『イルミネーション』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【イルミネーション】
すみませーん。あ、どうも。リア充爆散隊の者でーす。え?その単語は死語?お黙り!冬の夜を下らないイチャイチャで穢すカップルが!我々と共に爆散しろ!
―
昨夜未明爆破テロを起こそうとした数十名の身柄を確保…。
この季節のイルミネーションは
地球に優しいんだろうか?
笑顔になることで犯罪が減るとかならいいけど
世界中で争いは起こり続けている
電気をつけて幸せを自慢したり妬んだりする前に
自分の心のろうそくを灯せばいいと思う
早く会いたいな
イルミネーションの季節が終わらない間に
イルミネーション。
小説。
鏡が落ちているみたいだった。水たまりが銀色に光っている。
地面は黒だ。昼間に雨が降ったから、夜空よりも深い色をしている。
ほかの客はみんないなくなった平日二十二時のアウトレットモールを歩いている。
ショーウィンドウの明かりで、水たまりが光っている。
その水たまりを飛び越えながら、サガミはトイレを探していた。この前いっしょに遊んでいたときも、こいつはトイレに急いでいた。「走ったら余計尿意が近くなるんだぞ」と俺に怒鳴っていた。今は、「動いてなきゃ、ヤバい!」と言って、無駄に大きく手足を振り上げ、走っている。
俺を置いて建物の角に消えていくから、次第に見失ってしまった。
まあ、トイレを目指して行ったら落ち合えるだろう。
登山用品店、家具屋、靴屋……と店員さえも見えない店の前を歩く。コンコースの中央には芝生があって、謎のオブジェにはイルミネーションが点けられていた。
今年の冬はイルミネーションを数えて歩く活動をしている。帰宅部の俺とサガミの自主的な活動だ。民家のイルミネーションも含む。今年どれだけイルミネーションを見たか確かめている。
数えるといっても、実際に何個あったか覚えているわけではなくて、サガミと街を歩くたびに、あそこ、イルミネーションある、あそこにもあると話題にしているだけの遊びだ。
体感じゃ、今年は十五箇所くらい見たかな。想定していたより少なかった。暇さえあればバイトを入れていたから、見る機会が少なかったのかもしれない。
サガミは姉とイルミネーションスポットに行ったと言っていた。
俺なんかはバイトの帰り道に、電灯の少ない、暗い夜道があって、そこに燦然とかがやく一軒家のイルミネーションに出くわしたことがある。
なんであんなに安心するものなんだろう。
日中の疲れも癒されて、俺はその光を道標みたいにして足を踏み出した。いや、あのイルミネーションを誘蛾灯みたいに、俺は光に引き寄せられる蛾みたいにフラフラと歩いた。
燃やし尽くされてみたいよなあって思った。なんかもう、殺してくれーって思ってた。
そしたらその五百メートルほど先から、チャッチャッチャッ……となにか、音が聞こえてきた。あとから思うに、それは幸運の足音だった。五百メートル先の曲がり角から、ぴかぴかに光る首輪をつけた、犬が現れたのだった。犬がアスファルトを歩く音だった。
サガミの飼い犬だった。
そのあとはサガミとふたりでコロの散歩をして帰った。サガミは毎年壮大なイルミネーションをしていることで有名な隣の地区の住宅街まで連れていってくれた。わざと遠回りをしてくれたのだった。
ぴかぴかに光る通りを歩きながら、ずっと俺の話を聞いてくれた。
「――サガミ、大丈夫か?」
トイレに着いた。一番近くのトイレだからサガミはここにいるはずだった。返事はないが、俺の声が聞こえなかったのかもしれない。
俺はトイレの外の壁に背中をもたれさせた。
あの日――俺がバイトでミスをしたあの日――飼い犬のコロを携えながら、サガミは今週末アウトレットモールで遊ぼうと、別れ際に言った。
週末は普通、俺はバイトを入れていた。
久しぶりだった。サガミも、キザキと遊ぶの久しぶりだなーと言っていた。最近はいっしょに帰ることすらしていなかった。
サガミに冬休み、イルミネーションを見たかと聞くと、この街には、輝きが少ない――とサガミは言っていた。
しばらくすると、中から物音が聞こえてきた。
「サガミ、大丈夫だったか? 漏らさなかったか?」
返事がない。
手を洗う音は聞こえてくる。
