『やるせない気持ち』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
昨日、急な強い雨
急いで家中の窓を閉めて回ったら、
床が濡れていたのに気付かず
足を滑らせ壁に思いっきりぶつけてしまった
痛くて歩けない
今朝、病院へ
何年ぶりかのレントゲン
やっぱり骨折
数歩だけでも負担がかかってしまう
健康って大切
身に沁みてそう思う
日頃は私の末っ子みたいなワンコだけど、家族に面倒をみてもらう
一緒に散歩に行けなくてごめんね
いつも通りゴロ寝してる姿
いたたまれない
どんな気持ち?
なんて…実はいつもより楽しんでいたりして
やるせない気持ちわからないから。
やるせなくないから。
やるせなくなることないから。
やるせなくなったら。
やるせないことわかったら。
「やるせない気持ち」が書ける。
「やるせない気持ち」
やるせない気持ち。
何をしても最近うまくいかない。
なんで。どうして。と思い、自分に腹が立つ。
とりあえず、落ち着くためにコーヒーを私は飲んだ。
私が1番楽しかったのは中学生の時。
仲良かった友達とずっと一緒にいれたから。
その友達と高校で離れた。一緒の高校ではあるけど、専攻が違うから、それから離れてった。
一緒にいる友達のグループも違って話すのも億劫になった。その友達はキラキラグループで話してたから、劣等感みたいなのがまとわりついた。いや、私が臆病になっただけ。
中学の時はテストの点とか競ってたけど高校は専攻違う。だからテストの内容も違う。元々好きになるものは被らなかったからきっかけもない。同じ部活、競い合いが無くなったら繋がりは簡単になくなった。
それからは別の友達と話しててもなんか足りなくて楽しくないし。高校でもある程度他の友達作って遊んだけど縁が希薄になったり、家で離婚再婚どうのこうのってゴタゴタしたり、大学行けるか金あるかって進路のこと考えたり、好きな人と友達が付き合ってうんぬんかんぬんって、もうなんか面倒になった。で、どうでも良くなった。
高校は嫌い、家は大嫌いになった。毎日なぁなぁに過ごした。それでもその友達は楽しそうに青春してた。けど話しかけるのができなかった。他のことはどうでもよかったのに、どうしてもそれだけ気になった。
で、卒業。
連絡先は持ってる。
けど話しかけられない。
なんでかな、アイツが彼氏作ったからかな。
廊下でイチャイチャ見るの嫌だったな。
今更なんて話しかければいいんだろ。
あーあ。
やるせない気持ち
私は、あなたに憧れていたんだと思う。
あなたの言う
「いいんじゃない?」に
あなたの言う
「君はどうしたいの?」に
あなたの言う
「そんなことを言ったら、君のことを好きな人が悲しむよ」に
ずっと、ずっと居場所を感じて生きてきたのだと思う。
苦しくて、切なくて、
でも嬉しくてたまらなくて、安心して、
気づけば弱みを見せてしまうあなたのことを
私は心から好きだと確信していたのだと思う。
否定もせず、遠ざかりもしない。
けれどそこには、簡単には越えられない透明な壁がある気がいつもしていた。
その壁を越えたくて、もしかして私なら越えさせてもらえるんじゃないか。そんな気がして。
追いかけて追いかけて、
近づきすぎて、追い越して、
振り返った時突然小さく見えたあなたに
私はひどく驚いたの。
国語辞典を開く。
前の仕事でたまたま押収したものだ。
こんなにじっくりと本のページを繰るのは久しぶりだ。
タバコの煙を吸い込む。
クールの、爽やかなメンソールの味が鼻を抜けていく。
本をこんなにじっくり眺めるのは、幼馴染が生きていた時以来だ。
こんなにゆっくりとした一服の時間を持つのは、一人でフリーとして仕事をしていた頃以来だ。
俺は、路地裏とアンダーグラウンドを仕事場とし、棲家とするしがない何でも屋だ。
殺しと虐待以外なら比較的なんでもやってきた。
俺はこんな日陰者でありながら、非道になりきれずに、こうして暇さえあれば過去に入り浸る、弱っちい男だ。
逆に俺の相棒は、殺しと虐待にかけちゃ、一流だった。
