カーテン』の作文集

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カーテン』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

10/11/2024, 6:21:12 PM

カーテン



明かりの灯らない、
静かな部屋の中。
月明かりだけが、
私達を照らします。

この世の名残に、
二人きりの結婚式を挙げましょう。

私が身体に纏うのは、
ドレスの代わりの、
純白のシーツ。

私が頭から被るのは、
ベールの代わりの、
レースのカーテン。

お互いの指に嵌めるのは、
二人にしか見えない、
幻の指輪。

貴方が私の隣に、
居てくれるのなら、
私は幸せです。

煌びやかなドレスも、
華々しいブーケも、
祝福のライスシャワーも、
無くたって、構いません。

撓やかに厳かに。
そして…密かに。
愛を誓い合い、
誓いの口付を交わします。

病める時も。健やかなる時も。
富める時も。貧しき時も。
そして、
…死せる時も。

時が止まり、
冷たくて静かな闇が、
私と貴方を包みます。

握ったこの手は、
決して離しはしません。
そして、二人で、
そっと旅立ちましょう。

…永遠の眠りへと。

10/11/2024, 6:15:39 PM

【カーテン】

カーテンは今でも閉め切られたままだ
もう何年も、私はここで閉じこもっている。


ある日、窓を叩く音が聞こえた。
恐る恐るカーテンを開けると、悪魔がいた。
彼…いや、ジルは私を異世界に転移させようとやってきたのだ。

不思議な力…大きな猛禽の胎内に飲み込まれ、私は違う世界の母親の胎へと宿った。





目が覚める、どうやら俺の名前は××××らしい。
前世の記憶もあるが、今はどうでもいい
今の俺は、××××だ。



閉め切られた遮光カーテンを開けたから、
今の俺がいる。

10/11/2024, 5:56:19 PM

貴方が吹かしている煙の匂いを感じる

こんなにも近くにいるのに

私の心は不安に支配されているの

あのカーテンが掛かったとき

貴方が消えてしまう気がして

10/11/2024, 5:55:19 PM

カーテン

カーテン

カーテン

私を包む

暖かいもの

太陽から

私を守ってくれる

優しい隠れ家

誰か

早く

みつけてね

10/11/2024, 5:49:08 PM

髪は長い方が落ち着くの
時々邪魔かなと思うけど
それでも伸ばしてる

おろしておけば
顔周りにもおりてきて
周りを隠す

人の視線を気にしすぎる
私の1人用カーテン

カーテンの中に隠れて
少し落ち着くの

10/11/2024, 5:47:11 PM

カーテンⅡ#77

僕はまたカーテンで閉ざされた暗い部屋で眠りにつく。
またあなたに会うために夢の世界の扉をノックする。
「夢でも逢えたならそれでもいいよ。」
あなたに逢えるのだから、今日は夢の中のあなたに支えられながら頑張る。

あなたはいつも通りの雰囲気で僕のわがままを聞いてくれた。夢の中のあなたも相変わらず可愛かった。ミルフィーユみたいな人だと改めて思ったよ。まだいっぱいあなたのこと知りたいな。
カーテンで閉ざされた夢のまた夢を叶える夢をみた。

10/11/2024, 5:45:45 PM

窓越しの 節介焼きな そよ風が
カーテン揺らして 目覚めを告げる

10/11/2024, 5:43:41 PM

カーテン

ずっと開いてない閉めっぱなしのカーテン最後に開いたの何時だっけ、、、覚えてない、、、もういいや、、、寝よう。

毎日この繰り返し☆

10/11/2024, 5:31:18 PM

幕、帳。
秘密を生み出す
覆い隠す
中がどうなっているか
開ける時までわからない
あなたが纏っているのは何色?

#カーテン

10/11/2024, 5:15:21 PM

カーテンを開けると外が明るくなっていた

またやってしまった…

ゲームをする手を止めて学校に行く準備をする

(あーめんどくさ)(ガチ眠い) (腹減った)

