『もっと知りたい』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
私のことをもっと貴方に知って欲しいし、
貴方のことももっと知りたいの。
でも、この気持ちは心の奥にそっとしまっておくね
「もっと知りたい」
もっと知りたい
あなたのことを余すことなく知っておきたい。
好きなものから元恋人が何人いたかまで。
あなたの何もかもを私が知っていたい。
だって、あなたのことを知っていればあなたを常に幸せで いっぱいにできるでしょ?
私はあなたの喜ぶことをしたい。
二人で幸せになりたい。
いつかあなたがそばからいなくなって、あなたの好きなものが私の嫌いなものになっても。
あなたを知りたい。
あなたが嬉しそうに話したエピソードが私の日々を苦しくさせても。
あなたの全てを知りたい。
あなたがいなくなっても、あなたの情報は一生涯覚えておくよ。昨日よりも今日。
あなたをもっと知りたい。
うちのクラスには、美しいひとがいる。それはもう絵に描いたような美少年だ。名前は瀬川くんという。
もちろん、そのへんにいくらでも落ちている石ころみたいな私が、高嶺の花である瀬川くんに話しかけるだなんて、そんな大それた真似はできない。
けれどもこうして彼の姿をじっくり眺めることができるのは、後ろの席の特権だ。自分の苗字が「瀬木」であることに感謝しなければならない。どうかこのまま1年間席替えすることなく、出席番号に則った席順であり続けますように。そんなことを、私は切に願うのだった。
そんなわけで、私は今日も今日とて、特等席にて瀬川くんの鑑賞に勤しんでいる。
後ろ姿を見ているだけでも目の保養になるなんて、何事だろう。それほどまでに、瀬川くんを形づくる線は繊細で美しい。さらさらの黒髪と色白いうなじのコントラストに、つい見とれてしまう。
授業の内容はそっちのけで、脳内でそんな実況を繰り広げていたとき。私はふと、"それ"の存在に気づいてしまった。
首の付け根のあたり。シャツの襟で見えるか見えないかの微妙なところに、ちいさなほくろがあるのを見つけたのだ。
それが目に入った瞬間、私は妙にどきりとした。心臓が早鐘を打ち始めて、なんだか胸のなかがふわふわする。どうしてか私はいま、見てはいけないものを見てしまったような感覚に陥っていた。
ぽつんと小さく在るそれは、彼が生きた人間であることの証のようで。もちろん瀬川くんは紛れもなく人間なのだけど、なんだかときどき不安になってしまうのだ。それは、ふれたら消えてしまう淡雪の儚さとよく似ている。
きっと、後ろの席の私しか気づいていない。ひょっとしたら、瀬川くん本人も気づいていないかもしれない。首の付け根に、ちいさなほくろがあること。
私しか知らない、瀬川くんのこと。ひどくちっぽけで、取るに足りないことでも、なんだか嬉しかった。それからどこか甘やかで、少し切なかった。
この気持ちはなんだろうと考える前に、たしかに感じたその淡いときめきを、私はそうっと大切に、心の奥にしまったのだった。
【テーマ:もっと知りたい】
【もっと知りたい】
…よりは、もっと繋がりたい
が、強いかな
色々知りたい願望はさほどなくて
ただただ、
もっと一緒に楽しい時間を過ごしたいって思ってる
全部を知ることが幸せとも限らないしね
【もっと知りたい】
君と出会って
もうすぐ半年
最初はいろんな君を見れて
とても新鮮だった
でもだんだん欲が出てきた
"もっと知りたい"
何を考えてるのか
何を思ってるのか
何が好きなのか
こう思うのは自分だけなのかな?
