『バカみたい』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
バカみたいってなんか最近言ったきがする。
あ、今の私やんこれ。何で訳もなく徹夜なんかしてるんですか??ばかですか?
寝ればいいのにね、何してんだこの人
「勘違いだったってことか、笑。勝手に貴方も好きだと思ってた笑。なんかごめんね。私バカみたいだよね笑。じゃあね。」ほんとバカみたい。てか、本当にバカだしね。何だよ。もう時間返してよ笑。まあ別に好きでも好きじゃなくてもどうでも良かったもんね。うん、大丈夫だよ!大丈夫。じゃないね笑。夕暮れの中、泣いた。
家に帰って目を腫らして眠りについた。
カラダの奥までドロドロになるくらい
愛し合って、
次の日にはキレイさっぱり
なんも無い関係
オマエを愛しているなんて
大きな嘘ついて、
飽きたらポイするだけの関係
そうなんでしょ?
……嗚呼ホント、
バカみたい。
〜バカみたい〜
《バカみたい》
徐福が不老不死の仙薬を持ち帰ると信じてただなんて 甘いものをやめたらあっというまにスリムになれたんだが、なんであんなにハイカロリーな食べ物を貪るのが普通になってたんだろう 歴史に名前が残ってる理由が古池に蛙が飛び込んだら水音がした的な当然のことを俳句に詠んだからだとか 国家的危機が来たら突如として政治家たちが覚醒して……とかゆう妄想 天文学的なインフレ下での一万円札の札束 好きな人のでもやっぱりオナラは臭いんだと知った日 焼くべきサツマイモも無いのに垣根の曲がり角で無駄に落ち葉で焚き火している どうして光源氏なんかを好きになってしまったんだろう 今日よりも明日、明日よりも明後日にはもっと素晴らしい未来が来ると疑ってなかったのに 背中まで伸ばした髪をスッキリと切り落としたらウソみたいに頭痛と肩こりが解消したりして
バカみたい、と笑い合って
バカみたいにふざけ合ってた時が、
一番懐かしかったりする。
だからたまに、日常にバカを取り入れて愉しくしようとすると、これまた面白いのだ。
確かに、あの時のようにはもう戻れないけど、
子供時代や学生時代のような
茶目っ気さや愛嬌、おふざけを日常に取り入れると、
現実にユーモアをプラスする愉快さが出てくる。
そういうことをたまにでも共有できる、思えることは、有り難く、尊い存在、瞬間なのかもしれない。
あと、バカみたいに思える瞬間も、後悔もたくさんあった。(馬さん鹿さんかわいそうとかも)
でも、そこからまた学んだ。
止まりながらも、やらかしながらも、着実に、マイペースに、ゆっくりだけど道を歩んできた(と思う)。
(私の人生、バカみたいと言わず、これはこれで誇って良いのかもしれない)
今度は日々に、自分に、ユーモアを意識して生きていけたらと思う。
そうしていれば、また、バカみたいと
心から笑い合える日が来そうだから。
こんな所に居ないと、わかってはいても。
どうしても探してしまう、人混みの中を、君が居ないかと。
長い髪は切ってしまったかな、僕のお気に入りだったから。
君の好みじゃなかったお揃いのアクセサリは、きっと捨ててしまっただろうね。
いらないものをとっとくような人じゃないから。
僕との思い出も全て捨て去って、キレイさっぱり忘れ去って、どこか遠い場所へと旅立っていったんだ。
君は今、どうしてるのかな。
きっと僕よりも、ずっとずっと素敵な人が君の隣に居て、毎日幸せに暮らしているよね。
どうかしてるよ、僕って。
捨てられたっていうのにさ、心から願ってるんだ。
君の幸せを。
テーマ「バカみたい」