「だからおまえ、走ったほうが逆にトイレが近くなるって、俺はあれほど」
サガミは応えない。
ブォーー……と手を乾かす音が聞こえる。
俺が中を覗き込むのと、なにか、俺の胸くらいの高さのものが飛び出してくるのが同時だった。
女の子かと思うくらい髪が長い少年がいた。
あわてて飛び退くと、そんな俺の横をすり抜けるようにして走り去っていく。細く、ちぎれそうな髪をうしろで束ねた少年は、俺を睨みつけながら、ときどき前を向いて走った。アウトレットの端のほうにある、英語塾の中へと走っていた。
トイレの中はもうだれもいない。個室にもだれも入っていない。
サガミ、どこ行ったんだよ。
サガミ、漏らさなかったかな。
俺はサガミとはぐれたことに気がついた。
あの方向音痴が。電話したら出るんだろうな? 漏らさなかったんだろうな。
俺はしばしその場に突っ立っていた。
そこに電話がかかってきた。ちょうどかけようとしていたから、よかった、サガミ、どこにいるんだよ、と思いながら、俺は電話に出た。
電話をかけてきたのはサガミだと、少しも疑っていなかった。
「もしもし?」
「おい、キサキ、おまえなにしてるんだよ!」
俺は息を呑む。
「……は」
「はあじゃねぇよ、はあじゃ! おまえぇ!」
怒号が耳を貫く。
「おまえぇっ! なにしてるんだよマジで」
「はあ」
手が震えて冷たいスマホが耳に触れる。
俺は歩き出す。
「無断欠勤してんじゃねぇよ! おまえ、代わりに入るつっただろが。おまえが俺の代わりに入んなかったから、俺が怒られてんだよ。ふざけんなよおまえ」
闇雲にさまよう。俺はチョコレート屋の角を曲がる。サガミはいない。ここら辺の角を曲がったはずなのに。俺は歩き続ける。
バイトの先輩の怒鳴り声は続いている。
「デートをドタキャンしてバイト出たんだけど。おまえ、イルミのチケット代、弁償できんのかよ」
サガミ、どこいったんだろな。
閉店のアナウンスが流れている。ショーウィンドウのマネキンの影を踏んで歩く。
次の角を曲がる。
サガミ、どこにいるんだよ。
足音も聞こえない。俺は広場に出る。広場にはツリーの形をしたイルミネーションがある。まだ光っている。俺はフラフラと歩み寄る。蛾のように。冬の蛾のように。もうじき消される。
イルミネーション
この時期にだけ浮かび上がる光。
儚い。
頭が悪いけど部活が強い高校の悪い点。
部活に行きたいのに、勉強できないせいで、テスト前は休みが多い。
部活できないのもそうだけど、何より先輩と会えない。
でも、先輩だって勉強してるから、頑張る。
相手の気持ちが分からない。消えてなくなりそう。
儚い。
思い出は儚いものばかり。
だから大事にしなきゃ。忘れちゃわないように。
No.2
今年は男と“イルミネーション”行きます‼️わはは‼️
ところでなんで私を誘ったんだろう❓しかも行くのは25日だよ❓コレ…クリぼっちは寂しいからこんな女で妥協しとくか‼️ってなられたのカナ⁉️一般的にデートは24ではないか❓ところがどっこいあやつと行くのは25だ‼️
けれども私にに興味がある時点であやつの頭がおかしいので、そもそも私が本命とかキープとか弄ばれているのではなくて、友人🤝だと思われてると納得してるよ‼️普通に考えて私に関心があるのおかしい‼️変わってる‼️
クリぼっちは寂しいからこの女で妥協にしとこ‼️っていう案だったとしてもまあわたしもこの男で妥協しとこ‼️
かわいいみんな‼️25日の投稿たのしみにしててね‼️😽
【イルミネーション】
イルミネーションの森を抜ければ、
イルミネーションよりも美しい
君の笑顔がある
イルミネーションよりも美しい君が
持っているのは
イルミネーション以上、
君以下の
この世でたった一つの『指輪』
これからもそのイルミネーション以上の笑顔を
1番近くで見守らせてね
イルミネーション
ざっくり分けると世の中には内側を飾る人と、外側を飾る人の二種類がいると思っている。
もちろんその真ん中の人もいるし、どちらかに偏りがあることをグラデーションと捉えるならば、とても二種類には分けられないが。
まぁそれはそれとして。
「家の外を飾るなんて馬鹿げてるよな。わざわざ金を掛けて他人を楽しませるくらいなら家の中を飾る方がマシだ」
