『イルミネーション』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
1人なら線 誰かとなら光る思い出、君となら流星群の中
イルミネーション
「イルミネーションを見に来ました‼︎」
「すごく綺麗...」
「⚪︎⚪︎とも観に行きたいな〜」
イルミネーションか...
高校生以来行ったことないな
今度行ってみようかな
「わぁ綺麗...」
あの人もこんな景色を見たのかな
この景色をみてどんなことを思ったんだろう
また見てみたいと思ったのかな
一緒にこの景色を見れる日はあるのかな
私が見るあなたは画面越しにしかいない
あなたがいつもどんなことをしているのか
何を思ってファンに接しているのか
どんなことでもあなたに対する愛は変わらない
あなたに私の思いを伝えられる日まで
私はとびっきり可愛くなってやろうと思う
お題『イルミネーション』
私はイルミネーションが好き。
葉のついた木々に付いた、あのイルミネーションが特に好きだ。
ゆら、ゆら、と揺れる度に、点滅していないはずのイルミネーションがぱちぱち瞬きをするような気がした。だから好き。
生きている気がするから。視線がパチっと合うと、どきりとする。
恋に落ちたような、運命と、巡り会ったような。
あなたも、目の惹かれる方へ視線を向けてみて。
きっとあなたと目の合う、素敵な出会いがあるはず!
冬の木々を纏うのは人工の光。考えられた配置は色とりどりの光を放つ。
イルミネーションの光は誰に向けて輝いているのだろうか。暗闇の夜を照らすためだけに、冬の時にしか存在できないもの。
だけども、駅前から離れてしまえば、闇夜の時が始まる。
暗い道を歩いて帰路に向かう。その足取りは軽いのか。それとも重いのか。それは誰にも分からない。
寒さから吐き出る白い吐息。足取りは帰路へと急いでいる。
早くこの寒さから抜け出したいとばかりに。
暖かい我が家へと帰っていく。
駅前を照らすイルミネーションの光は、闇夜の道を照らし出すことは叶わない。
わずかに電灯の光が照らす道を人々は駆けていくーー。
「イルミネーション」
12月、クリスマスが近づくと
いつも暗くて静かな夜が
イルミネーションで明るくなる
朝はイルミネーションが明るくて見えないのに
夜だとすごく輝いて綺麗に見える
夜の光はこんなに綺麗なんだ
朝見た時と全然違う
周りには写真を撮っている人がいて
恥ずかしがりながら孫に写真を撮ってもらっているおばあちゃんもいれば
恋人と一緒に記念に撮っている人
SNSに上げるためなのか丁寧に微調整して撮る人もいる
イルミネーションに夢中になっている人たちを見ていて気づいた。
周りが暖かい雰囲気になっていることに
なぜだろう?
少し考えてみた
「・見るとすごく幸せな気分になるから
・笑顔になるから
・大切な人と行くことで思い出になるから」
もっといろんな理由があるだろうけれど
私は「ポジティブな感情でいる人が多いから」
かなって思ってる
イルミネーションの光がすごくあたたかく見えて嫌なことも忘れちゃうくらい包み込んでくれるような気がする。
「ハッピーをくれる存在 」っていうのかな
すごく素敵でいて欲しい存在
今度からイルミネーションを見る度に
ここにいる人は今どんな思いで見ているんだろう?
どんな思い出ができるのかな?って
ワクワクしながら見れそう
私はいつもひとりでここに来るけれど
いつか誰かとここで素敵な思い出ができるかな
母親の入院中、独りぼっちで見たイルミネーション
やたらまぶしくキラキラ光るから
世界はきっと楽しいのだろう
手には、夕食の買い出しのスーパーの袋
私はキラキラした世界を見上げたあと
静かに誰もいない家に帰った
レジ袋の音が、やたらうるさかった
イルミネーション
夜中の電飾で飾られた看板や
まばゆいヘッドライトの流星群
高いビルから見下ろせば
魔法使いがこの街に
命をあずけた
工場夜景に若者の喧騒
ゲロ吐くおじさんに香水おばさん
流れる電車の乗客は無機質
心臓みたいに点滅する
この世の腹の中
生きているんだ
輝きたいんだ
光の数だけ
人生なんだ
キラキラするんだ
目立ちたいんだ
おれは此処にいる
なぜ?気づかない!
イルミネーション
それが人なんだ
愛のコンセント
だれか?差してくれ!
【イルミネーション】
暗い夜を美しく照らすイルミネーションは少しずつ人々の未来を暗くする。でもそうなるのはまだまだ後の話。だからイルミネーションを綺麗と思えるし好きになれる。
イルミネーション
…彼はイルミネーションを見たことがないらしい。
そりゃそうか。
団地から出たことがほとんどないもんね。
…いつか、彼を連れてイルミネーションでも見にいこうかな?
