『タイムマシーン』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
やはり貴方はひどい人だ。
どうして置いて行ったのか。どうしてあの時「好きだ。」と言ったのか。葬儀も通夜も終わった。貴方は結局何も教えぬまま遠くに行ってしまった。
これは貴方が書いた遺書だ。
「もう声も出なくなりこうして手紙で伝えることお詫び申し上げます。病室で朦朧とした意識の中貴方が私の手を取ってくれたのを朧げに覚えている。私は貴方が好きだ。口でも言ったが、もう数少ないだろうしやはり貴方に伝えたくなった。嗚呼もう前が見えない。これは病気によるものだろうか。それとも涙なのだろうか。貴方も泣いているのだろうか。どうか泣かないでください。貴方は私を嘲笑うべきです。涙より笑った顔の方が美しいですから。
もう見れない貴方の笑顔を思いながら眠ります。おやすみなさい。好きです。」
嗚呼やはり分からない。
どうして「好きだ」と言ったのか。
こうしたら貴方を諦めきれないじゃないか。
タイムマシーンがあるのなら是非本音を晒してもらいたいものだ。
もう一度 あなたと生きる時間なら
過去でも未来でも構わない
【タイムマシーン】
ようやくだ…!ついに、遂に…終に!!
この時を待っていたよ。
ずっと、ずっとずっとずっとずっと!!
やっと完成した。
想い描いていた楽園も、実現したかった夢も、今、ここで、全て叶う!!
ああ、愛しているよ、家族たちよ。
どうか赦しておくれ。
_2024.1.22「タイムマシーン」
ちゃんと愛せなかったこと。
なかなか会えずにいること。
愛している事実を伝えなかったこと。
そして、
あんなタイムマシーンなんかを造ったこと。
最近サボっててすみません。ちょっとテストが近づいてきて忙しく…なんて言い訳ですけど、勉強は続けることで力がついていくと信じているので、このアプリもちゃんと続けます。
ハートマーク押してくれていつもありがとうございます!
pkmn。
お題 タイムマシーン
もしもタイムマシンがあるなら、誰かは必ず言うだろう。タイムマシーンなんてね。
もしもタイムマシンがあるなら俺は過去に行きたい。未来に行っても本当の未来なんてわからないから。
だけど、過去も危ないか。まあ、タイムマシンがあっても意味が無いだろう。どうせなら現代人が求める人生リセマラスイッチでもほしいね。前世の記憶があるまま生まれ変わるとか転生とかいいよね。物語の主人公になったりさ。なんて夢みたいなことだよね。
俺はタイムマシンがあっても今を生きるよ。
君の見える世界は
私が見ているこの世界 君の見ているこの世界
それはそれは美しい それはそれは汚いらしい
私が見ているこの世界 君の見ているこの世界
それはそれは汚い それはそれは美しいらしい
さて、タイムマシーンをいつ使おう
《タイムマシーン》
タイムマシーンねぇ…
過去も未来も うーーーん?
今が最高!
この瞬間が!
だから、私の過去も未来も 見なくていい
過去があって 今がある
未来は 今 作っている!
今、まさにこの瞬間が サイコウダー!
いつもの帰り道が涙でぼやける。輪郭が曖昧になった点字ブロックの上を意味もなしに歩く。
A社に送るはずの書類を誤ってB社に送ってしまった僕は社員全員の前で怒鳴られた。公開処刑された僕は居心地が悪くトイレで一度落ち着くことにした。
自責の念に押しつぶされそうな自分を便器に支えてもらいながら自分を励ます。これが僕なりの応急処置だ。少しずつ、少しずつズタボロにされた心を縫合していく。
大丈夫だ、やってしまったことはしょうがない。反省して、切り替えていこう。そう言い聞かせながら針を縫う。遠くから二つの足音が近づいてくるけど、気にしない。個室だから僕の存在は隠されている。いま、この空間は誰にも罵倒されない僕だけの空間だ。誰も介入させない。呼吸と卑下しがちな思考を落ち着かせる。一定のリズムで刻む足音は僕の扉を通り過ぎて、やがて止まった。
「なんでこんな簡単なこともできないんだ。ふつーできるだろ、あいつ今まで何やってきたんだ」
一瞬の沈黙のあと、聞こえてきたその声は聞き覚えがあった。きっと、上司だ。いや、絶対上司の声だ。
血の気が引いて、世界が遠のく。ほんとそうですよね、と嘲笑を含んだ相槌が鼓膜にねっとりこびりつく。この声は普段仲のいい同僚の声だ。
