『カラフル』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
色彩
色って沢山あるけど、君は何色が好き?
爽やかな春の日差しの中風に散る桜のような、淡い桃色
燦燦と降り注ぐ夏の太陽のような、眩い赤
移ろう木々が瞳を楽しませる、秋の紅葉
しんしんと降り積もる雪のような、白銀
この世界には、君にしか表すことが出来ない
たとえ、同じものを見たとしても君にだけ見える色が沢山ある
同一を求められる世界の中で、キミの世界《ひとみ》に写るその色は
どんな色で埋められているんだろうね
雨の日に少し高いところにあるお店から
交差点を眺めるのが好きです。
色とりどりの傘がひしめき合っていて
万華鏡みたいだなあなんて思いながら
コーヒーを飲む時間が好きだから
たまには雨も悪くないなと思います。
たまには、ね。
雨上がりの虹が きっと また繋げてくれるから
バイバイ しばらく一人で 多分 大丈夫
僕が僕を辞めた後で 虹を渡り 会いに行くよ
カクテル
意味が違うわ~ってかあε=(ノ・∀・)ツ
お題は👉️カラフル👈️
じゃあ~ってかあε=(ノ・∀・)ツ
火花が散った
7色に光った
足元を見た
宝石があった
いつの間にか両手いっぱいに握っていた
鮮やかな光が
私の身体を包んでいた
まるで希望になったみたいだった
内から外へ 映し出したように
きっと心に飼っていた
あなたに渡って欲しい
どうか未来へ続いて欲しい
君が、僕が、前を向けるための
ご機嫌な時の心の中。
そしてその私の中のカラフルさが
また私を幸せにしてくれる。
だからどんな時でも心穏やかに
力を抜いてただただ呼吸して
私の中の大好きな世界へ連れて行ってあげよう。
次の小さな楽しみでワクワクしよう。
とりあえず明日〜
来客のために大好きなお酒を呑みながら
たくさんご馳走を作るんだ😆
カラフル
「私はどうしても行きたいの」
半ば怒り口調で主張され、俺は早々に折れた。口喧嘩は嫌いだった。疲れるだけで何も得られない。だいたい、口から生まれたような彼女に俺は勝てない。
投げやりな気持ちで『美術展』の建物へ入る。想像より高い入場料に一瞬足が止まったが、すでに彼女は先導切って角を曲がっていた。
内心で息をついて後を追う。じっと絵に見入る彼女の澄んだ瞳を見ると、つくづく合わないなと思った。
趣味も、性格も、まるで合わない。遊び先も違えば、感性も違う。違うどころか対照的だと思う。感情的で芸術肌で繊細な彼女と、慎重派で合理主義でずぼらな俺。正反対の俺たちは、はたして釣り合っているのだろうか。
「次こっちだって」
小声で彼女が袖を引く。俺はよそ見をしていたらしい。
「あとで気に入った作品教えてね」
耳打ちされ、仕方なく意識を戻す。
色を題材にした現代的な作品が並んでいた。グラデーションが美しいもの、淡白な色使いのもの、カラフルなもの。確かに、どれも見事な作品ばかりだった。
そのなかで、一際目を惹くものがあった。
荒々しい色使いの絵だった。強烈な印象を与えるのに、なぜかバランスの取れた美しさと安心感を感じさせた。
「これ、補色の使い方がいいよね」
「補色か。なるほど」
「真反対の色どうし、やっぱりパワー出るよね」
隣に並んだ彼女は、私も好き、と楽しそうに付け足した。
風に揺れる風鈴の音色
可愛いあの子が作った
シャボンの玉は何色?
かきごおりのシロップ
同じ味がするの私だけ
雨の日の子どもの長靴
澄んだ空とガラス細工
私の心に吹いた夏の風
『カラフル』
カラフル
色とりどりの
その一つひとつが
違ってて
なんて面白い
それぞれが個性的で
それぞれが素晴らしい
そして集まると
なんて美しいんだろう
その一つが君で
その一つが私
お題:カラフル
陽は落ちることを知らない空も高い時間。
暑さに顔を紅くしながらも、我が子は宿題に立ち向かう。
もちろん冷房はつけているのだが、涼という漢字が似合う室温にできるわけもなく‥我が家は金には厳しい。
すまん。不甲斐なく‥。
私はアイスコーヒーで涼をとりながら、
申し訳ない気持ちで、小さな勇者を眺めていた。
小さい手が、真っ白だった画用紙を染めていく。
まるで堕ちてしまいそうな、青みがかかったエメラルドグリーンの深い空。
透き通るような琥珀色の雲。
小さいと思っていた手が、よく見ると私の手の半分ぐらいの大きさになっていることに気がついた。
貴方の世界はこんなに素敵な世界に視えているのか。
いつの間に、私と同じだと思っていたのだろうか。
なんて愛しい世界。
カラフル
まずは青を使う。
下地に仕込ませるのがよく効くんだ。
知ってる?人の肌って奥が深いんだ。
肌の下には筋肉があって、その下には骨があるだろ?
