『ハッピーエンド』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
自分はハッピーエンドよりもバッドエンドの方が好きだ。もっといえば、バッドエンド寄りのハッピーエンドが好ましい。例を出すなら、目的は達成するけど主人公は死ぬとか、主人公が悪になるけど生き残るとかそういったものだ。なぜ自分がこう思っているのかといえば、全部が全部ではないが、ハッピーエンドだとどこか創作を感じてしまい、冷めてしまうからだろう。やはり現実は厳しいものだし、それは物語の中でも同じであった方がより自分は入り込める。
ハッピーエンド
終わり良ければ全て良し!
みんなが笑顔で過ごすために、私は君という悪役を殺します!
いいよね?だって君は悪役だからさ。君がいなければ平和なんだ。きっと。
「誰が僕は悪役だって言ったの?」
刃物を握る震えた手を掴んで、彼は言った。
「僕は、僕の世界の悪役を殺しただけだよ。それって君と何が違うの?」
「ち、違うに決まってる!」
本当は気づいていた。人を手に掛けようとした時点で私はヒーローなんかじゃなかった。
刃物を振り下ろす。何度も何度も自分に言い聞かせるように振り下ろす。
そして私は自らの首に刃を向けた。なかったことにしてしまうのだ。全てを。そうしたら、元の幸せな世界に戻るよね。
ほら、みんな笑ってる。ハッピーエンドだね!
昨晩はすっごい心地よく眠れた
ここ最近で一番 こころが軽かった
なのに今日また鬱ぶり返しちゃった
眠るのが つらいね
【ハッピーエンド】
ハッピーエンドの物語だけ
ならぶ本棚に囲まれて
眠るように眠る祖母
『ハッピーエンド』
僕は今の自分の生活を見て自分にハッピーエンドが
訪れるとは思わない。ハッピーエンドで生涯を
終えることができる者は極一部であると僕は考える。
生きるのが毎日毎日辛く感じている生活を
送っている僕はハッピーエンドで生涯を迎えられるとは
思うことができない。今はまだ自分は未成年。親が
言うことは正しい。自分は居候だ。何も出来ない自分は
無力でゴミで屑だ。生きる理由、そんなものが僕に
あるわけがない。何故今生きているのかも分からない。
自分は何度も想像したことだ。自分が今この瞬間に
死ぬという事を。そんな起きもしない出来事を想像して
日々を無力で生きている。自分が生きていて楽しい
思い出なんてものは多分一度でもあったのだとは思う。
しかしそれを思い出すことは自分にはできない。自分が
思い出せる自分の過去は毎日のように親に言われてきた
「死ね」「消えろ」「出てけ」「ゴミ」「屑」「死神」
ect.と、色々言われてきた。もう自分がなんの為に
生きているのか、どうして今を生きているのか、何も
分からない。知ろうにもそれに答えを出すことの出来る
人は居ない。自分じゃ何も考えられない。何も
思いたくない。何も感じたくない。
もう「何も」したくない。
自分に訪れる終末は『「アン」ハッピーエンド』だ。
僕と彼女は映画の話をしてたんだ。
彼女はハッピーエンドの映画が好きって言う。
僕はハッピーエンディングの映画はスッキリしてイイよねって相槌を打つ。
そしたら彼女が頬を膨らませてこう言うんだ。
「わざわざ和製英語を直して英語を使わなくてもいいのよ。ここは日本なんだからハッピーエンドっていう表現でいいの。そういうのめんどくさいから」
僕は「ごめん」と言った。
僕はだって日本語を学んでるアメリカ人だからついそんな風に言っちゃうんだ。
めんどくさいのは僕なのか、そういう指摘をする彼女なのか、よくわからないけど、めんどくさくならように謝っちゃうんだ。
題「ハッピーエンド」
☆ホンヤク風ソウサクデス
ハッピーエンド(3月29日#50)
物語ってハッピーエンドの物が多い気がする
何でなんだろうね
実際は 人生は ハッピーエンドのものなんて
少ないはずなのに
なんで人ってハッピーエンドにしたがるのかな
幸せの物語の方がいいのかな
僕も幸せの物語の方が
ハッピーエンドの物語の方が 好きだけど
全部が全部
ハッピーエンドにしなくてもいいと思う
ここからはお題と関係ないお話をします!