奴はまともな感性を持っていなかった。
奴はどんな間柄の誰であろうと、ソイツの怯え嫌がる表情を見たがった。
こういうやつは、この世界じゃ長生きする。
奴は、俺が欲していた非道さと、俺が望んでいた図太さを兼ね揃えていた。
だから奴とタッグを組んで殺しを始めた時、満たされた気分になれた。
こんな意気地なしの俺でも、奴の手を借りれば、自分の使命を達成できるってな。
俺の仕事_使命は思ったより楽しいものではなかった。
奴は身勝手で、気分屋のクズで。
おまけに俺の苦悩も見たがった。
奴と過ごすのはそれなりに苦痛も伴った。
でも、奴と過ごした日々はまあそこそこ楽しかった。
奴と俺の間には、なんとも形容し難い、よくわからない信頼があった。
でも、何より奴といて良かった点は、奴と話している間は、タバコの爽やかな味を、忘れることができたことだ。
俺の脳の片隅でいつまでも燻り続ける、幼馴染が遺していった遺書とそこに染み付いたクールの煙の、やたら爽やかな香り。
奴といる間は、その炙られるような痛みが、一時だけ忘れられた。
幼馴染のアイツと本を眺めながら語り合ったあの過去を、忘れることができた。
それは俺にとって救いだった。
救いだったのに。
ある日、奴はフラッと消えた。
最初はいつものように気まぐれだろう、と思った。
どこぞの女か、虐め甲斐のある半グレにちょっかいかけにいったのかと。
奴がフラッといなくなるのも、よくあることだった。
だが奴はいつも生きて、いつの間にか帰ってきた。
ところが今回、奴はまだ帰ってきていなかった。
…奴の最後の依頼を片付けてから、もう一年になる。
後悔の痛みは、アイツとの過去は、奴と会えなくなった俺の脳をジリジリと焼いていった。
俺はまた、爽やかなメンソールの味に溺れるようになった。
なよった意気地なしの役立たずに戻った。
焼けた脳は、アイツとの思い出を繰り返し、焼き増した。
今日だって、ふとアイツと二人で、分厚い辞典を開いて、文通ごっこをしたあの遠い日を、思い出してしまった。
タバコを吸う。
爽やかなメンソールが、口と鼻を満たす。
ページを捲る。
【やるせない】
だいぶ読み進めて、重さの偏った手の中に、その言葉はあった。
初めて知った言葉だった。
初めて、心にしっくりと染み込む言葉だった。
【やるせない】、【やるせない気持ち】
俺は何度も口の中で反芻する。
タバコの煙がふわりふわりと宙を掻く。
俺が昔から今までずっと抱えているこの気持ちは、こんな名前だったのだ。
【やるせない気持ち】
言葉が脳の火傷に染みる。
痛みが増したような、それが快感のような変な感覚だ。
奴と話している時のような、アイツとの幸せな思い出を脳裏に上映している時のような。
「やるせない気持ち」
低くくぐもった俺の声が、耳に聞こえた。
タバコの先から火種がぽとり、と地面へ落ちた。
─── やるせない気持ち ───
後悔はしてない
懺悔もしない
神は私を裁けばいい
地獄へ堕ちる
上等だ
その覚悟もなしにやるものか
怖いものなど何もない
それなのにどうして
涙が頬をつたう
心に吹くこの風は
無意識に感じている贖罪なのだろうか
“やるせない気持ち”
失礼いたしました。明らかに緊張した様子で慣れない敬礼をした新人がロボットの様に執務室を出ていく背中が自動ドアの向こうに消えていくのを見送って、はあと思わずため息をついた。
大きな戦争を何度も繰り返し、ようやく掴み取ったはずの平和はもう既に当たり前のものになったらしい。数年前までは、生き残るだけでどんどんと昇進していったものだが、今はそうもいかないらしい。先ほどの新人の歳の頃の自分は既に何人もの部下を率いて前線で文字通り命懸けで戦っていたというのに。
「……これも老害、というやつか……?」
一人きりの執務室で呟いても返事があるわけもなく、俺はまたため息をついた。老害、というほど歳を取ったつもりはないけれど、どうにも世の中は大戦の経験者かそうでない者かで価値観が大きくズレているらしく、偉そうに語る大戦の経験者のことを、若者たちは裏ではそう呼んでいるそうだ。
