スリル』の作文集

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スリル』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

11/13/2023, 8:11:39 AM

◤誤った行為を◢

人々は在り来りな日常の内にスリルを求める。遊園地や旅行に行って、そのスリルを味わうのは良い。それはこの世界において正常なスリルの感じ方だろう。

そんなものでは足りなくて、もっともっとと手を伸ばす少年少女はスリルの炎に身を投げた。自らの身体が焼けていることにすら気づかないまま。

☆。.:*・゜

ふわふわとした心地に包まれて目を覚ます。自分を抱き留める手がどこにも行っていないことに安堵して、それでもこの後本当の愛を抱きしめに行くのだと思うと心は締め付けられた。涙は出ない。そういう約束だったから。

彼の胸に軽く頭を擦り付けた。私の匂いがついて、それに気づかれて、破局してしまえばいいのにと思った。彼は聡い人だから、そんな私のことも見越して、帰る前に風呂に入って、服を正して、ちゃんとキスマークがつけられていないか確認して、それから帰る。

愛しい妻と子どもが待つ家へ。

行かないで、なんて言えない。それでも、今だけは自分が一番近くにいる女なのだと優越感に浸った。今だけは、好きを心の中にいっぱい注げた。

「好き」

音にならない、口の動きだけの愛を彼へ捧げた。

☆。.:*・゜

何時からスリルが好きだったかと聞かれれば、物心ついた時からと答える。だから、こんな危険な仕事に就いた。

空爆警報が辺りに響く。俺はカメラを片手にシェルターへと逃げ込んだ。身に着けてはいるがどうにも心許ない防弾チョッキとヘルメットが、俺の所属を示していた。テレビ局所属の、紛争地域への特派員。

特派員になると言ったとき、親には辞めろと泣きつかれ、友だちには正気かという目で見られた。自分の精神が、一般と比べて異端に当たるのは分かっている。それでもこの仕事がしたかった。

すぐ先、目に見えるところに着弾する。必死に走っていなければ当たっていただろう。胸の高鳴りは緊張と恐怖だ。ここに来てから辞めたいという思いばかりで、なって良かったことというのは取り立てて思いつかない。それでも、この選択を間違っていたとも思わない。

右腕を見る。そこには血濡れの腕があった。たぶん、どこかで誰かの血が付着したのだと思う。手を握りしめて、直後に話を聞きに行くことにした。自分の後ろにうずたかく積まれた遺体を見ぬふりしながら。


テーマ:スリル

11/13/2023, 8:03:31 AM

【スリル】11月13日

僕は今日4度目の自殺に挑戦する。なぜ4度目まできたかというと、

1度目は、予定していた日に母に止められ家を出れず、
2度目は、学校の昼放課に行こうとしたら弁当に珍しく誘われてしまい、
3度目は、誰かに背中を押された拍子に捻挫で足を痛め歩けなくなってしまった。

そのぐらいでやめるぐらいの覚悟かって?
いや違う。自分の思った通りの形で死にたいんだよ。

今日はとうとう屋上の上まできた。やっとこの世界から消えることができるんだ。

「ま、まって、!!」
誰かと思い振り返る。そこには2度目に失敗した原因の、僕を弁当に誘ってきたやつだった。

名前も知らないやつだった。
「誰だよ」
そいつが言う
「なんか最近◯◯君、様子がおかしいなって少し気になってたんだ。クラスの学級委員さ」

学級委員だからって自殺をとめる事までしなくていいと思うんだけどな。そう思っていたら、予想外の言葉がとんだ。

「足、大丈夫? それも僕がやったんだ」

「 、え?」

そんなことするやつだと流石に思えなくて意表をつかれた。背中を押してきたのはこいつだったのか。

僕はたぶんどこかで少し思ってたんだ。誰かが毎回止めてくれるかもしれないって、
承認欲求かなぁ(笑)
完璧に自殺できるのか失敗してしまうのか。そんなスリルがあって、こう、なんか、ヒュってする気持ち、わかる?楽しかったんだ。

でもだからって、その止め方は無いだろう?

