好きな小説作家さんが亡くなった
そんな知らせをきいたのは
その方が儚くなってから一月後だった
会ったこともない、顔も年齢も詳しくは知らない
でもその方が紡ぐ言葉が、創り出す世界がすきで
ただひたすら創作されていく世界を追いかけていた方だった
人間は生まれながら死に向かい生きている
それは分かっている
それが当たり前で唯一この世で平等なこと
それでも『なんで』『どうして』そんな事ばかり考えて
悲しくて切なくて虚しくてやるせない
まだ気持ちを整理し心に落とし込むには
沢山の時間が必要だ
そしてそれが出来たとしても
あの人の紡ぎ創り出した世界に触れる度
やるせない気持ちにきっとなってしまう
8/24/2024, 2:12:17 PM