頭から双葉が生えてきて、花が咲いた。
その花は、いきなり喋り出した。
「君の頭に入ってるエネルギーをすべて
よこしなさい」
私は怖くなって、花を抜き取ろうとしたが
なかなか抜けない。
だから、花見を持ってきて花に近い茎を切り落とした。
花が地面に落ちたのを確認して、椅子に座ると
「こんなんじゃ、死ぬことはない」
また、頭から花の声が聞こえた。
「バカみたい」
そう言って
目の前の現実から目を背ける。
伝わらない
恋しいから 一緒にいたい
時間を工夫してほしい
希望は期待外れ
バカみたい
一緒にいたい気持ちないなら
付き合うの何故か
もう わからない
平日の慌ただし会い方は
私も疲れる
ゆっくり 休みに
時間欲しい
願望を欲張りだと話しされたら
言葉がなくし 我慢
何故交際するの
遠距離じゃなく
互いに1人暮らし
土日くらいは時間を優先して
欲しい 求めたらいけない
なんて 好かれてない被害妄想
凹む
もうすぐ1年になるのに
一度も同じ部屋でおはようは
ないまま 泊まり合わないから
それが僕だから 理解して
反対に理解してよは通じないだね
朝にラインで
おはよー
バカみたいに毎朝の挨拶
億劫だ
今日は予定は会える
慌ただしく
夜に1時間から2時間なら
会えない夜さえある
土日すら 予定が入ると
私は置き去り
恋して いいことばかり
違うが あまりに
我慢ばかりなら バカみたいだ
頭の中の神さまに怯えて
そのくせ陰で
嫌だ嫌だ、こんなのおかしいと喚いて
土下座するように伏して泣く
私を指さして嘲笑う私がいる
「バカみたい」
Episode.35 バカみたい
「学校じゃ、好きなことして生きなさいって教わったん
に、俺らマージで今何してんだろなあ?」
「ほんっとだわ、好きなことで生きてくってバカ難しく
ねえか?」
「バカむずいよなー、特に俺らなんて金発生しないんだ
からさ、この世界じゃどうも生きらんねえわな」
「考えても無駄だろこんなん!なれんもんはなれん!今
日こそ定時に帰ったるからなーあのくそイカレ男め」
「お前ひでー言いようだな、定時に帰れたら宅飲みしよ
うぜ」
「おーおー任しとけよ!」
嫌々生きる為に働いてんのがバカみたいだ。
本当なら、今頃約束を果たしているはずだったのに。
俺らがあの日約束したことは、この小さくて大きな地球じゃ叶いっこないもんだった。
それは_____
「2年1組、陽崎英都と」
「月野雄都です」
「「僕達が発表するのは、将来の夢です!」」
"ぼくたちのしょう来のゆめは、ヒーローになることで
す。ヒーローはみんなのことを守るすごくかっこいい人
です。
ぼくたちがヒーローになりたいと思ったのは、テレビで
やってた「イザナミ☆スター ライト」を見たからです。
ヒーローのライトは、町の人がたすけて!と言うとすぐ
にとんできてこうげきしてみんなを守ります。
それで人をたすけるところがカッコイイと思いました。
なのでぼくたちは、大人になった時にみんなを守れるカ
ッコイイヒーローになろうと約束しました。
まだ分からないけれど、こまったらたすけてくれる先生
やパパとママも、みんなぼくたちにとってヒーローみた
いでカッコイイです。
ぼくたちの名まえは、2人で英雄になります。
英雄は英ごにするとヒーローです。
だから1人じゃなくて、2人でヒーローになります。
絶対にヒーローになります。"
「来世はヒーローなれっかな、英都…」
「んなのあたりめーだろうが、雄都」
だけど、2人でいんならこんな人生もアリだ。
なぁ、お前とアイツって付き合ってんの?
