ススキ』の作文集

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ススキ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

11/11/2023, 8:15:05 AM

ススキの葉が風に揺れると、秋の気配。
木枯らしの冷たい風が静かに音を立てて近寄ってくる。
そうすると緑に色付いていた葉はたちまちに役目を終え、彩を落として風に揺れて樹木から離れて落ちていくのだ。
なんだか、少し切なさを連れて。

11/11/2023, 8:04:21 AM

ススキ


ホウキ

シッポ

コムギ色

揺れる

群生してて

同じ方向に

風の吹く方向に

11/11/2023, 7:55:56 AM

あるところに立派なススキ畑がありました
それは立派なススキ畑で地域の人々から愛されていました

ある日ここに宇宙人がやって来ました
「なんて素晴らしいススキ畑だ。アートを残していこう」
そう言って彼は立派な大木を残していきました
そう彼は宇宙の迷惑系のアーティストだったのです

しかし地球人には彼のアートは理解できませんでした
突如現れた大きな木に誰もが怖がりました
今では誰も近づきません

ある時、このススキ畑に、とある噂が流れました
噂を聞きつけ、二人の若者がやってきました
彼らはススキ畑をくぐり抜け、木の下に辿り着きます

背の高いススキでしたので、周りはススキだけしか見えません
まるで、世界には少年と少女だけしかいないようでした

少女は真っ赤になりながら言います
「あなたに伝えたいことがあります。えっと、その、あなたのことが―」
そして彼女は噂に従い、来る時に拾ったススキを前に突き出し言いました
「ス、スキ」

こうしてまた一組のカップルが誕生しました
程なくして、ススキ畑は恋愛成就の名所として語り継がれることになったのでした

めでたしめでたし

11/11/2023, 7:49:40 AM

さわさわと秋の風に揺られるすすき畑が太陽に照らされて幻想的な光景が広がっている。数ヶ月前に帰ったばかりなのになんだかひどく懐かしく感じた。彼女と一緒に数ヶ月前に見たときはまだ緑だったすすきはきれいな赤褐色に染まっていた。

数ヶ月前、結婚の報告に来た両親に今日は婚約者の死を伝えに来た。

「穂乃香が死んだ。」
そんな、今世紀最大と言っていいほど最低最悪な報告を受けた。
飲酒運転だそうだ。
彼女の訃報を悲しむ間もなく慌ただしく葬式が行われた。彼女の両親が言うにはこういうのは早めに終わらせた方がいいらしい。分かってはいてもこの両親には心がないのかと憤りを感じていた。しかし、葬式の夜、誰もいなくなった会場で肩を寄せ合いすすり泣いている2人の姿を見て自分がどれだけ最低なことを思っていたのか思い知った。当たり前だ。自分の娘が死んで悲しくない親などいない。1番辛いのは遺族に決まっている。

彼女とは結婚を約束した仲だった。
お互い両親にも挨拶を済ましあとは結婚だけだっと言うのに。どうして、、
そんなどうしようもないことを考えながら彼女と来たすすき畑に突っ立っていた。
彼女の死を伝えた後だからか、彼女の死自体のせいかそれとも秋の哀愁の雰囲気のせいなのかただただ虚しく感じて呆然と1人、「すすき」を見ていた。

11/11/2023, 7:40:06 AM

ススキ
ススキは綺麗だね
秋になると咲き誇る(?)ススキ
ススキの色は美しい
そう思うことはないか

ススキ

11/11/2023, 7:26:11 AM

まだ
手を伸ばしてる
私がいる


手放したのは
私なのに



いつか風が

私のその時を
何処かで

貴方に告げた時は



貴方があの日
見せてくれた

ススキ揺れる
あの丘で 


少しだけ
心の引き出しを開けて



私を思い出して





             「ススキ」

11/11/2023, 7:24:20 AM

尾花に火種を落とす。
乾いた枯れ枝に引火させたら、上から杉の葉を乗せて……
よし。これで少しすれば、どんどん煙が出てくるはずだ。
そう思ったら、急に目の前がくらりと揺れた。傷は大したことないけど、疲れがもう限界。
焚き火の側に横向きに倒れる。