#5

11/13/2023, 7:49:28 AM

スリル

「お前、我を騙したな?」

『そんな、滅相もございません』

「貴様は嘘をついている。我の天理眼をもってしては嘘をつく事は許されないぞ」

『…申し訳ございません』

「貴様…いや、我が愛しい妻、グィネヴィアよ」

『はい。魔王様』

「一生をかけて我を愛すと、誓うか?」

『誓います。魔王様』

「魔王ではなく、ルシフェルと呼べ」

『わかりました。ルシフェル』

「…もう、どこにも行くなよ」

『はい』

「次何処かへ行ったら、首を斬り落とすからな」

『はい。気をつけます(あぁ、私の可愛いルシフェル、私を愛しているのね。私も同じ気持ちよルシフェル、愛しているわ。でも、ごめんね。私は天使族であり、この世界を救う大天使なの。天使族と魔人族は関わってはいけない存在、とても残念だけど、ルシフェルと戦わない為にはこの方法しかないの…ごめんね)』

その後、グィネヴィアは大天使の座を降りた。
そして、やがて大天使の座が空席になると、グィネヴィア以外の天使族はルシフェルにより絶滅した。

11/13/2023, 7:40:16 AM

ただ見ていただけだった。スマホのブラウザ上で、調べた記事を。
 本当にそれだけだったんだ。それだっていうのに。

 プツリと電源が落ちた。

 真っ暗になった画面。もう完全に電源が切れている。うんともすんとも言わない。
 えっ、何?
 とりあえず強制再起動だ。電源ボタンを長押し、と。――反応なし。
 さぁっと血の気が引いた。
 いやいや、まだ慌てるような時間じゃない。
 ひとまず充電を繋ぎ直し――充電ランプが光らない……。え? じ、じゃあ、パソコンに繋いでみるのは? 何も認識しない……。――完全に無反応。

 …………終わった。

 スマホが突然死した。
 知っていた。このスマホは突然文鎮化(起動しなくなること)することが割と多いらしいということは。
 でもまさか、それが自分の身に起ころうとは。正常性バイアスというやつだ。自分は大丈夫だと思っていた。
 よりにもよって、このスマホのデータは全て本体に保存されるタイプだった。SDカードを入れられないのだ。そして、その正常性バイアスにより、バックアップすら取っていなかった。
 数日前に「そろそろバックアップ取っておこうかな?」とか思っていたじゃないか。なぜその時に取らなかったんだ。そう今更後悔しても遅い。
 写真や動画や録音したデータも、引継設定していなかったゲームのデータも、全ておじゃんだ。泣いた。

 保証期間も過ぎている。そもそも、サポートに電話して修理に出したところで、間違いなく初期化されて返ってくるだろう。
 それならば、街にあるスマホの修理屋に出した方が、まだ復旧確率が高い。
 そう思い、調べてみて、良さそうな修理屋に電話してみる。
 そしてそのままその足で修理屋に行き、何も言わなくなったスマホを預けてきて、祈りつつ待ってみたが、少なくとも簡単には直らなかったという連絡を貰い、今に至る。辛い。
 でもまだ完全に終わったわけじゃない。これから大掛かりな修理が待っている。時間が掛かっても無事にデータが戻ってくるよう心の底から祈っている。

 ――そういえば。
『書く習慣』というアプリをやっていた。
 あれはどうなるんだ。
 サブのスマホは一応持っている。最低限の機能なら使える。重くなければアプリだって入れても問題ない。だが、あれもそもそもアプリの引継設定をした覚えがない。
 どうやら、GoogleやAppleのアカウントを連携しておくことでデータの引継ぎが簡単にできたらしい。
 遅い。今更後悔しても遅いのだ。
 サブのスマホに『書く習慣』アプリをインストールした。最近♡数もかなり上昇してきたというのに、また1からのスタートだ。
 開くと『スリル』というお題が現れた。
 ……あぁ、たった今、体験してきたよ。スリル満点の体験を。
 いらないんだよ、こんなスリルー!! というか、あースリル感じたーだけで済むといいなぁー! 今のとこスリル感じたーで終わってないんだよ! 単に超不安だよ!

 以上、本当につい最近(昨日)身の回りに起きた体験談でした。
 皆さん、今すぐ設定から引継設定しておきましょうね。
 そしてここからは願望ですが、またお気に入りに入れて♡貰えると嬉しいな……。
 あと無事に復旧するよう祈ってください。お願いします(泣)