肘を付いた親友の突拍子ない一言に、コーラを吹いた。
「っげほっ……いきなりなんやねん!んなわけあるか」
「アイツしか言ってないのに、誰のこと思い出したのかなーゆうくーん?思い浮かんだ相手が君の好きな人でーす」
俺にはニヤニヤしているようにしか見えないが、
女子には王子様スマイルに見えるらしい。
黄色い歓声が聴こえてげんなりする。
「お前らがようしょうもないこと言うからやろが!」
「何の話?」
「俺とヒナが付き合ってるって言うバカみたいな話やんけ。関西人がバカ使うんは相当救えへんバカやぞお前」
「へー、僕ときみくん付き合ってるん?」
「そう、ヒナのこと好きなんだって」
「僕もきみくんのこと好き。付き合えるかは……わからんけど」
「あ、きみくん振られちゃったね、ドンマイ」
「黙れタキ」
「あっ、きみくん傷心中?ヒナ向こう行っとこっか」
ヒナの手を握って瀧が席を立つ。
このウザイやつがアホほどモテるなんて世も末だ。
あぁホンマに世の中って顔が良ければええんやな。
「ヒナだけ置いて、二度と戻ってくんな!」
「2人っきりにさせてあげるから素直になりなよきみくん」
「うるさい喋んな」
大体食堂で2人きりな訳がない。こんなバカみたいなやり取りを他に人がいる時にしたことが今になって後を引いてくる。置いてかれちゃった、と呟いたヒナがさっきタキが座っていた席に着いた。
「俺とヒナが付き合ってるってアホちゃうかアイツ!なんで男友達そういう目で見なアカンねん!」
「タキやって本気で思ってないってそんなこと」
「確かにヒナは女子に間違われるくらい可愛いけど、そういうんとちゃうやん!確かに?天然なとこも助けてやりたくなるけど、それは見てられへんからやし」
「天然ちゃうもん」
「いや天然やわ、男でもんって言うんは天然やわ」
そんなことない、もんと続けそうになってヒナは口を噤んだ。拗ねると口をぷくっと膨らませよる。
そういうとこも天然だ。こういう時はあざといだろって?
アホ言えアホ、あのヒナにそんな計算高いことが出来るわけが無い。
だからこそ幼なじみとして、ヒヤヒヤしているのだ。
さっきのいけ好かない男と違ってヒナは生き物にモテる。
老若男女問わず、種族も問わずモテる。幼い頃、道を歩くだけで両手いっぱいのお菓子をもらい、近所のおばちゃんに気にいられ家に招かれそうになった(俺が阻止した)
ただヒナは動物が苦手で子犬でもビビり、きみくんと目をチワワのようにうるうるさせて俺に助けを求めるのだ。
未だにあの目を超える可愛い目に俺は出会った事がない。
「きみくんだって天然やん……」
「は?どこがやねん」
「きみくんこないだ女の子に告白されてたやろ…?」
うわ、当然のように上目遣い。
そういうことするから男なんかに告白されるんだ。
「ヒナやって後輩に告白されとったやんけ、まゆみくんやったっけ?」
「なんで知ってるん!?見てたん?」
「俺の教室の真下でされたからな、いい度胸しとんでアイツ」
宣戦布告か?お前なんかにヒナは勿体ない。
真っ当に女子と恋愛しやがれ。
「その告白された子、なんて断った?」
「『恋人より友人を優先する男なんて嫌でしょ?俺、ヒナが最優先やねん』」
「なんで?」
「え?」
「なんで僕が最優先なん?」
「そ、そりゃどこで天然やらかすか心配やからな」
「なんで心配なん?別にそれできみくんに迷惑かけてへんよ?」
「俺に迷惑とかはどうでもいい。お前がそれで傷ついたり、泣いたりすんのが嫌やねん。そこに真っ先に駆け付けんのは俺でありたいねん」
「なんで?」
「なんでって……さっきからそればっかやな、何でも知りたがる幼稚園児か」
ヒナの目が真っ直ぐ俺を見つめる。なんで?
なんでやろ、大事やから。いつでもお前が頼るのが俺であってほしいから。
この世で1番可愛い目を俺だけに向けてほしいから。
…………そんな『バカみたい』な話、あったな
作者の自我コーナー
お察しの通り作者は西の生まれなので、バカという言葉に馴染みがなく苦戦しました『アホちゃうか』と同じニュアンスで使ってるんですけど合ってるんでしょうか?
