『タイムマシーン』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
てんかんの発作を起こしたナゲットに
山椒の実を
振りかけてみる
2003年5月23日に戻ってみたい
人生で初めてを
また体感してみたい
誰か作ってくれないか
また恋が燃え盛るタイムマシンを
テーマ:『タイムマシーン』
僕のじいちゃんは大陸一の発明家だ。
どこの家もじいちゃんが発明した機械がおいてあるし、どこの国もじいちゃんが発明した武器や施設を必ずもっている。
1000年にひとりの天才と言われるじいちゃんだけど、ずっと昔に開発を始めて未だに完成しないものがあるらしい。
しかもそれが何なのか誰一人として知らないのだ。孫である僕も知らない。
じいちゃんは小さな島で独り発明に勤しんでいる。別に人と縁を切りたいわけじゃなく、じいちゃんが扱うものの中には危ないものもあるから誰も傷つかないようにそうしているだけ。
現に今、一段落したから遊びにおいでという手紙が僕に届いている。
僕は久しぶりにじいちゃんの所にやってきた。
海で囲まれた小さな孤島。その真ん中に建つのは仰々しい鉄の塔。太い配線がむき出しで、至る所で電灯が瞬いている。塔のてっぺんには巨大な球体が、ぼうっと青い輝きを放っている。
じいちゃんはいつもこの塔の中にいる。じいちゃんの家だと思っていたのだが、訪れるたびに大きくなっていく様子を見るにこれも発明品のひとつなのだろう。昔はもう少し小さかった。
「じいちゃーん。遊びに来たー」
塔の中はゴチャゴチャしている。
なんだか分からない機械やいろんな形の工具に設計図と思われる大きな紙がそこら中にあり、すでに足の踏み場がない床にはいくつもの配線が走っている。
どうにか奥ヘ進んでいくとじいちゃんを見つけた。
白い頭髪に黒い瞳。年を感じさせない逞しい身体をボロボロのつなぎで包んでいる。
じいちゃんもこちらに気づいたようだ。
「やあ。よく来た」
早速、どんな発明ができたのかと訊ねてみる。するとじいちゃんは頭を掻きながら言った。
「実はな、もう発明は終わりにしようと思うんだ」
そう言うと古い紙切れを僕に差し出した。設計図だ。
何が書いてあるかさっぱり分からないが、周りに散乱している他の設計図と比べてとても精密で複雑なものであることは確かだ。
「私は、それをつくるために今までやってきたんだ」
古い設計図にその名前が書かれている。
じいちゃんがつくろうとしたもの。それは―――
「タイムマシーン……」
時空を操ることができる夢の機械。
作り話のなかでしか登場しないものだと思っていたのだが、じいちゃんはそれを現実のものにしようとしていたのだ。
しかし―――
「無駄だった。できるはずがなかったんだ」
じいちゃんらしくなかった。弱音を吐くことなんてただの一度もなかったのに、やると決めたら完成するまで諦めなかったのに。
じいちゃんは今までにいくつもの夢の機械を発明してきた。馬なしで動く鉄の馬車や、鳥を模した人が空を飛べる機械など、みんなが不可能と言ったものを諦めずに発明してきた。
どうして諦めてしまうのか訊ねると、少し間をおいてじいちゃんは言った。
「そもそも、時間なんてものは存在しないんだ」
じいちゃん曰く、電気や光は物理的な性質があるのに対し、時間にはそれがないのだという。
時間の正体は、時の流れを感じたという人間の認識によるものだと。
僕にはよくわからないけど、とにかく時間を思い通りに動かすことが物理的に無理なのだそうだ。
じいちゃんはこのタイムマシーンをつくるために50年近く研究をしてきたのだそう。しかも、本当は時間が存在しないものだということはかなり前からわかっていていたらしい。
それでもじいちゃんは諦めなかった。
研究費用を得るために他の発明品を生み出して研究を続けていたのだ。全てはこのタイムマシーンのために。
改めて設計図に目を落とすと、完成予定のその姿は塔のように長いシルエットにてっぺんには特徴的な丸いものがある。それには見覚えがあった。
僕たちが今いるこれが、タイムマシーンなのだ。
じいちゃんは上を見上げ、こう言い続けた。
「潮時なんだ。私はもう若くない」
1000年に一度の天才も、時の流れには逆らえなかった。
「私は50年間この機械に囚われ続けていた。それももう終わりにしたいのだ」
時空を操ることができる夢の機械。
それは、人を夢の中に囚える鉄の檻となっていた。
僕は、じいちゃんの手を引き外ヘ連れ出した。
一緒にいろんなことをして遊びたい。
一緒にいろんな所ヘ行きたい。
そう言うと、じいちゃんは嬉しそうな顔をしてくれた。
背後には、誰もいなくなった鉄の塔が陽射しを反射して、地平線に光を伸ばしていた。