平和になったのだな、やるせない気持ちで机の引き出しの鍵を開ける。この机の引き出しは特別に注文して鍵をつけてもらったものだ。今どき指紋認証だのカードキーだのともっとデジタルな方法もあるが、この引き出しには鍵を差し込んであける鍵を付けてもらった。
小さな鍵をかるく捻ると、カチャと音がする。引き出しの中には色々なものが入っている。ネックレスにチェスの駒たちに、プラスチックのケースに入った錠剤に、隅の隅まで書き込まれたノートに、楽譜に、写真の入っていない割れた写真立て。そして大量の、遺書の束。
最初は自分の直属の上司の形見だけだったのが、見送った部下のものが増え、気づけば他に引き取り手のいない曰く付きの形見まで引受けることになっていた。中には一言二言交わしたか交わしてないか、なんて者もいるが仕方ない。何せ生き残るだけで昇進するほど人が死んでいく世の中だったから、一言二言交わしただけで生き残った中で一番近しい者に選ばれてしまうのだ。
トントンと部屋の扉がノックされた音にふと我に返る。入ってもよいかと尋ねる数少ない同期の声に無言で答えて引き出しを閉めた。
どうかこれ以上、引き出しの中身が増えることがないように。同期がドアのロックを解除する音を聞きながら、コーヒーを淹れるために立ち上がった。
やるせない気持ち
やるせない気持ち。
あの人には好きな人がいる
私も好きなのに。
やるせない気持ち
誰かに伝えたい気持ちがあり
言葉にできないこの
やるせない気持ち
悔しいやら
みじめやら
ドンピシャにこの気持ちを伝えたいけど
なんて言葉を伝えたら相手に伝わるのか?
もっと私は言葉の勉強をしなければならない
覚悟を決めた
私の言葉が伝わらないこの瞬間であった
やるせない気持ち…。
随分寂しいテーマですこと。
1年前は…。
…やっぱり。
定義的な事から話を広めている。
同じ事をするのもつまらないし、どうしたものか。
…取り敢えず、考えてみますか。
最近はパーソナルな文章が多かったので、たまには物語が良いかもしれない。
物語領域を見渡してみると、男性陣が青い顔をして首を横に振っている。
…なるほど。
確かに、体験したくない感情故、断りたくなる気持ちもわかる。
男性陣がすまなそうな顔をしている。
「こちらこそ」と伝えて物語領域からフラットな思考へと戻ることにした。
…。
大切なキャラ達に悲しい思いをさせるのも忍びないし、あいにく与太話も思いつかない。
ここは自分が請け負うとしよう。
────────────────────────
大人になってからというもの、
会う人会う人から頂戴する言葉がある。
それは──「勿体ない」。
例えば、
趣味で描いた絵を見せると──
「せっかく描けるのに、それを仕事にしないだなんて、勿体ない」
任された仕事を一生懸命こなすと──
「せっかく能力があるのに、こんな所にいるなんて、勿体ない」
人間関係が好きで辞められないのに──
「ココよりもっと稼げる場所があるのに、勿体ない」
どれも頂戴している言葉は、褒め言葉だ。
喜ぶべきものだ。
しかし、皆最後にこう言う。
「転職した方が良い」
「ココじゃないもっと別の良いところへ行ったほうが良い」
これらの言葉は、仕事に慣れ、周りの人と親しくなればなるほど言われやすい。
何年も仕事を共にしたからこそ言える事だが、これらの言葉をくれる人に悪意は一切ない。そこにあるのは純粋な助言だ。
しかし、やんわり断っても、無視しても何度も手を変え品を変えこの言葉は届き続ける。
だからこそ余計に「あなたの居場所はココにはない」と言われているように感じ、やるせない気持ちになってしまう。
言葉に従い今度こそはと転職を重ねても、毎回同じ事が待っている。
人から「勿体ない」という言葉をもらう度、襲い来るやるせなさと同時に、私の頭の中は疑問符でいっぱいになる。
何故「勿体ない」と言われるのか、分からない。
失礼ながら「変な幻覚を見ていませんか?」と問いたくなってしまう。
人は一体、
私に何を、見ているというのだろうか?