すっっっごい長文なので覚悟してください。
今回で50作品目になりました!
このアプリに出会ってから約50日が経ちました。アプリをはじめたときからお題を忘れずに書きにきていました。1日置いて書きにくることもあったり、お題が発表されてすぐに書きにくることもありました。ほぼ毎日同じアプリを開くことが少ない僕にとってこのアプリは「毎日きたい!」って思わせるようなとても楽しいアプリです!
また、文章を書くことが好きな僕にとって、文章を読むのが好きな僕にとって凄くあっているアプリです。
このアプリを始めた当初は「早くお題がこないかな?」ってウズウズしていたのを覚えています。今も「まだかな?」と考えることがよくありますw
最初の頃は変に思われないといいなとよく考えていましたが最近は一人でも多くの人に「自分の作品を知って欲しい!」、「自分の作品を好きになって欲しい!」と思うようになってきました。
たまーに、自分のことについて書いたり、自分の気持ちを書いたりと他の方とは違う楽しみ方を僕はしているなーと思います。今もすっごい長文で自分の思っていることを書いてるので変わってるなーって思っているところです。
そろそろ読むのが疲れてきた頃だと思います。本当にすみません。まだまだ書きたいことあるんですが...もう少しでやめようと思います。なのでもう少し読んでくれたらうれしいです。
色々なことに対しての感謝などを書いていこうと思います。
まずはこのアプリに対してです。
「書くアプリ」と調べたらこのアプリが出てきました。自分に合わなかったらすぐ消そうと思っていたのですが楽しくていつの間にか50作目になっていました。すっごく楽しいアプリをつくっていただきありがとうございます!このアプリに出会えて本当に良かったです!これからもお世話になります!これからもよろしくお願いします!そしていつもありがとうございます!
次に読んでくれている皆様に対してです。
最初にこんな長文を読んでくださりありがとうございます!そしていつも読んでくださりありがとうございます!僕を見つけてくださりありがとうございます!伝えきれない感謝がたくさんあります。まとめるような形になり申し訳ないのですが本当にありがとうございます!これからもよろしくお願いします!
最後にこの文章を読んでくださりありがとうございます。
次にこんな長文を書くのは100作品目のときだと思います。
みなさんいつもありがとうございます!
これからもよろしくお願いします!
三枝さん海に投げないでください
佐藤日々と友達になれますように
喜ークンが優しいパパにしてください
ハッピーエンドに向かうために
人を殺した。
だが、これは"このゲームのハッピーエンド"に向かうためだ。
敵の村から物を盗んだ。
だが、これは"このゲームのハッピーエンド"に向かうためだ。
敵の村を燃やした。
だが、これは"このゲームのハッピーエンド"に向かうためだ。
ゲームでは俺は主人公にも、何にでもなれる。
「現実ではただのニートなのにね笑」
俺の人生は"ハッピーエンド"では終わらなそうだ。
「ハッピーエンド信者だってさ。」
「なにが?」
「お前の評判、ネットの。」
短編小説家カキオカコは、ある小説賞を機に世へ出回った若手の創作者だ。
指先を切れば血が滲むようなキャラクター、秀麗滑稽を持ち合わせた言葉選び、大衆が好む『奇才』を体現したその特性。
人気を博すのに、大した理由はいらなかった。
しかしそれは数ヶ月前の話である。
「みんなもう飽き飽きしてるんだ、めでたしめでたしで終結する展開。」
数十という数になったカキオカコの作品。
時代も世界観も何もかもが七色だが、そこにはある共通点があった。
「結末はすべてハッピーエンド。」
朔馬はスマホを片手に壁へ寄りかかって、小説評価サイトのコメントを逐一読み上げていく。
結末が読めて途中から冷める。
中間まで面白いのに後半どうした?