2人は間違いなく僕の話をしていた。心臓が早鐘を打ち、その鼓動に合わせて心を縫った自己肯定感が引きちぎられていく。
「あいつまじ馬鹿ですよね、知能が低い」
「人事部はなんであんな出来損ないを採用したんだろうな」
あぁ、耳が言葉を拾ってしまう。
やめてくれ。やめてくれ。やめてくれ。
「バレてないだけで絶対やらかしたの今回だけじゃないですよ」
「ほんとお荷物でしかないんだよな」
やめてくれ。やめてくれ。やめてくれ。やめてくれ。やめてくれ。やめてくれ。やめてくれ。
「もうあいつが視界に入るだけでイライラするんですよね」
「いない方がこっちは助かるんだけどな」
2人は「あいつ」に対して尊厳破壊してトイレから出て行った。「あいつ」がすぐそばにいることに気付かずに。
その後のことはよく覚えていない。間抜けの殻で、いつの間にか終業の時間だった。何も考えず、何も感じずオフィスを出た。電車の音も街の喧騒も全てがどうでもよくて、自分の体を家へと運んでいた。
どこで間違えたんだろう。ぐちゃぐちゃにされて荒野と化した心で考える。今回のミスで僕の評価が露呈されただけで、元々職場の人からよく思われていなかったのかもしれない。多分、今回のが引き金になっただけで少しずつ印象を下げていたんだろう。じゃあどうすれば良かった。別に今回だけで他にミスはしていない。それにも関わらず表でも裏でも最低な評価だ。
最悪だ。
戻りたい。トイレに入る前に。
戻りたい。メールを送る前に。
戻りたい。この会社に入社する前に。
戻りたい。楽しかったあの頃に。
戻りたい。ストレスなんて言葉を知る前の僕に。
戻りたい。無邪気に笑える僕に。
でも、時計は無常にも右にしか回らない。
タイムマシーンは、存在しない。
その事実がただ、夜に浮かぶ信号機を涙目で見つめる僕に降り注いでいた。
日記を書いている人は少ないの?
2024/01/22
決意表明みたいなもの
2025/04/24㈭日記
止める日にちを2つ決めた。
今月末かGWが終わった頃。
決めたのなら早い方が良いのかなあ。
全て自分次第。
自分の心次第。
先月には夏までには止めよ、と思っていたのが、もう今月止めように変わっているんだもの。
最後は何を書くかも決めた。
季節と共に動いて行く、
時は進む。
それだけ。
何だろうな、
どんなに書き綴っても
消え去る。
所詮、そんなもの。
そして、いつか忘れ去られるし
僕自身も忘れてしまうだろう。
タイムマシーン
タイムマシーンなぞ
どうぞ壊して仕舞って
そんなモノ有ったところで
あの時の私は救えやしないから
望みを断ち切るが如く
はやく壊して仕舞って
2ヶ月ほど書く習慣、お休みしてました
ゆるりと復活しようと思います
書きたい日だけ書くつもりです
どうぞよろしくお願いします
ことり、
タイムマシーン
もしあったら絶対過去に戻る
もしあのときこうしていたら
こう話せていたら
こう接していれば
もっと今幸せだったかもしれない。
そんなものないってわかってるけど
そんな妄想してないとやってられないから
タイムマシーン
時空を超えて移動が可能になった、近未来。
僕は中古で、帰れるかどうかも怪しいボロいタイムマシーンを買った。
僕のなけなしの貯金で買えるくらい安かった。
この時代のものはたいてい置いていく。
記録用のカメラ(カメラがない時代は使えない)、携帯ペン、まっさらな分厚いノート、いちおうのナイフ、
いろいろ入るカバン、持ち物はそれくらい。
お供はくだけた感じの人型アンドロイド(タイムマシーンとセットだった)。
さぁ、時空の旅が始まる。
行く先は決まっていない、着いた先が目的地だ。
オンボロエンジンが、軋んだ音を立てて、発進する。
ータイムマシーンー
魅力的なもの、私はそれが存在した時、1番に何がしたいだろうか。
魅力的なもの、それは時を見返すもの。
魅力的なもの、それは人々に感謝できるもの。
タイムマシーン。魅力的な、過去へ行けるもの。
タイムマシーンというものがもし存在したならば、
今生きているこの世界を作ってきた人達に会えるだろう。
タイムマシーンというものがあれば、後悔したあの時を取り戻せるだろう。
タイムマシーンというものがあれば、あの忌まわしい、憎たらしい出来事を無くせるだろうか、
タイムマシーンというものがあれば、もう居ないあの人にも会えるのだろうか、
タイムマシーンとは魅力的なもの、私はそれが存在した時、1番に何をするだろうか。