いい加減答えを知りたいのだが、いつも貰えるのは「勿体ない」という言葉ばかり。
その度に何度も自分を振り返り見たが、分からない。
どうしてこうも自分のことになると、捉えられないのか。
まったくもって、やるせないものである。
「やるせない気持ち」
4ヶ月以上に渡る我が子の中耳炎の治療が晴れて終わりを迎えた
通い始めてすぐは3日に一度のペースで通い、徐々に一週間後、二週間後と間隔があいて
治療期間中に一、二度風邪をひき、またズルズル治療期間が伸び、苦節4ヶ月半。ようやくこの病院通いが最良の形で終わったのだ。本当に長かった
元々良くない流れはあったのだ
少し目を離した隙に怪我をし、足の爪が真っ黒に内出血した我が子。慌てて整形外科へ駆け込み、骨に異常はないので様子見になっていた
これはそのうち爪がポロっと取れるやつだという意見は聞いていた。でも2日で取れるとは思わないじゃないか。こんなに血が止まらないなんて、どうしたら良いかもわからない
夜だったので救急外来へ駆け込んだ。奇しくもその日は耳鼻科を卒業した翌日で…
足を包帯でぐるぐる巻きにされた我が子と共に「明後日またココに来て下さい」と担当医に告げられ、この子の戦い(病院通い)はまだまだ続くのね…とやるせない気持ちになった
好きな小説作家さんが亡くなった
そんな知らせをきいたのは
その方が儚くなってから一月後だった
会ったこともない、顔も年齢も詳しくは知らない
でもその方が紡ぐ言葉が、創り出す世界がすきで
ただひたすら創作されていく世界を追いかけていた方だった
人間は生まれながら死に向かい生きている
それは分かっている
それが当たり前で唯一この世で平等なこと
それでも『なんで』『どうして』そんな事ばかり考えて
悲しくて切なくて虚しくてやるせない
まだ気持ちを整理し心に落とし込むには
沢山の時間が必要だ
そしてそれが出来たとしても
あの人の紡ぎ創り出した世界に触れる度
やるせない気持ちにきっとなってしまう
㉒やるせない気持ち
一生懸命働いて
一生懸命愛情をかけて
一生懸命笑いかけても
実の親の笑顔には
かなわない
小児科看護師は
やるせない
【やるせない気持ち】
勇者として送り出されて、どうにか魔王を倒した。感謝してくれとか尊敬されたいとか、押し付けがましく言うつもりはない。けれど、迎えに来たはずの騎士に剣を向けられるとは思わなかった。
ひとりだけ引き離された時点で、疑うべきだったのかもしれない。
「申し訳ないがあなたを国に連れ帰ることはできない」
騎士はとても辛そうな顔をしていた。
「ああ……なるほど? 世界最大の化け物を倒した私はそれ以上の化け物であり脅威になり得るというわけか」
旅の仲間の聖女は一国の王女で魔法使いはその恋人だった。英雄の凱旋にはあの二人がいれば十分なのだろう。
騎士の持つ剣の切っ先が小さく震えていた。私を攻撃することに躊躇いはあるようだ。
人間の未来のために尽力した。少しでも平和に貢献できればと思った。強い力を持って生まれた者として、戦うことが使命なのだと。
けれど、その報酬がこれか。なんともやるせない気持ちで騎士を見た。
「君はそれでいいのか? 私を斬って、後悔はしないか?」
騎士からの返事はなかった。もしかして、人質でも取られているのかな。
切る余裕すらなく伸びてしまった髪を掴んで少し紐の位置をずらした。ナイフを出して、髪の根元側でざっくりと切り落とした。その髪の束を騎士に放る。
「持っていけ。勇者は死んだと言えばいい」
騎士が私を睨んだ。まあ、髪だけで誤魔化すのは難しいよな。
「見逃してくれるなら、私も君を見逃そう」
睨み返せば騎士はあからさまに怯んだ。