もしも、過去に戻れたら、俺はおまえに会わない世界を選びたい。
「でも、きっとおまえのことだから何度過去に遡っても俺に向かって手を伸ばしてくるんだろうな」
彼がどういう意図でそんな話をしてくるのか僕には分からない。ただ、息を吐くのも苦しそうな顔をして、自身を嘲るように笑っている。
「僕は✕✕✕に出逢えて良かったよ」
心からの本心だった。それに、彼は僕が手を伸ばしてくると言っているけれど、手を伸ばしてくれたのは彼のほうだ。
なんの説明もなく異世界に落とされ、女じゃないという理由で国を追い出された僕を掬い上げてくれたのは彼のほうだ。
_タイムマシーン_
全身から、じんわりと力が抜けていく
腹部から血が滲み出て、後輩の泣きそうな面が見えた。
身体が、猛烈に熱く感じたり
その後は…体温が下がっていくだけ。
「________先輩_」
えーっと…最期に残るのって聴覚?だっけ…最期って、こんなんなの?…なんか、もう少し生きたかったけど…
もし、-タイムマシン-
そんなものがあったら…少しは…
…なんて、最後の学園生活…
選り取り緑だったな、お前とも会えた
「タイムマシーン」なんて、無くても…
じゃあな、後輩。
精一杯、絞り出した言葉を…最期に
意識はプツリと切れた
タイムマシーン
あの頃に戻れたら……
あの時、別の選択をしていたら……
タイムマシーンがあって、過去に戻れるとしたら、やり直したい瞬間は沢山あるけれど、きっとそこでした選択にも僕は悩むんだろうな
タイムマシン
タイムマシンの定義を「時間旅行を可能にする機械、または機能」としたとき、次に必要になる定義は「時間旅行」についてだ。
ヒト(知能強化霊長類とかサイボーグクジラや高性能人工知能などもここでは含めている)は〈時間〉を不可逆なものとしているが、その原因はヒトがヒト的思考――時間の〈流れ〉に沿った一方向に向けて進行する機能――を前提として生きているからであり、言いかえれば〈時間〉は必ずしも一定の方向へ流れることが確定しているわけではない。
我々ヒトが生きるために〈未来〉と〈現在〉と〈過去〉を決めざるを得なかっただけで、〈時間〉そのものは不可逆なものではないのだ。
「それで?」とおれは言う。「肝心のタイムマシンはどうする。ヒト的思考とやらをおれたちが捨てられない限り、時間旅行は無理だと言いたいのか」
「いいや、時間旅行は可能だ」
昼食代わりの液体寿司をジュルジュルやりながら藤原が答えた。
藤原とは学生のときからの腐れ縁で、人手が足りないときやめんどうな問題が発生しそうなときは必ずおれを呼びつけてくる。他人からは信頼されているのだろう、という無責任な言葉をかけてもらえるが、おれとしては迷惑極まりない。
「ようするにヒト的思考、おれたちの思考、広義の意識が時間の流れを一方向にしか捉えられないのが問題であって、思考が時間の順序から解き放たれれば時間旅行は可能だと言えるんだ」
「それは……ただの妄想や幻覚となにが違う。証拠があってこその時間旅行じゃないか」
「物理的な旅行だって体験していない者からすれば幻覚と同じだ。絵はがきだってどこからでも送れるんだ。そうだろう」
「詭弁だ」
「考えてもみろよ、物理的な時間旅行はリスクが多すぎる。リソースも必要だし、個人の頭だけで時間旅行ができるってんなら社会に迷惑もおよびにくい。安全で楽しい時間旅行が成立すれば稼げるかもしれない」
巷で流行っているフルダイブ式の仮想体験と同じじゃないか、とおれは思うのだが、藤原を自称・時間旅行から諦めさせるだけの気力はない。おれは大人しく従う。
「で、おれはなにをすればいい?」
「なにもしなくていい、というより、おれ自身が時間旅行をする。それを第三者として観測してくれればいい。泡を吹いて倒れたりとか、けいれんしたら助けてくれ」
「わかった。いまから救急に連絡しておく」
「ちょっとそりや早いな。まあいいさ、成功してからごめんなさいさえ言ってくれればな。見てろよ」
藤原がケーブルをつなげた薄いジェルシートをうなじに貼りつける。それから古いデスクトップ型のパーソナルコンピュータみたいな機器の電源を入れた。見かけとは異なり、機器は素早く起動すると正体不明のライトをチカチカやり、その点滅具合に藤原はにやりと笑った。
特に合図もなく藤原は右手に握っていた端末をタップすると、気持ち悪い笑みを浮かべたままぶっ倒れた。鈍い音はしたが目立った外傷はない。おれは勝手に用意したコーヒーとビスケットをおやつに食べながら、自分の端末で暇を潰す。
一時間ほど経つと藤原は身を起こした。
「おう、どうだった」
「清水、飯はまだか」
タイムマシン完成はどうも遠いようだ、とおれは結論づけた。
タイムマシーン
君はタイムマシーンがあったら過去と未来どっちに行きたい?