ほんの少しの変化が、後に大きくなるであろう歴史を、たくさんの生命に溢れ、しかしながら少しずつ終わりへと進むこの世界は、私一人が踏み込んでいい場所なのだろうか。
タイムマシーンとは魅力的、しかしきっと、人々にはまだ早いものである。
いつの日か勇気のある者、世界を救うものだけが、この魅力的な物にありつけるのであろう。
その者こそ─────────
いらないよねタイムマシーンなんて過去でも未来でもない今きみの腕の中
〈タイムマシーン〉
脳みその電池残量減っているタイムマシンに乗る暇がない
タイムマシーンに乗って懐かしい人にひたすら会いたい
11日目【タイムマシーン】
子供の頃、机の一番手前の引き出しが。タイムマシーンだったらいいなって思っていた。
大人になって、ドラム式洗濯機が、タイムマシーンだったらいいなって思ったこともあった。
おばあちゃんになってしまった私は、今、人生の最後を迎えている。
走馬灯ってタイムマシーンに乗って高速移動することなのね。
若くて綺麗な娘さんがいたと思ったら、あっという間に結婚して赤ちゃんを産んで、赤ちゃんはあっという間に、小学生、中学生…最初の娘さんとは似てるけどちょっと違う、若くて綺麗な娘さんになっていた。
そしてその娘さんも、あっという間に結婚して赤ちゃんを産んで、子育てに奮闘し、あっという間に子供達は家を出ていき、旦那さんと旅行に行ったりしてたかと思ったら、旦那さんが出てこなくなり…
気がついたら今の私に戻っていた。
タイムマシーン。こうして振り返ると、劇的な出来事は何一つなかったけれど、小さな幸せがたくさんあって、恵まれた人生でした。
孫達よ、私のお通夜とお葬式では、たくさん笑ってね。
良かった、良かったって言ってね。
ありがとう。
タイムマシーンだって時間がかかるものだと知っているか?ひとっ飛びなんて言うが、流石に数億年単位だとワープ空間での時間も馬鹿にならない。
その場所でも時間が、過ぎることは自明である。
当たり前だ。例えばその場所に入って知識をつけまくって戻って知識無双なんて不公平であろう。
意識と時間経過、それを両立させることは出来ないのだ。
ワープ空間と実際の私の体は密接につながっている。
だから現実でタイムマシーンに乗った者がその瞬間とても老いているなんてよくある話だ。
さて、私たちの研究隊は70億年前にタイムリープ中なのだが、こうも大規模だとワープ自体に100年かかる。それでものもの凄い圧縮率である。計算して見てほしい。
そして私は2年目にワープ空間で生まれた。
今までワープ空間を出たことは無い。そして寿命は長くても90だから、わたしは一生出れずに終わる。そうなると私の使命は、子供をつくるということだけだ。
科学者というのは聡明である必要があるが、親の努力は遺伝しないってのがあるので、俺は親の明晰な頭脳の遺伝子の中継役に過ぎない。だから俺は生殖可能な年までは子供を作り続けて、そんな体力もないくらい歳をとったら、殺されてワープ空間から適当な時間に放り出される。
まぁ俺も毎日そうならないための努力をしているがどうも最近女を見ても…
だって有限の容積の宇宙船で、なるべく科学者の卵がいた方がいいのだ。中継地点の俺は要らないからな。
____
おい!あいつを呼べ!
博物館で展示中のタイムマシーンが忽然と消えた。
そしてなんと、管理役ごと消えてしまった!
どうするよ!あいつに任せるんじゃなかった!あいつ昨日
時間玉手箱も無くしやがってついに大目玉のタイムマシーンもかよ!
もう未来展開催できないじゃん!
23年後の流行りお菓子で満足すると思うか!?あーもうおしまいじゃん!どうにでもなれじゃん!
博物館責任者は前日までやけ酒をし続けた。博物館の存亡を掛けた一大プロジェクトだったのだ。
もう俺も終わりだと永遠と繰り返しては飲んでいた。
そのとき博物館から電話がかかってきた?
あぁ?なんだよお前ら!いいよな、お前らは。いいよお前らの分も俺が被ってやるから。その代わり俺が路上にいたら酒くらい、
ちょっと待ってください。
タイムマシーンが戻ってきたんです!あいつと一緒に。
え?
わたしは交通に関するあらゆる法律を破り散らかして飛ばした。
博物館に着くと、あいつがみんなにヘコヘコ頭を下げていた。あいつの背中にはタイムマシーンがあった!
俺は安堵でいっぱいだったし正直あいつを抱きしめたかったが、威厳というのがあるので毅然とした態度で問いただした。
何をしていた?