『独りになっちゃうとはなぁ…』

追手を引き受けてくれた上司の背中を思い出す。偵察の結果次第で合図を送り、味方の軍が一斉に攻めに掛かるのだ。
その狼煙が今、俺の手で上がる。

『――…』

口が勝手に想い人の名前を呟いた。上司と一緒に囮役になった女の子。君はまだ無事でいる? 俺たちは狼煙さえ上げれば退却できるから、どうか二人とも、無事でいてね。
弱っている時は考えることも弱気だ。煙が目に沁みる。
俺たちはこうやって、一番にやられていくものなのかな。
真っ先に燃える尾花のように。何かに後を託して。
目が痛い。眠い。ほめて、ほしい……
目を瞑ると、左目から零れた涙が右頬へと伝っていく………

上司の背中で目が覚めた。
後ろを歩いていた想い人が上司よりも先に気付いて、煙の吸い過ぎで気絶していた、と教えてくれる。

『……風向きも考えずに火なんか焚くな』

上司は、俺の行動につらつらとダメ出ししながら歩いて行く。重要任務を果たしたんだから褒めてくれたって良いのにと文句を言ったら、女の目が無くてもそのくらいやれ、と言われた。……べつに意識なんかしてないですよっ!
ちぇっと口を尖らせると、会話を聞いていたその子がクスクス笑うので恥ずかしくなって、へらっ、と笑い返した。

……まあ、良いか。無事だし、置いて行かれなかったし。
上司(この人)、きっと何か奢ってくれるだろうから、それで褒められたと思っておこう。


【ススキ】

11/11/2023, 6:48:57 AM

シンボル



気温が四季を惑わす中

一人で秋を背負っている

バランスを取るのはいつだって

彼の様な普遍だ




※ススキ

11/11/2023, 6:29:34 AM

初めてのことをする時は怖い

1人で映画

1人でカラオケ

親から離れて1人で生活すること

他の人には何でもないようなことなのかもしれない
小学生の時は、レジに行くことすら怖かった

でも今はなんてことない

これからも怖いことはある

今は怖くても、経験してから振り返れば
たいしたことではなかったと思うのだろう

幽霊の正体見たり枯れ尾花

11/11/2023, 6:28:45 AM

『隠退』
冷たい風で目が冴える 川岸で隠れんぼ 見つけられないまま凍える夕べ 夜の暗さでまた目が冴える
役目を終えた人々の溜まり場だ 片道切符を握りしめ
星屑になってしまう 望遠鏡でも見つけられない星屑になってしまう

11/11/2023, 6:15:40 AM

視界の端で何かが揺れた気がした。懐かしい柔らかい匂いと、慣れたあの身長。心の奥に秘めた影が過った。
 風に誘われて振り向く。そこには誰もおらず、通り抜けてきた河川敷があるだけだった。芒が川を眺めている。ただのよくある秋の風景だ。それでも私はどうしようもなく郷愁を煽られた。その影が、もう会うことのない人に見えてしまったから。今日がまるであの秋の日のようだったから思い出してしまったのだ。私はもう一度その芒を見やって、また歩き出した。

/幽霊の正体見たり枯れ尾花

お題:すすき

11/11/2023, 6:07:42 AM

髪色が変わっていた

染めたばっかの黄金色

落ち始めた小麦色

黒色の服と対照的で

なんだか月光が眩しい

風になって気付かないくらいに

君の横を通り過ぎよう。


『すすき』

11/11/2023, 5:57:31 AM

うちの近所の役所のカウンターに
今年も飾ってありますよ、ススキで出来たフクロウが。
結構な数。誰かが持ってくるんだろうか?
それともここで講習会でもやってるんだろうか?

