『スリル』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
スリル
俺は毎朝 通勤ラッシュのとある乗り換え駅の構内をそそくさと人の流れに呑み込まれながら急ぐ必要も無いのに早足で歩く中 いつも同じ金融会社のサイネージの辺りで擦れ違う とってもきれーなお姉さんとほんの一瞬互いの視線が交錯する!
・・・毎日!!
たまに行き交う人に重なって見えずに通り過ぎてしまう日も有るものの ほぼ毎日だ。
俺の方は彼女の姿を探して、その姿を認めるやいなや視線ロックオンで進んで行くが、彼女は真っ直ぐに前を向いて歩いているのに、俺とすれ違う一瞬にほんのわずかに顔をこちらに向け、ほぼ横目に近い視線で絶妙な、コンマ何秒かの視線交錯を成し遂げてくれる!
毎日俺のハートはこの一瞬に彼女に擦り取られるのだ。
次のホームへと急ぐバラバラの群衆の中から視野だけで俺を捉え常にミス無く俺の視線をハートごとかっさらって行くあの鋭いテクは何だろう?!
あぁ明日もまた彼女はいつもの金融会社のサイネージの前辺りで俺のしせんとハートを
スリル気だろうな。
〜スリル〜
スリルを求めて冒険に出よう
ワクワク、ドキドキが大好きだ
変化って怖いけど
実はどこかで変化したいから
変化が怖いんじゃないかな
人生なんとかなるから
たいで進めていこう!
冒険したい!
楽しみたい!
はしゃぎたい!
きっと人生も豊かになるよね
自分らしく生きていたい
皆に見られている。
否、見られていると言うより、自分の一挙手一投足を注目していると言えば良いのか何なのか。
決して自分自身を見ているという訳ではないのに、緊張でチョークを持つ指が震える。
普段より声も中々出せない、口を開けば意味の無い言葉がまろびでそうになる。
しかし授業は続く、教師である自分が主導しなければならないのに。
そのとき一段と動きが激しくなる例の、アレ。
もう立っていられない、思わずその場にしゃがみこむ。
分かりやすくざわつく生徒達。当たり前だ。こんな醜態を晒すなんて、嗚呼情けない。
そのとき一人の生徒がゆらり手を挙げた。
「先生、ご気分が悪いンですネ?僕が保健室に連れて行きましょう」
こうさせた張本人なのに、生徒はあくまでも涼しい顔して宣う。他の生徒達も心配そうに見つめる中、この一見親切そうな申し出を断る訳にはいかなかった。
何とか黒板に自習という文字だけ書く。
それじゃ先生、行きましょうかと差し出された手を渋々握る。
これは悪魔の申し出なのに情けない。でもこれ以上他の生徒たちの前でマトモな顔も出来そうにない。
分かりやすく口角が上がった悪魔の顔を、その時気付くことができなかった。
"スリル"
そんなものは大嫌い
スリルを楽しみたいから?
スリルを味わいたいから?
そんな興味本位の人間の行動で
"1人の命が奪われた"
彼女が亡くなった日…
すぐに彼らに聞いた
どうして、こんなことをしていたのか
「僕たちはスリルを味わいたくて、、、」
お腹の底から怒りが湧いてきた
ふざけるなよ、そんなことのためにここへ来て
彼女の命を奪ったのか?
ふざけんなよ…!!
彼女は、もう、戻ってこないのに…、
リスに出会ってルルルルル〜♫(・∀・)!!