迷惑かけてすみません、手紙くらい残せば良かったです。なにせ焦っていたもので、、すみません。
で、何しに行ったんだよ。
過去に戻って時間玉手箱取り戻してきました。だとしても取り返しただけであって最初から何かが増えた訳では無いと思いまして、迷惑かけておいて手ぶらじゃ帰れんと思ったもんですから、未来に飛んでこの博物館にいき、未来のあなたと交渉してクロノストーンを頂戴しました。あなたは君のおかげで今の私がいる、ぜひ持って言ってくれとか言って快く下さいました。
そう言うと奴は時間玉手箱とクロノストーンを差し出した。
わたしは思いっきり抱きしめた。
これは余談だが、管理役は未来の俺から俺宛に数十万を貰っていた。私は君へのお礼だろうといって受け取らなかったが、あとから来た警察に罰金として徴収された。
『第一世代のタイムマシーンが発売されて以降、様々なタイムマシーンが発売されてきましたが、ここで流行のタイムマシーンを見てみましょう!』
街頭ビジョンにニュースが流れ始めた。
女性アナウンサーのハツラツとした前置きの後、画面いっぱいに流行りのタイムマシーンが映し出される。丸いたまご型、持ち歩きできる鞄型、操作が簡単なスマホ型……色も形も様々で、タイムマシーンが普及していることがよく分かる。
「そんな時代になるのか……」
つい口に出してしまい、周りを見る。幸い、誰かに聞かれてはいないようだった。みんな、街頭ビジョンに夢中らしい。
『今やタイムマシーンは我々の生活にかかせない存在です! 流行りのタイムマシーンをおさえて、貴方も時間旅行を楽しみましょう!』
女性アナウンサーが言い切った後、画面が切り替わる。
赤い字がズラリと並ぶ。
『時間旅行に関する法律、第三十一条により十年以上先の未来へ時間旅行することは禁じられております。タイムマシーンをご利用の際はご注意ください』
ぎくり。俺は慌ててその場を走り去る。
大丈夫だ。俺が十五年前からここへ飛んできたことを、この世界の人間は知らない。きっと、バレやしない。
乗ってきたタイムマシーンが隠されている場所へ向かう。十五年前に俺の家があった場所。この世界では、廃墟になっている場所。そこは誰も知らないはずだった。
「……誰だ?」
蔦だらけの家の前に、男がいた。人懐こい笑みを浮かべて、一歩また一歩と俺に近寄ってくる。
「近寄るな!」
「酷いなぁ。第一世代のタイムマシーンでここまで来るの、大変だっただろうから労おうと思ったのに」
「……なんで……知って……」
「あれ、分からない? 俺だよ、俺」
俺、と自分の顔を指す。見覚えがない。
思考する間にも、男はどんどん近付いてくる。
「あー、こう言った方がいい? 俺は政府の人間であり、君である、って」
「は?」
ピタリ。男は俺を見下ろす位置で足を止めた。
「第三十一条違反により、対象者の記憶消去、および強制送還を行います」
先程、街頭ビジョンに映っていた鞄型のタイムマシーンが取り出される。
世界がぎゅるんと反転して、めちゃくちゃに混ぜ合わされていく中で、俺だと名乗った男が手を振っていた。
【タイムマシーン】
coming soon !
ドラえもんのタイムマシン。のび太くんの机の引き出しが出入り口。はて、あのタイムマシンで行く先は、同一時間ラインの未来や過去なんだろうか?
ドラゴンボールのブルマの未来は複数のパターンがあるように描かれていた。苦労を重ね、息子を過去へ送り出したブルマと、夫ベジータとめっちゃ良い関係でいる幸福なブルマ。
ターミネーターもタイムマシンみたいなのがあって、それが物語を複雑にしていた。ゲーム「エルシャダイ」なんて何回も時間を巻き戻してコンティニュー。大丈夫だ問題ない。略して大問題。
実際問題として、時間経過感覚は戻らないし、簡単に戻るなんてイヤだ。想像してごらんなさい、悪酔いして吐いたものが戻ったり、トイレでスッキリしたのに戻るとか、頭痛をやっとやり過ごして安らいでいるのにまた戻るとか、はっきり言って悪夢だ。
だいたい、いろいろと「良さげな部分」だけが注目されていることと、「イメージ的に忌避する部分」だけが注目されていることと、何かにつけて偏りを感じるのは私だけじゃ、ない、はず…。
そういう部分が取り沙汰されるとき、大抵、「自分たちは生きもの」という事実が置き去りにされている気がする。私達は皆、身体という物理的対応物に感覚フィードバックを得ているのだ。「記憶は何のためにあるの?」というよい子のギモンには、名だたる大師たちがしれっと答えを落としてくれているから、それを参照するのが良い。
タイムマシンがなくても、跳ぶべきハードルは何処にも逃げたりしない。よき思い出は思い出だから心を支えるものになる。大丈夫だ問題ない。本当に。