時々いるよね、読者にとって不要のこだわり持ってる人。
「いいじゃん、ハッピーエンド。」
カキオカコこと秋山未来は、机に向き合っていた回転椅子を直角に回し、朔馬の読み上げを遮る。
「ハッピーだよ、幸せだよ?ワンデイエブリワンウィルビーハッピー。アイウィッシュソーザット。」
「お客はそういうの望んでないんで。創作こそ究極の接客業、読者に媚びてこそなんぼもの。」
「俺別に売れたいとか思ってないんだけどなぁ。」
未来は小説を単なる金稼ぎのツールとは思わない。
ストーリーとは思想の反映で、主人公は作者の分身。
だとするのなら、物語の結末はある種作者の末路とも言えるのではないだろうか。
「それにしても、ハッピーエンド信者ね。なかなか阿呆みたいな面白い言葉考えるじゃん。次の話はそれを取り入れてやろうか。」
未来は両手の親指と人差指でカメラを作り、椅子ごと回転させて自身の周りを記録するように映した。
くるくると何度か回ったあと、朔馬の位置で固定する。
「それを言うなら、お前はバッドエンド信者なんだろうね。」
〈未来〉
若手小説家カキオカコとして短編小説を書いている。しかしその全てがハッピーエンド、そのこだわりにどんな意図があるのかは誰も知らない。温厚でまるい性格だが、どこかへんてこで天才気質。小説が心から好きで、周りの評価や売り上げなどは執筆における副産物としか思っていない。
〈朔馬〉
未来の借りているアパートの隣人。「末ロさき」という名前のイラストレーター。多種多様な絵柄に対応できる。功利的で冷めた性格。未来とは違い利益目的で絵を描いている。
創作 「ハッピーエンド」
彼女は原稿用紙を机に投げ出し、露骨に不機嫌な顔をした。
「なにこれ、面白くないんだけど」
俺の自信作である小説を、彼女は一読しただけでそう吐き捨てた。
「これ、結構前から温めてたネタなんだが……」
「テーマは問題無い。でも、見せ方がまずい。ずっと幸せそうな場面が続いた後のハッピーエンドは、印象が薄くなる。面白くない」
「じゃあ、バッドエンドにしろと言うことか?」
「それもありだけど、きみはハッピーエンドが書きたいんだよねぇ?」
俺は強くうなずいた。すると彼女は、ニヤリと口角を吊り上げる。
「ハッピーエンドを書きたくば主人公に危機を与えなさい。それも、自分なら絶対に乗り越えられない程のね!」
そうして、彼女は得意気に滔々と語る。
「こうすれば、主人公も成長するし、ハッピーエンドのインパクトも残せるんだ。物語を作りたいなら、読者の情緒を引っ掻き回すぐらいの気持ちで書かなきゃね!」
彼女の熱い助言に、俺は胸をうたれた。そして、今の彼女には後光がさしているようにすら見える。
「ありがとう、確かにそうだ。よーし、俺、もう一度書いてくる」
俺は物語づくりの醍醐味を噛みしめて、新たな原稿用紙に、猛烈な勢いでペンを走らせるのだった。
(終)
【245,お題:ハッピーエンド】
あるところに一人ぼっちの少女がいました。
少女は一人で居るのが嫌いでした、そんな自分が嫌でした
なので家族を作ろうと思いました。
最初に連れてきたのはウサギのぬいぐるみ
少女はぬいぐるみを大層可愛がり、どこに行くにも一緒に連れていきました。
次は真っ白な子猫
少女は子猫を大層可愛がり、服を着せたり大好きなケーキを上げて遊びました。
その次は人間の男の子
その次は年上の女性
その次は子犬
その次は大柄な男性
少女はどんどん集めていって、ついに自分の理想の家族を作ることが出来ました。
めでたしめでたし
みんながみんな幸せな結末って絶対にない。誰かしら思うところはあるだろうし、誰かしら、何かしら我慢をしている。どこかで誰かが誰かの悪口を言ったり、愚痴をこぼしたりして不幸の輪はじわじわと広がっていく。人を蝕んでいく。誰かの幸せは誰かの幸せを削らないと生まれない。ある人が差し出した傘の下、誰かは濡れてしまう。一人が2つの幸せを持っていることなんてない。幸せは削られ、薄くなっていく。誰も当たり前が幸せだと思えなくなってくる。当たり前以上の幸せを望む。結局皆、最後に望むのは「普通の幸せ」。約束された「普通の最期」。平等って皆均等に幸せが行き届いてる事を言うんじゃないの?誰かにとっての幸せは私にとっての幸せじゃないかもしれない。変幻自在な「幸せ」は、人間をおちょくる。
幸せってなに? 幸せな結末ってなに?
