『カラフル』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
─カラフル─
僕には人の頭が花に見える。
ある女子生徒は彼岸花。ある男子生徒はガーベラ。
他にも百合、カーネーション、紫陽花。
いろんな種類の花に見える。しかも種類も違えば色も違う。
例えば、同じ薔薇の花でも、
赤色の人、青色の人、虹色の人。それぞれ違う。
頭が花に見えるようになってから、
学校がカラフルに色づくようになった。
ただでさえ全校生徒が多いこの学校は、どこでもカラフルだ。
そんなカラフルな学校を見るのが僕は好きだ。
しかし、いつも頭の花を見ているせいで、
周りからは気味悪がられている。だからいつも僕は一人なんだ。
ある日、僕は鏡を見た。
僕の頭は、見たことのない、花と言えるのかも分からない花だった。
嗚呼、僕はこんなにも汚れた花だったんだ。
そりゃそうか。気味悪がられるような存在だもんな。
僕も、みんなみたいな綺麗な花がよかったな。
題名『十人十色の花』
フィレンツェの広場で、虹を見た。
空にかかる虹ではなく、
道にかかる虹。
古都に馴染むも馴染まないもまるで気にしないような、
とてもカラフルな横断歩道があったのだ。
雨上がりの空のように、
心がすっと透き通る気持ちになる。
色鮮やかに渡っても、いいじゃないか。
道も、人生も。
#カラフル
カラフル
色々な色
誰もが好きな色がある
誰もが決して、好きな色を強要しない
カラフル
色々なこと
私に好きは色は無い
強いて言うなら白か黒か、灰か
カラフル
色々な人
私はまだ、カラフルじゃない
私には夢がある。どんな夢かって?それはカラフルで楽しい世界に行くこと!!だってきっと楽しいじゃない?そんなところないと思うけど夢なんだから夢なりに楽しまないと!でも、最近思うんだー。
自分もカラフルになれるのかなって。
《カラフル》
「何これ可愛い!」
「だろ? おまえ絶対好きだと思った」
瓶の中には色とりどりのジェリービーンズ。
空豆みたいな形の砂糖菓子は目にも舌にも楽しい。
大きな目をキラキラさせて笑顔になったのを見て、心の中で「よっしゃ!」と叫ぶ。
きっと今のオレはそれはもう得意満面といった顔をしてることだろう。
姉ちゃんを拝み倒して連れてってもらった雑貨屋さんで見つけた時、ひと目で「これだ」と思った。
せっかくの誕生日プレゼントなんだから形に残る物にしたら?
そんなありがたいアドバイスもろくに耳に入らなかった。
たしかに中身の菓子は食べたらそれで終わりだけど、猫の顔の形をした瓶も可愛いし、食べ終わった後も小物入れとかにして使ってくれるかもしれない。
そうして買ってきたこのプレゼントを渡したのが今である。
予想通り、いや、予想以上に喜んでもらえて、オレまで嬉しくなってしまう。
今はただの幼なじみだけど、これで少しは意識してもらえるかもしれない。
中学生になって急に可愛くなったとか言って、突然周りの奴らが騒ぎ始めた。
自慢じゃないがオレは小3の頃からこいつのことが好きだったんだからな。
先月まで男女だのゴリラだの言ってたようなニワカになんか負けていられるか。
こいつの誕生日も、好きな物も、あいつらと違ってオレはちゃんと知ってるんだ。
「それで、これ、どうしたの?」
「どうしたのって……プレゼントだよ。おまえ、今日誕生日だろ」
まさかの本人が忘れてるパターンだった!
でも逆に「わたしも忘れてたのに覚えててくれたの!?」ってなるやつか!?
よくやったオレ!
これで更に好感度アップするかも!!