あ、ミミズクもある。これってセンスが出るよな。
センスがあって器用でこうゆうのを細々作るのが好きな人。
センスは個性で押し通せても
器用さはどうしようもないな、は~…

たまにいる器用な人って、きっと前世も人間だったんだろうな。
いきなりなんでも上手くやれて。
きっと前世にいろいろ予習済みなんだろうな。
モノを作るとか、生き方とか。

私はまあ、単細胞とかだったんだろうな。
せっかく今回は人間なんだから次回の為にいろいろやっとくか。
いや、私のことだ。いろいろ予習しておいて、次は人間は人間でも
胎児の手の指の間の細胞とかになりそうだな。

11/11/2023, 5:57:08 AM

ススキ
ぴょんぴょんと 白兎が、薄野原を
駆けていく
セピア色の空に 黄金色の薄野原は
よく映えていた。

白兎が、もう一匹の体が大きな兎に 
話し掛ける。
「ねぇ ねぇ 父ちゃん お月様には、
人間が、居るって 本当?」

すると、父親兎は、小首を傾げて
「それは、正確には、人間が居るんじゃ無くて 月の影が 人間の形に見えるだけだよ!」

子兎は、赤味がかって来た空を見上げる
そして、「ふ~ん」と 口の中で呟く
今夜は、満月 満月の日には、
月の中に 人間の姿が、見えるという

子兎は、人間の姿を他の 下界に降りた
兎達から聞いていたが、自分自身で
関わった事は、一度も無い。

しかも人間には、兎達の言葉は、
分からないという
そんな 意思疎通が、出来ない 生き物に
近づくのは、子兎は、怖くて 怖くてたまらず 人間には、興味はあるが
会いに行く勇気は、無かった。

しかし 人間に 会いに行った
兎達は、頻りに 言うのだ

「人間は、愚かで 浅ましいし 残酷だ
一方で 優しく 儚げで 脆い」

その話を聞いた子兎は、首を傾げるばかり
だった。

人間は、やっぱり 怖いの?
それとも優しいの?

子兎は、疑問符を 浮かべるばかりだった。

だから、子兎は、月を見上げる。
まだ 見ぬ 人間に 想いを馳せて.....

11/11/2023, 5:40:20 AM

月夜に光る
空の下に
そよそよ揺れる
髪色は……
芒色の長い髪

あれよそれよと
秋の風と共に──





(2023.11.10/ススキ)

11/11/2023, 5:32:42 AM

〚ススキ〛


ススキを見ると、昔を思い出す。
でも、昔に何が起きたのかは分からない。
ただ、その時の感情だけ。
私はいつもそう。
しっかり思い出せないのに、感情だけで考えて答えを出す。
ススキを見ると、いつも自分に嫌気がさす。
でも、ススキに罪はない。
ススキ、
ススキ、
ススキ、、、

11/11/2023, 4:40:35 AM

某ゲーム二次創作

煌々と輝く満月の下、少女が一人ススキの穂を片手に舞う。
紫の髪が揺れ乱れるが一心不乱に真剣な眼差しで少女はひたすらに舞い踊る。
彼女の持つススキの穂も月の光を浴び黄金色の穂がしなやかに揺れた。

少女の名は零姫、齢1000年の刻を生きる妖魔。
故あって幽界の社に身を寄せている。


傍らには彼女を見守る社の白狐達。
狐の群れの中、一人の人影があった。
少女は、ロックブーケは金色の瞳で舞をじっと見つめる。
彼女の銀青灰の髪は満月の輝きが射し込み淡く照らされていた。

「生から水分が抜けてきたちょうどいい按配のススキがいいのじゃ。枯れきってもダメという。」

十五夜の満月の夜、零姫が毎年行う豊穣の神に捧げる奉納舞。
踊る前に屈託の無い笑顔で彼女なりの神楽舞のための仕草や道具についての拘りを解説されたが━
「その違いが全くわからないわね!」
妖魔というものは揃いも揃って拘りが強くてわからないわ、とロックブーケは呆れつつも零姫の舞踏を見やる。
舞は美しく凛として一つ一つの所作に隙が無い。