『スリル』

11/13/2023, 7:38:20 AM

ほんの出来心だったんだ。  

「どーこ。どーこ。」

俺は布団の向こう側から女の声を聞く度、非日常のスリルを味わいたかった彼女と二人で噂の心霊スポットへ肝試しした事を後悔していた。

ごめんなさい。ごめんなさい。

「……。」

必死に心の中で懺悔する俺の願いが届いたのか、女の声が近くでやんだ。良かった助かったようだ。
ホッと胸をなでおろすと、ふと視界が少し月明かりで明るくなった。

「みいーつけた。」

「あ、あ、本…当においていってごめんなさい。」


《スリル》

11/13/2023, 7:37:47 AM

スリルを感じるものが苦手だ。
ジェットコースター、高所、スリラー映画、怪談話にホラースポット。
結婚は、どうだろう。おぞましい二文字から目をそらして逃げ続けている。トラウマがあれば結婚などできないよ。そして相手も居なくなった。
でも、結婚して二人でこれらのスリルを体験したら、とっても楽しいことだろうな。

11/13/2023, 7:35:46 AM

それは例えば
鳥がたくさん留まっている電線の下を
早急に走り抜けていくときのような

それは例えば
蜘蛛の巣が張っていそうな路地の中を
慎重にすり抜けていくときのような

それは例えば
昨日の雨が溜まる大きな水溜りの上を
爽快に駆け抜けていくときのような


そしてそれは
彼が何より大切にしていた宝ものを
うっかりを装い焼いたときのような

そんなスリル

11/13/2023, 7:16:39 AM

あ〜たまんない!!

未知の食べ物を食べる瞬間。

生きるか死ぬか、

神のみぞ知る。

ずっとずっと色んな食物を食べてきたけど……

私はまだ生きている。

その食べ物を食べている人も見かける。

私のために、

みんなのためにも喰らい尽くす。

この世の全てのも物を。

〜スリル〜

11/13/2023, 7:10:06 AM

ふと見上げたら天井にゴキブリ、今テレビめっちゃいいとこなんだよ、ヤベェwww
(スリル)

11/13/2023, 7:09:49 AM

慣性



安楽と絶望の狭間でバランスを取ろうとする

しかしその状態はすでに

次の絶望へと傾きつつあるドミノ

ヤジロベエではない



※スリル

11/13/2023, 6:18:24 AM

数センチのドアの隙間。そこから音もなく身を滑らせ脱出する。これくらいは造作もない。出た先の廊下は薄暗くて人の気配も無かった。俺の他には近くには誰も居ない。少し埃っぽいから地面は歩かない。それに、何か危険なものが落ちているかもしれない。窓の縁に飛び乗って、そこを伝いながら出口を目指す。ゆっくりと進むより一気に駆け抜けるほうが時短だし確実に進める。姿勢を低くしてタイミングを測ろうとしていたその時、まさかの背後の扉が開いた。
――ヤバい、見つかる。
分かってはいたけどどこにも隠れる場所なんてなかった。となれば、この場から逃げ出すしかない。だが、相手の動きのほうが俺よりコンマ数秒早かった。身体を羽交い締めにされる。相手のほうがリーチが長いから抜け出すことは容易じゃない。しくじった。もう少し上まで登るべきだった。
「もぉー。だめでしょ、イタズラしちゃ。おかーさーん、またポンちゃん逃げようとしてたぁ」
イタズラじゃない。これは脱出だ。だが相手は俺の言い分を聞こうとせず、慣れた手つきで俺を拘束する。
奥の部屋からあらあらダメねー、と呑気な返事が聞こえた。
「逃げちゃだめだよ」
だから逃げるんじゃないっての。ここから脱出して俺を待つ外の世界に行くんだよ。しかし娘は両手で俺の身体を持ち上げる。そして、意味もなくぶらぶら揺らした。おいコラやめろ、引っ掻かれたいのか。
「もーっ、ワンパクな男の子なんだからぁ」
にこりと笑って俺を抱き締める。少しは加減しろ、といつも思う。お前は人形を抱いてる要領で俺を扱うな。もっと繊細なんだぞ、分かるか?毛玉吐くぞここで。
「なぁに?にゃーにゃーにゃー」
煩えな。さっさと離せよ。だが反論しても全く意味がなかった。大人しくさっきまでいたリビングにあっさりと連行されてしまう。
畜生。また、今日も駄目だったか。だが何度だって挑んでやるさ。そのうち3秒であの廊下を走り抜けてみせてやるぜ。とりあえず、今日のところは休戦だ。いいか、今に見てろよ。俺は決してお前なんかに屈しないからな。お前なんかとはじきにオサラバだ。
「ポンちゃん。ミルク飲む?」
……フン、仕方ねぇから貰ってやるよ。おっと、あんまり温めすぎるなよ。猫舌なんだからな。