住宅街にて。
でも、悪さするから嫌だって知人は言っていた。
(# ゚Д゚)⚓️
スリルも振りまくのか…悪いリスちゃんめ…🐿️
スリル、無縁の人生だったかもしれない。できるだけ、安全な道を選びたいタイプだった。一歩踏み出せば、全く違う世界が見えるのかもしれない。
テーマ【スリル】
いつもと違う時間に起きる
いつもと違う時間に出勤する
いつもと違う予定がある
どれも私にとってはスリルがあって、緊張する
スリルを楽しめたらいいけど、過緊張で中々眠れなかったりするので、困ったもんだʅ( ๑・᷄֊・᷅๑)ʃ
「先輩、吊り橋効果って知ってますか?」
きゅるん、と表現するらしいあざとい目つきを向けられる。分かる、分かるよ。今日も文句なしに可愛い。俺が独り占めするのがもったいないくらいに。
「あれだろ?スリルで感じてるドキドキを、相手へのドキドキと勘違いしちゃうってやつ」
めんどくささを演出しつつ、俺はきちんと解答する。きゅるんを維持したまま小刻みに頷く小顔の彼女は、疑う余地もないほど可憐で可愛い。
「先輩、」
「嫌だ」
途中で遮った誘いの言葉。テーマパークに連れて行こうとでもしているんだろうか。
「えぇー、なんでですかー?」
言われる前から寸分違わず予想していたリアクション。予想できる自分もなかなか怖い。
「勘違いだろ?本物じゃないんだろ?」
呆れた口調で突き放すように言うと、彼女も不服そうな顔を作った。まるで俺達、台本のない寸劇をしてるみたいだ。
「きっかけ作りなんだから、最初は勘違いでいいんですぅ」
「今さらきっかけとか……」
この1ヶ月近く、登校から下校まで、休み時間ももれなくストーキングしておいて、よく言えたもんだ。おかげで毎日怖くて仕方ない。
「あ、先輩、帰るんですか?」
カバンを手に取った途端、彼女ははじかれたように立ち上がった。どうせ付いてくるだろうと思っているけど、一応、拒む様子は見せておかないと。
「バイバイ。気をつけて帰れよ」
「えぇ~!置いてかないでください!」
俺の歩調に合わせて急ぎ足になりながら、彼女は一生懸命に付いて歩く。親ガモの後に続く子ガモみたいだ。
本来なら会話なんか弾むわけもないけど、1ヶ月も付きまとわれたせいかそれなりに2人のペースが噛み合ってしまった部分はあって、傍から見れば俺様彼氏とあざと女子の組み合わせで自然に映るかもしれない。それに、たまには2人で笑ってしまうこともある。怖すぎる。
「じゃあな。明日は来んなよ。絶対、来んなよ」
俺のマンションの前で念を押す。姉ちゃんに目撃されて以来、家族の中で俺には可愛い彼女がいることになってしまった。否定すればするほど肯定に取られるという恐ろしい現象。だから、怖いって。
「来ます!絶対、来ます!」
両手を胸の前で握り合わせ、興奮した犬みたいに俺を見上げる彼女。入学してから何人、魔の手に引っ掛けたんだよ。積み上がってく経歴の中に自分も挟まれると分かってて、突っ込んでく男も男だけど。
「じゃ」
背中を向けてマンションの入口のロックを解除する。ここを突破してきたことはない。俺が中には入ってしまえばおとなしく帰っていく。
「はぁ……」
エレベーターに乗ると自然にため息が漏れた。
ガチで困ったもんだ。明日のことを考えると怖くて仕方ない。明日、マンションを出て、彼女がいなかったら。彼女の強い愛情表現を受ける度、俺は怖くて仕方なくなる。喪失の怖さ。彼女の中で過去の1人に積み上げられる怖さ。
俺の分析では、なびくまでがゲームなんだ。自分のものになったら飽きてしまう。だから、これが最良の方法だと信じつつ、恐怖心は常に抱いている。スリル満点のドキドキは毎日感じてるんだから、吊り橋なんか渡らなくたって大丈夫だ。
彼女は気づいてないだろうけど、彼女の入学直後、人気のない公園で見かけたことがある。きゅるんとしてない自然な表情に俺は一瞬で惹かれた。ベンチに座る姿勢も余計な力が抜けていて、それから彼女が校内で発揮していく悪女っぷりとは、かけ離れた姿だった。