なんだよ唐突に
気になったから聞いてみようと思って
僕は過去かな
なんで過去?
昔飼ってた犬に会いたいからね
そうなんだいいねそれ
お前は?
私? 私は未来かな
なんで未来?
私は過去を振り返らない主義なんだ
…なるほど
【タイムマシーン】
本当に作れる人がいて、
本当に行って、戻って来られるなら、
考えてみたけれど
あの時
あの時
あの時……
私は欲張りだから、一番を決められない
あの人
あの人も……
会いたい人も、絞られない
私には、向いていない乗り物のようだ
タイムマシーンに乗って
私は過去へ行こうか、未来へ行こうかと考える。
もし過去に行くとしたら、どの時間のどの場所に行こうか?
そう自分に問いかけた時、割とすぐに答えがやってきた。
変えたい過去はないけど、今はもう会うことのできないお父さんや叔母や友達
もう亡くなってしまった大切な人と過ごせる時間を
嬉し気持ちで、楽しい気持ちで、優しい気持ちで
もっともっと味わいたい。
だから、過去に行くとしたら
私の大切な亡くなった人が生きている場面に行くだろう。
もし未来に行くとしたら、どの時間のどの場所に行こうか?
その答えはなかなかやってこない。
見たい未来が思い浮かばない私は、今が何よりも大切だなと気づいた。
大切な人と過ごす大切な時間を
嬉しい気持ちで、楽しい気持ちで、優しい気持ちで
その一瞬一瞬を丁寧に味わい生きていく。
今の自分の人生を変えたいとは思わない
それぞれのタイミングで、
できる範囲で精一杯考え選択してきた結果が今だと思うから
タイムマシンでやり直すなんて考えもしない
でも、伝えるべきことを伝えられなかったことはたくさんある
タイムマシンがあるなら
あの人にお礼を言いたい
あの人には謝罪したい
あの人にほんとうは傷ついていたと教えたい
あの人にはあなたがいて幸せだったと伝えたい
人生は大きく変わらなかったかもしれないけど、
大事なことを伝えられる自分でありたかったな
もしもタイムマシーンがあって
過去を変えられても
君に会いたいから
それほど人生は変わらないとおもうよ
タイムマシーン
Back to the future
タイムマシーンと言っていいものかわからないが‥
高校時代映画部だった私は、SFはあまり好きではなかった。
しかし、映画部の新入生歓迎会で、皆でスターウォーズを見に行くことが決まり
渋々見に行った
映画部はあの頃ただで映画が見れたのだ!すごい事だ!
そしてこれをきっかけにSFというものが好きになる、なんとも単純な奴
そして、小説の筒井康隆や、読みやすい星新一など、簡単なSF小説にもハマり、
書くこともする様になった、
授業中、友人と短編を書きまくり、お互いに読み合う、くすくす笑う作品や、ゾクゾクする様な作品を、ノートの端にギッシリ書き留めた
自分の作品はあまり覚えていないが、私の友人は絵も上手く、才能に長けていた様に思う
もし今デロリアンがあったら、あの頃のノートを写真で撮りに行きたい
丘に穏やかな風が吹く。まばら雲が形を変えながら、空の上を流れていく。
澄み切った朝の空気。冷たさの中に、春の香りを感じながら、私はある人の姿を探していた。
私は今歩いてきた道に後悔なんてない。
そう思っていた。
だけど知らない間に
私は世界から嫌われていたんだ。
知らない誰かが私を締め付ける。
苦しい、、誰か、たすけてっ、
そう思った時、私の目の前に一人の男性が立った。
彼が私のことを抱きしめると
私は過去の自分になっていた。
もう一度やり直そう。タイムマシーン。
タイムマシーンに乗ってどこまで行こうか。
選択を間違えてしまったあの時か。
見なかったことにしたあの時か。
助けてほしいと願ったあの時か。
それとも自分が産まれたことを無かったことにするために過去に行こうか。
嗚呼、あの時の2人はこんな顔をしてたんだ。
嗚呼、あの時の2人はあんなに嬉しそうにしていたんだ。
泣いてた。笑ってた。
嗚呼 私は これほど 望まれていたのか。
タイムマシーンに乗って見てきた。
選択を間違えてしまったけど。
見なかったことにしてしまったけど。
助けはなかったけど。
これが 私 なんだなぁ。
もうタイムマシーンは必要なさそうだ。
アルバムを開けば、あの頃へトリップ
家族みんなで並んで撮った、貴重な一枚
タイムカプセルを掘り起こせば、あの頃へトリップ
未来の自分に宛てた手紙は、予言通りかな?