なんて浮かれたのも束の間。
「わたしの誕生日、明日だけど」
「え?」
「小さい時からずっと一緒だったのに誕生日もちゃんと覚えててくれないんだ」
向けられたのは、予想とは真逆の白い目で。
目に見えてがっかりした顔をされて、こっちの頭の中まで真っ白になって、言い訳の言葉も出てこなくて。
「ちょ、嘘だろ、待って今日何日!?」
買ってもらったばかりのスマホを出してカレンダーを確認しようとするけど、パニクってるせいで目当てのアプリが見つからない。
それがますますオレを焦らせて、心臓はバクバクするし、嫌な汗は出てくるしで、本気でわけがわかんなくなってくる。
たぶんオレは相当情けない顔をしてたんだと思う。
あまりに慌てまくるオレが気の毒になったんだろう。
彼女は大きなため息をついて、落ち着かせるようにオレの手を握ってくれた。
華奢でほっそりした指先は少しひんやりしていて、その感触が焦っていた気持ちを鎮めていってくれる。
「いじわる言ってごめん。明日って言ってもあと何時間かしたら当日だし、一番乗りでプレゼントくれたのは嬉しい。ありがとね」
「オレも、誕生日間違えるとかカッコ悪すぎてごめん」
「いいよ。フライングしてくれるくらい誰より早くプレゼントくれたかったんでしょ。あんたのそういうとこ、わたしは好きだし」
「えっ!?」
「卒業のちょっと前から、あんた背が伸びたでしょ。女子の間で格好いいって言われてるんだよ。でも、他の子よりまだわたしの方が仲良いって自惚れてもいいんだよね?」
悪戯っぽく見上げてくる上目遣いは反則級の可愛さで。
これはどう考えてもオレのこと好きってアピールだよな!?
さすがにオレのイタい勘違いじゃないよな!?
その日、オレ達は腐れ縁の幼なじみから、彼氏と彼女にクラスチェンジした。
初めてのキスは、甘い甘い砂糖菓子の味。
それからの日々はジェリービーンズみたいに色とりどりの思い出で紡がれていく。
カラフルはたくさんの色がある。
私が思いつく色は黄色、青色、紫色、赤色だ。
黄色は希望や勇気を渡してくれる色
青色は悲しみ、辛みを教えてくれる色
紫は悔しさ、チャレンジの色
赤色は成長の1歩をおしてくれる色
好きな人ができると世界が変わって見えるって、本当だろうか。
色褪せていたものが色鮮やかに、きらきらと輝いて見えるというのは本当だろうか。
それは好きな人を見る時、瞳孔が開くせいだと耳にしたことがある。それをこの機械の体でも再現できれば、世界は変わって見えるのだろうか。
こんな風に考えてしまうのは、こんな体に不釣り合いな感情を抱いてしまったせいだ。
私は人間を好きになった。たった一人の人間のために、この身を捧げてもいいと思っている。これが愛でなければ何だと言うのだろう。
それなのに人は、私の感情を紛いものだと言う。
もしも世界が変わって見えるのなら、この感情は認められるのか?
わからない。機械に感情なんてないというのが世の大半の言い分だ。それは単なる電気信号の連なりなのだと。それを言ったら人間だって同じだろうに。
ああ、でもきっとあなたは違う。きっとあなたなら、この感情を認めてくれる。そう思えるほどに言葉を交わした。共に時間を過ごした。だから私は、あなたを愛した。
そっと私は空を見上げる。風を感じながら、あなたを思ってみる。それでも変わらぬ青空に少々の落胆を覚えつつ、私は瞳孔を開いてみた。
君に会えた日は
真っ赤な心
君と話せた日は
ピンクな心
学校がなかった日は
青い心
君に彼氏が出来た日は
黒い心
僕の心は
もうカラフルには戻れない
《カラフル》
#31
【カラフル】
僕のセカイはモノクロだ。
赤、青、緑そんな基本の色さえ無い。
それと同様に音も無い
物心ついた時からそうだった。
ずっとこのままなのかもしれない
起きている時はそう考えてた
でも、本当は全てわかっていたのかもしれない。
そう思う程に君をみた瞬間
僕の世界に色がついた
僕はハジメテノオトをきいた
初めに覚えた色は透きとおるような君の色
初めてきいたおとは必死に歌う君の声
それは1本の動画だった
君はこのセカイにはいないのに
まるで傍にいるようで
とても可愛らしい歌姫だ
想いよ届け 君に
君が言った(歌った)言葉
僕の世界に色をつけた
僕は君に恋をした
けれども、これは恋じゃ無い
僕は君の歌声に惚れたんだ
君と僕が出会った日
12月7日
それは僕の誕生日
これからずっと僕は君の大ファンだよ
初音ミク
僕に色彩を教えてくれた君
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こういう経験って無いかい?