ロックブーケは社に仕える妖魔について興味があった。
生来陰の世界の者が何故聖域に仕えるのか、その理由。
聖域には魔に属する者には結界等いくつも巧妙な罠が仕掛けられていてやや入りにくいところがある。
強力な魔の力を持つ彼女には聖域もあくまで物見遊山の場所の一つに過ぎない━

「流れついてどこにも身を寄せる場所の無かったわらわを皆が快く迎え入れてくれたのじゃ、ここは聖も魔も包み込んでくれる。以来社がわらわの家じゃ。」

ロックブーケには仲間達と共に遥か深淵に追放された過去がある。
零姫の流浪の旅で彷徨う者の痛みは痛いほど共感できるのだ。
「…家か、あんたはいい家に出会えて良かったわね。」

舞が終わると零姫がやってきた、彼女の元にはわらわらと労うように白狐達もかけ寄ってくる。

「素敵だったわ。」
「神前奉納だからのう今宵は特別じゃ。」
一匹の白狐が朱塗りのおかもちを持ってきておずおずと零姫に差し出す。
「ありがとう、御神前のお下がりじゃ如何かえ。」
ロックブーケにお猪口を差し渡すと器に神酒を丁寧に注ぐ。
「悪いわね頂くわ、ありがとう。」
朱塗りの器に神酒が滔々と注がれると満月が鮮やかに浮かび上がる。

豊穣の神の夜祭はいよいよ宴も酣(たけなわ)に差し掛かろうとしていた。

【すすき】

「古くからすすきは神様の依り代と考えられていました。
茎が中空(内部が空洞)のため、神様の宿り場になると信じられていたのです。 また、すすきの鋭い切り口は、魔除けになるとも考えられました。 そのため、お月見のすすきには悪霊や災いなどから収穫物を守り、翌年の豊作を願う意味が込められています。」

「ススキ」

11/11/2023, 4:27:54 AM

月夜に数十本の白い手が誘うススキ畑。
 風に揺れてススキの手が誘うのは、異界への入口か、冬の到来か。

11/11/2023, 4:25:41 AM

ススキ(イネ目イネ科ススキ属)
   =薄、芒、須々木、
    茅(かや)、萱(かや)、
    尾花(おばな)
花穂は荻(おぎ)に似ているが株立ちで区別出来る。
植物遷移最終段階の芒草原を放置すれば、その後、赤松が生えてくる。

🐎尾花栗毛
栗毛馬、栃栗毛馬の鬣(たてがみ)と
尾の毛が白い処が金色に見えるのを
ススキに擬える。

幽霊👻の正体、見たり枯れ尾花。
化け物の正躰、見たり枯れ尾花。

落武者は薄(芒)の穂にも怖ず。

狐火の燃えつくばかり枯尾花。

秋の七草
萩の花 尾花葛花 撫子の花 女郎花
また藤袴 朝顔の花 
       「万葉集」山上憶良
                   
花札🎴カス二枚
    芒に月 芒に雁

♪ 〇〇は河原の枯れススキ~

昭和枯れススキ
♪貧しさに負けた~♪世間に負けた~

令和枯れススキ
貧しさに負けた~いいえ試験に負けた~筆記には強いが面接に弱い
 54作目        徳博☹️

追伸
十五夜には薄(荻似)と萩(ハギ)と
月見団子。。。。。。
東大寺は別名 萩の寺です!
秋篠寺も萩の寺です!
ス‥スキです。。。スキヤキが?

11/11/2023, 4:00:10 AM

ススキ、と言えば小学生低学年の頃を思い浮かべる。
あの頃は純粋で、楽しかった。

いろんなことに疑問を持っては、答えを探していくような。そんな生活が楽しかった。

ススキ。国語の時間を思い出す。

よく挿絵として教科書に書かれていたかな。

頻繁に見るものだから、あの頃は特に気に留めていなかっただろう。

今探れば、記憶の隅々にあるススキ。

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