答えが分かる人なんて一人もいない。いないんだよ。この世に幸せがどうだこうだと意見できる人間なんて存在しないんだよ。誰かに何かを言われてもそれは私の意見ではない。幸せって形がないから。誰にも見えないから。誰もしらないから。自分は幸せだと思うかもしれない。あの人は幸せじゃないと決めつけるかもしれない。
幸せって何だろう。幸せな結末ってなんだろう。
私の幸せは、今、好きなことが出来ること。自由に悩めること。そして、自分の幸せは何だろうと考えることが出来ること。
皆の幸せって何だろう。幸せを見つけたら、幸せかもしれない。
幸せは、不思議だ。
お休みなさい。
ハッピーエンド
後先考えられないとき、不安なとき、辛いとき、孤独になるとき、怖いとき、緊張するとき。
今日も僕らは、唱えている。
「きっと絶対ハッピーエンド」
最後のあなたは、笑っているよ。
王国の守りの要たる聖女は死んだ。秘密裏に処刑された。何もかも滅べばいいと世界を呪いながら。
彼女を殺したのは国だった。国民からの支持も富も権力も、全てを欲した国の王や重臣たちだった。
どんな命も分け隔てなく慈しむ聖女は、多くの支持を得、後ろ盾を持ち、富を集めた。彼女がそれを望まずとも。
聖女の命が潰えてまもなく、王国の各地には不審火が続いた。人気の無い森や、住宅街、貴族の別荘、牧場、ありとあらゆる場所で様々が燃えた。
不思議なことに、その火は何をしても消えない。そして気が付くと、世界は火の海と化した。王宮も、王さえも燃やして灰ばかりが残ると、火は全て消えた。
灰になった世界で、人ならざるものは呟く。
「生きるべきはあなた」
数え切れない命を犠牲に、世界に一筋の光が降る。刹那、灰の中に一人の女性が立った。彼女は何もない世界に驚き、辺りを見回す。そして、空に立つ姿を見つけて微笑んだ。
〉ハッピーエンド
君と観に行った映画はハッピーエンドばかりで
主人公はみんな想いの相手と結ばれた
まるで運命みたいな幻想みたいなものばかり
君と私は運命なんかで結ばれちゃいなかった
だからこれは私たちのハッピーエンド
私の未来に笑顔の君はいないの
ハッピーエンド
憧れのプリンセス
しあわせに
なるために
素敵なプリンスと
結ばれるための
ハッピーエンド
物語
なな🐶
2024年3月29日861
「ハッピーエンド」
長〜い
人生を生きて行くと
泣いたり
怒ったり
悩み苦しんだり
恋をしたり
失恋したり
笑ったり
どれ一つを取っても
生きる過程では
必ず通る道
そうあなたは
どんな人生を歩むの?
今、生きてる一瞬を大切
人に優しく
幸せな笑顔を贈れる
そんな人生にしてね。
笑顔のあなたの元には
沢山の人々が集まるでしょう。
そして、あなたの
人生は
ハッピーエンド言う言葉に
ふさわしい
人生が待ってます。
めぐみより
人生、全てハッピーエンドとは限らない。たとえ泣いても、笑っても、さようならだとしても、明日に繋ぐ新しい道(未知)の世界へ、一歩一歩進んでいく。 【ハッピーエンド】
ハッピーエンド
君が歩み続けるのを止めなければ
きっと訪れるはずだよ