私はイルミネーションの光は貴方への愛の数だと思ってる。
だからイルミネーションの夜は貴方を愛する夜。
イルミネーションで光る数々のライトは貴方との思い出。貴方を愛した日々。すべて、すべて光る大切な、大切な思い出。でも…でもそれは今日まで。イルミネーションはいつか消える。いっせいに何の前触れもなく。悲しいけれど、それがはかなくて奇麗なんだな。イルミネーションはまたきっと光りだす。光は増えることはないけれど、綺麗な光がまた、私を照らしてくれる。
小説
おばみつ
キラキラと星のように輝くイルミネーションを見上げながら息を吐く。白く染まった息は上へ上へと登っていった。
隣を見るとイルミネーションと同じくらいに目を輝かせた甘露寺が感嘆の声を漏らす。
「わぁ...!綺麗...!」
「あぁ、とても綺麗だ」
俺の視線は既に上から横へと移っていた。淡い光を顔に受けながら一生懸命見上げる姿が、俺には美しく映った。未だ彼女は俺の視線には気が付かない。
しばらく見つめていると、彼女の若草色の瞳がこちらを映す。
「もう!伊黒さん、私のことじゃなくてイルミネーションを見てよ!」
膨れた頬をつつくと、ふしゅっと白い息が空気中に舞う。俺の目にはもう彼女しか映っていなかった。
「どっちも見てるよ、...綺麗だ」
熱を込めた視線を送ると、彼女の頬が少し赤くなる。
「...イルミネーションがでしょ?」
「...どうかな?」
俺はそっと甘露寺の甘く柔らかな唇を、自らの唇と重ね合わせた。
うんと小さな頃、親戚の家の真隣に結構な規模のイルミネーションが毎年冬に開催されていた。それはその家から外に1歩出ればすぐ見える程の距離で、木や小屋に括り付けられた電飾が色とりどりに輝くのがはっきりと見えた。子供ながらに幻想的な風景にうっとりとさせられていた。しかしそれは突然終わりを迎えた。誰かが電線を故意に切ったという噂が流れてきた。非常に残念だった。あれからイルミネーションは再開していない。早くあの風景をもう一度見たいものだ。
お題『イルミネーション』
(今日はいつものやつはお休みです)
地元岡山のイルミネーションについてお話しします。
私は駅近で働いているので帰宅する時などは駅前のイルミネーションを目にすることも多いのですが、ぶっちゃけ
ショボい。
おそらくはイルミネーションの予算が年々削られているのでしょうね。
コロナ前まではそこそこ楽しい年末イルミネーションだったんです。駅前の桃太郎は周りを桃のイルミネーションに彩られ、頭上にはミラーボールが!
【パリピ太郎】と誰かが言い出し、いつの間にかその名前が定着したり。しかし岡山駅前再開発で一時撤去され、今や桃太郎は駅前の片隅で泣いています。
あと、桃太郎大通りに面した、メルヘンチックな外観の交番をキラキラさせる【エレクトリカル交番】とか。その交番も役目を終えると同時に光を失いました。
しかし、岡山駅前を離れるとイルミネーションに力をめちゃくちゃ入れているところもあります。
それは岡山市郊外にある、産婦人科。最初は入院する妊婦さんに少しでも楽しんでもらおうと始めたことらしいのですが、年々派手になり、さらには系列病院まで輝きを放つに至りました。
どうやら観光名所にもなっているらしいその病院ですが、25日になると綺麗さっぱり電飾を撤去するそうです。
あとは、エントランス前の大きな木をクリスマスツリーにしているマンションとか……。
こうして振り返ってみるとわかるのですが、『財政が潤っていないとイルミネーションはショボショボになり、頑張って稼いでいるところ・金回りのいいところはイルミネーションに力を入れられる』ということです。
人もそうです。心が潤っていないと貧相になります。
あなたの心のイルミネーションは、輝いていますか?
暗闇にキラキラ輝く街は、さながら宝箱。
いつもより笑顔が多くて、孤独に気付かされる。
寂しくないよ、吐いた息とふたりなろう。
冷えた手をポッケに突っ込んで歩く。
「わぁ、綺麗」
勉強のし過ぎで凝り固まった体をほぐそうと、少し塾から外に出てみたら、周りの木に色とりどりの光たちが宿っていた。
イルミネーションって、こんなに綺麗なんだ。
すると、私の肩を優しく誰かが叩いた。
「塾帰り?」
最近会えてなかった、幼い頃からの友達だった。
「ううん、まだ勉強してるところ」
「そっか。大変だね」
「そんなことより、見て。イルミネーション綺麗じゃない?」
「ね、とても綺麗」
そういう貴方から、少し緊張したような、そんな声が出ているのがわかった。
今年ももうすぐ終わり。
この儚い光たちが懸命に光るように、私達も最後まで足掻いていきたい。
イルミネーションみたい
ロマンチックなことたくさんしたい
すれちがって
遠くなって
価値観が違う
そうだった。いまに始まった事じゃない
私は、
わたしは、
わたしだって
、
したかったのに
違うから
こんな事になったのに。
私が全部悪くなるの?
イルミネーションのように輝くあの子には到底勝てないから、だからって比べんなよ。性格が良ければ良いってそんなの綺麗事でしょう?結局は顔が良くて性格が良かったらモテるんだから、分かってるから、だから、私にも救いという名の光を頂戴。
イルミネーションに来た
綺麗な黄色、赤、青など色々な色がライトアップされている
癒されるな、、
寒空の下で思う
ギラッギラの駅前より
深い深い闇の中で
ぽつりと光る君が好き
イルミネーション
「イルミネーション」
若い頃はコートを着込んで
いろんな所に出かけた
イルミネーションを見に行くのは
年末恒例のイベントだった
でも、この歳になると
寒くて寒くて...
外でイルミネーションなんて
とんでもない!!
こたつに入って
ヒーターに当たりながら
にゃんこを膝に乗せて...
みかんなんかあれば
もう最高 (*´艸`)♡
そんな歳になりました(笑)