カレンダー』の作文集

Open App

カレンダー』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

9/11/2024, 2:12:32 PM

─── カレンダー ───


物心ついた時には
それに縛られていた

私だけじゃなく世界のみんなが

とても窮屈で
でも守らなきゃいけなくて
それで世界が上手く回っていた

昔の話だけどね

今では私含めて世界に数人しか
恐らく人類は残ってない

時間や見えない曜日に追われる事なく
快適な生活を送ってる

生き抜く事だけを考えていればいいから

9/11/2024, 2:11:24 PM

なんの変化もない日常に、
唯一ある変化は、空の表情と季節の巡りだった。

9/11/2024, 2:09:49 PM

カレンダー

そこはステンドグラスの光線に彩られた空間で神秘的な感じがした。黒塗りの洋服ダンスみたいな観音開きの扉を開けると、その中には12本のロープが張られ、ロープにはそれぞれ12の球が通っており、その球に触れると空間に輝く文字が浮かび上がった。ぼくは口をあけてぽかんとそれを見た。

ぼくは異世界転移してこの世界にやってきた。神様に言語チートをもらったのはよいのだけど、この世界の人、親指2本にその他の指4本、つまり両手合計12本指でさ、当然12進法なわけ。頭の中で数え直せばなんとかいけるけど、全然算数無双できないんだ。だから商家勤めとか無理でお決まりの冒険者ってやつになった。指が足りないながらもがんばって、季節が夏から秋に変わって、ふと、ぼくがここに来てから何日経ったんだろうと思ったんだ。で、この世界の暦を教えてほしいと冒険者ギルド受付の猫耳モフモフにお願いしたところ、この部屋に連れてこられたってわけだ。

「これが我がギルドのカレンダーです。すばらしいでしょう?」

確かになんか神々しいしすばらしい。美しい。でもどうやって使うんだよ。このホログラムみたいなの魔法だよな? ぼくにも使えるの? 異なりすぎだよこの異世界。もっと異ならない異世界にきたかったよホントに。

9/11/2024, 2:02:16 PM

【カレンダー】


 おばあちゃんちにあった「日めくり」。毎日ちがう格言が書かれていて、幼心にもなかなか興味深かった。今思えば当時のそれは特殊な道話であって、どうりで母があえて触れようとしなかったわけだと、物心ついてから妙に納得したのを覚えている。
 それにしても、ある世代から上のご年齢の方々のおたくでは、トイレにカレンダーが置かれていることが多い。あれはなぜなのだろう。世界一有名なねずみさんたちの描かれた保険会社のカレンダー、接骨医院の卓上カレンダー、酒屋さんのシンプルな日めくりカレンダーなど、大きさ、紙質、仕様などの違いがあればさらに種類は多い。

 ゴッドハンドのいる整体に通っていた。先生のご自宅に伺って施術してもらうのだけれど、そこのお手洗いはすごかった。
 ドアには書道で格言の書かれた週めくりカレンダー。壁際の飾り棚には3つの立方体に書かれた数字でそれぞれ月日をつくる木の置物。ペーパーホルダーの上には手帳サイズの365日カレンダー。その上には「君ならできる!」とあの熱いひとが叫ぶ週めくりカレンダー。
…どうしてこれほどまでカレンダーが必要なのか。
なにか鬼気迫るものを感じる。
なにを確認しているのですか先生。
それはトイレでしないといけない確認なのですか先生。
私の仙腸関節は分かるのですか先生。
ほんとうに分かるのですか先生。ほんとに?え?

ひょっとしたら私もあと20年ほどするとわかるのかもしれない。カレンダーのカレンダーとして以上の存在意義が。

9/11/2024, 1:59:23 PM

【日替わりのカレーライス】
もちもちとした頬を一生懸命に動かしながら日替わりのカレーライスを口に運ぶ君は
内気で優しくて、情けなくてかわいい。
くまのようにたぷたぷしたお腹には、数え切れない程沢山の愛情が詰まっているのだろう。
私は、君が美味しそうにご飯を食べている姿を見るだけで、泣きそうになるのだ。
君と結婚する人が羨ましい。
毎日私の手料理を食べてくれたら、私はどんなに幸せだろう。
そんな事を思いながら、今日も君と同じものを食べる。

9/11/2024, 1:59:07 PM

”   名前は、カンザキ シン
    目が覚めたら、毎朝欠かさず
     机の上の日記を読め!!  ”





今朝、5時頃に目が覚めて、布団の中で
天井に貼ってあるソレを見つめる。
これは…何だ?カンザキ シンって誰だ??