攻めが無自覚にフィルター掛けてるだけで実は攻めよりもしっかりしている受けが好きです。
あなたの言動に一喜一憂してバカみたい
普段なら冷静に判断して理解できることも
恋愛中は一気に鈍くなる不思議
そんな時間や自分も込みで好きだったりする
でも、暫くは恋愛はいいかな
また一人を謳歌しようと思う
時が来たら
バカみたいに
恋愛に没頭したいなあ、なんて。
『バカみたい』
あなたの背を追うように動いてしまう視線も、あなたの言葉一つで分かりやすく乱高下する気分も、あなたの香りに自然と上がる体温も。
――ああ、本当にバカみたいだな、俺。
届くわけがないと、叶うわけがないと、分かっていたはずなのに。それなのに、こんなにも振り回されて、悩んで、それでも諦められなくて。
そんな俺の心中も知らずに、あなたはふわりと柔らかな笑みを浮かべて、いつものように優しいまなざしで俺をじっと見つめる。
それが誰にでも向けられるものだと分かりながらも高鳴ってしまう心臓に、漏れ出しそうになった嘲笑をそっと押し殺した。
バカみたい。
私だけが知らなかったなんて。
自分だけ知らされてなかった。
よくあること?
あまりにもひどい話で同情されたからなのか、
私に悪意を持っていたからなのか、
今となったらもうどうでもいいのかもしれない。
私が疎まれての仕打ちでなければいいのかもしれない。
いや、もはや私がどう思われていようと、どうでもいいことだ。
考えるだけ時間の無駄。
憧れの天海祐希様も言っていたではないか。
人生は短い。悩むだけ無駄。悩んで好転すること以外は。
いまの私に必要なのはタフな精神。
毎晩布団に横たわったら秒で気を失うくらいのタフな精神。
私に知らせなかった、私以外に事実を知っていた人達とも別け隔てなく冗談を言って笑うくらいのタフな精神。
前よりもふくよかになるくらいのタフな精神。
実はサイコパスだったのでは?と噂されるくらいのタフな精神。
ふふふ、調子出てきた。
そうこなくっちゃ。
年を取るのも悪くないな。
乗り越えろ私。
海月
バカみたい
これで何回目だろ……。
何度かいてもだめ。仕上がらない。
締め切りがあるものではないのに、微かな焦りが顔を出す。
「まただ……」
何をかいても納得できなくて、結局無かったことになってしまう。
何をかいても意味が無い。何も生み出せない。何も上手くいかない。
というか、生み出したところで何になるの?
また思い至ってしまった。
そんなことは考えないと、決めたばかりなのに。
その瞬間、何かがぼきりと折れる音がした。
……なんだ、バカみたい。
少し冷えた両の手を見つめたまま、しばらく動けなかった。
――――――
バカみたい
一方的に愛してる
どう足掻いたって、隣にいられることなんてないのに
勇気もないのに嫉妬して
受け止めてくれる相手に甘えて
向こうが愛を返すことなんてないのに
私以外の生徒といる時の方が、楽しそうにみえる
私のことはスキ?
なんで諦められなかったんだろう。結局こんな終わりかたになるのに。告白する勇気も諦める勇気もなかった、それなのに小さな可能性を信じちゃって、ほんっとバカみたい。
馬鹿みたい。
どうして、自分を否定し続けるのだろう。
どうして、すぐ死にたいだなんて言うのだろう。
本当に馬鹿みたい。
本当は信用してないんじゃないか、私は仲間だと思われてないんじゃないか、誰も助けに来てくらないのではないか…そんな考えが、脳裏を掠めて動きが止まった。
刹那、
「…馬鹿みたい」
思わず笑みが溢れた。
伊達に10年も一緒に過ごしてきたわけじゃない。
喜びも苦しみも乗り越えて、時には喧嘩だってしてきた。これであの人たちが私を見捨てたというのなら、否、助けに来なかったその時は、すなわち私たちの部隊が全滅したということだ。
「私を精神的に追い詰めるところまでは、いい線行ってるわ…でもおあいにくさま!一朝一夕で崩れるほど、あの人たちへの信頼は薄くないのよね!」
馬鹿みたい────
生きることが苦しい何て弱音吐いてる。
私、本当馬鹿。
生きているってことは人生を歩んでいるって云うこと。
人生を歩くっていうのは自分の物語を造っているって云うこと。
その人生と云う名の、大きな物語に出てくるモブは、
自分自身が前にすると高い壁となる。
でも、この物語の主人公は「私」だ。
そんなもの、物語にとってはちっぽけな───
馬鹿みたい。
生きることが苦しい何て弱音吐いてる私、
本当に救いよう無い「馬鹿」だ───。