そんなことを思いながら今日も家を出る

「行ってきまーす」

10/11/2024, 5:04:54 PM

19時に起きて、
20時に外出、
21時にカフェ、
23時にご飯を食べて、
26時には帰宅。
あっ、忘れてた!
メモ用紙に今日の予定を書いていた私は
カーテンを開けるのを忘れていた。
カーテンを開けると、
さっきまで書いていた予定は
ぐちゃぐちゃに見えた。
午前4時にカーテンを閉めたままなのは
薄暗く視界が悪い。
そのせいで変な位置に書いてしまった。
まず、何時に起きるんだっけ。
8時だっけ。
9時だっけ。
ていうか今起きてるんだったら
もうなんでもいいか。
ん?
今から寝るんだっけ?
そういえば今日何するんだっけ。
朝ごはんいつ食べるか書いたっけ。
朝ごはんはカフェで食べるんだったっけ。
カーテンを開けて部屋を明るくすると
いつも焦ってしまう。
心臓がバクバクして、
指が震えて、
思考がパンクしてしまう。
冷や汗が止まらない。
今日もダメだった。と、
カーテンを閉めて
部屋を薄暗くする。
この症状は子どもの頃から治らない。
明るいと、パニックになる。
だから私の活動時間は
19時から午前4時頃までだ。
夜中に何をするのかというと
特に何もしないのだ。
あっ、でも散歩はするかも。
自分のテンションを上げるために買った服を着て
人が居なさそうな所かつ
街灯がある所を歩く。
街灯や電気は
何故か大丈夫なんだよなぁと
自分でも不思議に思っている。
夏は蒸し暑いから
散歩はしないけれど、
この間行った漫喫で
蛍の本を読んだ。
虫は嫌いだけど
蛍は近くで見なければ
暗いし大丈夫かなと思った。
近くの団地まで歩いている間、
そういえば今日カフェ行くんだったなーとか
今から寝ようとしてたんだったとか
整理出来てきて、
色々思い出していった。
多分朝日が昇るまでに帰れないからと
日光遮断率100%の日傘をさしていった。
段々明るくなっていく空のせいで
あんまり見えなかった蛍は
眩し過ぎるくらい光っていて、
悲しくなった。
帰り道、
私の大好きな漫画の一言を呟いた。
"Good Midnight!"
もう朝だけど。
今日もまた、
カーテンを開ける。
まだ私はいっぱいいっぱいだけど
きっともう大丈夫。
そう心の中で言いながら
レースのカーテンを眺めた。

10/11/2024, 4:59:49 PM

『カーテン』
   ⇓題材変更
『空虚感』


まず私は地獄へのリコール対象商品だ
そもそも
あの人(父)とあの人(毒母)の子として生まれるべき性別から
既にリコール品なのだ
だったらなぜ
お腹の中で自死させてくれなかったのだろう?
そのくらい、私は前世で悪人だった結果だろうか?
「因果応報」というやつか…
私が産まれたことで
不幸は連鎖した

私の遺伝のせいで
丈夫な身体に産んであげられなかった我が子たち
男の子に産まれてあげられなかったという罪
そして、虐待をする夫を選んでしまうという罪
どう考えても
私が始まりなのだ

そして
ずっと埋まることのない『空虚感』

ずっと誰かの1番にはなれない
そんなことは物心ついた頃から知ってる
だからね
欲しくなるの…

誰よりも先に何かを手に入れたい
それはずっとあって…
誰も持っていないものを見つけるのが得意で
「それ、いいね!どこで見つけたの?」って
言わせるだけで満足していたのに…

思春期以降は
どれだけ男を狂わせられるか?が
勝手に発動し
コクらせるだけコクらし
結果、沢山の人を傷つけたのだろう…

自分からコクって、蛙化して
振ったら振ったで、その人に彼女が出来るのが
気に入らない
で、また、その気にさせては
そんなつもりはないと…
こうやって過ごした
本来ならば楽しいであろう思春期は
そんな駆け引きを続けた挙げ句
特に恋人と呼べる人もいないまま
終了した

本来ならば無償の愛をもらえるはずの親が
私にはいなかった
だからこの人知れぬ『空虚感』は
この先も見込みはない
夫には幾度と裏切られ
極めつけは15年目のうつ病は
双極性障害と変更

そうやって…
人の物、者が欲しくて
喉の乾きがいえることはない

本当は全部止めたかった
負の連鎖を全ては止めきれなかった

だから私は地獄へのリコールまっしぐら
そしてまた残酷な人間に戻される

次の人生こそは
この負の連鎖を止めたいな‼️
人間に生まれ変わるのは…
しんどすぎます
来世は必ずや真っ直ぐに生きてみたいなぁ

この喉の乾きと『空虚感』を
わたしは…一生背負って生きていきます

罪は償わなくてはいけないから
人を傷つけたことによる法律があるとしたら
私は「終身刑」か「死刑」でしょうね
ずっと塀に囲まれて
過ごすことがお似合いなのかもしれません

だから私の壁は分厚く硬いのですよ
知ってました?