まだかろうじてリビングに夫がいて、何となく点いているテレビを夫婦で見ていたときのことだ。
巷にLED電球が普及し、クリスマスシーズンになると一般家庭でも家の外をイルミネーションで飾ることが流行り始めていた。
その当時の会話だ。
嫌、たしか夫がそう言い放ったあと私は黙り込んでしまったのだった。
だから、正確には会話とは言えないかもしれない。
画面に映った家の塀には、ぐるりと煌びやかな豆電球の粒が散りばめられ、玄関先には二頭のトナカイが鎮座し暖色の光を放っている。
よく見ると、サンタクロースがカラフルな梯子を使って家の壁を登っている最中だった。
「いいなー、うちもあれやりたい!」
とっさにそう言いそうになっていた私は慌てて口を噤んだ。
もちろん言ってしまったってよかったのだ。
むしろ言ってしまった方がよかったのかもしれない。
あの時、もしも私がそう言っていたら、旦那は「えーホントかよ、本気で言ってるの?」などと口では言いつつも、望みを叶えてくれたかもしれない。
それくらいの度量や優しさは持っている人なのだから。
でも私は言えなかった。
馬鹿げていると思われること以上に、あまりにも夫と価値感がかけ離れていることにショックを受けてしまったからだ。
それ以来、また少し夫との距離は離れた。
ささやかな小さな灯りが、知らない誰かの心をそっと温めていることを大切だと感じる私は恐らく少数派なのだろう。
そして、そんな考え方をする人間がこの世に、しかもこんな身近にいることを、たぶん夫は一生気付かないのだ。
お題
イルミネーション
24時間光りっぱなしですね。電気代に換算するといかほどでしょうか。ええ、まぶしすぎてみえませんとも。え?あなたのことですよ?目を見て話せ?そんな無茶を言わないでください。近すぎてしにそうなんですから。
「イルミネーション」
あたり1面銀色の世界に、暖かな光が咲いていく
「君と最後に見たのはいつだろう」
星空のように輝く光にそう問いかける
今年のイルミネーションも、君の笑顔には劣って見える
今年の冬
イルミネーションを観に行こうよ
去年行った場所に
去年より幸せになったふたりで
優しさに包まれたまま
ヤドリギがあったらその下で口付けを交わそうか
今年も一緒に行ってくれてありがとう
愛しているよ
遥か彼方未来の果てまで
イルミネーションの林の中で。
君に、どんなイルミネーションよりも。
どんな明かりよりも輝いているーーー
この指輪を。
「イルミネーション」
冬の風物詩。
街が煌めき出す。
気分が高揚する人もいれば、焦燥感に駆られたり
何も思わなかったり。
その時の自分の立場によって見方が変わる。
イルミネーションに限らずかもしれないが。
ちなみに私は一瞬綺麗だなと思うだけ。
飽き性なのか。感情があまり動かされない。
イルミネーション
電球やLEDなどを使って、建物や街路樹などを美しく飾り付けること。
寒い冬を暖かくしてくれる、美しい光の芸術をあなたもぜひ。
青いイルミネーションを抜ければ
僕を待つ
君の笑顔が光っている
「イルミネーション綺麗だね」
なんて君は言うけれど、本当は私は君のことしか見てないよ
「うん、綺麗。君と見れてよかった」
なんて言ったら君は顔を赤くするから、それも可愛くて
また私は君のことを見てしまう。
輝く光の粒。それが反射して星空のようになっている道路。
寒そうに歩く人々。
そして君がいる。そこに私もいれたら、それだけで幸せなんだよ。
たくさんある光よりも、ただ1人の君がいい。
甘酸っぱいね!!!
「イルミネーション」
あなたとイルミネーションが見られたらなぁ…
イルミネーション綺麗ねと言う
君の横顔こそ一番綺麗
キラキラ光を纏った街を
少し浮かれてトコトコ歩く
ラメのパウダー光るジュエリー
これもある意味イルミネーション?
我が家も今年はイルミネーション
電気代は考えないフリ
イルミネーション目映すぎて
裏道歩く冬の帰り路
ものすごい数のライト
これ、誰かが飾ったんだよね
人間が作った世界
目を細めてぼんやりさせると綺麗
#6 イルミネーション
イルミネーション
夜の街を車で走るのが好き。色んな家がイルミネーションで街を照らしているから。見るだけでワクワクする
だからこそ25日が過ぎると急に寂しさが増す。
街に色がなくなってしまうようだ