11/13/2023, 5:54:20 AM

【スリル】

   スリルを遠ざけてきた人生だと思う。できる
   だけ確実で安全な方を選んできた。

   「間違っても、失敗してもいいから」って
   言うけど、間違えるのも失敗するのも嫌いだ。

   私の中にある小さなプライドなんです。

11/13/2023, 5:52:35 AM

「すーから始まるすっりっる!」
「なに急に」

君がご陽気にわけわからん事言い出すのは、大抵なにか嬉しいことがあった時だ。
その予想は外れていないようで、なんでもなーいと言いつつ顔はにこにこ、楽しげ。
俺は頭をポンポン叩く。

「なにかスリル味わった?」
「はぁ?いつも味わってるっちゅーの」

君はそう言うと俺の耳元にひそひそ。

「みんながいるところでね、まさにぃいまぁこうしてるのがぁ俺にとってスリルっ」
「ほほう」

仕事のツラしながらも心は俺のこと考えてるってか?
俺も君に合わせて意味深げにニヤッと笑ったけども、まぁみんなだいたいのことは知ってるってことは黙っておこう。


▼スリル

11/13/2023, 5:43:14 AM

スリル

退屈を抜け出したくて
本能のガソリンを 傾けたまま
限界まで飛ばす
欲望の果て 怪物までも ひしゃげたBEATで
この世の終わりまで 暴走してる
なけなしのスリルが 欲しくてアドレナリンを
放出させる この世の宇宙空間に
捧げる夜の 数え切れない星々

それでも君は 美しく笑うような
可憐な人でいて欲しいから

後先は無くさないで
本能のまま踊らない あたしはCyber lady
優しい口付けを そっと交わして行こう
終わりなき輪舞曲は coolな方がいいから
君はもっと綺麗でいて欲しい
誰よりも 素敵なheartで
naiveな性格でいい
不貞腐れないで 甘えた表情を見せて

流れる銀河さえ 何度も敬愛を 誘うのよ
何度も聞かせて欲しい
あなたが産まれる前の 運命のcircleを
感じさせるほどの 神経が欲しいから

thrillに任せないで
丁寧な甘い声で 慎重に夜を解いて見せて
thrillに任せないで
声を潜めて 銀河に愛を 約束をして
口ずけを深く塞ぐ 夜は長いよ

11/13/2023, 4:25:39 AM

#スリル

ハラハラ。ドキドキ。一寸先は光か闇か。
思い通りにいかない。予想外のハプニング。
道に迷って、穴に落ちて、川に流されて。
行き着く先は決まっているのに、すんなりいかない。
それもいい。
スリル満点の旅路。
トラブルも楽しむ。それがワタシのやり方。

11/13/2023, 4:07:17 AM

よい子の皆

程よいスリルは人生に必要だが

ギャンブルは人生に不要だぞ

11/13/2023, 3:52:05 AM

スリル

スリル、嫌い
ジェットコースター お化け屋敷 嫌い
観覧車 メリーゴーランド 大好き
お金を払ってなぜ怖くならなくてはいけないのか…
寒い時期にわざわざ雪山でスキーなどするに似て?
スリル 嫌い!

11/13/2023, 3:48:37 AM

スリルって言葉の響きに魅力的な言葉と思う人もいるけど私は保守的だから冒険したくないのは本音だけど
たまには冒険したいなって思うけど気後れしちゃうんだよね。この1歩踏み出せないのは辛いな

11/13/2023, 3:34:50 AM

スリル 私の日常なかに
スリル ときたら
やはりサスペンスドラマ映画
かなり かなり 死んでいくんですね
殺人が 人が人を殺すよを
視聴してしまう

犯人さに 共感とか
事件解決側さに 気持ちを
合わせたり

推理どおり転回になかなかじゃない
なんて 満足する 私だったり

推理が外れたら こんな
転回かに 驚きさに 興奮していたり
する

現実に スリルさで 人を人が
追い込む 現実が ある

スリル 刺激 ある人には
そこに快楽かのような 感覚さかもだ

脅かされたら 私は 逃げよう

映画だから 視れる 
世界なか に 興奮 や スリル
さが 楽しみまでさが いいかな

11/13/2023, 3:26:23 AM

一か八か、丁か半かの一騎打ち。
暇と金を持て余した奴らが集まるここは、賭博場。
欲望に塗れた権力者たちが、いっときのスリルを求めてこの船へと乗り込むのだ。
勝てば官軍、負ければ奴隷。
司法では捌けないこの海上の要塞に、今日も誰かの欲望が渦巻く。

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