10/11/2024, 4:43:23 PM

カーテン


月明かりが、射し込んでいた。
ガラス戸は僅かに開いていて、閉じたカーテンは隙間から流れ込む、秋の風に揺れている。
私は肌寒さを覚え、ベッドから這い出ると、手を伸ばし、ガラス戸を閉じた。
真夜中の、秋の日。
私は立ち上がり、ガラス戸越しに月を見上げる。
煌々と光を放つ満月に、心を奪われ、しばし立ち尽くす。
日々の喧騒のなかで、忘れてしまっていた自然への郷愁に、心が澄んでいくを感じた。
明日もまた、街の人々のなかに呑まれていかなければならない。
私はベッドに戻り、横になる。
再び襲う微睡のなか、月の明かりだけが意識の境で澄んだ光を放っていた。

10/11/2024, 4:28:26 PM

一度眠ると必ず朝は来る
シャーッっという耳障りな音が
眩しい光とともに私を現実へと引き戻した 
1日のはじまりの憂鬱
その重さに耐えきれなくなっても
私が私である限り逃げ出すことなどできない

10/11/2024, 4:21:36 PM

カーテン

 ラインで済むものを、彼女はわざわざインターホンを鳴らした。午前10時、アパートの前で落ち合う。
 アイラインの整った笑顔が出迎える。新しい夏服にお気に入りのバッグ。今日を楽しみにしていたのがひしひしと伝わってくる。
 一見してスタイルもファッションもいい彼女だが、僕には困っている点がある。それは彼女の独占欲が尋常でないこと、そして観察眼が並外れていることだった。
 道を歩き出すと、早速、彼女が本領を発揮した。
「ところでさ、寝起きだよね。疲れてるの? それとも、今日のデートは乗り気じゃないの?」
「え、いや、気のせいじゃない?」
「ううん。だって、カーテンが閉まってたもん」
 ドキリとした。僕を待つ間にベランダを見たのか。
「悪い、寝起き。時間なくてカーテン開けるの忘れた」
「そう、なんだ」
 彼女の目が暗くなる。
「昨日、誰と飲みに行ったの? 何時まで?」
「ど、どうしてそうなる?」
「カーテン、ちゃんと開いてたよ」
「え」
 ようやく鎌をかけられたことに気づく。
「今朝開け忘れたのに、カーテンは開いてた。つまり、昨日カーテンを閉めずに寝たんだ。それぐらい泥酔してたか、電気も点けずにすぐに寝た。ううん。シャワーは浴びたみたいだから、やっぱり酔ってたんだ」
 事実、サークルの同期と遅くまで飲んでいた。だが正直に伝えると機嫌を損ねるのは目に見えている。少数だが女性も参加していたし、デートの前日に夜更かししたのは僕の落ち度だ。
 どうしたものか、と僕は必死に頭を捻った。
「実は昨日、寝落ちしたんだ。明日どこの店行こうかスマホで探してたら、いつの間にか日が暮れて、カーテンもアラームもセットしないで寝ちゃってた。でもいい店見つけたからさ、許してよ」
「……そっか。それなら矛盾しないね。疑ってごめん」
 にこりと言う彼女に、僕は早速疲れていた。

10/11/2024, 4:15:26 PM

自宅の家具の質にはそんなにこだわらない私だが、
色や柄、性能を唯一吟味して選ぶのがカーテンだ。

今のカーテンも自慢の一品。
色は緑、柄はボタニカル、遮光や遮熱は1級、
ひだの付け方も自分で選んだ。
窓のサイズが規格外だったために、
自分で採寸してネットのオーダーメイドで
頼まざるをえなかったことだけが懸念だったが、
無事クリアして部屋を飾ってくれている。

何故こだわるのかというと、このカーテンの
性能次第で部屋の良し悪しが変わるからである。
壁の一面を堂々と占拠するため、
カーテンの色味で部屋のテーマカラーが強制的に
定まってしまうし、
遮光の等級次第で開放的な部屋にも
秘密基地のような部屋にもなる。
昨今の気象を鑑みると、遮熱の性能次第で
冷房や暖房の効き方にも
差が出てくるのではないだろうか。

新居に長く住むことができるか、
その命運を握っているのは実はカーテンなのである。

10/11/2024, 4:11:04 PM

カーテン


夜になったら、カーテンを掛けなきゃね。

この暗い暗い夜空に。

雲一つない、晴天の夜空に。

え?カーテンはもう閉めただって?

ふふ、家の中のカーテンを掛けたら見られないよ!

ほら!外に出よう!

見てごらん!人間だけじゃない!

