『イルミネーション』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
イルミネーション
散らばり華やかに
空から舞うそれを照らす
夜を飾る明かり
明るいことで闇をかざす
騒めきを集め、騒めきに彩る
やがて忘れられた様に無くなってる
始まりより前で
終わりよりも後に
ずっとは続かないけど
今が続いてるならずっとがある
グシャ…
綺麗な君にオーナメントやLEDを埋め込む度にそんな音が出る。
リースだけを君の首に通し、赤い血が流れる。
それだけでクリスマス。
君がそういてくれるだけでイルミネーション。
学校や職場で輝いていた君を見ていた。
君はいつでも輝いていた。
だからこうして輝いている君をイルミネーションにするだけで。
ほら、外と同じ綺麗なイルミネーションさ…
#イルミネーション
白く染められた
アスファルトの森
無数の小さな光が花を咲かす
凍てつく月の下
白い言葉が行き交う
瞬きのように心も揺らして
キミの手を取りあの光の
花束の中に溶けて行こうか
イルミネーション
夜はまだ続くから
イルミネーション。
イルミネーションを
一緒に見たい、
でも
しばらくはいないから
残念。
この辺のも綺麗、
イルミネーション
和歌山「やっぱりイルミネーションは綺麗だね!」
「イルミネーション」
この時期になると
多くなるね。
この光が人を少しでも
幸せにしてるのかな。
光って不思議。
"イルミネーション行きたいな"
私も行きたいよ、貴方と。
この冬最後の思い出作り。
その日が1番の思い出にして記憶に一生残しておきたい。
けど、隣に居るのは私ではなくあの子なんだよね。
1回でもいいから、貴方と
"イルミネーション行きたかったな"
商店街を挙げてのイルミネーション。クリスマス気分に浸ることのできるイルミネーション。いやぁ、良いですねえ。もう、そんな季節。
僕の家の近くには、クリスマスの時期には毎晩イルミネーションを灯す歯医者がある。幼い頃はそこに行くことを楽しみにしていた。今思えば、あれも子供達に、歯医者に行く=楽しいこと、と印象付けさせるための罠だったのかな(そういう言い方はよくないと思う)。ただ、イルミネーションは僕とはもう、無縁の存在になってしまった。流石にクリスマスに外出はしない(受験勉強)。そもそも、受験勉強がなくても、外出はしない(読書)。
イルミネーションはキラキラして楽しい。ただ、その裏には何か罠が隠されているかも。美しいものには必ずトゲがある。……ご注意を。
イルミネーションみたいな不特定多数じゃなくて
君がいい
イルミネーション…
キャンドルジュンはどうなったん?
イルミネーション
きらめく夜は
家でぬくぬくしていたいから
静かに目を閉じ
イマジナリーイルミネーション
愉しんでみる
………イルミネーション
【イルミネーション】
coming soon !
いつもの帰り道、クリスマスのイルミネーションで冬を感じる
イルミネーション
夜の街を歩く。
沢山のイルミネーションが煌めいている。
光が多い所には人も多い。
まるで虫のようだ。
『イルミネーション』
「クリスマス、ひま?」
何もないような顔をして、だけど頬を染めて尋ねるあなたに、少し驚きながら頷いて返した。
あなたがわかりやすく安堵の表情を見せる。
「一緒にイルミネーション見に行かない?」
「行きたい!」
自分が持っている一番かわいい服をコーディネートしながら返事をした。
「ごめん待った?」
いつもより少し大人っぽくきめたあなたに緊張するのを感じながら声をかけた。
長い睫毛が瞬いて、光を湛えた瞳が私を捉える。
「待ってないよ。今来たとこ」
「よく聞くやつじゃん」
「そっちこそ」
軽口を叩いていつもの調子に戻そうとしたって、一度感じてしまった気持ちはもう元には戻らない。
突然に舞い降りた沈黙がやけに気まずくて、どこ行くの?なんて場違いな明るい声を出した。
「あっちだって」
スマホを鞄にしまって歩き出すあなたの隣に並ぶ。
手と手はまだ、触れあわない。