「君は魔王より強いのか? 私に勝つというのはそういうことになるが?」
はったりだった。私は魔王との戦いで疲弊していて、とても全力で戦える状態ではなかった。
騎士は切り落とされた髪を拾って、二歩三歩と後退り、背を向けた。一度だけ振り返って、そのまま姿を消した。
思わず漏れたため息は安堵か落胆か。ああ、襟足がすーすーする。髪を切るのに使ったナイフをきちんと収納して、身に着けていた防具をその場に捨てた。
もう魔王の攻撃を心配しなくていい。残党はいるかもしれないが、ほとんどは雑魚だろう。ならば重い鎧はむしろ邪魔だ。
これからどうするか。少なくとも、今までの名前は使えないだろう。
「ああ……そうか、自由だ……」
そう小さく呟いた。勇者の素質があると判明してから、あれこれと色々なことを強要されてきたけど、それももう終わり。
随分と久しぶりに見る青い空を、白い雲がゆっくりゆっくり流れていく。
私はその雲を追いかけるように歩き出した。
行くあてなんかない。目的地があるわけでもない。ただ偽名を考えながら、のんびりと歩いた。自由を噛みしめ、陽射しの暖かさを堪能する。
ついでのようにほんの少しだけ、先程の騎士の幸運を祈った。
捨てた鎧の重さ以上に身体が軽くなっていた。
オリゴ糖の入ったチョコ
1日5個が目安って書いてあったから、最低5個かと思ってもりもり食べた。
糖が吸収されないって書いてあったから、ならカロリーはほぼないってもんだろと思ったら成分表にちゃんと書かれてた。
そしてその横に1日5個以上は食べるなって書いてあった。
……………。
そしてお腹が痛くなった…
「やるせない気持ち」
人が、やるせない気持ちになった出来事について語っているのを聞く時。それこそ、自分は、やるせない気持ちになるのです。
何もかも上手くいかない日が続いてる。
と、仲のいい友達にLINEを送ろうと
文字を打った。
ちょっと考えて、
送らずにスマホを閉じた。
上手くいかないことだらけなのは本当のこと。
頻繁に無くし物をしたり、
自販機でミルクティーを買おうとボタンを押したら
1つ右を押してしまって
おしるこが出てきたり、
こんなことばっかりだけど、
相談するのはなにか違うと思った。
かといって1人で抱え込みすぎるのはよくない。
いつもここで悩んでしまい、
結局ただ運が悪いだけだと思い込んでた。
でも最近はあるアプリを入れた。
惹かれる画像に
短文を添えて投稿できるアプリ。
私のやるせない気持ちは
全てそこに集まっていった。
「好き!」といういいね機能もあって、
承認欲求もそれなりに満たされる。
お昼ご飯を食べ終わった後の
ちょっと暇な時間、
寝ようと思うも寝れない夜の
少し孤独を感じる時間、
ちょっとした空き時間でも
そのアプリを開くようになった。
そうしたら段々と
上手くいかないことは日常から消えていき、
私には
またいつも通りの日々が戻ってきた。
それでもアプリの使用は続けている。
今は
好きな物のこと、
楽しいと感じたこと、
最近の趣味などを投稿してる。
そして今日も
私は電車に乗っている間に
私が大好き好きな漫画の一言を投稿する。
"Good Midnight!"
この世界の誰か2人が
「好き!」を押してくれて、
嬉しくて、電車の中なのに
少しにやけてしまった。
こうやって私は
残りの人生を歩んでいくんだろうと
電車に揺られながら思った。
やるせない気持ち。
好きな人の、大事な人が
自分を虐めてた奴だった話。
虐めってされる側にも原因がある
みたいなのをよく聞くが
じゃあ飲酒運転した奴は飲ませた側にも
責任あるのか?あぁ罰則あるの?