肌自体は細胞が固まってできてて、
それぞれに色があって。
それが重なって肌って色になってる。
自分の肌を観察しながら色を作って塗っていくのって、とても楽しいんだよ。
単純じゃないんだって発見があるから。
絵画もそうだね。
美術館に飾られているような絵画だとかはわかりやすいかも。
緑の森を塗るだけなのに、
赤色だとかオレンジ色を使ったりする。
近くでみると気づくけど一歩引いてみるとその色が、周りの色と馴染んで完成された絵画になってたりする。
それが不思議でさ、ボクは好きなんだ。
彼らには、他人には、
どんな色に世界は見えてるんだろう。
キミも興味あったら観察してみるといいよ。
空の色、カラスの羽の色、草木の茂みの色、コンクリートの色、とかとか、
周りでよくみるものを改めてみてみるんだ。
おもしろいよー1色で形作られているものはないからさ。
世界は色で溢れてる、とはよく言ったものだね。
もしやってみたら、どんな色があったか教えてくれる?他人がどういう色が見えているのか、興味あるんだ。
部屋に散らばるクレヨン。壁に描かれた落書き。
すべての色を使って描かれたような、カラフルな動物達の絵。
赤い象、青いキリン、黄色いカバに、緑のライオン、紫のダチョウもいる。
すべての壁に横向きに描かれ、左に向かって行進しているみたいだ。
家具は何ひとつない。
これらの絵を描くために用意されたような部屋。
「ずいぶん大胆な絵だな。絵は上手いが、色使いが理解出来ん」
「この部屋の住人は生まれつきの色覚異常でしてね。これらの動物の本当の色を見たことがなかったんだと思います。なので、色は適当なのかもしれませんね」
「なるほど。その住人が今回の事件の加害者ってわけか」
二人の刑事が部屋の真ん中で話している。
今回の事件の容疑者は、色覚異常に加え、精神疾患もあるという。
この絵を見るからに、さもありなん、という感じだ。
二十歳の男性だというが、壁に何故こんな絵を…。
「被害者は、容疑者の恋人の女性ですね。精神疾患のある彼を、献身的に支えていたと言いますが…」
「殺害現場は、この部屋だな」
「ええ、実は、別れ話をするためにこの部屋にやってきていたそうです。介護に疲れたと、友達に話していたそうで」
その時、壁に描かれた動物達が、ゆっくりと動き出した…気がした。
二人の刑事は目を見張る。
左回りに、四方の壁を移動して、刑事達を取り囲む。
ゆっくりとした歩みが、次第に速度を上げていき、カラフルだった動物達が、混じり、別の存在へと姿を変えてゆく。
象とキリンとカバの三色が、悪意に満ちた黒となり、そこに他の色が混じることで、不穏な色合いが生まれ…。
「何すか、あれ」
部屋の片隅に巨大な影。
「…アザトースだ」
「えっ…?」
「クトゥルフ神話に登場する万物の王だよ」
「いったい何の話を…」
「そうか、そのために、これだけの動物達を…」
部屋が暗闇に包まれた。
だが、それ以上に暗い存在がすぐそこにいる。
「この部屋を出るぞ」
暗い存在が空を切って飛びかかると同時に、二人は部屋を飛び出した。
外には、何らいつもと変わりない、日常の風景が広がっていた。
「アザトース?何だそれ?」
彼は案の定、何も覚えていなかった。
彼がそんなものに詳しいはずがない。
事件は、精神疾患を持つ男の逮捕で幕を閉じた。
真相は…分からない。
人知を超えた何かが…笑い飛ばされるに決まってる。
だが、私はもう、あの部屋には近付かない。
動物園にすら、行くことに恐怖を感じている。
もしそこで、赤い象や青いキリン、黄色いカバを見てしまったら…。
新品の 色鉛筆で 描いてく
カラスも空も 好きなお色で
─カラフル
今まで、色がなかったんだ。
僕の世界はずっと、、、
いろんなことに諦めて何も感じなくなって、全部が無で
だけど、君に出会ってさ
色づいたんだ。
ずっと生きてる世界なのに
見てきてる普通の風景なのに
日常なのに、、無って言ってるだけで見えてるはずなのに同じなのに
全然違うような気がして
明るくて
なんか輝いてて
本当にそれが嬉しくて
生きていてよかったと思えるんだ。