君も同じ気持ちだったらいいな
モナリザ
蜂蜜のような目のロリータ服の少女を、舐めるように見つめた。今少女は私と全くの別物となり、私の仄暗い嫉心が唆されるのを感じた。絵に嫉妬だなんて間違っている。しかし同時に私は常に正しくもあった。私がこの少女を描いたというのは正しい私への罰としか言いようがない。憎しみが込められるほど甘く光る絵の女に私は酷く息苦しさを感じた。どこをとっても可愛らしい。そんな姿のために私は少女を描いたはずなのに、その姿は私を夢のように圧迫していた。これだから可愛い女の子は、描いていて苦しかった。
もっと知りたい
踏み込まれる度に同じだけ後ろへ下がった。正面から向き合おうとする相手に失礼だと知りながら、どうしてもその目を見つめ返せなかった。「教えて?」と問われる度に「これで全部」と嘘をついて、ありがとうねと話題を逸らした。
***
邪魔をするのはいつだって過去の自分自身だ。領域を無遠慮に踏み荒らされたこと。まともに取り合ってもらえなかったこと。優しさを振り払ってしまったこと。押し付けられた義務感と上辺だけの親切心。強くいなければならなかったこと。気づけばいつも一人だったこと。そのうちそれを進んで選択するようにしていたこと。
廃品回収の来ないゴミ捨て場に溜まったそれは未だ重く存在を主張している。
***
「いいよ、どうでも」
「よくないよ」
何度目かの押し問答にうるさいな、と叫びそうになるのを必死に抑えて「わかったよ」とだけ返した。分かったならいいと矛を収めた相手に小さな罪悪感を覚えて思わず首を抓る。今が夜で、君が正面にいなくてよかった。こんなところ、絶対に見せられない。手はそのままに硬い声を無理やり柔らかくしてありがとうねと退避路を作る。己の行動はどこまでもおぞましくて、同時に優しい言葉を真っ直ぐ受け止められる心の綺麗さはもう随分前に失くしてしまったことを自覚した。
知りたいと踏み込む1歩が大きな勇気を伴うことは知っている。
それなりの覚悟があって正面に立たれているのも分かっている。
離れていかないという言葉を信じたいとも思っている。
確証は無い。経験もない。成功体験もない。再演なんて耐えられない。それでも、君を手離したくない。
──それなら、この先も抱えるのは一人でいい。
汚い嘘は知らないまま幸せでいてほしい。
知りたいことは、教えてあげられそうにない。
たった一言の救難信号の出し方すら、もう私には分からないのだ。
好きな食べ物、好きな飲み物。
好きな本、好きな映画。
嫌いな人、嫌いなもの、嫌いなこと。
趣味とか、特技とか、悩みとか。
誕生日とか、血液型とか、友達とか。
私、あなたの事…
【もっと知りたい】
もっと知りたい
自分には人に言いづらい悩みがある
家族はもしかしたら気づいているかもしれない。
知らない人がたまたま同じ時を過ごすことになり、手持ち無沙汰で世間話を始めたとして…その人が悩みがあってと何かを言ったなら…
実は私もこんな事で悩んでてね…なんてサラッと言えたりするのかも。
他人からしたらよくある話なのかもしれない。
ありふれてるかも知れない。
でもその事が私の人生を狂わせて、今だに縛り付けてくるのだから、大したものだ。
誰にも話せず心の奥に秘めて…
長い時をその人にしかわからない傷や病を抱え生きているのだろう。
それはもしかしたら私らしさなのかもしれなくて、個性、特性、特徴
なのかもしれないけど…
ならば、堂々と前向きに開き直り、こんなふうにしか生きられない私という人間をどうぞよろしくね…なんて言えたら、笑い飛ばせたらどうだろう。
それでも言われるんだ…「だから嫌われるんだよ」と…
誰かが言った…
「それが人生さ」と…
お題『もっと知りたい』
夜の部屋は静かで、窓の外の街明かりだけがぼんやりと差し込んでいた。
ソファに並んで座ると、猪野琢真はちらりと隣を見た。
「七海サン」
呼ぶと、七海建人は手にしていた本から顔を上げる。
「どうしました、猪野くん」
落ち着いた声。いつも通りの丁寧な口調。
それなのに、恋人になってからはその一つ一つが妙に甘く聞こえる。
猪野は少し身を寄せた。
「……七海サンのこと、もっと知りたいなって思って」
「私のことを、ですか?」
「うん。仕事の時とか、普段の時の七海さんも好きだけどさ、俺が知らない七海さん、まだいっぱいある気がして」
七海は一瞬だけ目を細め、それから小さく笑った。
「君は十分、私のことを知っていると思いますが」
「全然。実は一番好きな食べ物とか、リラックスできる休日の過ごし方とか、俺と会うより昔のこととか。あと……」
猪野は少し照れながら、七海の手に指を絡める。
「俺のこと、どれくらい好きとか」
「……それは、随分と難しい質問ですね」
七海はそう言いながらも、手を振りほどかない。むしろ指を軽く握り返してくる。
「言葉にするのは得意ではありません」
「でも知りたい」
「困りましたね」
そう言いつつ、七海は少しだけ琢真の方へ体を寄せた。
肩が触れる距離になる。
「では一つ、教えましょう」
低い声でそう言って、七海は琢真の肩に額を預けた。
「君がこうして隣にいると、安心します」
思わぬ言葉に、猪野の心臓が大きく跳ねる。
「それって……」
「つまり、かなり好いているということです」
さらりと言われて、猪野は顔を赤くした。
「……七海サンずるい」
「何がでしょう」
「そういうの、急に言うから」
七海はくすりと笑う。
「君が『もっと知りたい』と言ったのではありませんか」
「それはそうだけど……」