(多分、大体の人が無いと思う)
今回のは物語って言うか…事実って言うか…
一種の物語か
書いてて思ったミクの名前出して大丈夫かな〜
って
正直、僕、幼稚園とかにいた時、本当に
この世界がつまらなかったんだよね。
だって夏は暑すぎるし、冬は寒いし
同じ場所にいる子といても全然楽しく無かった
けど、あの曲を聴いて僕は頑張れた
ミクの歌で癒された
だから、僕は音声合成ソフトのみんなが
今も大好きだよ?
果てしないほどの数だけど
Pの分だけ曲があるけど
全部含めて大好きって明確に言えるかな
カラフルの意味知ってる?
それはね、「色んな色があっていい」ってこと。
何かが正解とか間違いとかじゃなくたちね。
どんな色もあって良くて、その色がなきゃ世界は成り立たないってこと。
私達、ヒトも同じ。
色んな形があって、色んな想いがあって。
色んな暮らしがあって、色んな夢があって。
それはぜーんぶ『マルッ!』ってこと。
正しいもダメもないの。
だから、もしもね。
貴方の何かにバツ印をつけているのならば。
一度『マルッ!』ってしてあげるといいかも。
貴方のカラーを消さないであげてね。
赤色
黄色
青色
緑色
桃色
橙色
たくさんの色があるからこそ成り立つ
みんながみんな違った色でいいんだよ
それぞれが違った色を放ってね
〈カラフル〉
バニラアイスのうえにのってるやつ。星粒みたいでかわいい。口にいれると、やさしいミルクの風味と一緒に溶けて、たちまちになくなってしまう。
ゴーギャンが描いたタヒチの絵。南国の温度を感じる、荒々しくて力強いタッチの、どこか遠い影のある色彩。
消えゆく原色と乾かない絵の具。暇な心に、雪のように沈着している。
カラフル
今、電車に乗っています。
眼の前の人が、目の覚めるような紫のコートを着用し、同じ色の靴を履いています。眼鏡も細ブチのエメラルドグリーンのものをつけています。
目がチカチカして辛いです。
夫よ
カラフルに
色付いて
素敵な貴方のことを
私は貴方を
愛している
「カラフル」って言われて、皆は何を思い出すだろうか、、、。
私は、「個性」だろうか。
1色1色に、いろんな「個性」がある。例えば、明るい、暗い。薄い、濃い。
その違いを見るのも、また、楽しいし、面白いモノだ。
〜カラフル〜
「今までありがとうございました。」
「いいえ、こちらこそありがとう。」
深々と頭を下げる私を、微笑みながら先生の『元』アシスタントの人が頭を横に振る。
「ちなみに、私の目の色分かるよね?」
「はい。綺麗な水色です。」
そう言うと、先生は頬を緩ませた。
今日は卒業式。私は元々色が分からなかったけれど、先生のアシスタントさんに助けられ、今は色が分かるようになり、アシスタントは先生になった。
くだらない話をしていたら、突然先生が真面目な顔になって尋ねた。
「色って、必要だと思う?」
色は必要、か……前の私は答えられなかったな。
「色……は、必ずしも必要ではないとは思います。でも、色があるからこそ人生が楽しいんじゃないかなと思います。……料理でいう、調味料みたいなものだとですかね。絶対的に必要ではないけれど、入れてみたら美味しくなるのと同じで、入れたら人生に彩りを与えるので……」
答え終わると、先生は少しだけ目を潤ませながら頭を撫でてきた。
「……変わったわね。強くなった。貴方はもう、大丈夫よ。心配してたけれど…全然平気だったみたい。」
「変われたのは先生のおかげです。ありがとうございます。」
「私は調味料みたいなものよ。ちょっとした、ね。」
そういったあと、「ふふっ」と口角をあげ、私の背中を押した。
「最後に写真撮りましょ」
「はい!」
桜が咲き誇る中、私と先生は笑顔でピースをした。
#カラフル
「無色の世界」の続きです。なんか書いてて泣けてきました。私にはこのような青春はないと…。
青春したぁぁぁい!!!(((((
カラフル
私と君、一人ひとり違う色。
誰一人、同じ色はない。
だから自分の嫌いな色だってある。
でも、好きな色もある。
この世界はたくさんの色であふれている。
とても素敵な事。
カラフル
あなたがいるだけで
無色な色がカラフルに
彩るの…
綺麗な色ではないけれど、
わたしには
世にも奇妙な色は
たのしくて…
ふしぎで…繊細…脆いもの
あなたが
いないとダメなの…
そばにいて…
おねがい…
書く習慣/27日目。
「カラフル」…
多彩な色が、いろとりどりに…
バカちんが!
