブランコ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

2/1/2023, 11:06:50 AM

届いた。
久しぶりにブランコに乗ったら葉に。
今度はもっと沢山触れる気がして、もう一回漕ぎ始めた。
無機質な音が響く
ピッ



ピッ








ピッ

ずっとパソコンばかりで体力が落ちているのか、胸が痛む
休もう、少し
どこからともなく声が聴こえた
声の方へとふと顔を上げる
小学生のときに、目の前で死んだ
友達だった
事故で呆気なく消えた命。
手を伸ばすとまだ届かなかった
あと少し
なにかに取り憑かれたように漕ぐ。
休んで漕ぐ。
漕ぐ、また。
漕ぐ、漕げ、まだ。

手を伸ばすとやっと届いた
私の歓喜に満ちた表情とは対称に
今にも泣き叫びそうな顔をしていた

微かに聴こえた。

まだ

来ちゃ駄目
その必死な雰囲気に怖気づくとつい、手を離してしまった
友達はどこか、淋しそうな
そして安堵したような表情で笑った
その瞬間、一気に鉛が伸し掛かってきた
そのまま下へ落ちてゆく
ハッとし起き上がると知らない天井だった
無機質な音が響く
心電図だ
体に痛みを感じて見ると、包帯だらけの体
違和感を感じて押さえる。
聞こえない片耳
そうだ

事故で

私はどこか遠くへ行きかけたのだ
そう思うと全身に鳥肌が立った
友人に2度も助けられるとは

モノクロの映像に鮮明に色付いていく赤

掌に染み付いた友人の背の温もり

窓の外には大樹に乗って、目を見開いた友人がいた

友人の体は所々黄ばんだ白が出ていて、絵の具のチューブのような色が散りばめられていた

サプライズだろう
なんて優しい友人なんだ
私は手を振った

2/1/2023, 11:04:06 AM

内蔵が背中から飛び出しそうで、吐き気がし、体が地面にぶつかりそうになる。

その瞬間、フワッと浮いた。
今度は足から体が投げ出されそうになる。

手を離したらどこまでも飛んでいけるかもしれない。

どこまでもどこまでも
あの雲の向こうへ

どこまでもどこまでも
国境を越え、見知らぬ街まで



「おじさーん、ブランコ替わって」
隣には少年が立っていた。

春の陽気のせいか、知らぬ間にブランコで寝ていたようだ。


行くあてもなく、近くのベンチに座った。

少年がブランコを大きくこいでいる。
私はただそれを目を細めて見ていた。


#18 『ブランコ』

2/1/2023, 11:01:40 AM

『ブランコ』

すごく不思議なんです
私の投稿に
🖤もっと読みたいに
ポチってしてくれるのが

嬉しい気持ちと
なんで私の投稿に?
もっと良い作品はいっぱいあるのに
物好きな人もいるものだなぁ~
なんてひねくれた気持ちと

行ったり来たり
ゆらゆら揺れて

それでも
投稿を始めてから
毎日書くことをやめられない

みんなの投稿を読むのが
習慣になってきた

気持ちはゆらゆら揺れて
書きたいことがまとまらなくて
とっちらかった文章も

これはこれで
私の存在意義を示す言葉なのだと
まだ
胸を張っては言えないけど…

一日の終わりに
こんな時間を過ごせるのが
なんか楽しんだもんと思える
今日この頃

皆様 今後もよろしくお願いします

2/1/2023, 11:01:23 AM

僕が化け物になればなるほど、1人でも生きていけるようになった。

純真を持ち、無邪気で美しかった、真っ白な頃。僕は1人では何もすることが出来なかった。いつもなにか、黒くて、ドロドロで、醜いものに押されていた。

そんな日々が続けば続くほど、僕も醜くなっていった。

僕が真っ黒になった頃には僕は1人だった。そして純潔の少年が現れた。



嗚呼、次は僕が、この子を汚さなくてはならないのか。

2/1/2023, 10:59:10 AM

ブランコは嫌いだ。いつもゆらゆら揺れている。
人に漕がれてゆらゆらゆらゆら揺れているブランコは自分を移されているようで、見透かされているようで。どうしようもない劣等感に包まれる。