猪野は少しむっとして、七海の肩を抱き寄せた。
「じゃあ今度は俺の番。七海サン」
「はい」
「俺、七海サンのことめちゃくちゃ好き」
耳元で言うと、七海はほんのわずかに息を止めた。
「……ええ、知っています」
「まだ足りない。もっと知ってほしい」
抱きしめる腕に力を込めると、七海は小さくため息をついた。
「本当に、君は——」
そう言いながらも、その声はどこか柔らかい。
「……いくらでも知るつもりですよ。これから先も」
その言葉を聞いた瞬間、猪野は思った。
ああ、きっと一生かけても。
この人のことを、もっと知りたい。
2人きりの生徒会室。
書記である1年の俺と、生徒会長である2年の先輩。
俺達は先ほど終業式を終え、来年度に向けて生徒会室の整理を進めていた。
「先輩ってなんで生徒会入ったんですか?」
「内申点」
先輩とは半年前の生徒会選挙が初対面だった。
その時はクールで冷たそうだな…と思っていたが、話してみると案外そんなでもないと知り、今では仲良くなった方だ。
しかしまだ半年の関係値では知らない事も多い。そう思ってなんとなく投げかけた質問。
返ってきたのはあまりにもドライな回答だった。
「…さすがにもうちょっと綺麗事で返ってくると思ってたんですけどー?」
「でも実際そんなもんじゃない?キミは学校の役に立ちたい〜生徒の模範になりたい〜って理由で入ったの?」
「いいえ、全く」
「ほらね」
即答した俺に対してくすくすと笑う先輩。
クールな優等生を貫いてる先輩が年相応の女の子のように笑うもんだから、一瞬見とれてしまった。
学校の代表で先生や生徒から頼られる生徒会長も、ただの一般の高校生なんだと改めて実感する。
「でも生徒会長がそんなんでいいんすか?」
「いいんじゃない?どうせあと半年だし」
先輩が生徒会長でいるのはあと半年。
先輩がこの学校を卒業するのはあと1年。
長いようで短い。
本音を言うなら、先輩が卒業した後も…
「…俺、生徒会長目指そっかな」
「お、いいね。応援するよ」
「そんで先輩以上の生徒会長になって、私いい後輩持ったなぁ〜って先輩泣かせてやりますよ」
「言うねぇ」
温かい目で見つめてくる先輩。
年下扱いで俺の事なんて眼中にないんだろうけど、いつか絶対に見返してやる。
この半年、1年で、もっとあなたのことを知れるかな。
次に先輩に会えるのは生徒会で参加しなければならない新入生の入学式。
あぁ、半月後が待ちきれない。
もっと知りたい
今日、卒業を迎えた。
皆で泣いて、笑って、とうとう終わった3年間。
アルバムに、寄せ書きをもらって、卒部式をして。
生徒会の子たちにも、ありがとうと伝えて。
幕を閉じた3年間。
俺は、同級生を知ろうとしなかった。
ただ、同じクラスにいるだけの同じ年の人たち。
隣の席にいる子を、話しかけてくれる子を、
騒いでいた男子たちを、俺は知ろうとしなかった。
卒業した今、“もっと知りたい”なんて遅いのに。
【書く練習】
今日の書く練習はお休みします。
最近図鑑を見るのにハマっている
宝石
カクテル
お菓子
検定
料理など
写真付きで分かりやすく、説明も短くて
集中力が無い自分にはちょうどいい
勉強のように詰め込んだ時よりも
何となく記憶に残りやすい感じがする
知識が増えることに
達成感と爽快感がやってくる
今日ももっと知りたいという欲を引っさげ
図鑑を読み漁る
”もっと知りたい”
今、あの人は何をして、何を感じているんだろう。
誰を想って眠りにつくのだろう。
寂しいときには誰に会いたくなって、
嬉しいときには誰に伝えたくなるんだろう。
心を焦がして恋い慕う、そんな相手がいるのだろうか。
一生をかけて守りたいと誓える相手と、
すでに出会っているのだろうか。
半年近く退勤後に毎回1時間も雑談してくれるような、
そんな優しい2歳上の貴方は
私といて、楽しいと想ってくれているだろうか。
’バイト先’という環境で、私をどう感じているだろうか。
どれだけ雑談を重ねても、ふとした時に気づくのは
いつもまだ見たことのない貴方で。
「ここまで心を開いてくれたんだ」と嬉しくなる反面、
「この人の本音はなんなんだろう」と不思議になる。
もっと知りたい。
もっと近づきたい。
あわよくば、私を最後の女にしてほしい。
そんな気持ちを抱えたまま私は、貴方を想って眠りにつく。
【もっと知りたい】
キミのことを
もっと知りたいと
あなたに言ってもらいたい
こんなこと
誰にも言えない
「もっと知りたい」
着飾って大人のふりをした子猫ちゃんに
まだ知らなくていいんだよと、頭を撫でた。
お題「もっと知りたい」(雑記・途中投稿)
今使っているCADソフトの使い方……。
もっと知りたい
もっと知りたい
好奇心、向上心どちらも強いが
飽き性な私。
何でも知りたくて
信じて見入ってしまうけど
飽き性なおかげで
深入りせずにすんでいる。
でも
できるなら
世界中の日常にある
小さな幸せな話が
もっと知りたい。
お題【もっと知りたい】
好きなことなら、何でもくわしくなるし、もっと知りたい!って思う。
でも、なんでだろう。
好きじゃないことは全然、詳しくなれないし、もっと知りたい!とは一切思わない。
好きと好きじゃないでは雲泥の差がある。
でも、好きじゃないこと、興味がなかったことを
ちゃんと見つめてみると、案外好きになれたりする。
「好きじゃないからやらない!」じゃなくて、「好きじゃないから、知ってみるのもいいかな。」って思うと、人生変わるかもしれないよ。
先入観でいくんじゃなくて、ちゃんと中身を見る。