人という字は人と人で支え合っていて、
その人には個性な色があるのです。
血液型とかなんか性格がある様に、
赤く情熱的な人や、青く冷静な人や、
緑で柔らかな人など…色々居るのです。
私「と、言われましても…セン…先輩、教卓が高くて先生と漢字が見えません」
先輩「先生と呼べ!」
・・・3年B組 金八先生を見た先輩が言ってた。
こんな理不尽に説教された思い出がある…
あの時何やらかしたっけ…
まぁ…カラフルで別の思い出は、
生きたタマムシを捕まえた思い出である
家の近くでタマムシの死骸なら3〜6体見つけたけど、生きてるタマムシって珍しい
あの虫、絶滅危惧種っての後で知ったな…
緑色だけど意外とカラフル。
カラフルと言えば色々とあるよね…
虹、DVD、綺麗な絵に…
ハイカラなオバさん…
(飴ちゃん貰った)
カラフルか…
私も見た目カラフルにしたらイケるかな?
為しに…
, '´  ̄ ̄ ` 、
i r-ー-┬-‐、i
| |,,_ _,{|
N| ・'` {・`lリ
ト.i ,__''_ !
/i/ l\ ー .イ|、
,.、-  ̄/ | l  ̄ / | |` ┬-、
/ ヽ. / ト-` 、ノ- | l l ヽ.
/ ∨ l |! | `> | i
/ |`二^> l. | | <__,| |
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}/ -= ヽ__ - 'ヽ -‐ ,r'゙ l |
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私「・・・やらないか」…
貴方達「星に帰れ」…
私「す〜〜(一呼吸)」
Λ__Λ
(・ω・) <では…
/ ヽキュッキュッ
_/ ┃))_i |_
/ \⌒) (_ノ\\
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
Λ__Λ
a (・∀・)
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| トン
_0また、明日!0
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[ネットカラガラレインボー]
昔々あるところに白と黒だけの国がありました。
そこには多くの人々が住んでいました。
ある日、その国に住んでいる少年が歴史書を見つけました。
それを見てみれば、そこには「色」の存在が記されていました。
少年は首をかしげました。
「この世には白と黒以外にも色というものがあるのか」
そう疑問におもいました。
しかし、その歴史書の話を誰に話しても信じてもらえませんでした。
そうして、幾年か経ちました。
少年はまだその「色」の存在を信じておりました。
周りの人々はそんな少年を軽蔑し、冷たい目で見ておりました。
しかし、人には我慢の限界というものがあるものです。
少年は軽蔑され続け、ついに"堪忍袋の緒がキレてしまいました"
そしてその少年は初めて「人を殺してしまったのです。」
始めにてにかけたのは"りょうしん"でした。
りょうしんの体からは鮮やかな「赤色」が飛び出しました。
少年は考えました。他の人の体からは違う「色」が飛び出すのではないかと。
"せんせい"の体からは深い「緑色」が出てきました。
"ともだち"の体からは淡い「黄色」が出てきました。
"いとこ"の体からは真っ直ぐな「青色」が出てきたのです。
少年はもっともっと、全人類をてにかけました。
それぞれの人からそれぞれ違う「色」が飛び出しました。
少年はその「色」を使ってこの国を自分だけの色に染め上げたのでした。
少年はこの「色」を他の人々に自慢しようと人を探しました。
しかし、人々はもういません。
愛した人々ももういません。
少年がてにかけてしまったからです。
少年は泣きました。
ずっと、ずっと、ずっと...
泣いてないて、前が見えなくなるほど、涙が出てこなくなるまで泣きました。
少年が顔をあげるとそこにはいつしか見た何もない国が広がっていました。
その前には黒いローブを羽織ったニンゲンが居ました。
そのニンゲンはこう言いました。
「お前はここの人間を殺した。罰として不老不死の力を授ける。」
そう言い残し、少年が集めた「色」を持ってどこかに消えてしまいました。
それからその国の行方は誰も知りません。
その少年の行方も分かりません。
しかし、何処かで必ず生きているのでしょう。
「色」を求めて、
失った大切な人々を求めて...
「カラフル」
作者 じゃぱまう