ブランコは、嫌いだ。
まるで俺のように揺れるから。人に流されて思いのままに動かされるから。
必要なくなってしまえば、飽きてしまえばすぐにどこかへ行かれてしまうから。

2/1/2023, 10:58:53 AM

「ブランコ」

漕いでは戻り
        戻っては離れてく 
        縮まらないふたりの距離感
        だけど追いかけてるの
        あの青空のように
        真っ白な雲を捕まえたいの
        揺れる恋心
        滲んでく 潜ばせてる
        愛したいの 
        風を感じて あなたを

2/1/2023, 10:56:00 AM

『ブランコ』


 帰り道の途中、ブランコだけある小さな公園がある。
 近道に通り抜けようとしたら、ピロン!とスマホの通知音が鳴った。俺はスマホを鞄から取り出し、ベンチ代わりにブランコに座った。
 キィと鉄製の音が鳴る。懐かしい。
 大人になってから乗ると、意外と小さくて低いんだな。
 スマホのロックを解除し、メッセージを確認する。彼女からだ。
 「今、ブランコに乗ってるよ。」と、自撮り写真など送ってみたら、『え、なんで??』と楽しそうな絵文字が付いてきた。
 久しぶりに、勢いをつけて揺らしてみると、案外怖い。つい、ズズズと靴を擦らせ止めてしまった。
 子供の時って、よくこんな乗り物乗ってたなぁ。ちょっと驚いてしまった。
 子供の感覚なんて、忘れてしまうものなんだな。
 「今度、二人乗りブランコみつけたら、乗ってみない?」そんなメッセージを送って、シンと静まる夜の公園を見渡す。
 (俺、一人で何やってるんだろ。)
 ちょっと不審者っぽく感じて、スマホを閉じて俺はブランコから降りた。
 (女の子のスカートが捲れて、パンツが見えないかとか考えてたよなぁ。)
 ふと変なことを思い出し、これは彼女には言えないなと思った。

2/1/2023, 10:54:22 AM

私の家の近くにある公園のブランコ。
君と一緒に漕いでたな。
君は少し危ないけれど、ブランコから飛び降りてたな。
私もそれを真似しようとしたけど、転びそうな気がしたからやめておいたんだっけ。
ふと思い出して、私は君にその話をした。
そしたら、君はすかさず私の手を掴んで言った。
「また行ってみようか!」
と君が笑いながら言うもんだから、
「うん!」
と私もつられて笑いながら言ってしまった。

そして、その公園にやってきた。
あの時と、全く変わってないな。
君は
「おーい、早く隣来なよ〜!」
と私を慌ただしく急かす
「分かった〜!」
私は小走りでそこに向かう
キイィ、キイィ、と少し怖いけど、心地いい音が鳴る。
「ねえ、私達がこんなことしたのっていつぶりだっけ?」
「覚えてないなぁ」
「私もぉ」
という何気ない会話をしていたら、
「海夜はさ、俺が嫌なことされて、ほんとに病んでる時だって、怒ってる時だって、
何時でも相談に乗ってくれんじゃん。」
「そうだね」
「海夜って、そういう事、俺とかに相談しなくていいの?」
と言われた瞬間
私はブランコから飛び降りる
「確かに私はあなたみたいないい人たちに相談しよう、とは思ってるけど、
今は、そんなことどうだって良くなってきてる。」
「でも、」
「言いたいことは分かる。私はココ最近、感情が表せなくなってきてるよ。
だけど、君はこんな私を許してくれたじゃん気味悪がないで接してくれたじゃん
その時から、私はそんなこと考えなくなってきてるよ。」
「そうだね…」
「だから、私も君をそういう感情から救いたいって思って、そうしてるんだ。」
きれいな夕日をバックに、私は笑う。
「もう帰ろっか。流石にもう暗くなってきちゃうし……」
「うん、そうだな。」
「行こー!」
と言って、君と手を繋いで一緒に帰った。その間私は考えていた。
(私は、いつまでも君の味方だからね)
と…
ーブランコー