あれを引き出せない限り、俺じゃダメなんだろうと分かってる。始まったら終わりが見えるレースに参加するのは嫌だ。
明日、来るかな、あいつ……。
考えるとゾッとする。いっそ息の根を止めてほしいような、やっぱり嘘でも一緒にいたいような。万が一、俺が本物になれる可能性……ないんだろうな、今のところ。
いますように……。そして、できれば明日こそ。
希望を失わなければ、あながちスリルも悪くないかもしれない。とんでもなく可愛い彼女の顔を思い浮かべながら、俺は明日に向けて気合いを入れた。
《スリル》
歩道橋から、あえて下の道路を見る。
もっと体を乗り出せば落ちてしまう。地面にぶつかって、車に轢かれて。
そんなことを思い、妙にドキドキした中学生のころ。
スリルだったが、恐ろしいのも確か。
仲の良い友だちに話すと、「気が弱い」と笑われた。
釈然としなかった。
自分がおかしいのかなと悩み始めたきっかけだ。
でも、大人になってわかった。人は自分を基準にして話しているにすぎない。友だちの意見は、けっして、客観的で普遍的なものではないのだ。
だから、わたしは、何を言われても大丈夫。
スリルがないと楽しくないと言う。
たくさんのスリルがあるとストレスだと言う。
勝手なものだ。
若干官能注意。凍結だけは勘弁してください。
871文字
「映らぬ彼女」
目と鼻の先の距離のオマエは赤子のように頬を紅潮させ、目尻から宝石のような涙を流し、赤く熟れた唇の隙間からは消化液が砂糖水に感じるほどの甘く煮詰めた透明な液体が唇と顎の輪郭をなぞりながら首下に流れてゆく。空いた口からは止まることなく発情した猫のようににゃんにゃんと甲高い鳴き声が僕の脳を刺激する。
婀娜なオマエを見れば見るほどに消耗しない僕の中の劣情が熱を増す。
それに気づくオマエは僕を見つめる。そんなオマエの瞳には僕が映るけど、僕の瞳にはちゃんとオマエが映っているのだろうか。
「そっかぁ、じゃあそろそろお開きだね」
「会計は僕が持つから安心しろ」
「いつもありがとぅ~。すきだよぉ。」
「僕もだよ」
ピーロートークも程々に、愛情あふれる彼女の瞳を逃しはしない。こうして僕のことを心から愛してくれて、信頼してくれる目が堪らなく好きだ。
宵の内に解散するように提案したのは彼女。理由なんてどうでも良くて、浮気していても、僕のことをどうしようもなく信頼と愛情の眼差しをむけてくれるから満足だ。
さぁ、僕も、家族の待つ家に帰ろう。
彼女のいる部屋の扉を閉めたら鞄から銀色のリングを薬指に嵌め込みその場を後にする。
「おかえりなさい。今日もお疲れ様」
「ただいまぁ、疲れたよ。」
笑顔で迎えてくれるオマエが居る。
「ご飯とお風呂、どっちも準備できてるよ」
「ありがとう」
また彼女は頬をりんごのように染め上げる
「最後は私も頂いてね」
愛の籠った眼差しと期待と欲情した目に射止められる。
「いいデザートだ」
腰に手を回していやらしく撫でれば喜ぶように体が反応した。
彼女達の信頼と愛の籠った純粋な眼に背中がゾクゾクする。こんなにも愛してやまない想い人は嘘を重ねて、そいつ自身には微塵も愛なんてないのに。
それでも知らないところで裏切っているという概念が、真実を知った瞬間に輝く瞳が一気に真っ黒に染まる。そうなるかもしれないというスリルが堪らなく愛おしい。
僕はスリルというモノに恋をして愛してる。
お題
スリル
駄文で申し訳ないです。
スリル
マイケル・ジャクソンの
「スリラー」
あれは衝撃だった
音楽と映像の革命だった
未就学児の頃の祭り
田舎の縁日
人混みって妖怪だった
スリとかチカンとか怯えてた
学生時代のデート
ジェットコースター
おばけ屋敷のスリルさえ
見つめ合うドキドキが勝っていた
最強で最悪の
スリルは
死につながる病気だった
両親を見送れば、私の番が来る
スリル
貴方と私は、
夜の帳が降りる時だけの、
密かに結ばれる、仮初めの恋人。