卒業文集をめくれば、あの頃へトリップ
クラスメイト達は、いまどうしてるだろう
部屋の奥にあったカセットテープを再生したら、あの頃へトリップ
仲間とドライブした時によく聴いてたな
街での偶然の再会は、あの頃へトリップ
昔はここで、よく一緒に歩いたっけ
タイムマシンは、思い出の片隅に埋もれている
見つけたら、またあの頃へトリップ
お題:タイムマシーン
ピンポーン。
インターホンの音が響く。
よく冷え込んだ12月の早朝、僕はいつもの木造アパートの一室の前に立っていた。
ほどなくてして玄関が開き、彼女が顔を出す。
「おはよ。来てくれてありがとう。」
「……別に。大丈夫。」
あがって。と言われたので素直にリビングへ歩き出す。
僕がくるまでに用意してくれたのか、コーヒーのいい香りが漂っていた。
「それで、なんでこんな朝早くに呼び出したの?」
問いかけると、彼女は明後日の方向を見ながらああ。と呟き
「パソコン。なんか動かなくなっちゃって。でもさっき再起動したら治った。」
「……。」
なら僕がくる意味はなかったじゃないか。
朝ごはんを食べてない空きっ腹も相まっていい気分じゃなかった。
彼女は時折こういった形で僕を振り回す。
付き合いたての頃は何度も意味のないお遣いを頼まれたものだ。
思い出すだけで腹が立ってきた。
「ごめん、機嫌なおしてよ。ほら、コーヒー。好きでしょ?」
「……。」
僕は無言でそれを飲む。
何も摂取してない胃は、刺激物でもそれなりに喜んでくれたようだ。
なんだかんだで好みは把握されてるなぁ。
カップの上の水面を見つめながらぼんやりと考える。
思えば貰ったプレゼントの類で外れたことがない。
そのタイミングで的確に僕の欲しいものをくれるのだ。
「欲しいもの話とかそんなにしてたっけ?」
「ん?なに?」
「あ、いやさ。僕そんなにこれが欲しいとか、あれが欲しいとかいってたっけ?と思って。」
彼女はポカンとした顔をした後、少し笑って言った。
「祐介がわかりやすいだけだよ。」
それからは2人でぼんやりとテレビを見ていた。
ニュースでは物騒な事件や事故が他人事のように流れていく。
テレビの中の出来事はそれだけで自分には関係のない、遠い出来事のように思えてしまう。
そんな中、傷害事件のニュースが流れてきた。
刃物を持った男が人を刺しただとかなんだとか。
そういえば彼女と出会ったあの日も、家の近くの公園で傷害事件が起きてたっけ。
「なぁ、初めて会った時のこと覚えてる?」
「もちろん。」
誇らしげに口の端を歪める彼女。
「実はその日傷害事件があったんだ。家近くの公園でさ。ちょっと怖かったの覚えてる。」
話終え彼女の方を向くと、彼女はテレビに視線を戻していた。
そしてそっけなさそうに
「ふーん。」
と返事をした。
まあ自分とは関係のない事件のことだ。
興味もないよな。
僕もなんで思い出したかわからないくらいだし。
でも彼女はよく事件絡みのニュースをピックアップして見ていることを知っていただけに、少し残念だった。
2杯目は流石に自分で入れるか。と思い、カップを持って席をたったその時だった。
臨時ニュースのテロップと共にアナウンサーが台本を読み始めた。
画面が変わる。
見ると市街地の一部分だけが崩壊しているようだった。
「悲惨だなこれ……」
惨状を見ながらコーヒーをいれ、席に戻る。
と、さっきまでぼんやり見ていた瓦礫の山から目を離せなくなった。
心臓が何かに鷲掴みにされたような感覚が襲う。脂汗が止まらなかった。
「……ここ、僕の……」
僕の住む一人暮らしのアパート。
その周辺を含めた一帯がテレビには映し出されていたのだ。
呆けていた僕のそばで聞き慣れた声が聞こえた。
「あら、ここ祐介の家だよね?」
ばっと振り返ると彼女がこちらを見ていた。
その顔には驚きというより安堵の表情が見られた。
「家潰れちゃったなら、しばらくここに泊まってく?」
少し微笑みながら、困ったような表情で彼女はそう言った。
タイムマシーン
あの頃に戻りたかった……
例えば、元々不登校になった子が、
タイムマシーンで過去に戻り、不登校にならなかった
人生となる。
過去が変わるから、未来も変化する。
出会う人も環境も変わるし、価値観も変わってしまう
''不登校''だからこそ、色々と気づくこともたくさん
あると思う。
私はタイムマシーンを使いたくないかな…
どっちと付き合ってるかな?結婚してるかな?
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