ここは…いったい何処なんだ??
私は…誰なんだ??
何もわからない……怖い。

……日記……机の上の日記…?
とりあえず、読んでみよう…。何か分かるかも知れない

私は、布団から起き出しノソノソと机に向かい
深緑色の日記?らしい物を見つめる。
備え付けの椅子を引き、年季が入っているのか
ミシリッと音を立てながら椅子に腰を掛けた。

机の上には、ランプと電子時計が置いてある。
私は、ランプに手を伸ばしランプを点け
ボオッと柔らかい灯りの下、日記を開いた。


『 2024/09/11 おはよう。あなたの名前は
  神前 神(カンザキシン)です。
  ここは、あなたが暮らしている家です。
  不安になったら、机の上の日記を開くこと。

  まずは、2024/09/10の日記を先に読むこと。』



『 2024/09/10 おはよう。あなたの名前は
  神前 神 (カンザキ シン)です。
  ここは、あなたが暮らしている家です。
  不安になったら、机の上の日記を開くこと。

  2024/09/10にした事。午前中、家の中を冒険
  その際に、るーむめいと の みこ さんと
  一緒に周った。朝ご飯は、パンとミルク珈琲
  午後は、みこ さんと手をつないで
  スーパーへ向かう。途中、声をかけられたが
  誰だか分からなかった…。返事に困っていたら
  みこ さんが、助けてくれた。
  後から、みこ さんに聞いたら、
  いとう さんと云う名前の方だと教えてくれた。
  みこ さんは、物知りな女性だ。
  家に着いたら、日記を書きましょうね。と
  勧めてくれた。お昼ご飯は、ソース焼きそば
  寝る前に、みこ さんは、私の顔を擦り
  寂しそうに笑って もう、寝ましょうか。
  と、言っていた。…一体どうしたのだろうか?  
  また明日、理由を聞けば良いか…。 
  夜ご飯は、肉じゃが 』


……私は、昨日の1日を覚えていない。
その、前の日は何と書いたのだろう…??


 『 2024/09/09 おはよう。あなたの名前は
   神前 神 (カンザキ シン)です。
   ここは、あなたが暮らしている家です。
   不安になったら、机の上の日記を開くこと。
   
   2024/09/09にした事。午前中、綺麗な女性を
   家の中で見かけた。あの…。と声をかけたら
   はじめまして、るーむめいと の みこ と
   申します。きれいな声で彼女は応えた。
   私は、みこ さんに心を奪われた。
   あの…良かったらお茶でもしませんか?と、
   誘ったら。フフッと笑って、はい喜んで。
   と、返ってきた。笑顔が可愛い人だ。
   私達は、縁側でお茶をした。楽しかった
   朝ご飯は、白米、味噌汁、焼き鮭』
   午後は、1人で、散歩をしに家の外へ。
   天気が良くて、気持ちが良い。気分良く歩いて
   いたら、みこ さんが泣きそうな顔をして
   追いかけてきた。でーと したいなら誘ってよ! 
   私の腕をギュッと掴んできて、そう言った。
   何でだろうか…?私の胸がチクンと痛んだ。
   お昼ご飯は、炒飯
   寝る前は、日記を書く。忘れずに
   みこ さんが、こう呟いた。
   はい。と応えた後に私は、こう言った。

   明日も、あなたに会えますか…?と。
   彼女は笑って。 会えますよ。と応えた
   良かった…。安心した。 夜ご飯は、素麺』


……やっぱり覚えていない。
けれど、一つだけ確信した事がある。
これは、この日記は…私にとっての『カレンダー』だ
破られては捨てられる。破られては捨てられる
まるで、日めくりカレンダーのようだ。
だが…日記だと、破られることはない。
何故なら、過去に戻れるから。