空もカーテンを閉めるみたいだ!

面白いだろう?

人間は家の中を見られないようカーテンを閉めるのに、

空は人間に見られるようにカーテンを掛けるんだ。

寒空の下、僕らは暖もとらずに上を見上げる。

息を飲むほど美しい景色を見ながら君は笑う。

「珍しい表現だな。オーロラが空のカーテンだなんて」

「ありきたりだよ」

10/11/2024, 4:10:58 PM

「カーテン」

 足元の汚れたカーテンは子供みたいだ。泥を走り回って帰ってきた子供。ただいまぁって柔らかい口調で帰ってくるけど、体つきはどんどん大きく逞しくなっていく。小学生になったら野球でもさせようかな、男の子なら何かしら運動していた方がいいかもね、なんて話していたのに、そうして誕生日プレゼントに買ったグローブは新品のまま。野球じゃなくて、ダンスとか、流行りのものの方が良かったかな。そっちの方がかっこいいって言うのかな。言うの? ねえ、言ってよ。

10/11/2024, 4:09:51 PM

高校生の頃、誰もいない音楽室がすきだった。
校舎の中で唯一、騒がしい他の世界と切り離されたような静かな空間。分厚くて赤いカーテンの生地、冷たい床、大きなグランドピアノ、他の教室より少し小さい黒板に、壁に飾られたベートーヴェンやバッハの絵。そのひとつひとつがすきで、音楽の授業の時は誰よりも早く音楽室へ駆け込んだし、放課後の部活で人気の少ない音楽室を使えるのが嬉しくて仕方なかった。
カーテンを閉じたまま少しだけ窓を開けて、冷たい床に座り込んで風に揺れる少し生地の重たい赤いカーテンを見つめる時間は心が落ち着いた。1番前の席の影に隠れるように床に座り込んで、ほんの少し埃の匂いがするカーテンに寄りかかるのがお気に入りで、辛いことがあった日は空が真っ暗になるまでそこから窓の外を見つめていた。そこにいる時は部活が終わるまで、みんな私のことは知らないふりをしてくれた。時々こっちに視線を向けて気にしてくれていたことは気付いていたし、おやつを食べる時には声をかけてくれたけど、基本的には放っておいてくれた。私はそこから、みんなのことを眺めたり空を見つめたり、運動部の掛け声や電車が走る音に耳を傾けてみたり、時々静かに泣いたりもした。あの場所は、今でも私のお気に入り。もうとっくにあそこは私が入ってはいけない場所になってしまって、他の誰かのお気に入りになってしまったかもしれない。だけど、今でも私の心の居場所はあそこ。音楽室の片隅の、少し埃の匂いがする赤い生地のカーテンのそば。

10/11/2024, 4:07:05 PM

カーテン

ちょうど昨日某100円均一ショップでカーテン生地を数枚買ってきて、ハンガーラックのカバーにするためにミシンで繋ぎ合わせていました。
今は何でもと言っていいほど100円均一にありますよね。
この前も顆粒のだしの素が湿気でやられないように、食品用の乾燥剤を買ってきましたが、園芸の支柱とかも長さ色々あったりして、重宝しています。

ところでカーテンといえば、遮光カーテンはかくれんぼで隠れる先あるあるな場所であろうと。
くるまってバレないようにしているのに、足元が隠しきれずにバレるやつです。

そしてレースのカーテンを見ると世代なのか、カーテンを背に両端を持ってマントのようにし、蝶が飛ぶようにヒラヒラとはためかせたくなります。
それはまさに、ジュディ・オングの魅せられて。
あのドレス?を広げながら歌う謎な呪文のような英語は今でも歌詞分かっていませんが、皆さんも一度は真似したくなったことでしょう。

個人的にはカーテンと聞くと、子供の頃の病室のカーテンを思い出します。
個室以外には必須なパーテーション用カーテン。
あれがあるからこそプライバシーが保たれます。
だけれども、当時の私はカーテンが開くのを楽しみにしていました。
それは誰もこない悲しさ。
周りはみんな面会時間となると、家族や友達がお見舞いに来ては談笑して帰っていきます。
誰も見舞いに来ることない私は、開くことのないカーテンに囲まれた中、周りの談笑を聞きながら耐えていました。
きっといつかはこのカーテンが開いて、自分にも談笑相手が来てくれるだろうと。
そんな日はこないまま、日々カーテンは看護師さんの用がある時だけ開き、ヘタすれば同室の子供達と顔を合わせたことなかった気がするくらい。
まぁ虐められなかっただけでもよしとしましょう。

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