白く凍った息が静かに解けるのを眺めていたら、あなたがわかりやすく緊張を孕んだ言葉を寄越した。
「服、かわいいじゃん。似合ってる」
「……ありがとう。あんたも似合ってるよ」
心の中で大喜びする自分は必死に抑えて、紅くなった顔を隠したままあなたに言葉を返した。
今が夜でよかった、なんてひとつ息を吐く。
愉快な音楽と軽やかに音を鳴らすブーツに任せて足を進めると、あなたがここだよ、と足を止めた。
「……すご。綺麗」
目の前にそびえ立つクリスマスツリーは光に囲まれて、まわりの物も全てが明るい。
幻想的とか、夢幻的とか、そんな言葉が似合いそうな雰囲気だった。
「おまえと見たかったんだ」
そんな言葉に、少し高いところにあるあなたを見つめる。
イルミネーションに照らされて、頬が柔く光を帯びているあなたに胸が高鳴った衝動のまま、その手を握った。
かわいいクリスマスですね。
私はウニの研究をするらしいです。どうせ過ごす人もいないんで全然問題ないんですけどね😭
クリスマスも近いイルミネーション✨
見てるだけで心落ち着く。
1人で見るのも良いけど、本当に大切な人とイルミネーション見たいな
(* ˊ꒳ˋ*)
「イルミネーション」とかけまして
「電気ねずみ」と解きます。
その心はどちらも「ピカピカ/ピカピカ」でしょう。
イルミネーションを君と行く想像していたけど
結局今年もクリぼっちっぽい
今日は久々の練習のない休みの日。史貴と有名なイルミネーションを観に行く約束をした瞳は待ち合わせ場所に急いで向かっていた。
約束の時間にはまだまだ余裕があるが、いつだって彼はそれより先に待っている。こんな寒い日に外で何十分も待たせるのは、さすがに申し訳ない。彼のことだから、好きで待っているのだから気にしなくていいと言うのだろうけれど。
待ち合わせの場所は駅前広場の銅像の前。どこぞの犬の像みたいに、ここら辺に住む人間にはメジャーな待ち合わせ場所だ。
「史ちゃん!」
銅像の台に凭れかかって、文庫本を開いている青年に向かって瞳は声を張り上げた。
呼ばれた青年はゆっくりと顔を上げて、こちらを向く。瞳の姿を認めて、輝くような満面の笑みを浮かべた。
文庫本を閉じると、トトトと軽やかにこちらに走ってくる。
「おはよう、瞳」
「ええ、おはよう」にこりと微笑んで瞳は答えると、すぐに眉を八の字にした。「待たせて、ごめんなさい」
「さっき来たところで、そんなに待ってないよ」
予想通りの答えが返ってくる。瞳はくすりと小さく笑った。
「嘘、頬っぺが赤くなっているわ」
彼女がそう返すと、彼ははにかんだ。
「楽しみだったから、落ち着かなくってさ。待つのは好きだから、気にしないで」
むうと瞳は唇を尖らせた。
「史ちゃんと約束すると、時間より早く来ても、それよりももっと早く来ているのだもの。どうせなら、中で時間を潰してくれていたらいいのに」
「入れ違いで瞳を待たせるかもしれないだろ」
「そんなの……別にいつも待たせてるのだから、構わないわよ」
「俺が構うの!」
ぶんぶんと首を横に振って、彼は軽い笑い声を上げた。瞳は彼をじっと見つめた。急に黙った彼女に気づいた彼は、不思議そうに彼女を見やった。ぱちりと目が合ったとき、彼の顔が別の意味で朱色に染まる。
その姿を見て、瞳は敵わないなあと息をつく。彼の手を取ると、引っ張って歩き出した。すっかり冷え切っているから、口で言う以上の時間を外で待っていたのだろう。小さな頃は同じくらいだったのに、いつの間にか自分の手よりずっと大きい。
「あ、俺の手、冷たいから……」
彼女に引きずられるように歩き出した彼がそう言ったとき、瞳は彼の手をぎゅっと握り締めると振り向いた。
「あのね、史ちゃん。わたしのこと、あんまり甘やかしちゃ駄目。こうしたら、ちょっとぐらいあったかいでしょ」
顔を赤くした瞳はつんとして、そう言い放った。彼ははにかむと彼女の手を握り返す。
小さな静かな路地の先の
小さい広場で
冬の冷たい雨の夜
素朴な可愛らしいノエルの光
濡れた石畳に
綺麗に反射して
煌めいて
寒くて冷たくて雨で綺麗で
ここが好きだと
何があっても好きだと