そんな事を考えていたら、トントンと部屋の扉を叩く
ノックの音が聞こえてきた。カチャリと扉を開けられると、おはよう。ニッコリ笑って声をかけてきた女性に


私は…
……どちら様ですか? と尋ねた。

9/11/2024, 1:57:16 PM

予定を入れるついでにさかのぼってみる。
この仕事嫌だったけどよくやったな、その後の旅行楽しかった。
よし、また楽しい予定たくさん作ってがんばろ。

9/11/2024, 1:55:15 PM

カレンダーを早めに破って捨てる

サリーが席を立つ瞬間に登場したい

でも臆病湛えたグラスは鈍色の過去

大きな後悔を鼻水混じりで

笑い飛ばそうと必死な僕を笑ってよ

一歩先に大人になったあの子らは

ガラガラ声で羊の皮から覗いてんな

少し怖くてもどうせしょうがなくて

立つ瀬がない僕は僕に身を投げるよ

9/11/2024, 1:53:12 PM

【書く練習】
 
 本日は体調不良により仕事も書く練習もお休みします

9/11/2024, 1:52:09 PM

9/11「カレンダー」

ちいさいころからずっと卓上カレンダーに憧れがあった。
あのサイズ感、横長の形、たたずまい…

お店でこれが欲しいと言うと、母はいつも
「どこに置くの?壁掛けがあるじゃん」と言った。
卓上だからいいのにね。

大きくなって自分の部屋を手に入れて、
無印の卓上カレンダーが勉強机に鎮座した。
置いた時は大人になったみたいでとても満足した。

けれど部屋はどんどん汚くなって…
それもプリントや本に埋もれていって、
6月以降めくらなくなってしまった。


…もう買ってません。

9/11/2024, 1:49:11 PM

カレンダー

▼雑談
また季節が巡っていくわけですが、やっぱり大人になってからはやたら早い。あ、もう9月かって。いやしかし、空の色は秋めいているのに、そこから届く風は熱風。四季とは…?と考えてしまうが、なんやかんやと秋はやってくるんだろうなっと衣替えを始めるそんな日々。

日々家

9/11/2024, 1:48:49 PM

【カレンダー】*96*

カレンダーは隙間ないくらいメモってる

色で区別てきるようにしてるんだけど

それでも忘れちゃいそうだから前日にはテーブルにメモ紙を準備

後、スケジュール帳も記入

スケジュール帳いっぱいになったなぁ〜

いつからつけてるんだっけ?

なかなか捨てられない

これだけやってるけど、さらにスマホにも重要事項のみ入力してる


完璧!
これだけ抜かりなくてうっかり忘れるわけなーい!


・・・はず笑

9/11/2024, 1:48:10 PM

僕はあまりカレンダーを見ない、

それは紙のであれ、スマホのであれだ。
なぜなら覚えられないほどたくさんの予定がないから。

もちろん毎日行動はしている。
学校に行ったり、少し散歩したりだってする。

だけどカレンダーに書いておくものは日常ではなく、非日常だけだと思うのは自分だけかな。


『カレンダー』

9/11/2024, 1:48:04 PM

カレンダー

暑かった夏もそろそろ終わり
ようやく涼しくなってきた季節
立ち寄ったお店でカレンダーが並んでいた

もうそんな時期なんだな

時の流れの早さにびっくりする
年が明けたと思ったら
春が来て、夏が来て
もう来年のお話だ

この間まで
早く夏終わってくれなんて
思っていたのに

家にはカレンダーをかけられそうな壁がないから
どうせ冷やかしになっちゃうんだけど
ついついひとつひとつ見てしまう
流行りのキャラもの、きれいな風景の写真
鉄板の動物もの…
見ていると楽しくなってくる