、、
「ありがとう」
『え?なにが?』
僕のついでた言葉に
ハテナを浮かべている表情の君が覗き込む
「なんでもないよ笑」
僕は彼女の手を握って歩き出した。
「赤、橙、黄、緑、青、藍、紫」
カラフルといったら虹色。
「ぼくらはいつも迷っている。どれがほんとの色だかわからなくて。どれが自分の色だかわからなくて。」
カラフルといったら森絵都さんの『カラフル』。
色んな色に囲まれた世界にきっと誰しも1度は目が眩んで、直視出来なくなって、自分が惨めになってしまう日もある。
明るくてキラキラの黄色でいたいのに、気分が落ち込んじゃって黒色になっちゃう日だってある。
とびきり可愛く桃色でいたいのに、上手くいかなくて汚い茶色になっちゃうこともある。
貴方だけじゃないし、私だけでもない。みんなそんな日があったっていい。
自分の色を決めつけなくたっていい。誰もがなんの色にでもなれて輝けるんだから。
カラフル
カラフルで大きい花が夜空に咲いた
僕より先にあっという間に消えた
僕の心だけじわじわと熱くして
海の中に消え落ち溶け込んでいった
カラフル。
これは私の話になってしまうが、
私の所属している部活動は
『創作部』である。
絵の具を使うために
利用したパレット。
何もない純粋無垢な白色に、色々な色が
作られていくのがまるで空のようで、
とても心が弾んでしまう。
【カラフル】
どんな色が好き?
赤色?青色?黄色?
紫とかオレンジも好きなのかな?
私はね…
元気な時は、黄色。
落ち込んでる時は青色。
恋をしてる時は…ピンク。
そう、色んな色をしている君が1番好き。
ここで今、俺の理想の女性を開示、共有していこうと思う。
まずは付き合うならオネェさん系がいいな。とは言ってもガチガチなおねえさんけいではなく(それもいいけど)だらしない自分のために演じてつくしてくれる系のオネェさんだ。演じてるが故に弱さが出てたまに自分に甘えてくる感じだったら最高だ。
身長は150後半で色白の巨乳、童顔でポニーテールがいいな。
愛が重めで付き合ったらもう結婚後まで見据えてる感じだと尚良し。
女性って最高だ。どんなに気分が落ち込んでいても可愛い女の子を見ていると不思議と元気が湧き出てくる。
この前バイト先ではたらいてたらとある女の子のお客さんが来たんだよ。
その子は一人暮らしで家がオートロックらしく家の中にケータイとか家の鍵とか置いてっちゃって中入れない状態になったらしく、大家さんと話したいから電話を貸してくれとのこと。
電話を貸してからしばらくして、話がついたとのことだったが追加で何か連絡があるかもしれないと心配してた様子。
そーゆー時のために公衆電話代500円渡してあげたら「あぁ、はい…」
って感謝もされず微妙な顔されたから、少しショックを受けたが恩の押し付けになってもいけないから我慢した。
やっぱり愛嬌って大事だよとその女の子に言いたいけど逆の立場で一人暮らしで家の中に入れない状態だったら落ち込むよなと考えを改めたよ。
つくしてくれる系オネェさん募集中です。
カラフル
キラキラと輝く5月の光が、
新緑萌える木々の葉を輝かす。
花壇には、春を待ち侘びた、
色取り取りの花が咲き乱れる。
そしてまだ冷たさの残る5月の風が、
枝を、葉を、花を、
そよそよと、揺り動かす。
そんな、思わず浮かれてしまいそうになる、
爽やかで、少しだけ愉しげな風景も。
俺なんかには、眩し過ぎて。
暗い部屋の中の窓辺に立ち、
窓から、爽やかな景色を眺め、
深い深い溜息を吐く。
空の蒼。木々の葉や草の緑や翠
花々の朱、紅、黄、橙、白、桃色…。
余りに、カラフルで。
灰色にくすんでいた俺の心は、
ますます掻き曇り、
灰色から黒へと沈んで行くばかり。
そんな、カラフルな風景の中を、
何の屈託も衒いもなく、歩く君は、
俺には余りに眩しくて。
憧れを抱く事さえ、烏滸がましいって。
半ば身を隠す様に、そっと窓から、
カラフルな世界を歩く君を見つめる。
灰色の世界から、
カラフルな世界に居る君を、
そっと見つめている俺に、
気付いてくれないかな。
…なんて。