この恋が、
破滅に向かう階段と知りながら、
それでもいいと、胸が囁く。
抗い難い、愚かな甘さ。
貴方には恋人がいると、
知っているのに。
それでも、貴方を求めずにはいられない。
私の心は、静かな毒に染まってゆく。
夜が明ける頃、
貴方は私の腕を抜け出し、
まるで何事もなかったかのように、
美しく儚く微笑む。
「また、会いに来てください。」
甘く囁かれる、その言葉に、
私は幾度も裏切られ、
そして…同じだけ救われてる。
正しさも未来も、関係ない。
私達に許されているのは、
この危うい絆だけ。
だけど。だから。
ただ、この夜を、
ただ、この瞬間を、
命が尽きるほどに、感じたいんだ。
朝の静けさに身を沈め、
名残を抱いて、
私は独り、貴方の部屋を後にする。
このスリルが、私を生かし、
やがて…私を殺すだろう。
それでも、私は、
貴方を求めずにはいられないんだ。
スリル
わたしはスリルというのを知らない
多分お化けとかジェットコースターとか
スリルがあるもの
そんなもの通じない
でも心は寂しい
友達がいないから
本当の自分を出せていないのかも
わたしにとっては
「友達」がいちばんのスリルかもしれない
お化け屋敷、ホラーゲーム。
スリルを味わうのに色々な方法があるという。
でもスリルを味わうためにバカのことをする
人もいることを知ったのは、学生時代。
母がバレるかバレないかのスリルを楽しむために
不倫をしていた。
父は激怒するだろうなと思ったが、なんと父も不倫を
していた事をバラした。
こんな奇妙な夫婦が身近にいるとは思わなかった。
2人がどうするのか私は気にしていたが、
2人は不倫がバレて興が冷めたのか不倫をやめた。
いつもの家庭がそこにはあった。
私はその不快感から成人後、逃げ出したが
いまだに親を見るも不快に感じる。
スリルなんていらないわ
名前も付けられないような
穏やかでありふれた日常が
ただそこにあれと願うばかり
喜びと楽しさで満たされていたいけれど
悲しみや痛みと向き合わないわけにはいかないのなら
丁度良いバランスで どうか訪れてほしい
そうしたら嵐に見舞われても
絶望しないで 光が差すのを辛抱して待てると思うから
幸せは過剰には必要ないわ
溢れてこぼれ落ちたものを慌てて集めたりしなくていい
ただこの両手を満たすほどの
数え切れる幸福に 目を細めていたいの
the thrill
ランドセルを豆腐にしてもバレないんや
一輪車に乗ってみたい!この歳で
乗りこなせはしないだろうけど
#スリル
久々にログインした。なんか億劫で文章も書きたくなくなる長い夏が過ぎだんだん寒くなってきた今日この頃、皆さんいかがお過ごしですか的に文章を書くリハビリ。そしてお久し振りのアプリにログインするというスリル感。
(同じ気持ちを感じるもう1つのアプリはポケカラ(笑)早くお返事を書かねばと思いつつ1ヶ月経ってしまった)
そんなわけでよろしくお願い致します。
テーマ:スリル
手すりに掴まり、電車の揺れに身を任せながら
一人の男がため息をつく。
会社では上司に責められ、家では嫁に冷たくされ、
身も心も限界に達していた。
「やよい駅~ご乗車の際は──」
人がどっと押し寄せ、ぎゅうぎゅう詰めになる。
最寄り駅までの道のりは長い。
ふと、甘い匂いが男の鼻を掠めた。
目の前に立つ女子高生から香るものだ。
そっと太ももを撫でると、
女子高生はわずかに身を震わせる。
期待通りの反応に男はニヤリと口角を上げた。
これが最近のストレス解消法だ。
標的はいつも大人しそうな相手を選ぶ。
おかげで今まで一度も訴えられた事がない。
下手すれば仕事も家庭も失う恐れがあるが、
このスリルがたまらない。
「きさらぎ駅~ご乗車の際は──」
次の駅につくと、女子高生が男の方へと振り返った。
「一緒に降りませんか?」
顔も声も想像以上にかわいい。
断る理由がなかった。
その後、男の姿を見たものは誰もいない。
お題「スリル」