来年なんてまだまだ先と思っていたけれど
これはあっという間に来そうだ

9/11/2024, 1:46:51 PM

うちのばあちゃんは、日めくりカレンダーを毎朝のランチョンマットとして使っている。

ばあちゃんのカレンダーはでっかいから、食べ終わってからパン屑と一緒にクチャクチャポイして、すごく合理的。ずっとそうしてたんだ。

でも、最近はそのカレンダーはめくられていない。
一週間前から入院してるから、ずっと青色の土曜日のまま。

朝ドラだって一緒に見てたけど、今は一人で見てる。
ばあちゃん続き気にならないのかな。録画してないから、目が覚めたらお話してあげなくちゃ。

ばあちゃんはやく帰ってこないかな

またカレンダーびりびりして、一緒に朝ドラ見ようよ



『カレンダー』

9/11/2024, 1:42:49 PM

ふと顔を上げると目の前にあるカレンダーは9月の中旬だった。月日の流れはとても早くあと何ヶ月で今年も終わるのかなぁ~と物思いにふけってました。

9/11/2024, 1:40:16 PM

世間の行事
家族の誕生日
友達の記念日
君との約束

無表情な空白を
塗って貼って描いて潰して
そうして生まれた唯一の
たった一日の真っ白に

僕はその日と決めたのだ

‹カレンダー›


すうすうつめたいよことなり
ひんやりつめたいなめらかさ
なんにもしゃべらなくて
なんにもわらってくれない
さみしいさびしい
よことなりのきみ
それでもそれでも
それでもわたし
きみのしんぞうがほしかった

‹喪失感›

9/11/2024, 1:40:01 PM

「カレンダー」

私のカレンダーはつまらない。
いつも同じ予定を書くだけ…。
もっと楽しい予定、嬉しい予定を書きたいんだけどな。
カレンダーを見るだけで、
気分が上がるカレンダーを目指したい。

9/11/2024, 1:37:56 PM

『カレンダー』

1月 今年こそは頑張るぞー
2月 まだ2月だから大丈夫
3月 もう3月になっちゃった
4月 4月から頑張るぞ
5月 まだまだ年度は変わったばっかりだし大丈夫
6月 ジメジメしてやる気が出ない
7月 暑くてやる気が出ない
8月 やっぱり暑いから涼しなるのを待とう
9月 残暑が厳しい、もう少ししたら涼しくなるから
10月 ヤバい もうすぐ一年経っちゃう
11月 秋の味覚を堪能し眠いから明日にしよう
12月 来年こそは、頑張るぞ

進歩のない私です。

9/11/2024, 1:36:42 PM

期待されると応えられない自責の念ばかりが自分の中で膨れ上がって、身体が破裂する。
期待されないことは誰も自分のことを見ていないということだから悲しいけれど、その分楽でもある。
舞台袖の暗がりで、明るい舞台の上で繰り広げられる輝かしい劇を、私は全身を闇に埋めてながめている。
苛烈できらびやかな舞台の下に飛び出していけたら、と思う。
皆の不可視の憧れを、期待をかなえられる存在だったなら、と思う。しかし、私には苛烈な光に耐えられるだけの厚い皮膚と光を反射する強い心がない。
私は、弱い人間だ。そのことを毎夜考えて、毎夜泣く。
強い人間になるだけの努力もしないのに。涙は、かすかに甘い味がする。堕落を許す味だ。きっと私は人間の中でも地獄に近い方の人間だ。

天使になれたならよかった。
人間離れした微笑みで人間の友達を失って途方に暮れることがあったとしても、どこまでも純粋なままで、醜いところを見てもそっと指先で醜い場所を慰めるように撫でることのできるような慈悲を持っていて。透明な翼が欲しかった。窓から透明な翼をはばたかせて飛んでいってしまいたかった。
でも私はどこまでいっても卑しい、人間だ。天使に近い者もいる人間の中でもより卑しく、矮小な人間。

綺麗な心を持ちたい。心根がうつくしい人間でありたい。
そう思っていても、思っているだけでは、何も変わらない。
毎日失敗して、失言して、失望させて、1歩ずつ地獄に近づいていく。
私は、地獄になど行きたくない。私の話を聞いてくれる人は、地獄にいない。地獄が地獄である所以は、きっとそれだ。
こんな矮小な人間でも、一端の人間として対等に話をしたい、聞いてほしいと思って、ああ、もう10年経ってしまった。
あと100年経ってもこのままだろうか。100年後私はここにいない。

(100年後いるのが地獄か天国かわからなくても息をする夜)

Next