2/1/2023, 10:53:24 AM

ブランコ

フラフラと…
フラフラと…

わからないきもちを
抱えて…

目に止まったブランコ
…涙する…

乗ることもできず…
号泣…

何故だかわからない

泣きたくて泣きたくて
仕方ないの

まわりは心配そうに
声をかけてくるけど


そんな声も…
今のわたしには
届かない…

ブランコ

2/1/2023, 10:52:47 AM

前に進んだと思えば戻って
それを繰り返すだけなのに
どうしてこんなにも
懐かしく思えるのかな



#ブランコ

2/1/2023, 10:52:07 AM

こんなに良い天気なのに、公園には誰もいない。私が子どもの時は、親や友達と一緒にこの公園にきていたのに、人っ子一人いない。
少子高齢化とは言うけれど、これ程子どもを見なくなってしまったのかと思った。

--キィ……

 風に揺れて遊具のブランコが鳴る。
きっと整備もなれていないだろう、随分と錆び付いている。
 お昼休憩でコンビニ帰りの袋を持っていた私は、そのブランコの鳴き声に足を止める。

--キィ……

 私は周りを見回した。誰も見てない、よね?
 コンビニの袋を片手にブランコに着席する。
せっかくなので、ここでお昼ごはんを食べよう。
もし人が来たら避ければいいよね?
よくドラマとかで、サラリーマンがワンカップ片手にブランコやベンチに座ってるシーンを見る。
 私はサンドイッチを食べながらため息をつく。
いつからか、私もそんな大人になってしまったのか、と。

--キィ……

 漕ぐまではいかないが、足でブランコを揺らしてみる。
懐かしい音がした。


【ブランコ】

2/1/2023, 10:50:41 AM

「ブランコ」



    子どもの頃、お兄ちゃんと良く公園

    で遊んでいた。

    鉄棒とブランコしかない小さな公園

    で、鉄棒が苦手だった私のために良

    く一緒にブランコで遊んでくれた。

    ブランコが漕ぐのも苦手で、なかな

    か上達しない私に手取り足取り教え

    てくれてやっとのこと自分で漕げる

    ようになった。私よりも喜んでいた

    お兄ちゃんの笑顔を今でも忘れない。

2/1/2023, 10:45:16 AM

ブランコ

仕事が終わりヨタヨタと歩いて家に帰る。
現在午後9時を過ぎたところ。
出遅れてしまった。
いつもよりも5分ほど出遅れてしまった。
走れば間に合うはず。
そう思い早足で歩く。
目指すは会社から歩いて5分ほどにある公園だ。
周囲に人影なし。
物音もなし。
(これは行ける!!)
残り100メートルを走り公園に飛び込む。
小さな街灯がポツリとあるだけのため薄暗い。
息がきついがそのままの勢いで目当てのものをつかみとる。
勝った!!
息を整えようと深呼吸。
そこに聞こえる慌ただしい足音。
数分後に反対側の入り口から飛び込んできたスーツを着た同年代の男性。
彼は自分の姿を見つけると悔しそうに顔を歪めた。
それをみて笑顔になる。
「今日は僕が勝ちです。」

ちょっとした出来心とストレス発散のためだった。
昇進したが部下も増えて仕事も増えてストレスも増えた。
そんなときに会社から駅へ向かう途中ふと足を止めた。
駅までの途中にある小さな公園。
ブランコと滑り台とシーソーが置いてあった。
仕事終わりに人がいるところを見たことはない。
当たりも川やら畑やらなためとても静かだ。
だからまあ少しばかり童心に帰りブランコに座ってみた。
ギコギコと漕いでみる。
小さい頃はブランコは人気で並ぶのもめんどくさくてあまり遊んだ記憶はない。
ゆっくりと脚を動かす。
だんだん揺れが大きくなりちょっと楽しくなってきた。
いやこれは並ぶなぁ。
楽しいしなんて考えてたら突然横から声がした。
「おい。」
「ふぁっ!?」
はビックリしすぎて変な声がでた。
慌てて両足を着けて揺れを止める。
声のした方を見るとスーツをきた男性が立っていた。
同年代くらいだろうが自分とは違い運動でもしているのか腹はでていない。
これは怒られるやつか?
ブランコに腰かけたまま相手のでかたを伺う。
スーツの人は無表情で口を開く。
「3分。」
「え?」
「3分たったぞ。」
「はぁ。」
「交代してくれ。」
「え???」