じゃあいいわ。
虐めって言ったって、別に大した話じゃない
裏でリンチされたとか、便器に顔突っ込まれたとか
それ普通に傷害罪じゃん?て言う程酷くはない。
足を引っ掛けられたり、画鋲を椅子に置かれたり
まぁ本人達曰く、つまらない自分を
弄って面白くしてあげているらしい。
まぁ余計なお世話だし、平穏に暮したいのだけど
ちょっとだけ嬉しい事に、クラス1可愛い子が
自分を心配して庇ってくれたりするのだ。
チョロい事に自分は、その子が好きになって
今じゃイジメられたら、これ見よがしに
その子に見つかるようにしてる。
キモい?バカお前、唯一のオアシスの為なら
ピエロでもなんでもなるってもんだろ。
まぁ当然困った事もある、
家に帰ると滅茶苦茶に心配されるのだ、
母子家庭だからかな?ごめんね、とか
謝られるのは本当に勘弁してほしい。
家庭事情なんかアイツらに話すわけねーっての
やられてるのに、理由なんて無いよ、多分
それに、いよいよとなったら全力で抵抗する
勿論、拳で。
そんなある日、母親が笑顔で
「実は秘密にしてたけどー」なんて話しだした
あっ、絶対碌でも無い話だろうなと思ってたら
案の定、再婚するとか言い出した。
いや、別にマザコンじゃないし
母親とはいえ、一人の女なんだから
良い事だと思う、幸せならオッケーです。
でも、その理由として、これで
俺へのイジメも無くなるかも!とか
言い出したから、やるせなくて
家を飛び出した。
嫌なことって重なるよなぁ
たまたま入った公園にイジメっこが居た。
「なんだよお前」って言われたが
「いや、お前がなんだよ、公園はお前の家かボケ」
とか思ってたら胸倉掴まれた。
「家なわけねぇだろ!舐めてんのか!」
って凄まれた、声に出てたらしい
そんな事あるんだなぁ。
まぁでも、俺も虫の居所が悪くて
普通にその後、殴り合いの喧嘩した。
勿論負けた。
「お前、人殴れんのな」
なんて当たり前な事を言われて
「いつかぶっ殺してやろうと思ってたよ」
と答えたら、「こっわ」だってさ
「何もして無い人間イジメれるやつのが
こえーわ」
「‥ごめん、って今更だし
許してくれては言わねぇけど、もうやらね」
わぉ、また声に出てたの?
もしかして:サトラレ?
「‥てかそこは普通に謝れよ
許す許さんは俺に決めさせろし」
今度はちゃんと意識して声に出した。
「そらそうか」
ってなんか笑ってたわ、こっわ。
その後お互い握手して、もう関与しねーとか
今度遊びに行こうぜとか、言い争って
また明日学校でな、という結論に至った。
まぁ悪い気分じゃなかった。
問題は家だなぁ、と考えながら帰宅したら
普通に泣かれた、ごめんなさいとか
そんなに嫌なら考えるからとか
やめてくれよ、別にごねたい理由じゃないよ
急でビックリしただけだ、と伝えたら
今からお相手が家に来るらしく
ちゃんと話し合うことになった。
まぁ、しゃあないか
話は大事だしなぁ。
相手の方も少し遅れてるらしいが
その間に腹は決まっていた。
母をお願いします
優しい人だけど、大人の支えも
必要なんです。
よし、好印象目指す
お小遣いもらえるかもしれんしな。
そうして、家にやってきた相手は成る程
多分母より年上だけど、意志の強そうな
立派な感じがする。
‥のは良いんだけどね。
なんでいじめっ子君も後ろにいるのかな?
連れ子が同級生って
そこは普通、美少女だろ。
なんかニコニコしながら、兄弟よー
今日から貴方も大事な私の子供ね!
とか満開の笑顔で宣う母を
苦み走った顔で見つめる俺達。
やるせなさすぎだろ。
その後、怪我の理由を聞かれて
喧嘩がバレ、滅茶苦茶怒られたし
どっちが兄かでまた揉めたが
なんやかんや、上手くいきそうで
複雑な気分になった。
え?クラス1の美少女?
先輩と付き合ってるって聞いたわクソが。
やるせない気持ち
隣の部屋で毎月
カップルが喧嘩したあと
セックスしてて
とてもうるさくて
やるせない気持ち?
ああはなりたくない
喧嘩する暇あるなら
もっと愛しとけよ