これがスーツさんとの出会いであり長きに渡るブランコ争奪戦の始まりであった。


【夜の公園戦争】

2/1/2023, 10:41:49 AM

確実に何かが 変わっていくのを感じ始めていた
幸せそうに笑う君の前であの頃の様に
無邪気には 笑えなくなってる僕がいた…

生きて逝く事…
少しずつ何かを 失くしてゆく事
その度、涙を流して
それでもきっと 意味はある事
何度も、何度も、 言い聞かせて…

行く先は皆同じだった いつしか見つめる先の
道はバラバラになり、 そうやってきっと
これからも 沢山の出会いと別れ繰り返すんだろう

失くして気づく 大切なもの
ホントはわかって いるのに
僕はあと何度繰り返したら
後悔出来る日が来るだろう

そうしていつか、 何度も同じ事を 繰り返す毎日に
それでもきっと 意味はあるさと 言い聞かせ続ける
そんな僕の生き方は 愚かかな

2/1/2023, 10:39:52 AM

たくさん漕いだら新しい景色が見えてくる

動きだせば変わる
すべては自分から


#ブランコ

2/1/2023, 10:30:47 AM

ブランコ、

キィ...キィ...
錆びた金属の擦れ合う音がする
揺れ幅もだんだん大きくなり
それにともない音も大きく長くなる
立って乗るともっと大きく揺れ
ギィ、ギィ、と音が変わってく
負担がかかってる証拠
人みたいだ、
最近はゆっくり、ゆっくり
リラックスして進んでいたはずが
負担がかかるにつれ早足で進んでしまう
心は痛みはじめ音も鈍くなる
負担を減らすなら
人に話を聞いてもらったり
嫌なことを吐き出したり
趣味にだけ没頭してみよう
そうすればどんどん軽くなり
負担も音も軽く高くなって
軽やかになっていく、
そんなこともある
もう立ち直れないとこまで来たのなら
嫌なことは徹底的に省いて1日だけ
特別に過ごしてみよう
いつもよりちょっと
豪華な食事を食べるとかね
そうすると不思議に重荷が
ほんの少し少しだけでも軽くなる気がするよ
それと
自分に嘘をつきすぎると本当の自分見失うから
 気をつけてね

2/1/2023, 10:28:40 AM

お題 ブランコ

真夜中の寂しい気配と共に

静かに揺れているブランコ

あなたに振られて行く所もなく

ただ一人公園に来ていた

もう失くすものはないから

楽に生きられるね

ただ涙がこぼれる

2/1/2023, 10:26:16 AM

「ブランコ」



君は追いかけてくれなかったね

暗い公園で独り、君を待っていたのに

2/1/2023, 10:23:17 AM

「ブランコの魅力」について

ブランコは、何度乗っても楽しめる遊具の一つです。風を浴びながら揺れる感覚や、高いところからの景色を見る興奮、友達と一緒に乗っているときの楽しさなど、多くの人々にとってブランコは遊びの象徴です。

また、ブランコは身体のバランス感覚を養うことができる点でも魅力的です。揺れる中で身体をコントロールすることで、不安定な状況に対応する力が養われるため、スポーツやダンスなど他の活動にも役立ちます。

さらに、ブランコは昔から文学や詩の題材として描かれてきたことでも知られています。糸井重里氏の詩「蝉時雨」の中の「ブランコみたいな小さな愛情が揺れ動いている」という一節など、ブランコは人々の感性を刺激するシンボルとしても愛されています。

子どもから大人まで、年齢を問わず愛されるブランコは、遊びの中にいろいろな魅力を秘めています。思いっきり揺れてストレス発散するのも良し、身体のバランス感覚を養うのも良し、または静かに揺れる中で心を落ち着かせるのも良し。ブランコにはそれぞれの楽しみ方があります。是非、乗ってみてください。

2/1/2023, 10:21:23 AM

ブランコ

小学校6年生の時
放課後友人と並んでブランコを漕いでいた
天気も良く、気持ちのいい日だった
なんの話をしていたのか
ずっと2人でゆっくりゆっくりブランコに揺られていた

さあ、そろそろ帰ろう
と、ブランコから降りた2人
ふらふらして、吐き気がして
渡り廊下に倒れ込んだ
そのまま1時間位横になっていた

さあ、ほんとにそろそろ帰ろう
酔いも少しさめていた。

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